2017年07月02日

2017年上半期 マイベスト20

今年も上半期が終わりましたが、個人的には、3月の終わりに日本から上海に引っ越したこともあり、かなり変化の多い期間でした。
最近は、中国のネット規制のおかげで、なかなか思うように日本の音楽が聴けない日々。
サブコンもまともに参加できなくなってしまいましたが、そんな中でも聴いていた今年上半期のお気に入りの楽曲を20曲選んでみました。 

20.流動体について/小沢健二

この先発売されることは無いだろうと半ば諦めかけていたオザケンのシングルが突然リリースされるというサプライズ。
「もしも間違いに気がつくことがなかったのなら」と、90年代に自身が作り上げたムーブメントを否定するかのようにも受け止められる歌詞が衝撃的。
個人的には、「その時、愛」の音源化と、過去のアルバム未収録曲の再リリースを強く希望します。

http://www.youtube.com/watch?v=dajpqaThpO4

19.黄昏シンフォニー/KEYTALK

メロディーも歌詞も陳腐で、KEYTALKらしさが感じられない。
そんな第一印象でありながら、不思議と何度も聴きたくなってしまう曲。
思えば、メロディーと歌詞がシンクロした爽快な王道ポップスを作るセンスこそがこのバンドの魅力。

http://www.youtube.com/watch?v=UYDYACyS4tc

18.洗濯機と君とラヂオ/マカロニえんぴつ

「洗濯機と君とラヂオ」というフレーズが強烈。
サビだけでなくAメロBメロすべてのメロディラインにキレがあって何度でも聴きたくなります。
MVの無表情で踊るダンスの中毒性。

http://www.youtube.com/watch?v=LLYPfI-cFcc

17.ダルマさんは転ばないっ/オメでたい頭でなにより

「ダルマさんが転んだ」をテーマにしたネタ要素満載の歌詞。
「ひゅるりらり」のフレーズが印象的な、和テイストのサビのメロディは口ずさみたくなります。
歌詞もメロディもメンバー自身も、全部クセだらけなのに、そこを綺麗にまとめあげるセンス。

http://www.youtube.com/watch?v=xuKZq5Jp3YI

16.触らぬキミに祟りなし/MOSHIMO

「猫かぶる」「命短し恋せよ乙女」に続く、中毒性歌謡曲的ディスコロック。
ちょっぴり毒の入った歌詞は、このバンドならではの魅力。
CHEESE CAKE時代とはまた違った、MOSHIMOとしての個性を確立してきていますね。

http://www.youtube.com/watch?v=bZbTiSb3DZE

15.キツネ憑きの唄/セプテンバーミー

和のテイストが入った中毒性ロックチューンと言えば、このバンドも忘れてはいけません。
「コンコン今夜」から始まって「イロハニホヘト」「イナイイナイバア」と、盛り込みすぎとも思えるほど中毒要素がたっぷり詰め込まれたサビは、何度でも聴きたくなってしまいます。
日本人好みの要素を巧みに取り入れるセンスが秀逸。

http://www.youtube.com/watch?v=eEmpIMa36gg

14.We Don't Need To Talk Anymore/w-inds.

もはや、世界に通用するダンスボーカルグループの域。
突き抜ける声量の高音ファルセットが絶品。
3人のパフォーマンス自体に加えて楽曲自体のクオリティの高さも安定しています。

http://www.youtube.com/watch?v=Pc3Wq1lVThg

13.MAGIC/AAA

ここ最近w-inds.ばかりに注目していましたが、AAAも今回相当かっこいい楽曲を届けてくれました。
爽快で明るいイメージの強いAAAですが、「MAGIC」はダークでアダルトなイメージ。
ブラックミュージックのエッセンスで新たな魅力を見せてくれます。

http://www.youtube.com/watch?v=rmg2N0JZYfg

12.キルミー/SUNNY CAR WASH

今までいるようでいなかったandymoriのフォロワー的存在のバンド。
andymoriすぎるほどandymoriですが、こういうバンド探していたかも。
楽曲から伝わってくる、バンド活動にひたすら純粋に打ち込んでいるような青春感。

