2017年04月04日

グッバイフジヤマ「チェリー」

「カゼマチメロディ」を前から読んでくれている人ならわかってくれると思うけれど、このブログで最も多く登場してきたアーティストは「グッバイフジヤマ」だと思います。
Podcastから流れてきた「星めぐりのこどもたち」を聴いてこのバンドを知ったのが2012年の秋。
今とはメンバー構成もバンド名も違っていました。
どんなバンドなのか全く知らない状態で音源だけを聴きましたが、もうその時点でそのちょっと哀愁を帯びたポップミュージックのセンスが心を鷲掴みにしてきました。
まだ東京以外ではライブをほとんどやっていなかったようなので、「下北沢にて」でようやくライブを見ることができたのが2012年の12月。
名古屋での初ライブとなったのが、ボーカル中山くんの「もしメジャーデビューしたらサッカーボールヘアにします」発言が飛び出した2013年5月のホワラジでした。
ホワラジの記念すべき第1回で、モルグモルマルモとの対バンでしたね。
その後も、THE BOY MEETS GIRLSとかボールズとかプププランドとかONIGAWARAとかザ・ラジオカセッツとか、良質なポップソングを作るバンドとの共演を見に行くこと多数。
TIGHT ROPEでShiggy Jr.との対バンなんてのもありましたね。
サカスプとかミナホとかのサーキットイベントはすっかり常連。
見放題にも欠かせない存在です。
なんて話はもう何回も書いているので、ちょっとしつこいですよね。
本人も言ってましたが、このバンド、初期の頃はわりと尖っていたところがあって攻撃的な楽曲を作っていたりしましたが、今では笑顔に溢れたポップなバンドという印象が強くなりました。
でも変わらないのは、普遍的なポップミュージックのセンス
ちょっとダメな部分もさらけ出してしまうところに共感する人も多いのではないかと思います。

「チェリー」はスピッツの大ヒット曲ですが、最近のグッバイフジヤマのテーマソング的な存在になっていた楽曲。
3月5日にクラブロックンロールでグッバイフジヤマのライブを見たのですが、そのときもオープニングでオーディエンスも含めて全員で歌ったのが「チェリー」。
みんなが歌える曲の力って凄い。
その日がグッバイフジヤマのライブを見るのがもしかしたら人生最後になってしまうかもしれないと思って(そうならないことを祈っていますが)、ライブ終演後、中山くんといつもより少し長めに喋りました。
グッバイフジヤマは、メンバー変更があったりして迷走していた時期があって、正直なところ一時期はこのバンドもうダメかもと思ってました。
でも、今は方向性が固まってきて、今の4人以外は考えられない、そんなベストな状態になっている、そんなことを話したつもりだったけれど伝わったのかな。
そのときに、中山くんが満面の笑顔でこっそり耳打ちして教えてくれたんです。
「俺たち、6月にメジャーデビューするんですよ」って。
私なんて、スタッフでも何でもないただの客の一人でしかないのに、超重要な解禁前情報をさらっと教えてくれる、そんな中山くんの人間っぽいところがすごく好きです。
もしかしたら、そんなところが彼の、というかこのバンドの最大の魅力なのかもしれません。
本当は、メジャーデビュー発表の瞬間に日本にいて喜びを共有したかったのだけれど、中国にいるので公式HPとネット記事を読むことぐらいしかできないのがちょっと残念。
Twitterを見ることもできないので、みなさんの反応もわからないのですが、どんな感じなんですかね。

正直、「サブカル」バンドが大衆にどれだけ受け入れられるのかはわからないし、レーベルの売り出し方も想像つかないところがあるのだけれど、このバンドには普遍的な音楽の力があるので、ただそれを信じるのみ。
きっと想像した以上に騒がしい未来が待っているはずだから。



グッバイフジヤマ「チェリー」
2017年6月28日リリース
シングル

チェリー(期間生産限定盤) - グッバイフジヤマ
チェリー(期間生産限定盤) - グッバイフジヤマ
posted by なっくる at 19:18| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

ザ・カスタネッツ「ムーンパレス」

先週の日曜日、日本から上海に引っ越してきました。
今までずっと日本で生活してきたので、海外で暮らすのはもちろん初めて。
人も風景も言葉もお金も、何もかもが見慣れない街で、期待と不安(というより、今のところ不安が70%ぐらい)に包まれながらの生活を送っています。
ネットがようやく昨日から使えるようになったのですが、VPNの設定がまだできていないので、TwitterとかYouTubeとかはしばらくできないです。
(スマホのローミングをすればアクセスできるのですが、料金が高いので。)
しばらくはブログをたまに更新していこうと思いますので、もしよければ覗きに来てください。

新しい部屋に引っ越してきて、頭の中で流れていたのは、ザ・カスタネッツの「ムーンパレス」。
何もない部屋にたどりついた。
と言いたいところですが、実際はいろいろなものが置いてある部屋にたどりつきました。
中国の賃貸物件は、あらかじめ部屋に家具が備え付けられているのがスタンダード。
ベッドもテーブルもソファもテレビも洗濯機も冷蔵庫も、あとは掃除機とか電子レンジとかまで付いています。
中国仕様ということはありますが、家具とか電気製品を日本から送ったり新たに買ったりする必要がないのは便利。
前の人が使ったということを気にしなければ、生活するには困らない感じかなと思います。
ただ、炊飯器はちょっと使う気になれないかな。
炊飯器とか調理器具とかについては、日本から船便で送っているのですが、それが届くのにいろいろややこしい手続きもあって1か月ぐらいかかる模様。
それまでは、外食ばかりの生活が続きそうです。
電気製品が備え付けられていると言っても電気ポットみたいなものはないので、なんとなくお湯を沸かしてみることすらできない現状。
明日、電気ケトルでも買ってこようかと思います。

上海に来てから、まさにあわててるように日々が過ぎていきましたが、ふとしたときに日本での生活を思い出すと少し寂しくなる瞬間があります。
日本に置いてきたものはたくさんあるけれど、中国に来た以上はこのままで進むしかない。
そんな決意が1週間経ってようやく固まってきたような気がします。
「はじまりはずっと続いていくのさ」というフレーズがとても好きなのですが、生きていく中で前に進むっていうのはそういうことですよね。



ザ・カスタネッツ「ムーンパレス」
1998年5月2日リリース
シングル

ムーン・パレス - ザ・カスタネッツ
ムーン・パレス - ザ・カスタネッツ
posted by なっくる at 01:59| Comment(2) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする