2018年05月26日

キンモクセイ「二人のアカボシ」

上海で生活していて常々感じるのは、交通費の安さ!地下鉄もバスもタクシーも、日本よりずっと安い!バスなんて、2元(約34円)で乗れてしまってとても便利。中でも魅力的なのは、タクシーの安さ。初乗りが250円ぐらい、30分乗っても1000円でお釣りがくるぐらいの感覚です。地下鉄やバスが走っている区間でも、ちょっとした距離でも、財布と相談することなく気軽に乗れてしまいます。ただ、これだけ気軽に乗れてしまうので、どうしても、終電後や雨の日などは、タクシー争奪戦になることもしばしば。タクシーを呼ぶためのスマホアプリもあるのですが、電話で自分のいる場所を中国語で説明したりする必要が出てくるため、外国人にはちょっとハードル高くて私は使ったことありません。基本、タクシーの運転手には、英語も日本語も通じません。行き先を伝えたいときは、紙に書いたり、地図を見せたりすればOK。上海にはけっこう似た発音の地名が多かったりして、私は一度発音が悪くて全然違う所へ連れていかれてしまったことがあったので、発音に自信がなければ文字で見せた方がベターですね。最初は、客が日本人だとあからさまに嫌な態度をとられることがあるんじゃないか、とちょっとビクビクしていましたが、少なくとも上海ではそんなことほとんどありません。ただ、運転手の態度があまり良くなかったり、乗車拒否に合うことはよくあります。(これは別に客が日本人かどうかは関係ないと思いますが。)でも、私の経験上、空港の国際線ターミナルなど、外国人の多いところで待っているタクシーは、むしろ歓迎ムードで、言葉があまり通じなくてもとても親切に対応してくれる運転手さんに遭遇することが多いです。外国人がタクシーに乗る時に注意した方がいいのは、料金の支払い。メーターをごまかされるようなことはほとんどないと思いますが、お釣りには要注意。お釣りの金額が違っていたり、場合によっては偽札を渡されるケースもあるそうです。オススメなのは、現金を使わずに交通カードか電子マネーアプリを使用すること。上海にも日本のスイカやパスモみたいなカードがあって、これさえ買っとけば、地下鉄でもバスでもタクシーでも乗れてしまうので、とても便利です。

あと、上海でタクシーに乗っていると最初焦ってしまうのが、何の断りもなく高速道路に突入すること。高速道路料金が上乗せされるのでは?と思いきや、上海の街中を走る高速道路は、日本と違って基本無料なんですね。料金を気にすることなく、高速道路のドライブが気軽に楽しめてしまいます。タクシーに乗って、高速道路から上海の街を眺めるのは、けっこう楽しいものです。

あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま
二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか


高速道路を走っているときに、真っ先に頭の中に流れてくる曲と言えば、やっぱりキンモクセイの「二人のアカボシ」。ネオンが輝く夜の都会の街並みを眺めながら、高速道路を駆け抜けていくイメージ。疾走感、というよりは、懐かしい場所に帰っていくような安心感。タイトルの「アカボシ」というフレーズもそうですが、歌詞の至る所から懐かしさが感じられて、特に「みだれ髪にしみるよう」とか「朝焼けの水蒸気が隣りの空を彩る」といった表現は文学的でさえあります。そして、何と言っても、この曲はメロディが良い!どこか懐かしく普遍的なメロディは、いつまでも聴き続けていたくなります。切なさを漂わせた歌詞とメロディラインは、まさにJ-POPの王道。「東京生まれJ-POP育ち」の私ですが(※ちなみに、悪そうな奴は大体他人)、生涯聴いてきた曲の中でマイベスト10には入るかもしれません。「高速道路」という近未来的な要素もありつつどこか昭和的なイメージも連想させてくれるフレーズが、どこか懐かしい歌詞とメロディに絶妙にマッチして、素晴らしいポップソングに仕上がっています。