http://www.youtube.com/watch?v=8AkTa5QjssU

11.シーブリーズ/ムノーノ=モーゼス

夏の訪れを知らせてくれる海風の香りを届けてくれる楽曲。
普遍的なロックンロールをベースにしたどこか懐かしいサウンド。
「青春ロックバンド」感が溢れるほどに伝わってきます。

http://www.youtube.com/watch?v=BaJz1r2NOD8

10.チェリー/グッバイフジヤマ

http://musinacl.seesaa.net/article/448724937.html

グッバイフジヤマのライブで最初に演奏されることでもおなじみになりつつある、スピッツのカバー。
原曲へのリスペクトが感じられるシンプルなアレンジ。
少年性を残した純粋なボーカルの「チェリー」感。



9.POWER/Lee&Small Mountains

魂を揺らしてくれるような心地良いグルーヴ。
ブラスと鍵盤の音色が醸し出す夜の街のキラキラ感。
普段着感で楽しめるポップなソウルミュージック。



8.ROCK THA TOWN/Sexy Zone

今年はw-inds.やAAAだけでなく、ジャニーズもこの手の楽曲を届けてくれました。
ファンキーなブラックミュージックのテイストが最高にクール。
年齢がようやくグループ名に追いついたと思えるほど、大人のセクシーな魅力が溢れています。



7.Hit It Up/Omoinotake

冒頭の「2人抜け出して」のフレーズから一気に心が掴まれました。
踊り出したくなるような鍵盤の音色が響くシティポップは、ライブが絶対楽しいはず。
Official髭男dismと同じく島根出身とのことですが、島根にはこういうバンドが育つ土壌があるのでしょうか。



6.カサネテク/中村千尋

女性の合コンテクを重ねて羅列した歌詞がインパクト抜群。
単なるネタ曲で終わることなく、クセになるメロディと踊りたくなるサビの振り付けが秀逸。
世の中の女性を敵に回すようなフレーズを連発した後に、「泣きたい夜もあるけど掴みたい幸せがあるから」と弱さを見せて共感を買おうとする計算高さ!



5.犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!/Official髭男dism

ブラックミュージックをベースにしながらもここまでポップでキャッチーな楽曲を作り上げてしまうセンス。
普遍的な幸せを「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」というフレーズで表現した歌詞のセンスも秀逸です。
「レポート」収録曲では、ライブパフォーマンスに定評がある「異端なスター」もオススメ。



4.桃色/tonetone

http://musinacl.seesaa.net/article/449279151.html

春のぼんやりとした空気感をここまで鮮やかに表現できている曲ってなかなか無いと思います。
甘くとろけるようなメロウな歌い出しから疾走感のある間奏を経て、サビ部分で再びゆったりとメロウなムードを醸し出すという構成の心地良さ。
間奏のハンドクラップは、必ずやりたくなります。
美女(?)たちがたくさん登場するMVにも注目。



3.塩と砂糖/フレンズ

冒頭16秒間の「何か楽しいことが始まりそうなワクワク感」が秀逸。
甘い女性ボーカルが歌うポップなメロディと男性ボーカルのラップパートの絶妙なバランス。
ライブで一緒に踊りたい楽しい振り付けにコミカルなMVも含めて、何もかもが絶品。
メンバー全員、フレンズで活動しているときが一番輝いているように見えてしまいます。



2.最終兵器 GIRL/SIX LOUNGE

オーソドックスなロックンロールのエッセンスが心も身体も踊らせてくれるロックチューン。
一見チャラチャラしてそうな若いバンドなのに、実は普遍的なロックンロールをベースにしているあたり、好感度高いです。
新しさの中にも懐かしさを感じさせてくれる安心感。
MVに登場する女の子も可愛いので得点UP。



1.リバティーリバティー/パノラマパナマタウン

http://musinacl.seesaa.net/article/450343015.html

1位には、単純に、再生回数がおそらく上半期1番だった楽曲を選びました。
ついに音源化されたパノパナの代表曲。
ヒップホップ的なエッセンスを取り込んだロックンロールのセンス。
音源で聴いてもMVで見ても良いのですが、何と言ってもライブでのパフォーマンスが最高にかっこいいのでオススメです。




最後に、次点の楽曲はこちら。

トロピカルナイト/ハウリングアンプリファー
http://www.youtube.com/watch?v=PNRSiJpvGGE

渡月橋〜君想ふ〜/倉木麻衣
http://www.youtube.com/watch?v=gt5AqNiTj1E

Can't Get Enough/V6
http://www.youtube.com/watch?v=fozTFym2B6s

トランジスタ/Emu sickS
http://www.youtube.com/watch?v=-Vf99F_yUFg

スプートニク/セットラウンドリー
http://www.youtube.com/watch?v=vH2WKA3eaiQ

生きているからだ/岩見十夢
http://www.youtube.com/watch?v=d56SfSmJn_w

アオハルロンド/HEADLAMP
http://www.youtube.com/watch?v=SmwZc1iqAl8

on your side!!/about a ROOM
http://www.youtube.com/watch?v=aHoVIp8m90s

ダンシングシューズ/THE BOY MEETS GIRLS
http://www.youtube.com/watch?v=LuDZJ-jW4b8

fools/DENIMS
http://www.youtube.com/watch?v=3RzkXNgU27c
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SPYAIR LIVE IN SHANGHAI 2017

今日は、SPYAIRのワンマンに行ってきました。
このバンドのライブを見るのは、IKE復帰直後の2014年メリロ以来だったので、約2年半ぶり。
会場は、バンダイナムコ上海文化センター。
上海でのワンマンライブは2回目だったそうですが、中国でもこのバンドはかなりの人気があるみたいです。
2階建てでキャパ約1200人の会場が見事にソールドアウトしていました。
行ったのがちょっと遅かったからか、1階のフロア部分には入れず、2階席の後ろで立ち見という形になってしまいました。
開場時間に合わせて早めに行っておいた方が良かったですね。

熱狂的なファンたちの熱気に溢れる中、大歓声に迎えられてメンバー登場。
「OVERLOAD」でライブスタート。
楽曲に連動した映像がバックに映し出されていて、パワフルで疾走感のあるステージが展開されていきました。
「サクラミツツキ」では、桜と月をテーマにした映像が幻想的でした。
お客さんの盛り上がりも、日本と変わりません。
「WENDY 〜It's You〜」など人気のアッパーチューンが続いた後、バラードナンバー「Be with」で聴かせるステージ。
IKEの圧倒的にパワフルなボーカルは、爽快ロックチューンにももちろん合いますが、こういうバラードナンバーにも映えてマッチするというのが新たな発見でした。

前半終了後、メンバーがいったん椅子に座ってMCタイム。
基本ほとんど日本語で喋っていましたが、来ている中国人のお客さんにもだいたい伝わっていたみたいです。
メンバーが日本語で何か問いかけても、ちゃんと日本語で返していたり。
日本だと、外国人のアーティストが外国語で話しかけても、ここまで応えられる日本人っていないだろうな、と思います。
それだけ日本への関心が高い人が多いということでしょうか。
でもやっぱり、中国語でMCしていたところがいちばん盛り上がりました。
IKEがメモを見ながら何やら長い文章を話していて、会場は爆笑と歓声に包まれていました。
何かと思ったら、中国語版の「生麦生米生卵」的な早口言葉だったそうです。

後半パートでは、「RAGE OF DUST」「イマジネーション」など人気曲を連発し、大量のタオルが回った「サムライハート (Some Like It Hot!!)」で本編終了。
アンコールでは、誰かファンの人が大量に用意してきたらしい「ありがとう」と書かれた紙が会場全体に配られて、それを掲げてメンバーの登場を迎えました。
アンコールで演奏されたのは、「THE WORLD IS MINE」と「SINGING」。
興奮も冷め止まぬまま、会場全体での写真撮影で約2時間のライブが終了しました。

