2017年10月13日

DATS “智能”梦幻旋律 中国巡演上海站

今日は、DATSの中国ツアー上海編に行ってきました。
個人的に、このバンドのライブを見たのは約2年ぶり。
前回は、ミニアルバム「DIVE」リリース直後のサカスプでした。
今年は初のフルアルバム「Application」もリリースし、注目度も上がってきているタイミングで、初の中国公演となりました。

会場は、育音堂という小さめのライブハウス。
名古屋で言うところのアポロベースぐらいの広さでしょうか。
金曜日の22:30(実際始まったのは23時過ぎ)という遅めの開演でしたが、約100人弱のお客さんが集まっていました。
若い女性がやや多めだったかも。

なぜこんなに遅い開演だったのかと言うと、同じ会場で前の時間帯に別のライブが開催されていて、それが終了したのが22:30頃。
それからDATSのメンバーがリハをやってから開演という流れでした。
ステージ上でのリハのムードのまま、フラットな雰囲気でライブスタート。

打ち込みサウンドをベースとしていながらも、生のバンド演奏が加わることで臨場感が味わえるパフォーマンス。
会場に集まっていたお客さんも、スタートからいきなり踊りまくっていました。
ドラムをフロアに持ち出して臨場感に溢れたパフォーマンスを見せてくれた場面も。
楽曲自体は歌詞がすべて英語なので、外国人にとっても受け入れられやすいということもあるのかもしれません。
MCもほぼすべて英語でした。
初めての海外の地で盛り上がるオーディエンスを前に、ボーカル杉本さんも「amazing!」を連発していました。
現役大学生と言う若さでありながらも、海外でもオーディエンスの心を掴んでしまう才能を持ったこのバンド、今後も注目です。

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2017年10月08日

坂本美雨 Sings 小室哲哉 Greatest Hit Songs 〜TK PIANO BIOGRAPHY feat. Miu Sakamoto〜

今日行ってきたのは、坂本美雨が小室哲哉の往年のヒット曲を歌う、という企画のコンサート。
小室哲哉自身も登場して、本人のピアノ演奏をバックに、坂本美雨が往年の小室ソングを歌うという、贅沢な企画です。
もともと小室哲哉の楽曲が大好きだったという坂本美雨が、お互いの作品に参加したことをきっかけに交流が生まれこの企画に至ったということで、既に日本でも何度か開催されているらしいです。
2日間にわたって開催されたうちの2日目に行ってきました。

会場は、美h大戯院という歴史ある劇場。
南京西路という、ブランド店が立ち並ぶ、上海の中でも特にオシャレな街中にあります。
2階席で見ていたこともあるのですが、180元(約3000円)という、出演者の豪華さを考えると、かなりリーズナブルな価格でした。
日本人のお客さんも多く来ていたようです。

[SET LIST]
DEPARTURES
Can't Stop Fallin' in Love
I'm proud
a song is born
Precious Memories
Don't wanna cry
永遠と名づけてデイドリーム
NEVER END
LOVE BRACE
CAN YOU CELEBRATE?
en)
My Revolution
Get Wild

小室哲哉のピアノと坂本美雨のボーカル、そしてサポートギターのみというシンプルな編成でしたが、だからこそ楽曲が際立って聴こえていたように思います。
ほとんど全部一緒に口ずさむことができてしまう、大ヒット曲の連発。
もう何度も聴いているような曲ばかりでしたが、坂本美雨がボーカルを担当することで、また違った曲に聴こえてきて、新たな魅力が発見できたような気がします。
何と言っても、坂本美雨のボーカルが素晴らしいんですよね。
大きな会場全体を包み込んでしまうような、透明で美しいボーカルは、生で聴くとやっぱり格別に心地良いです。
MCパートでは、通訳の方が登場して、今回のコンサートに至った経緯などについてトーク。
小室さんから楽曲制作秘話みたいなこととか安室奈美恵引退へのコメントとかを聞けるかと思っていたのですが、それについては特に触れられず。
でも、「みなさんにとっても大切な曲だと思います」と話してから歌い上げた「CAN YOU CELEBRATE?」は印象に残りました。

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2017年09月16日

CONCRETE & GRASS MUSIC FESTIVAL

上海の上海灘運動公社という公園で2日間にわたって開催された野外音楽フェス、CONCRETE & GRASS MUSIC FESTIVAL(混凝草)。
今年が3回目だったみたいです。
昨年は台風の中で開催されたとのこと。
今年も台風が心配でしたが、2日間とも気持ち良く晴れていて、天候に恵まれました。

公園の一角の、普段はラグビー場とか野球場とかに使われているところに会場が設営されていました。
ステージは大小合わせて5つ。
全体的なムードとしては、とてもユルいです。
もちろんライブを楽しみに来ているお客さんが多いですが、ステージから離れたところでは、レジャーシートを広げる親子連れがいたり、テントを張って休んでいる人たちもいたり。
フリスビーで遊べるコーナーがあったり、オリエンタルな品揃えのフリーマーケットもあったりしました。
必ずしもライブを見ることだけが目的というわけでもなくて、広大な敷地の中で思い思いの過ごし方をしている人たちが多かったかもしれません。
もちろん、フード&ドリンクの販売も充実していて、オフィシャルグッズやアーティストの物販の他、アーティストのサインコーナーまでありました。
ただ、簡易トイレが少なくて、夕方過ぎには長蛇の列ができてしまっていたことは難点かもしれません。

チケットは2日券で460元。
他のフェスに比べると安めの値段設定。
当日券も販売されていました。
入場も、ほとんど並ぶことなくスムーズ。
入場時のボディーチェックと荷物チェックは、サマソニほどは厳しくなかったですが、ペットボトル類は見つかると没収されました。
そこはもうちょっとユルくてもいいのに、と思いますが。

SOIL & "PIMP" SESSIONS

2日間とも、メインステージの序盤に登場したのはこのバンド。
言葉の違いを超えて、純粋にジャズ音楽の楽しさで踊らせてくれるパフォーマンス。
MCがほぼ英語だったのは、世界的に活躍しているこのバンドならでは。
同日に出演している野田洋次郎とのセッションが見られるかと期待していたのですが、残念ながらそれはありませんでした。



Gacharic Spin

日本でも人気を集めつつあるガールズバンド。
パフォーマー専門のメンバーがいて、曲ごとに振り付けがあるのが楽しいですね。
一人一人のキャラクターが際立っているエンターテイメント性の高いパフォーマンスは、言葉がわからなくても見ているだけで楽しめると思います。
「シャキシャキして!!」は、サビの振り付けを真似して踊りたくなります。



Bronze Radio Return

アメリカの6人組ロックバンド。
身体が動き出す軽快なビート。
「Light Me Up」のキラーチューン感は最高。



Carsick Cars

中国のインディーロックバンド。
どちらかと言うとアンダーグラウンド感の強いエモーショナルなサウンド。
上海の人たちには人気が高いみたいで、モッシュやクラウドサーフがたびたび起きる盛り上がりでした。



RADWIMPS

1日目のヘッドライナーとして登場したのはこのバンド。
今日来ていたお客さん、RADWIMPSのTシャツやグッズを身に着けている人も多くて、おそらく半分ぐらいはこのバンド目当てで来ていたんじゃないかと思います。
上海でも、日本と変わらないほどの人気があるみたいです。
このフェス、全体的なムードがユルいと言っても、さすがにこのバンドの登場時には、かなりの数のお客さんが詰めかけていていました。

[SET LIST]
夢灯籠
前前前世
ギミギミック
05410-(ん)
セプテンバーさん
tummy
棒人間
スパークル
DADA
おしゃかしゃま
いいんですか?
有心論
en)
君と羊と青

序盤からいきなりの「前前前世」で、テンションマックスになる会場。
合唱している人も多かったです。
やっぱり「君の名は。」の楽曲目当てで見に来ているファンが多いのかなと思っていたのですが、そういうわけでもないみたいで、まわりにいた上海のファンたちは他の曲もほとんど全部知っているんですよね。
たびたび、日本語での合唱が起きる光景は凄かったです。
個人的に、RADWIMPSのライブを見るのは初めてだったのですが、改めてこのバンドの才能の高さを感じさせてくれるパフォーマンスだったと思います。
しっとりとしたミドルテンポのサウンドがリリックを際立たせてくれる「セプテンバーさん」「tummy」。
野田洋次郎のピアノ弾き語りパフォーマンスでスタートしてじっくり聴かせてくれた「棒人間」「スパークル」。
ロックバンドとしての迫力を見せてくれた「DADA」「おしゃかしゃま」。
今まで何度も音源で聴いてきた「いいんですか?」「有心論」「君と羊と青」などの楽曲を生で聞けたのも嬉しかったです。
本編終了後には、「もしも」の合唱も起こっていて、本当に上海でも愛されているバンドなんだと肌で感じることができました。



ちなみに昨年のヘッドライナーはSEKAI NO OWARIだったそうで、日本でも人気の高いアーティストを日本で見るより至近距離で楽しめるのは嬉しいことです。
この傾向で言うと、来年のヘッドライナーには、back numberか星野源あたりが来てくれるでしょうか。
今から楽しみです。

BOHEMIAN BETYARS

2日目の序盤に登場したのは、ハンガリー出身の男性6人組バンド。
緑色の髪に帽子を被り半裸でバイオリンを弾きながら歌うフロントマンの存在感の時点でインパクト抜群でしたが、言葉はわからなくても、何でもありのお祭り感が最高に楽しいライブを届けてくれました。
民族音楽的なサウンドの高揚感。



KERO KERO BONITO

男性DJ2人と女性ボーカルによるイングランドのユニット。
ケロボニ、と略されて呼ばれているかどうかは知りませんが、アーティスト名の時点でインパクト抜群。
凄いのは、歌詞が半分ぐらい日本語なんです。
女性ボーカルのメンバーを探していたときに、日本語ができる女の子、という条件で探していたんだとか。
ちょっと舌足らずだけれど流暢な日本語で歌う彼女の姿は、最高に「カワイイ」です。
ポップな打ち込みエレクトロサウンドに日本語を載せて歌う、というのを本場の人たちがやってしまったというイメージ。
日本でも、DAOKOとかエドガー・サリヴァンとか、少し前だとふぇのたすとか好きな人たちには、違和感なく受け入れられそう。



cero

上海に来たのは初めてだというこのバンドが、サポートメンバーを加えた7人編成で登場。
上海でもceroは人気があるようで、若い女性中心に多くのお客さんが集まっていました。
耳馴染みのあるイントロが流れる度に、歓声が上がっていて、このバンドの人気の高さを肌で感じることができました。
横揺れで楽しむことができる心地良いグルーヴ。
自身もフルートやギターを演奏しつつ、多くの楽器の音色の組み合わせで至高のポップミュージックを作り上げるセンス。
音楽的には天才な高城晶平さんですが、MCでの中国語がたどたどしかったのは、なんか親近感持てて良かったです。
個人的には、1曲目からいきなり大好きな「Summer Soul」を聴くことができてテンション上がりました。
「Orphans」の、普遍性のあるポップミュージック感も心地良かったです。



他にも、ちょこっとだけ見たバンドは、SPECTOR、GLAMOROUS PHARMACYなど。
日本のバンドも、他にも、Crossfaithやdowny、THE OTOGIBANASHI'Sあたりが出演していました。
日本でも注目度の高いアーティストが出演するこのイベント、来年も楽しみです。
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2017年09月10日

小沢健二とSEKAI NO OWARI「フクロウの声が聞こえる」

私が今まで聴いてきたアルバムの中でマイベストを決めるとしたら、おそらくベスト3に入ってくるのが、小沢健二「LIFE」と世界の終わり「EARTH」。
(ちなみにもう1枚はMY LITTLE LOVER「evergreen」。)
「EARTH」を聴いてセカオワを初めて知ったときの衝撃は忘れられません。
初めてライブを見に行って(2011年のミナホ!)「幻の命」を生で聴いたときの感動は今でも鮮明に覚えています。
オザケンの「LIFE」も、もちろん説明不要の名盤。
今まで何回聴いたかわからないほどリピートして聴いてきました。
「LIFE」発売から22年が経った昨年、「魔法的」ツアーで初めて生でオザケンのパフォーマンスを見ることができた感動もまた、昨日のことのように思い返すことができます。
その昨年のツアーで発表された新曲が「フクロウの声が聞こえる」。
本編とアンコールで2回も演奏されたということもあって、このツアーの新曲の中でも特に印象的だった楽曲です。
普通、ライブで新曲を初めて聴いても、音源化されていなければどんな曲だったかすぐ忘れてしまうのに、「フクロウの声が聞こえる」の「導くよ! 宇宙の力」というサビのフレーズはライブから1年以上経っても頭の中で流れ続けていました。
「流動体について」が先に音源化されたので、「フクロウの声が聞こえる」の音源化はまだ先になってしまうのかな、と思っていたところに、シングルリリースの告知。
しかも大物ミュージシャンとのコラボとのこと。
コラボ相手はおそらくオザケンと同世代ぐらいのミュージシャンなんだろうと思っていたのですが、それがまさかのSEKAI NO OWARIだったわけです。
90年代と10年代のJ-POPシーンを代表する2組。
個人的にも思い入れの強い2組だっただけに期待感が高かったですが、そのハードルを越えてしまうほどに良いコラボレーションだと思います。
先日のMステで、30人のオーケストラとともに、この曲をフルコーラスで生パフォーマンスしてくれたのですが、これもまたとても良かったです。

導くよ! 宇宙の力 何も嘘はつかずに
ありのままを与えてほしい
震えることなんてないから
泣いたらクマさんを持って寝るから

自身が父親になった今だからこそ綴ることができる、子どもに向けての最大限の愛情。
子どものことを思っているからこそ、良いところだけを見せるのではなく、「本当」と「虚構」も「混沌」と「秩序」も「絶望」と「希望」も、すべてをありのままに感じてほしい。
扉が「はじまり、はじまり」と開くとともに広がる新しい世界への一歩。
それは、SEKAI NO OWARI「RPG」の世界観にも通じるものであるし、レコーディング時期にSaoriの妊娠が判明したということも、もはや必然的だったように感じられてしまいます。
この2組のコラボパフォーマンスを見ながら、「フクロウの声が聞こえる」を「魔法的」以来聴くことができた喜びや、セカオワやオザケンを初めてライブで見たときの感動などがいろいろ一気に蘇ってきて、涙が止まりませんでした。
このMステのパフォーマンス、多分もう10回ぐらいはリピートして見ています。
まさに夢のような共演です。

そもそもなんでこの2組に接点があったのか?ということは下の動画でも説明されていますが、この2組をつないだのは、スチャダラパーBoseの奥さんでありセカオワのメンバーと小学校からの友達でもあるファンタジスタさくらだ。
大物ミュージシャンとかではなくて元あやまんJAPANのファンタジスタさくらだというところが、大衆的なJ-POP感があって、なんか良いと思います。



小沢健二とSEKAI NO OWARI「フクロウの声が聞こえる」
2017年9月6日リリース
シングル
フクロウの声が聞こえる(完全生産限定盤) - 小沢健二とSEKAI NO OWARI
フクロウの声が聞こえる(完全生産限定盤) -

2017年08月27日

SUMMER SONIC SHANGHAI 2017

日本では、4大夏フェスの一つとしてもうすっかりおなじみのイベント、サマーソニック。
日本国内だけでなく中国など海外の音楽ファンにとっても人気のフェスでしたが、今年ついに上海でも初開催。
今まで幕張のサマソニにも大阪のサマソニにも行ったことなかったのですが、記念すべき上海サマソニの第1回は見ておかないと、と思い行ってきました。
サマソニ初体験が上海になるとは!

チケットは、2日通し券で1280元。
約22000円と、日本よりは安い価格設定。
チケット専用アプリを通してネットで購入し、自宅まで配達してくれるシステムだったのですが、これ受け取るのが実はちょっと大変でした。
最初に家に配達してくれた日が平日の昼間だったので受け取ることができず、日本の宅配便の不在票みたいな気の利いたものを入れてくれるわけでもないので、再配達を頼む方法もわからない状況。
配達してくれた時に配達員の方(多分)が電話をかけてきたのですが、私の中国語力ではまったく聞きとることができず、どうしようかと思っていたところに、数日後、配達業者の日本語ができるスタッフが電話をかけてきてくれたので、無事受け取ることができました。
こういうところ、意外としっかり対応してくれるので、安心できます。

会場は、上海ディズニーランドの近くにある公園。
ディズニーランド駅から歩いて10分ぐらいのところにある会場でした。
自然公園の大きな広場のようなところが会場になっていて、都会でありながらも自然の中で音楽を楽しめるような環境は良かったと思います。
開演10分前ぐらいに着いたのですが、まったく並ぶことなくすんなりと入れてしまいました。
雨が心配でしたが、晴天に恵まれて、というか若干曇っていましたが、暑すぎることなく涼しくてちょうど過ごしやすい気候でした。

お客さんの入りはあまりよくなかったかも。
イベント自体の知名度がまだまだだからか、ラインアップのインパクトにやや欠けたからか、チケットが高いからか。
上海では他にも音楽フェスが多く開催されていて、日本の音楽への注目度が高いという土壌を考えると、もっと集客力あってもおかしくないのに。
でも、公園ののどかなムードが広がる中、のんびりと楽しむことができたのは良かったです。
大物アーティストのステージでも、入場規制とは完全に無縁でしたからね。
お客さんは、若い人が多いかと思いきや、意外と老若男女様々。
日本人の姿も見られましたが、欧米系のお客さんの姿の方が多かったかも。
日本人は、サマソニ上海のためにわざわざ来たという観光客というよりは、現地に住んでいる日本人と言った感じの方が大半でした。

会場は、メインステージのMARINE STAGEとサブステージのBRAVO STAGE、DJメインのGARDEN STAGEという構成。
タイムテーブルが当日になっても公式サイトにアップされていなかったのが若干不安でしたが、検索してみたら何か別のサイト(?)で公開されていた模様。
オフィシャルグッズの売り場はありましたが、アーティストの物販がほとんど無かったのが残念。
CDぐらい売っていてくれてもいいのに。 

入場時の荷物検査は厳重な体制。
ライターとか危険物の持ち込みのチェックはわかるとしても、飲食物も持ち込み禁止とのことで、ペットボトルの水とかも没収されてしまいました。
ちょっと厳し過ぎのような気も。
会場の中の飲料の販売はそこまで充実していたわけではなく、ビールなどアルコール類と、ソフトドリンクはアイスティーぐらい。
水は、ペットボトルからカップに移し替えただけのミネラルウォーターが1杯10元(約170円)。
5元ぐらいで普通に買えそうなペットボトルの水だったので、かなり割高感あります。
しかも支払いはスマホの電子マネーのみ。
上海ではコンビニとか飲食店での支払いで現金を使うことは少なくて、電子マネーを使うことが一般的になりつつありますが、中国の銀行の口座を持っていない外国人観光客にとっては、あまり優しくないシステムではないかと。
ただ、カップは出演者ラインアップなども書いてあるサマソニ上海専用のデザインだったので、お土産にしてしまいました。
フード類は、けっこう種類あったと思います。
中華系の屋台中心に。
私はソフトクリーム(18元)しか食べてないですが。
シンプルながらも美味しくて、2日とも食べてしまいました。
飲食ブースの他に企業ブースも多かったです。
やけにおでこに冷えピタを貼っているお客さんを見かけるなと思ったら、小林製薬が熱さまシートを配布するブースを出展していたようです。
それと、カラオケのブースまで設置されていました。
中国だと大型のショッピングセンターの片隅に2〜3室ぐらいカラオケボックスが設置されていることがよくあるのですが、こういう音楽フェスにも進出しているとは。
でもライブで聴いた曲をすぐ歌いたくなった時には良いシステムかも。
あと、スタッフの数が異様なほど多かったです。
しかも普通にライブを見ていたというユルさ。
おそらく、来場者が想定よりも少なかったので、仕事が少なかったのでは。
スタッフが観客になることでステージが少しでも盛り上がっていたのなら良いのかも。

GENERATIONS from EXILE TRIBE

記念すべき上海サマソニ第1回のトップバッターを務めたのは、GENERATIONS。
メンバーの紹介VTRが流れた後、女性ファンたちの歓声に迎えられて登場。
今日が初上海ライブだったようです。
「AGEHA」からスタート。
この曲、サビの「I GET HIGH!!」のところで、手を左右に上げる振り付けがけっこう好きです。
「Evergreen」、「NEVER LET YOU GO」とヒット曲を連発。
「NEVER LET YOU GO」は、実はかなり好きな曲だったので、生で聴ける日が来るとは、とちょっと感動してしまいました。
美しいメロディーに綺麗なファルセットボーカル。
激しく踊りながらもここまで綺麗なハーモニーを届けてくれるパフォーマンスは、生で見ると圧巻です。
中盤はミドルテンポのナンバーを連続で。
フロントのボーカル2人でORANGE RANGE「花」のカバーも歌ってくれました。
最後は「Hard Knock Days」で会場の熱気を上げるパフォーマンス。
どちらかと言うとメンバー各自の人気はあってもグループとしての上海での知名度はまだまだかもしれないですが、それでも熱狂的なファン達に支えられている様子が感じられました。



→Pia-no-jaC←

もはや、上海ではおなじみになりつつあるピアノジャック。
鍵盤とパーカッションのみという最小限の編成でありながら、ここまで厚みのある音楽を作り上げるのは、いつも凄いと思います。
シンプルな編成の枠を飛び越えたロックなステージ。
アグレッシブなパフォーマンスでオーディエンスを沸かせてくれました。



朱婧汐

中国で活躍する女性シンガー。
バックバンドとのステージ。
ちょこっとだけ見ましたが、スタイリッシュでダンサブルなサウンドは、いかにも若者受けしそうな音楽。
日本で言うところの、西野カナとかのポジションなんでしょうか。



DIRTY LOOPS

スウェーデン出身のバンド。
ソウルフルなハイトーンボーカルの爽快感。
もともとYouTubeでのカバー動画が人気を集めていたというバンドですが、今日もジャスティン・ビーバー「Baby」のスタイリッシュなカバーで魅了してくれました。
ラストに演奏されたのは「Hit Me」。
抜群のシティポップなセンスで心も踊らせてくれる音楽。



八三夭

台湾の男性5人組ロックバンド、バーサンヤオ。
バンド名は「八月三十一日」、つまり夏休みの終わりを意味するとのことですが、時期的にまさにピッタリですね。
台湾のバンドって、五月天(Mayday)ぐらいしか思いつかないですが、その弟分的存在のバンドみたいです。
「小心肝」は、ポップスの王道進行が心地良いナンバー。
日本人の耳にも馴染みやすいと思います。
コミカルな一面も見せてくれるのがこのバンドの魅力。
次の会場に移動してしまったため最後まで見れなかったのが残念ですが、注目していきたい存在です。
既に日本デビューも果たしているバンドですが、もっと日本での人気が上がってもおかしくないと思います。



INABA/SALAS

夕暮れ時の、日が落ちるちょうど良い時間帯に登場したのは、INABA/SALAS。
B'zの稲葉浩志とギタリストのスティーヴィー・サラスによるユニット。
ステージでは、B'zとはまた違う、バンドサウンドを聴かせてくれました。
赤いTシャツにサングラス姿で登場した稲葉さん。
やっばり、大物のカリスマ的オーラがありました。
1曲目の「SAYONARA RIVER」から会場のボルテージを一気に上げるステージ。
次の「苦悩の果てのそれも答えのひとつ」の途中でサングラスを取り外して、魂を振り絞るようなパワフルなボーカルとパフォーマンスを届けてくれましたが、それはまさに今までテレビでしか見たことがなかった稲葉浩志の姿そのものでした。
稲葉さんをここまで至近距離で見ることができるのも、このイベントならでは。
B'zの楽曲の知名度は高くても、INABA/SALASとしての楽曲の知名度は低いというのが実際のところだと思いますが、オーディエンスを煽って会場の熱気を上げるパフォーマンスはさすがでした。



The Fratellis

スコットランドのロックバンド。
実は曲もほとんど知らない状態で見に行ったのですが、あまりにも素晴らしくて感動してしまいました。
とびきりポップで踊りだしたくなる音楽。
鍵盤も加わったバンドサウンドのワクワク感。
また機会があれば、曲を聴き込んでからライブ見に行きたいです。



LUNA SEA

1日目のヘッドライナーはLUNA SEA。
上海でのライブは18年ぶりだったんだそうです。
別に今まで特に好きだったわけでもないですが、演奏する曲ほとんど知っているんですよね。
「DESIRE」「END OF SORROW」「TRUE BLUE」という前半のアッパーチューン3連発も懐かしさに震えましたが、個人的に一番感動したのは「gravity」かも。
「さよなら 揺れていた」というサビの歌詞に合わせて、暗闇に包まれた会場全体が手を左右にゆらゆら揺らす光景は幻想的でさえありました。
そこからの「I for You」というのも最高の流れ。
河村隆一の甘いボーカルに酔わされて、もうすっかりSLAVEになった気分です。
後半の「STORM」「ROSIER」「BELIEVE」という怒涛の3連発も最高。
年月が過ぎても色褪せることのないヒット曲のパワーを感じました。



2日目。

Aldious

5人組ガールズロックバンド。
アイドル的でさえあるゴスロリ系ルックスからは想像つかない本格的なヘヴィメタル。
女性版ヴィジュアル系バンドみたいなことでしょうか。
爽快感のあるロックナンバー「die for you 」、ドラマチックな展開のミディアムチューン「I Don’t Like Me」が良かったです。



柯智棠

台湾の男性シンガー。
中国では人気の歌手なのかと思ったら、そこまで有名ではなさそう。
アコースティックギター1本にサポートのエレキギターというシンプルな編成でした。
星野源的な自然体で甘いルックスは、女性受けしそう。
ちょっとハスキーで芯の通った歌声が魅力的。
初夏の透き通った風のような爽快感。
日本で言うところの秦基博的なポジションでしょうか。 
全編バラードナンバーばかりのパフォーマンスだったのは若干物足りなかったです。



和楽器バンド

和楽器とロックバンドを融合させた、日本人ならではのエンターテイメントは、上海の人たちにも人気が絶大なようです。
「千本桜」のようなアッパーチューンも良いですが、「オキノタユウ」のようなバラードナンバーもまた、それぞれの楽器の良さが引き立っていたような気がします。
中国語を喋ることができるということて、MCはドラムの山葵さんが担当。
中国出身なんだそうです。
流暢な中国語で、時折お客さんの笑いも誘っていました。
日本だけてなく海外での活動を視野に入れて考えるときに、こういうメンバーの存在は貴重ですね。
ラストは「起死回生」。
イントロの3本締めと、サビ部分のジャンプを合わせるところがライブで楽しいナンバー。



NOTHING BUT THIEVES

UKロックバンド。
ベースラインのかっこよさが際立つナンバーがけっこう好みかも。
ラストの「Amsterdam」では、会場全体が踊っていました。
甘くも鋭さを感じさせるボーカルが魅力的。
大ステージが似合う堂々としたパフォーマンスからは想像できないほどの若さ。
まだ20代前半だと知って驚きました。



THE KOOKS

アークティックモンキーズの同期的な存在のロックバンド。
おなじみのナンバーの連発に、会場ではシンガロングが起こっていました。
口ずさみたくなるメロディが魅力的な、普遍的なロックサウンド。
ちょっとハスキーなボーカルが心地良く響いてきます。
「Junk Of The Heart (Happy) 」は、1回聴いて一発でお気に入りになりました。



ということで、タイムテーブルが乱れることなく、大きなトラブルも無く順調に終演したサマソニ上海。
集客面が若干の不安要素ですが、是非とも来年も開催してほしいところです。
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