キンモクセイは、私の大好きなバンドの一つですが、実は今まで生でライブを見たことがないんです。ですが、1回だけ、ボーカル伊藤俊吾さんがソロで出演しているライブを見に行ったことがあって、その時にこの「二人のアカボシ」を歌ってくれて感激しました。このライブ、実は対バンも豪華だったんです。サトミツ&ザ・トイレッツや山田稔明、コアラモード.なども出演していて、それぞれキンモクセイの他のメンバーがバックバンドで参加していたんですね。しかも、ラストに出演者全員のセッションがあって、そのとき演奏したのがキンモクセイの「さらば」。キンモクセイとしてのライブではありませんでしたが、こうやって全員ではなくてもメンバーが集まってパフォーマンスしてくれたのを見ることができて、本当に嬉しかったです。

このライブの様子、自分のブログの過去ログで振り返ろうと思ったら、下書きだけ書いてアップしてなかった模様。メモ程度しか残っていなかったのですが、セトリとかは残っていたので、せっかくなのでこっそりアップしてみました。2016年のライブレポ中心に、メモだけ書いてお蔵入りになっていた記事が実はけっこうあるので、それもこれから少しずつこっそりアップしていこうかなと思うので、気になる方は探してみてください。
伊藤俊吾(キンモクセイ)/サトミツ&ザ・トイレッツ/コアラモード./山田稔明(GOMES THE HITMAN)/まちだガールズクワイア 秋の夜長の音祭り

キンモクセイ「二人のアカボシ」
2002年1月9日リリース
シングル

二人のアカボシ - キンモクセイ
二人のアカボシ - キンモクセイ
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2018年05月14日

tohko「LOOPな気持ち」

毎日暮らしている中で、頭のスミでは、本当は変えなきゃいけないとわかっているものの、そのままにしてズルズルと過ごしてしまっていることってありますよね。家庭のことだったり、仕事のことだったり、自分のことだったり、対人関係のことだったり。現状に慣れてしまうと、少しでもそれを変えるのが面倒になってしまいがち。科学的なイメージで例えると、現状でもエネルギー的に安定しているけれど、本当はその先にもっと安定している地点があって、でもそこに行くにはいくらかの活性化エネルギーが必要で、そのエネルギーを絞り出すのがちょっと大変、みたいな感じ。結局、いつの間にか作り上げられてしまった現状の習慣やルールに囚われることになってしまって、その結果としてそこから抜け出せないことが苦しくなってしまうんですよね。

先日読んだ、木皿泉「昨日のカレー、明日のパン」は、そんな何気なく繰り返している日々の暮らしからちょっと抜け出すためのささやかなヒントを示してくれているような気がします。あらすじとしては、25歳の若さで夫を亡くしたテツコと、夫が亡くなってからも7年間も同居を続ける義父(夫の父親)との、ちょっと変わった家族を中心に繰り広げられるストーリー。亡くなった夫の存在に囚われ続けて、新しい恋人ができてもなかなか結婚に踏み切ることができず、相変わらず義父との生活を続けるテツコ。でも、そんなテツコが、周囲の人物と関わる中で、徐々に夫の死を受け入れていき、今までの生活から少しずつ抜け出すことができるようになります。この作品では、テツコ以外の周囲の登場人物たちも、気付かないうちにいつもの日常に囚われてしまっていることに苦しみながらも、ささやかなきっかけでそこから少しずつ抜け出すことができるようになった様子が描かれています。

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)
昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

平凡なライフスタイル とても平凡な家庭と
歌いほうだいのボックスで 今日もこの前と
同じ曲うたって どうしてつまらない?
環状線 のりかえて
景色変えたい ループしたくない!!


小室哲哉が作詞を手掛けた「LOOPな気持ち」の中でも、登場人物の女の子が、いつもの日常から抜け出そうともがいている様子が描かれています。「嫌われず誰からもいい子だって言われて」いる自分や、「犬を散歩につれていって明るくふるまう」自分。人の視線を意識したりするうちにいつの間にかに「自分はこうあるべきだ」と出来上がってしまった「自分」像。そんな「自分」像から抜け出したくても、意識しないといつもグルグルとループしているような日常から抜け出すことは難しいところ。でも、そんな「環状線」の毎日からちょっと「のりかえて」みれば、少し違う景色が見えてくるはず。今までの毎日から抜け出す方向へと、気分を少し明るくしてくれるような展開に希望を感じさせてくれる楽曲です。



tohko「LOOPな気持ち」
1998年4月17日リリース
シングル

Loopな気持ち - tohko
Loopな気持ち - tohko
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2018年05月06日

あいみょん「満月の夜なら」/サンタラ「バニラ」

上海では、少し前までコートを着ていたような気がするのに、4月後半からはもうすっかり夏のような気候になってきました。アイスクリームがおいしい季節になりましたね。中国でもコンビニやスーパーで手軽にアイスを買うことはできるのですが、中国のアイスは正直どれもあんまり美味しくないです。何というか、甘味料や香料がキツかったりして、味が雑な感じ。アイスの繊細な味わいは、やっぱり日本ならではのものなんだなと、改めて感じてしまいます。ハーゲンダッツとか日本から輸入しているアイスとかも買えることは買えるのですが、どれも高い!日本で100円ぐらいで売っているアイスが、上海では20元近く(300円ぐらい)で売っている感覚です。ジャイアントコーンとかチョコモナカジャンボとかは日本で手軽に買えるアイスの定番ですが、上海では今まで見かけたことがありません。今まで日本でいろんなアイスを食べてきましたが、何だかんだ言って、ジャイアントコーンとかチョコモナカジャンボは最強だと思います。味やボリュームはもちろんのこと、あのコーンやモナカやチョコのパリパリ感が素晴らしい!あそこまでクオリティの高いアイスを、どこでも手軽に、そして100円前後という非常にお手ごろな値段で買えることの喜びを、日本に住んでいる皆さんはもっとよく味わったほうがいいと思います。

江崎グリコ ジャイアントコーン 140ml×20箱 【冷凍】(1ケース)
江崎グリコ ジャイアントコーン 140ml×20箱 【冷凍】(1ケース)

森永製菓 チョコモナカジャンボ 150ml×20個
森永製菓 チョコモナカジャンボ 150ml×20個

さて、アイスと言えば、歌詞中に「アイスクリーム」が効果的に登場する歌として最近話題になっているのが、あいみょんの「満月の夜なら」。歌い出しから、比喩表現として「アイスクリーム」というフレーズが登場します。

君のアイスクリームが溶けた
口の中でほんのりほどけた
甘い 甘い 甘い ぬるくなったバニラ


口の中で甘く溶けていく、「君」のバニラアイスクリーム。性的とも受け取れる、とても官能的な表現にドキドキさせられます。歌詞中には登場しないのですが、タイトルの「満月の夜」というフレーズからも、女性の身体の神秘性のようなイメージを連想させます。全体的に、表現方法に奥ゆかしさが感じられて、文学的。聴いていると、生々しさというよりはカラッとした印象を受けるのは、あいみょんの絶妙なソングライティングセンスだと思います。



あいみょん「満月の夜なら」
2018年4月25日リリース
シングル

【早期購入特典あり】満月の夜なら(オリジナル クリアファイル付き) - あいみょん
【早期購入特典あり】満月の夜なら(オリジナル クリアファイル付き) - あいみょん

バニラアイスを官能的な暗喩として表現した曲と言えば、サンタラの「バニラ」もそうなんじゃないかと個人的には考えています。「バニラ」は、サンタラが2004年にリリースしたメジャーデビュー曲。当時、NHK-FMのラジオ番組で、「『バニラ』とはどういう意味ですか?」と聞かれて、「ちょっとここでは言えないです」と答えたようなやり取りがあったように記憶しています。解釈は人それぞれあると思いますが、私としてはこれもやっぱり官能的な表現ではないかと思っています。

crushed moon on the dish
銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて
crushed moon on the dish
こんな不甲斐ない私に期待しないで
ためらいがちに口に含んだ苦く光るバニラ


この曲では、「銀のナイフ」が「私の火照る唇を撫で」た後、「バニラ」を「ためらいがちに口に含ん」でいます。間接的な表現として、こういうフレーズをセレクトしてきたセンスが素晴らしいなと思います。歌詞中に「moon」とあるように、月が登場してくるのもあいみょんと同様。もしかして、あいみょんは、この曲をベースに歌詞を書いたんじゃないかと思ってしまうぐらい世界観が似ていますね。曲としては、ブルースやフォークのテイストが入った洋楽的なドライなサウンドが印象的。そこに日本人的な、文学的な表現の歌詞が絶妙にマッチしています。



サンタラ「バニラ」
2004年1月15日リリース
シングル

バニラ           (CCCD) - サンタラ
バニラ (CCCD) - サンタラ
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2018年04月30日

Goodbye holiday「旅立ちの花」

いわゆるJ-POPの「歌」を作るバンドが減ってきている。

これは、90年代あたりから順を追って音楽を聴いていると、はっきり実感できる最近の音楽の傾向の一つだと思います。90年代の音楽といえば、ミスチルでもスピッツでもGLAYでもラルクでもジュディマリでもシャ乱Qでも、バンドが作る音楽は、いわゆるJ-POPというジャンルに区分されることが多かったと思います。すなわち、みんなが口ずさめるような「歌」が多かった、ということ。TVなどのメディア発信でヒット曲が大量に生まれていた90年代だからこその現象だと思います。ですが、最近の音楽シーンを見ると、こういうバンド、すっかり減ってしまいましたよね。その原因の一つは、やはり音楽を聴く環境の変化。レジーさん著の「夏フェス革命」でも触れられていたことですが、この20年の中で特に大きく変わったのは、「フェス」や「ライブ」といったものが一気にメジャーな存在になったということ。「夏フェス」は、今や音楽好きだけが集まるイベントではなくて、一般層にとってもすっかりメジャーな娯楽になりました。そんな「夏フェス」中心の音楽シーンの中で、バンドが勝ち残っていくために求められるのが、「ライブを盛り上げるバンドになる」ということ。高速BPMやノリやすいリズムで、ただひたすら「ライブで盛り上げやすい」楽曲、それが最近のバンドシーンのメインストリームになってきていると思います。「夏フェス革命」中でも、そういった音楽を『「勝ち上がる」ための音楽』と表現して問題提起されていました。誰でも親しみやすいJ-POPがむしろマイノリティになってしまうという逆転現象が起きてしまっていますよね。

夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー
夏フェス革命 ー音楽が変わる、社会が変わるー

そんなシーンの中で苦戦することになるのが、いわゆる「歌モノ」バンド。オーディエンスが若い人中心のライブでは、従来のJ-POP的な楽曲だと、盛り上がりの面ではどうしても今一つになってしまうんですよね。ですが、「歌モノ」バンド好きの私としては、そんな逆境の中でも自分たちの音楽を信じて「歌」を作り続けるバンドを応援したくなります。若手バンドの中で、「歌モノ」バンドと言えばとっさに思いつくのは、ウソツキとアンテナ。どちらも、今の音楽シーンの中の自分たちの立ち位置を自覚しつつも、「歌」を信じて作り続けるバンド。ウソツキ竹田さんがライブ中に話していた「J-POPの逆襲」というフレーズ、アンテナ渡辺さんがいつも「ライブで盛り上げられるバンドじゃないけれど」と謙遜しつつも素晴らしい歌を届けてくれている姿は、とても頼もしく感じます。(渡辺さん、復活待ってます!)「歌モノ」バンドと言えば思いつくのは、他にも、荒川ケンタウロス、ホタルライトヒルズバンド、GOOD BYE APRIL、nicoten、グッバイフジヤマ、プププランド、THE BOY MEETS GIRLSなどなど。どこまで「歌モノ」バンドの括りに入れるか微妙なところもあるかもしれませんが、「歌」を作り出す若手バンドは、少数派ですが確実に存在しています。

先日、残念ながら解散を発表したGoodbye holidayも、そんな「歌モノ」バンドの一つ。一緒に口ずさみたくなるメロディラインを作り出すことができて、ポップソングのセンスが秀逸なバンドだったと思います。特に、メディア露出やタイアップなどで、かつての90年代的な売れ方ができるのではないかと期待もしていたのですが、それだけに今回の解散発表は残念でした。今回は、私が特に好きなグッホリの楽曲、マイベスト5を紹介します。

「さらば」
2014年8月13日リリース アルバム「FLAG」収録曲。
作詞 福山匠 作曲 児玉一真
私が個人的に、最初にグッホリの曲が良いなと思ったのがこのナンバー。「月火水木金土飛ばして」というサビ頭のフレーズのインパクトが強くて、そこから一気に引き込まれました。ロック色が強いナンバーですが、その中でもメロディの強さが際立っているのが、このバンドならではの魅力だと感じました。



「ありったけの愛を」
2016年7月6日リリース シングル「奇跡の星/弱虫けむし」収録曲。
作詞 児玉一真 作曲 大森皓
グッホリの楽曲の中では珍しく、ブラックミュージックテイストが強めのミディアムチューン。ゴスペル風な壮大なムードと、あたたかくてハッピーなサウンドは、ウエディングソングにピッタリ。非日常的な結婚式の雰囲気の中で際立つ「田園都市線」というフレーズの日常感。結婚式で歌うときは、「田園都市線」の部分を普段使っている路線に替えてみてはいかがでしょうか。

「クロワッサン」
2016年2月10日リリース アルバム「with YOU」収録曲。
作詞 児玉一真 作曲 児玉一真
切なさとともに溢れ出る想いが疾走するロックチューン。かつての恋人との幸せの象徴として描かれている「クロワッサン」というフレーズ。サビ部分の「三日月震える」という独特な言葉遣いが印象に残りますが、そもそもパンの「クロワッサン」の名前の由来はフランス語の「三日月」。そのあたりのフレーズの選び方のセンスも秀逸だと感じました。

「溢れるもの」
2015年10月28日リリース シングル「溢れるもの/リベレーター」収録曲。
作詞 福山匠 作曲 大森皓
グッホリの楽曲は、作詞作曲をボーカル以外のメンバーも多く担当しているのが大きな特徴の一つ。代表曲とも言える「溢れるもの」は、作詞をベースの福山さん、作曲をギターの大森さんが手掛けています。この自然に口ずさみたくなってしまうようなメロディラインこそが、グッホリの楽曲の真骨頂。普段はなかなか口に出せなくても、素直になって届けたい溢れる気持ちを詰め込んだ、あたたかいポップソングです。



「旅立ちの花」
2016年2月10日リリース アルバム「with YOU」収録曲。
作詞 児玉一真 作曲 児玉一真
幼い頃の純粋な恋の回想とともに目の前に広がるのは、誰もが心の中に持っている故郷の原風景。どこか懐かしい普遍的なメロディとともに、「東京の窮屈な空」からは開放された、懐かしい景色が広がります。改めて純粋な気持ちになり、また新しい「旅立ち」のスタートを切らせてくれる、そんなナンバー。今回の解散も、新たな「旅立ち」と考えて、いつかまた音楽を届けてくれることを期待しています。



Goodbye holiday「旅立ちの花」
2016年2月10日リリース
アルバム「with YOU」収録曲

with YOU(CD+DVD) - Goodbye holiday
with YOU(CD+DVD) - Goodbye holiday
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2018年04月01日

2018年2月度 マイベスト10

時間ができたときに、気まぐれに参加してます。
今回は、2018年2月リリース分。

http://xn--tckd3h3e.com/hp/

10.Beautiful girl/Gateballers

2月21日リリースのアルバム『「The all」=「Poem」』収録曲。
Gateballersは、東京で結成されたスリーピースバンド。
小山田壮平のレーベルSparkling Recordsから音源をリリース、内村イタルがサポートで参加、というプロフィールの時点で最高です。
Gateballersというバンド名ですが、まさしく、公園でお年寄りたちがゲートボールをして過ごすように、ゆったりと心地良い空間が流れるかのような、そういう音楽。
身体に自然に馴染んでいく音楽って良いですよね。



9.ドラえもん/星野源

2月28日リリースのシングル曲。
映画「ドラえもん」主題歌にはハズレがない説、今回も立証されました。
個人的なヒットとしては、Perfume「未来のミュージアム」、Kis-My-Ft2「光のシグナル」、秦基博「ひまわりの約束」に並びます。
タイトルは、そのままズバリ「ドラえもん」という思い切りの良さ。
かつての武田鉄矢ですら「ドラえもん」というタイトルは付けなかったわけですが、この曲の歌詞では、ドラえもんの世界観を間接的に描写していて、まさに「ドラえもん」というタイトルにふさわしい感じ。
子どもから大人まで聴いて楽しめる、という面ももちろんありますが、どちらかというと、大人がかつての「ドラえもん」を思い出して、それぞれの少年時代に思いを馳せることができるような、そんな楽曲ではないかと思います。



8.ふわふわ/ほのかりん

2月28日リリースの配信曲。
ほのかりんと言えば、スキャンダラスなイメージしかなかったのですが、この曲でちょっと見直しました。
「ふわふわ」という歌詞とともに伝わってくるふわふわ感が心地良くて何度もリピートして聴きたくなります。
しかも、自身で作詞作曲していたとは。
意外とシンガーソングライターとしての才能があるかもしれませんね。
「今だから言うけど割と信じてたんだよ」という歌詞が意味深で最高。



7.余韻/青はるまき

2月22日リリースの配信曲。
青はるまきは、「平均年齢19歳4ピース青春ポップロックバンド」。
そのキャッチコピー通り、サウンドの端々から伝わってくるキラキラした青春感は眩しいぐらい。
好きなバンドを応援する女の子を描いた歌詞は、ライブを見に来たお客さんの共感度高いはず。
「今日はあたしの好きなバンドがやっと あのステージに立つの」と綴ったこの曲を、このバンドがいつか大きなステージで歌う日が来ることを想像してしまいます。



6.Lucky/Lucie,Too

2月7日リリースのアルバム「LUCKY」収録曲。
Lucie,Tooは、宇都宮を中心に活動する女性スリーピースバンド。
ガールズバンドって、基本的には若干苦手なのですが、このバンドには、自分たちをありのままに表現しているような、肩の力が抜けたナチュラル感があって良いなと思いました。
椎名林檎にもチャットモンチーにも影響を受けてなさそうなこの感じ。
たった100秒だけの短い曲ですが、その潔さが心地良くて何度もリピート再生したくなります。



今回の上位5曲は、実質どれも同率1位ぐらいの感覚で好きな曲なのですが、最終的には再生回数の違いでランク付けしてみました。

5.ミッドナイト・クローラー/a flood of circle

2月21日リリースのアルバム「a flood of circle」収録曲。
スリリングな展開のロックチューン。
UNISON SQUARE GARDEN田淵智也がプロデュースした今回の楽曲は、従来のフラッドらしい無骨なガレージロックサウンド的でもありつつ、キャッチーな華やかさも兼ね揃えていて、全体的にはポップな印象。
イントロのギターリフのフレーズが印象的。
切なく漂う哀愁感に魅かれます。



4.メイクキュート/MINT mate box

2月7日リリースのミニアルバム「beside」収録曲。
この手の女性ボーカルバンド最近ありがちだよね、と思って最初スルーしそうになっていたのですが、この曲の中毒性に完全にやられました。
語感の心地良いフレーズがバッチリハマった、流れるようなメロディラインは、何度もリピートして聴きたくなってしまいます。
デート当日の女の子の気持ちをリアルに綴ったリリックも格別にキュート。
「メイクキュート」と「迷宮」をかけたサビの歌詞には、岸本早未「迷Q!?-迷宮-MAKE★YOU-」を連想してしまいました。



3.さよならエレジー/菅田将暉

2月21日リリースのシングル曲。
菅田将暉という俳優の、どこか捉えどころのないような人間の陰の部分を持った一面をフィーチャーしたような楽曲。
歌謡曲的なスリリングさを含んたドラマチックな展開の楽曲は、実力派俳優の菅田将暉が歌い上げるのにピッタリ。
憂いを帯びた中にも意思のある歌声が魅力的です。
作詞作曲は、彼とも交流があるという石崎ひゅーいが担当しています。
石崎ひゅーいが好きという時点で相当ポイント高いですが、歌い方の面でも、「さようなら」という歌詞を、「さよーなら」と伸ばすのではなく、「さようなら」としっかり「う」を発音する石崎ひゅーい的な発音をしていて、それだけで一気に好感度上がりました。



2.Love me, Love you/Mrs.GREEN APPLE

2月14日リリースのシングル曲。
3年前にミセスのライブを初めて見たときに衝撃を受けたのは、そのエンターテイメント性の高さ。
人の心を揺り動かすような、そんな圧倒的なパワーをこのバンドは持っているなと感じました。
それを改めて感じたのは今回の新曲。
ミュージカル風の華やかでダイナミックな展開のサウンドは、聴く人をワクワクとさせてくれます。
巧みな音の構成は、もはやベテランバンドクラスのクオリティ。



1.告白/evening cinema

2月14日リリースのアルバム「CONFESSION」収録曲。
流れるようなメロディーラインの踊れるシティーポップがあまりにも心地良くて、毎日のようにリピート再生してしまいました。
フェイバリットアーティストに大瀧詠一、岡村靖幸、小沢健二あたりを挙げているのか納得の、どこか懐かしくも普遍的なポップス。
80年代、90年代ポップスのエッセンスを抽出して現代にアップデートさせるセンスが秀逸だと思います。
あえて醸し出している80年代ポップスの「ダサさ」が逆に最高にかっこよかったり。
「コカ・コーラ」というフレーズをセレクトして歌詞中に入れる、80年代90年代ポップカルチャー的なセンスが最高。




次点の楽曲はこちら。

花一匁/BURNOUT SYNDROMES
http://www.youtube.com/watch?v=pTC5IHrSj5A

Innocence/川音希
http://www.youtube.com/watch?v=E1q42i04EXA

サザンカ/SEKAI NO OWARI
http://www.youtube.com/watch?v=249YdrcCL0Y

New Days/Rei
http://www.youtube.com/watch?v=T6D_Ns1G0W8

トランシーバ・デート/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
http://www.youtube.com/watch?v=5qId4Bu-GpU


エントリーリスト外だった楽曲からこの曲を紹介。

Lovely moon night/浪漫革命

2月14日リリースEP「夕焼けけ小焼けでまた明日」収録曲。
浪漫革命は、京都を中心に活動する5人組バンド。
そのバンド名のイメージ通り、どこかノスタルジックで甘く居心地の良い空間を提供してくれる音楽。
月を見ながらゆらゆらと揺れていたくなる、ロマンチックな夜にピッタリ。
「素敵な月夜に 君とキスをしよう」なんていう使い古されたセリフを何の抵抗もなく歌い上げてしまうのはこのバンドならではの魅力。




最後に、ちょっと気になった曲のコーナー。

その先へ/CATS EYE
ストレートなロックチューンの心地良さ。
http://www.youtube.com/watch?v=OmPicKOuJv0

18/The Floor
最近熱い札幌の若手バンドシーンを牽引する、フロアのメジャーデビュー作。
http://www.youtube.com/watch?v=_jGCgXDIkM0

夜明け前までに/Anger Jully The Sun
最近注目の札幌若手バンドその1。
http://www.youtube.com/watch?v=SONwTofxXr8

ごめんね/マイアミパーティ
最近注目の札幌若手バンドその2。
http://www.youtube.com/watch?v=nX5BdmUfXdw

男達のメロディー/THE TOKYO
このバンドの男臭さがピッタリのスタンダードナンバー。
http://www.youtube.com/watch?v=V3gQJODKEBI

春風/家入レオ
透明な歌声の心地良さ。
http://www.youtube.com/watch?v=1fbVjJLG7NE

Hotel Sunset/predia
平均年齢28歳のアイドルだからこそ醸し出すことができるアダルトなオーラにすっかりノックアウト。
http://www.youtube.com/watch?v=7jCuOlXuc7U

手をつなごう/池田夢見
声に魂を感じさせる思いの強さ。
http://www.youtube.com/watch?v=Rh9487-IuPk

ワルキューレは裏切らない/ワルキューレ
昭和の特撮映画的なMVが最高。
http://www.youtube.com/watch?v=y8JJ-WlCf44

肩が凝るprod. by DJ RIND/NAOMY
「肩が凝る」と吐き捨てるように歌い上げるコミカルな詞のインパクト。
http://www.youtube.com/watch?v=yByVCGSQO7Q

DEPPA/oscilloscope.
「出っ歯」という身体的特徴を、ここまでポップでキャッチーに表現する楽曲はなかなかない。
http://www.youtube.com/watch?v=9zIzpGY60XM

白い雲のように/ゆうきひろき
前川清の息子、紘毅と演歌歌手の徳永ゆうきという異色ユニットが名曲カバー。
http://www.youtube.com/watch?v=k8FXX4MgZJE

ボクが食べるものボクは殺してない/チョコレートちょうだい
コミックバンド系かと思いきや、実はシリアスな内容の歌詞のギャップはインパクト強すぎ。
http://www.youtube.com/watch?v=mpDyLzNxidk

おもいで風車/上野実咲
歌手名見て若手女性演歌歌手かと思ったら、まさかのおじさんだった。
http://www.youtube.com/watch?v=S6c8X97yPEE
posted by なっくる at 17:00| Comment(0) | サブコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする