2018年03月11日

キイチビール&ザ・ホーリーティッツ「パウエル」

先日、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」のDVDボックス(もちろんいつものコピー商品)を買って、一気見しました。2016年1月〜3月に放送された月9ドラマ。放送していた時は、本当に毎週が楽しみなほど大好きで思い入れも強いドラマだったのですが、2年も経つと意外と結構ストーリー忘れてしまっていて、新鮮な気持ちでまた楽しめたような気がします。音(有村架純)が練(高良健吾)に呼びかける「引越し屋さん」というセリフだけで胸が締め付けられてしまうような切ない恋の物語。改めて今見てみると、脇役で出演していた高橋一生の、内面の優しさをストレートに伝えられない不器用さを表現する演技がたまらなく良いです。現代を懸命に生きる若者の姿を繊細に描いた坂元裕二の真骨頂とも言える「いつ恋」。私が今まで見てきたドラマの中でベスト10には確実に入ってくると思います。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう DVD BOX -
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう DVD BOX -

見返すまですっかり忘れていたのですが、「いつ恋」は大きく分けて2部構成になっていて、前半の第1話〜5話では2010年から2011年まで、後半の第6話〜10話ではその5年後の姿が描かれています。すなわち、「3.11」前と後なんですね。練が故郷の福島に帰ったのが3月10日。町の人の会話の中で2011年3月10日に亡くなった坂上二郎の訃報を取り上げるあたり、描写が鮮やか。直接「3.11」の描写があるわけではないですが、その日をきっかけに練を取り巻く環境に歪みが生じ、練が変わってしまう。東京に住む他の登場人物たちは、「3.11」後も普段の生活を続けているというのがリアルなところです。
結局、直接関わりが無ければ、「3.11」のように大きな震災があっても、時間が経てば忘れられてしまう、というのが実際のところだと思うし、私自身もそうです。ただ、被災者にとっては、その日を境に生活が一変して、それは決して過去のものではなく、今でも続いている。そんな当たり前のことに、改めて気付かされたような気がします。

見慣れた景色は沈んで
知らない場所になっている
あーもうくだらないから
とばすんだ
いつかはこんな風に笑って
2人で飽きるまで
悲しい影を空に浮かべて
色んなことがやれそうだ


岩手県出身で、自身の地元も被災したというキイチビールが「パウエル」で綴っているのは、自身の震災への向き合い方。ニュースを見ていると、復興はまだまだという地域も多く、「3.11」はまだ終わっていないんだということを思い知らされます。その一方で、何も関係なく普段通りの生活をしている自分に気付いたときの「だけど少し後ろめたい」気持ち。そんな罪悪感を拭き飛ばしてくれるように、被災者であるキイチビール自身が「もうくだらないから とばすんだ」と歌っていてくれることに、明日への希望を感じさせてくれます。



キイチビール&ザ・ホーリーティッツ「パウエル」
2018年2月7日リリース
アルバム「トランシーバ・デート」収録曲
トランシーバ・デート - キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
トランシーバ・デート - キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
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2018年03月09日

Enjoy Music Club China Tour 2018

閉鎖的なイメージの強い中国の音楽業界ですが、昨年流行した音楽のジャンルがヒップホップ。
昨年、「中国有嘻哈」(直訳すると、「中国にヒップホップがある」)という番組が話題になったこともあって、中国の若者の中ではヒップホップが流行したんですね。
ただ、ミュージシャンが起こした事件をきっかけにして、今年に入ってから、中国では政府がヒップホップを禁止したなんていうニュースが流れましたが、それでもヒップホップを聴く人たちは多く人気の熱は冷めない様子。
(ヒップホップ禁止令というのは、おそらく、テレビ番組など大々的なプロモーションができなくなった、ということらしい?)

そんな中で開催されたのが、本日のEnjoy Music Clubの中国初ライブ。
会場は、前にDATSのワンマンを見に行った育音堂。
キャパ200〜300人ほどのライブハウスですが、チケットはソールドアウト。
パンパンに詰まったお客さんがライブのスタートを待ちわびていました。
やっぱり若い人たちが多かったです。
日本人の姿もちらほら見かけました。

予定時刻を30分ほど過ぎて、アコースティックギター1本を持った一人の男性が登場。
普段は漫画家として活動している、花原史樹さんでした。
EMCのメンバーと学生からの友人で、現在でも同居しているという花原さん。
今回は一緒に中国まで付いてきたそうですが、メンバーから、準備している間に先に出て歌っていてくれ、と言われたらしく、急遽オープニングアクトとして出演することに。
「下手くそですが」と言いながらも、銀杏BOYZの「BABY BABY」をギター弾き語りで披露してくれました。
さらにもう1曲、カラオケでテレサテンの名曲も。
EMCファンの中国人たちの前で、日本人漫画家が「時の流れに身をまかせ」を日本語で歌うという、かなりシュールな光景が繰り広げられましたが、あたたかい拍手に包まれて会場は良いムードになりました。

満を持して登場したEMCの3人は、いつもの赤いキャップと黄色いジャンバー姿。
1曲目の「EMCのラップ道」から、フロア中に「EMC」コールを巻き起こしていました。
「EMCトラベル」など、イントロが流れた時点で歓声が上がっていました。
現代の上海のライブハウスで、松本伊代「センチメンタルジャーニー」のイントロで歓声が上がる光景というのもなかなかシュール。
こういう歌謡曲も含めた日本のポップカルチャーへのリスペクトが、歌詞やメロディーなどところどころに感じられるEMCの楽曲。
ラップがメインでありながらも、口ずさみたくなるメロディーラインはポップミュージックとしての完成度が高いと思います。
本人たちのユルく親しみやすいキャラクターも含めて、人気が出るのもわかります。

MCでは、スマホを見ながら中国語に挑戦。
中国に来るのが初めてだったとのことで、「我愛你」(ウォーアイニー)すら知らなかったようです。
発音が難しくなかなか伝わらず、通訳に助けられる場面も多数。
どうやら、「この中で最近結婚する予定の人はいますか?」というようなことを聞きたかったらしいです。
すると、会場後方で手を挙げる一人のお客さん。
そのお客さんのもとに、メンバー自らプレゼント(ステッカー)を届けに行っていました。
フロア全体に祝福ムードが広がったところで「BIG LOVE」という流れ。
これ、日本でもやっているみたいですね。
「めでたい」って中国語で何ていうんですか?
と聞いていましたが、
「恭喜」(ゴンシー)
と聞いて、この曲の歌詞中で思いっきり歌っていることに気付いたようでした。

初中国にも関わらず見に来てくれたお客さんたちに、どうやってEMCを知ったんですか?と質問するメンバー。
どうやら、やっぱりネットで聴いて知ったという人たちが多かったみたいですね。
日本の音楽で好きなのは?という質問には、一斉に「EMC」という回答が。
それはわかってるから。
他には?
と聞いたら、
ONE OK ROCK、BUMP OF CHICKEN、RADWIMPSなどアジアでも絶大な人気のバンドの他、
小沢健二、スチャダラパーなどEMCのルーツ的なミュージシャン、
そして、シャムキャッツ、ミツメなどのインディーバンドも含めて、納得の名前が多数挙がってきました。
あまりにも次々挙がってくるので、
これ1時間ぐらい続けたいね、
と喋り合うメンバー。
その中でも一番好きなのは?
と聞いて締めようとしたら、
多くの「EMC」という声の中で、「RADWIMPS」などの名前を叫ぶお客さんもちらほらいたのが面白かったです。

アンコール最後にも再び「EMCのラップ道」のパフォーマンスで、さらに熱気を増す「EMC」コール。
1時間ほどの短いワンマン公演でしたが、会場は終始熱気と笑顔に包まれていました。

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2018年02月20日

Rei インストアライブ

春節の休みで日本に帰っていたついでに、吉祥寺のHMVで開催されたReiのインストアライブを見に行ってきました。
新作CD「FLY」のリリースを記念して、フラゲ日に開催された今回のイベント。
会場には多くのファンが集まっていました。
キュートなルックスとその音楽性もあって、わりとベテランの男性の姿が目立ちます。

[SET LIST]
MOSHI MOSHI
Route 246
Love Sick
New Days
COCOA

水玉模様のシャツに赤いベレー帽というファッションがとてもキュート。
どこにでもいそうな女の子なのに、ギターを1本持って歌い出すと、一気に一流のロックンロールミュージシャンに様変わり。
卓越したギターテクニックにブルージーなボーカル。
心を踊らせてくれるロックンロールサウンドで一気に引き込んでくれます。
今回の新作に収録されている曲だけでなく、過去の曲も多く織り交ぜたセットリスト。
大好きな「COCOA」のシャウトも聴くことができて最高でした。
歌っているときはとてもクールなのに、MCではちょっと天然な一面を見せる場面も。
ライブ告知のMCで、HMVで開催しているイベントなのに「明日は・・・」とタワーレコードでのインストアライブの告知をしかけるところでは笑いが起きました。

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2018年01月28日

2017年12月度 マイベスト10

ちょっと時間が取れたので、久々にやってみました。
その月にリリースされた曲を一通り聴いてマイベスト10を作成するというサブコンの企画。
今回は、2017年12月にリリースされた曲の中でマイベスト10を作ってみました。

http://xn--tckd3h3e.com/hp/

10.ガールズアワー/MELLOW MELLOW

12月6日リリースのシングル曲。
最初アイドルなのかな?と思いましたが、「3人組ガールズグループ」とのこと。
アイドルソングのつもりで聴くと良い意味で裏切られるアーバンなシティポップ
キュートなルックスだけでなく、メロウなサウンドの魅力にもメロメロになってしまうはず。



9.ブーツ/Yellow Studs

12月6日リリースのEP「GRAB」収録曲。
イントロから一気に引き込まれる、ジャズ×昭和歌謡的な世界観。
しゃがれた歌声もセクシーで、大人の男の色気がMAXレベルです。
最近だとKing Gnu「Vinyl」を聴いたときと同じ感覚。



8.ぼーいふれんど/グッバイフジヤマ

12月6日リリースのミニアルバム「ユー・ドント・ラブ・ミー・テンダー」収録曲。
ジャパニーズポップスのあらゆるエッセンスを抽出したような普遍的なラブソング。
プロデュースは、フレンズ/nicotenのひろせひろせという納得のクレジット。
ライブではBメロ部分でPPPHやるんでしょうか。
あのちゃん(ゆるめるモ!)とグッバイフジヤマ中山くんの身体が入れ替わってしまうという内容のMVでは、お互いに特徴を捉えて演技しているシーンも要注目です。



7.たのしい/よあけ

12月15日リリースのアルバム「TOI」収録曲。
よあけは、福岡を中心に活動するスリーピースバンド。
身体にすっと馴染んでいくポップなアコースティックサウンド。
ミツメにも通じるような肩の力を抜いた心地良さがあります。
最近、福岡のインディーズシーンからも良いバンドたくさん出てきているので、注目中です。



6.『0』/Half time Old

12月6日リリースのアルバム「発見と疑問」収録曲。
シリアスな歌詞を疾走感に溢れたサウンドにのせた、アグレッシブなロックチューン。
その中でもメロディラインの良さが印象に残るのは、ボーカル鬼頭大晴の声質の魅力だと思います。
今回のアルバムリリースをきっかけに最近注目度が上がっているこのバンドですが、名古屋のバンドシーンを盛り上げてくれる存在としてこれからも応援していきたいところです。



5.Old Street/The Sugar Nuts

12月3日リリースのミニアルバム「The Sugar Nuts」収録曲。
ウッドベースの音色が心地良いジャジーなイントロから一気に引き込まれました。
どこか懐かしいノスタルジックな世界観。
大人の女性の魅力が溢れるボーカルは、まさにSugarのように甘くとろけます。



4.2way traffic/RAMMELLS

12月6日リリースのアルバム「Authentic」収録曲。
Suchmosの人気が爆発している中で、このバンドがメジャーデビューするのも必然ですね。
ブラックミュージックをベースにしたクールなサウンドはゾクゾクしてしまうほどオシャレ。
都会の夜景が目の前に一気に広がっていきます。



3.ノンフィクション/POP ART TOWN

12月13日リリースのミニアルバム「Variety」収録曲。
大阪のインディーズバンドシーンの中から、またとても素敵なバンドが飛び出してきてくれました。
「大阪・4人組キラキラ系ナイトミュージックバンド」というキャッチコピーの時点で最高。
ポップでキャッチーな中にも夜の空気が漂うディスコロックサウンドはライブで体感すると絶対楽しいはず。



2.魔法が使えないから/とけた電球

12月6日リリースのアルバム「魔法が使えないから」収録曲。
人の体温がそのまま伝わってくるようなバラードナンバー。
これは前にも書きましたが、昔の恋愛を美化するだけではなく、
「良いとこばかり目立って思い出しちゃうの嫌だなそんな幸せじゃなかった」
とリアルな感情を丁寧に綴ったリリックに魅かれました。
とけた電球の楽曲は、ボーカル岩瀬さんに「どこにでもいそうな青年感」があるからこそ、リスナーが楽曲の世界観に違和感なく入り込めるんだと思います。



1.きみの春になれたら/プププランド

12月6日リリースのアルバム「CRY! CRY! CRY!」収録曲。
(12月6日リリースの名盤率の高さ!)
この曲については前にも書いていますが、何度聴いても、聴くほどに大好きになっていきます。
フォーク&ロック&歌謡曲をベースにしたサウンドとあたたかい愛が溢れ出た美しい歌詞は、日本人の心を揺らしてくれます。
気がついたら、頭の中で口ずさんでいるような、そんな存在。
「良い歌」の条件って「一緒に口ずさみたくなること」だと思うのですが、この楽曲はまさにストライクで「良い歌」だと思います。



次点の楽曲はこちら。

エスパー/ミツメ
http://www.youtube.com/watch?v=chuSB4d50lI

K.I.S.S.I.N.G./阿部真央
http://www.youtube.com/watch?v=8XUpmqh-IW4

きこえる?/わたしのねがいごと。
http://www.youtube.com/watch?v=Zf0fdJosUqk

主人公/T.O.C.A
http://www.youtube.com/watch?v=_tIf3Tgl_VQ

ゆるりゆらり/DENIMS
http://www.youtube.com/watch?v=j4AmZiW9M90

おまけとして、エントリーリスト外だった楽曲を。

遊びにおいでよ/COSMOS

12月6日リリースのシングル「MOON」収録曲。
年間ベストの記事でも書きましたが、イントロ5秒を聴いただけで一気に好きになってしまった楽曲です。
プププランドと同じく、口ずさみたくなる「良い歌」を作ることができるバンド。



アウトフォーカス/Half time Old

12月6日リリースのアルバム「発見と疑問」収録曲。
最初は『0』の方が好きだったのですが、最近こっちの方が好きかも。
サビで一気にポジティブに広がっていくような展開が爽快。



最後に、ちょっと気になった曲を紹介。
今日は盛りだくさんです。

恋してるベートーベン/Bacon
名前はよく聞いていましたが、こんなにポップなバンドだとは!
http://www.youtube.com/watch?v=cSJwlsC9Hf0

Inked Mind/MUCK
V系バンドのムックがいつロックンロールバンドになったんだ?と思ったら、全く別物の札幌インディーズバンド(マックと読むみたいです)でした。
http://www.youtube.com/watch?v=QUwbAJ7vWNA

Yellow/MADE IN HEPBURN
森山タカヒロBANDのイメージで聴いてみたら全然違って驚きました。
http://www.youtube.com/watch?v=dkxkBfhLw10

サクラのキセツ/TRIPLANE
このバンドのセンチメンタルなメロディは間違いない。
http://www.youtube.com/watch?v=lk6Fleh1tAk

あ・ぜ・ちょ!/D-LITE(from BIGBANG)
聴いてみたら謎の曲名から想像できないほど良くて、何これ?と思って見たら、作詞作曲がいきものがかり水野良樹。
http://www.youtube.com/watch?v=guLwnto07ww

FLY/uchuu,
一気に駆け抜ける爽快感の心地良さ。
http://www.youtube.com/watch?v=n0gG2EoS_nI

下北沢のギターロック/3markets[]
インディーズバンドの本音を赤裸々に綴った歌詞は、スリマの真骨頂!
http://www.youtube.com/watch?v=edUHPOuGVlc

偏見/リツキ
小山田壮平を彷彿とさせる、ギター1本で引き込む新世代の才能。
http://www.youtube.com/watch?v=gOJJoQ1g7nM

終電を超えて〜Christmas Night/A.B.C-Z
王道ジャニーズソングだと思ったら、楽曲提供がまさかのLEGO BIG MORL。
http://www.youtube.com/watch?v=m07hS1xJvho

自作自演/逆襲の自作自演屋。
和テイストのロックサウンドは、クセになる要素たっぷり。
http://www.youtube.com/watch?v=kHGL7GlrccA

学園天国/近藤利樹
ウクレレだけでなく歌もけっこう上手い小学5年生。
http://www.youtube.com/watch?v=G9G2lEbaUb8

アブラカタブLuv!/放課後プリンセス
耳に残るエキゾチックなメロディ。
http://www.youtube.com/watch?v=osY1B0YuIxg
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2017年12月30日

2017年下半期 マイベスト20

以前、今年の上半期のマイベスト20を書きましたが、上半期ベストをやるならやっぱり下半期ベストもやるべきなんです。

2017年上半期 マイベスト20
http://musinacl.seesaa.net/article/451443101.html

下半期も中国のネット規制をくぐり抜けつつ新曲を聴き漁る日々。
そこで見つけたお気に入りの20曲(+10曲)をまとめてみました。
上半期にリリースされた曲とかも混ざっていたりしますが、そこは大目に見てください。


20.フクロウの声が聞こえる/小沢健二とSEKAI NO OWARI

http://musinacl.seesaa.net/article/453371891.html

90年代J-POPシーンを代表するオザケンと10年代J-POPシーンを代表するセカオワによる、夢のような予想外のコラボレーション。
今年はオザケンが精力的に活動再開してくれたことが本当に嬉しいです。

http://www.youtube.com/watch?v=Az5VqT5wKWA

19.baby star/tonetone

高速テンポの中でも映えて聴こえてくるメロディラインの良さ。
「煙から星になる あの時まで覚えていたいな」という歌詞があって、タイトルの「star」ってそういう意味かと分かって、ハッとなりました。
イメージ的にふわふわとポップな印象の強いバンドですが、実は骨のあるシリアスなメッセージを楽曲に込めている、そのギャップが良いですね。

http://www.youtube.com/watch?v=b-S1lqhyHhs

18.革命前夜/Tempalay

音楽に身を委ねて揺れていたくなるグルーヴ感の心地良さ。
トラックの中で映えて聴こえる高音メロディラインがクセになります。
間奏部分で聴こえてくる鍵盤の旋律が鮮やか。

http://www.youtube.com/watch?v=orD2e82ao5c

17.ララララ・ライフ/夢見るアドレセンス

「ラ・ラ・ランド」を連想させる、ミュージカル風の楽曲が斬新。
何気ない日常を鮮やかに彩ってくれます。
作詞作曲はノーナ・リーヴス西寺郷太という安定のクオリティー。

http://www.youtube.com/watch?v=3ifUc-Mh5gE

16.My Buddy/超特急

ドラマ主題歌にもなっていたヒット曲ですが、この超王道J-POP感が最高。
クセになるメロディと一緒に踊りたくなる振り付けで、何度もリピートしたくなります。
来年もますます活躍が期待されるグループなので、8号車(超特急ファンの呼称)は来年どんな曲をリリースしてくれるのか楽しみにしておこう(ナタリー風に読んでください)。

http://www.youtube.com/watch?v=3ESS0lyTvkM

15.チャーハンたべたい/挫・人間

2017年ベスト中毒性ソング。
一度聴いたらメロディが頭から離れなくなります。
ひたすら「チャーハンたべたい」を繰り返す、そんなナンセンスなところが良いですね。

http://www.youtube.com/watch?v=UdXRCJA72OI

14.魔法が使えないから/とけた電球

「忘れられない人」を想って綴る歌というのはありふれたテーマですが、この曲は、相反する繊細な感情を丁寧に描写しているところが秀逸だと感じました。
思い出は美化されがちですが、「良いとこばかり目立って思い出しちゃうの嫌だな そんな幸せじゃなかった」というリアルな感情を綴っているところが良いですよね。
リアルな想いを表現しているからこそ、音楽から人間の体温が伝わってきます。

http://www.youtube.com/watch?v=UfPoQTtVkYM

13.君はロックを聴かない/あいみょん

あいみょんと言えば奇をてらった楽曲のイメージが強かったので、こんなストレートなロックチューンを届けてくれるとは思いませんでした。
フォーク調のメロディのノスタルジック感。
この曲のイントロを聴く度にマイラバの「Man & Woman」と「Hello, Again」を思い出してしまうのは私だけでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?v=ARwVe1MYAUA

12.Royal Memories/Special Favorite Music

ポップミュージックの楽しさや心地良さをすべて詰め込んだような音楽。
普遍的なポップスを作り上げるセンスが素晴らしいですね。
音楽フリーク受けするだけでなく、お茶の間レベルでもきっと愛されるに違いない、ポップミュージックの理想形。

http://www.youtube.com/watch?v=Lo7y-YN0aZg

11.RAIN/SEKAI NO OWARI

すっかり国民的バンドとなった今でも変わらないフレッシュでピュアな感性で作り上げてくれたポップミュージック。
「幻の命」「花鳥風月」に匹敵する名バラードがついに登場した、という感覚です。
どこか切なさを漂わせたメロディの美しさ。

http://www.youtube.com/watch?v=MslES96hLeo

10.look at the sea/おいしくるメロンパン

この楽曲の冒頭10秒間は、2017年ベストイントロに選びたいほどの心地良さ。
おいしくるメロンパンといえばナカシマくんの中性的な歌声がどうしても印象に残ってしまいますが、実はベースラインがとてもかっこいいので、ベース音だけ集中して聴いてみるのもオススメです。
ベースとドラムが作り出すグルーヴが際立っているのは、スリーピースバンドならではのバランスの良さ。



9.モーンガータ/アンテナ

「モーンガータ」とは、「水面に映る、道のような月明かり」という意味なんだそうです。
美しいメロディとやさしいボーカルのハーモニーに包み込まれる心地良さ。
メジャーデビューしてもまわりに流されることなく抜群のポップミュージックを届けてくれるこのバンドをこれからも応援していきたいです。



8.クソッタレセカイ/ドラマチックアラスカ

2016年のマイベスト(特に記事は書きませんでしたが)はダントツでこのバンドの「人間ロック」でしたが、今年もそれに匹敵するほど素晴らしいメッセージソングを届けてくれました。
世界から消えて無くなってしまいたいとさえ思うほど辛いときに心に響いてくる「もうちょっとだけ生きてみようか」というリアルなメッセージ。
ドアラはいつだって、社会で少し生きづらさを感じている人たちの味方。



7.ショート・ヘア/kojipull

イントロ5秒を聴いた時点ですっかり引き込まれてしまう、抜群のポップス。
エヴァーグリーンなポップミュージックを作り上げるセンスを持ったアーティストを新たに発見することができて嬉しかったです。
夏の海岸で聴きたい、爽やかで甘いメロディ。



6.きみの春になれたら/プププランド

歌謡曲やフォークにも通じるような、日本人の琴線に触れる普遍的な音楽。
詞もメロディも歌声も、すべてがやさしくて、心が冷え切った時にもそっとあたためてくれます。
MVのストーリーもとても素敵で、涙腺緩んでしまいました。



5.遊びにおいでよ/COSMOS

全然知らないバンドでしたが、YouTubeでたまたまイントロ5秒を聴いただけで一気に好きになってしまった楽曲。
どこか懐かしさを感じさせるロックサウンドと一緒に歌いたくなるメロディライン。
プププランドもそうですが、神戸は良質なロックンロールバンドの産地ですね。



4.Vinyl/King Gnu

あまりのカッコよさにノックアウトされました。
大人の男の色気が最強レベルですが、その中にも哀愁感が漂っていて、そんな人間的なところに魅かれます。
ブラックなテイストの強いメロウなサウンドの心地良さ。



3.Tumblin’/Rei

http://musinacl.seesaa.net/article/451665368.html

7月の初めにリリースされた楽曲ですが、この曲を初めて聴いたとき、下半期ベストレベルの楽曲が早くも出てきてしまったな、と思いました。
オシャレなだけでなく、心を震わせるほどのブルージーでジャジーなサウンド。
「ギター女子」なんてジャンルで捉えてはいけないほどの、溢れ出る音楽センスを感じさせます。



2.スカーレット/ゆるふわリムーブ

1位に選んだ楽曲とともに、2017年ベストバラードに選びたいのがこの楽曲。
失恋をテーマにした歌というのはとてもありふれていますが、この曲は特に共感度の高い歌詞のリアリティーが秀逸。
「頭で分かってても胸が痛い 胸の奥が言うことを聞かない」というリリックが切なすぎます。
「スカーレット」というタイトルの楽曲には名曲しかない説。



1.いつか/Saucy Dog

http://musinacl.seesaa.net/article/455147025.html

楽曲のリリースは5月ですが、今年下半期にいちばん聴いていちばん引き込まれた楽曲はやっぱりこの曲かなと思います。
歌詞の良さ、メロディの良さが見事にマッチしているこの曲。
「良い歌」を作り上げるセンスが抜群だと感じました。





最後に、次点の楽曲はこちら。

つつじ/Easycome
http://www.youtube.com/watch?v=xetnwQn3gWo

ラストダイアリー/ドラマストア
http://www.youtube.com/watch?v=i0l5zKu4p2I

アニー/ズーカラデル
http://www.youtube.com/watch?v=zSPEdE651y0

ラッキースター/go!go!vanillas
http://www.youtube.com/watch?v=VsLkAWO9AMY

帰ろうよ、マイホームタウン〜追想〜/伊東歌詞太郎
http://www.youtube.com/watch?v=VVQdBKXJddw

さよならだよ、ミスター/横山だいすけ
http://www.youtube.com/watch?v=Aq1maJco6xU

アライブ/新妻聖子
http://www.youtube.com/watch?v=A8fGd9qsESE

『0』/Half time Old
http://www.youtube.com/watch?v=ry-O1nz0QIw

雨に唄えば/The Songbards
http://www.youtube.com/watch?v=kEQmw_QJ-CA

Don't Stop Groovin' /Slimcat
http://www.youtube.com/watch?v=AFSMbH6-fFw
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