今日いちばん印象的だったのは、MCパートに続いてアコースティックスタイルで演奏された「My Friend」。
IKEの「歌って!」の声に合わせて、会場全体が日本語で大合唱していました。
SPYAIRはアニメ主題歌のタイアップが多いバンドなので、中国ではアニメきっかけで知った人が多いと思います。
もちろんアニメタイアップの楽曲が演奏された時の盛り上がりは半端なかったですが、それ以外の楽曲も同じように愛されているというのが凄いなと思いました。
ましてや、日本でもファン以外ではあまり知られていないアルバムの中の1曲。
それを、約1200人の会場全体のお客さんが日本語で合唱する光景を見て、このバンドの中国での人気は本物だなと感じました。

「明日また。」それぞれの道を
歩いても 離れないMy friend
ありのまま 生きてく強さと
失っちゃいけないモノがここにある

改めて聴くと、シンプルなメロディと歌詞が心に響いてきて良い曲。
国境を越えて、音楽を通して心が通じ合う光景に感動しました。

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2017年06月25日

グッバイフジヤマ「この胸いっぱいの愛を」

先日、玉岡かおる著「ひこばえに咲く」を読みました。
津軽で生きる画家ケンと、彼を取り巻く女性たちの生き方を描いた作品。
誰に売るでも見せるでもなく、ただひたすら描きたいからという理由で絵を描き続け、晩年まで作品を自身のアトリエに眠らせ続けていたケン。
ある画廊主が彼の作品を見つけたことをきっかけに、一気に存在が世間に知れ渡ることになります。
これ、フィクションだと思って読んでいたのですが、実は、実在した画家、常田健がモデルになっていたんですね。
実際の常田健も、89歳の時に東京のギャラリーで個展が開催されたことをきっかけに話題を集めましたが、翌年90歳で逝去。
彼自身が望んでいたかどうかはわかりませんが、最後の1年で今までの自分が世間に評価されるようになるとは、かなりドラマチックな人生ですよね。

ひこばえに咲く (PHP文芸文庫) -
ひこばえに咲く (PHP文芸文庫) -

常田健のケースは極端だとしても、何かを創る人間にとっては、それを受け取る人間の存在が重要。
音楽だってそうだと思います。
良い楽曲をたくさん作っていても、世間に知られることなく活動を終えていくミュージシャンたちの姿を見ていると、本当にもったいないなと思います。

これを読んで思い浮かんだのは、グッバイフジヤマ「この胸いっぱいの愛を」の
「君が僕をみつけてくれたから なんでもない僕じゃなくなったよ」というフレーズ。
「この胸いっぱいの愛を」というタイトルですが、男女間の愛というよりも、グッバイフジヤマからリスナーに向けての思いが込められているみたいです。
もともとは無名の状態で始めたバンド活動。
でも、CDだったりYouTubeだったりライブ会場だったり、いろいろなところで「みつけてくれた」人がいたからこそ、今の姿でバンドを続けることができている。
楽曲を通して感謝の思いをファンに向けてストレートに伝えている、そんな人間らしいところがこのバンドの魅力だと思います。

そんなグッバイフジヤマも、6月28日についにメジャーデビュー。
前バンド名時代、前メンバー時代から、このバンドの才能を信じて応援し続けてきたファンとしては、やはりとても嬉しいです。
多くの人たちがこのバンドを「みつけて」きたことがついに実ったところだと思いますが、メジャーデビューはさらに多くの人たちに楽曲が届くチャンス。
想像した以上に騒がしい未来を見せてくれると信じています。

グッバイフジヤマ「この胸いっぱいの愛を」
2016年11月2日リリース
アルバム「この胸いっぱいの愛を」収録曲
この胸いっぱいの愛を - グッバイフジヤマ
この胸いっぱいの愛を - グッバイフジヤマ
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2017年06月17日

→Pia-no-jaC← Cinema Popcorn Tour 2017 上海

今日は、→Pia-no-jaC←の上海公演を見に行ってきました。
会場は、前回、空気公団とHARCOを見に行った時と同じMAO Livehouse Shanghai。
今回は、椅子無しのオールスタンディングスタイルでした。
集まったお客さんは200〜300人ぐらい。
日本人もいたかもしれませんが、ほとんどが現地の中国人でした。
欧米系の方も少なくなくて、やはり言語の壁を越えた人気があるようです。

大歓声が起きる中、メンバー二人が登場。
個人的に→Pia-no-jaC←のライブを見るのは約10年前のインストアライブ以来2回目だったので日本でのライブの様子があまりわからないのですが、日本と同じかそれ以上とも思えるほどの盛り上がりを見せていました。
ピアノとカホン(パーカッション)のみで、バックバンドもバックトラックも何も加えていないのに、ロックバンドと変わらない迫力のある音楽。
拳を上げたり、手を振ったり、シンガロングしたり、盛り上がり方は日本と変わらないです。
「Don't Look Back in Anger」の大合唱が起こった様子には、世界に通用する音楽のパワーを感じました。
「第9」だったり「ミッションインポッシブル」だったり、有名なクラシック音楽や映画音楽などをアレンジした楽曲も多い彼らですが、おなじみのフレーズが聴こえてくるとテンション上がりますよね。
そんな中、いちばん盛り上がったとも言える楽曲は、「台風」。
イントロが聴こえた瞬間に大歓声が沸き起こっていて、単にパフォーマンスだけでなくオリジナル楽曲の認知度も高いというのは凄いなと思いました。

→Pia-no-jaC←は中国でも何度もライブを行ったことがあるようで、メンバー二人とも中国語のMCも慣れた様子。
アンコール最後のMCでは、「サマーソニック チャイナ」に出演するという告知も。
「サマーソニック チャイナ」とは?
と思って調べたら、今年の夏、上海でもサマソニが開催されるんですね。
これは是非とも行きたいところ。
まだ詳細は明らかにされていませんが、行ったらまたここでも報告したいと思います。

アンコールラストに演奏されたのは、「PEACE」。
この曲を最後に演奏するのは定番なんですね。
フロア全体で指でピースを作って高く掲げながらライブを楽しむ光景は、まさにピースそのもの。
アンコール含めて約1時間半の短めのワンマンライブでしたが、胸に熱い余韻が残る良いライブでした。

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2017年06月11日

岡崎体育「感情のピクセル」

歌詞の中身に真実味が感じられない。

いわゆるジャパニーズポップス&ロックを大量に聴き続けていると、中には歌詞がおざなりになっているように感じられてしまう楽曲も少なからず存在します。
メロディやテンポやノリ重視で、歌詞は適当な言葉をつなぎ合わせただけのもの。
もちろん、楽曲を作成した本人は歌詞にしっかりメッセージを込めているのかもしれないし、そもそも歌詞の中身が無くても完成している楽曲というのはたくさん存在していると思います。

最近、邦ロックに歌詞は必要なのか、ということを考えてしまうことが多いです。
サウンド面を重視しているのならそれはそれでアリだし、ライブでの盛り上がりを目的にするのも重要なこと。
邦ロックにおいて、必ずしも歌詞は重要な要素ではないケースが多いと思います。

ただ、どこかで聞いたことあるようなフレーズばかりを乱用して、見た目だけは何となくかっこよく仕上げているような楽曲というのは、どうも好きになれないです。
「もう何もかも信じたくはない」とか、
「風の色はもう見えないけど」みたいな、
またその手のフレーズを入れてきたか、と正直うんざりしてしまうこともしばしば。
自分の言葉を使っていないな、と感じてしまうんですよね。
そんな借り物のフレーズで間に合わせるぐらいなら、いっそのこと
「どうぶつさんたち だいしゅうごうだ わいわい」
ぐらい振り切った歌詞にしてくれた方がよっぽどマシなのに。

「歌詞にメッセージ性が無い」というメッセージ。
単なるパロディやコミックソングの域に留まらず、ライブ偏重主義の今の邦ロックシーンに対して、痛烈な皮肉と批判をこの楽曲に込めているのだとしたら、岡崎体育のセンスは想像以上に相当天才的なのかもしれません。



岡崎体育「感情のピクセル」
2017年6月14日リリース
アルバム「XXL」収録曲

XXL(初回生産限定盤)(DVD付) - 岡崎体育
XXL(初回生産限定盤)(DVD付) - 岡崎体育
posted by なっくる at 21:30| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする