2017年09月10日

小沢健二とSEKAI NO OWARI「フクロウの声が聞こえる」

私が今まで聴いてきたアルバムの中でマイベストを決めるとしたら、おそらくベスト3に入ってくるのが、小沢健二「LIFE」と世界の終わり「EARTH」。
(ちなみにもう1枚はMY LITTLE LOVER「evergreen」。)
「EARTH」を聴いてセカオワを初めて知ったときの衝撃は忘れられません。
初めてライブを見に行って(2011年のミナホ!)「幻の命」を生で聴いたときの感動は今でも鮮明に覚えています。
オザケンの「LIFE」も、もちろん説明不要の名盤。
今まで何回聴いたかわからないほどリピートして聴いてきました。
「LIFE」発売から22年が経った昨年、「魔法的」ツアーで初めて生でオザケンのパフォーマンスを見ることができた感動もまた、昨日のことのように思い返すことができます。
その昨年のツアーで発表された新曲が「フクロウの声が聞こえる」。
本編とアンコールで2回も演奏されたということもあって、このツアーの新曲の中でも特に印象的だった楽曲です。
普通、ライブで新曲を初めて聴いても、音源化されていなければどんな曲だったかすぐ忘れてしまうのに、「フクロウの声が聞こえる」の「導くよ! 宇宙の力」というサビのフレーズはライブから1年以上経っても頭の中で流れ続けていました。
「流動体について」が先に音源化されたので、「フクロウの声が聞こえる」の音源化はまだ先になってしまうのかな、と思っていたところに、シングルリリースの告知。
しかも大物ミュージシャンとのコラボとのこと。
コラボ相手はおそらくオザケンと同世代ぐらいのミュージシャンなんだろうと思っていたのですが、それがまさかのSEKAI NO OWARIだったわけです。
90年代と10年代のJ-POPシーンを代表する2組。
個人的にも思い入れの強い2組だっただけに期待感が高かったですが、そのハードルを越えてしまうほどに良いコラボレーションだと思います。
先日のMステで、30人のオーケストラとともに、この曲をフルコーラスで生パフォーマンスしてくれたのですが、これもまたとても良かったです。

導くよ! 宇宙の力 何も嘘はつかずに
ありのままを与えてほしい
震えることなんてないから
泣いたらクマさんを持って寝るから

自身が父親になった今だからこそ綴ることができる、子どもに向けての最大限の愛情。
子どものことを思っているからこそ、良いところだけを見せるのではなく、「本当」と「虚構」も「混沌」と「秩序」も「絶望」と「希望」も、すべてをありのままに感じてほしい。
扉が「はじまり、はじまり」と開くとともに広がる新しい世界への一歩。
それは、SEKAI NO OWARI「RPG」の世界観にも通じるものであるし、レコーディング時期にSaoriの妊娠が判明したということも、もはや必然的だったように感じられてしまいます。
この2組のコラボパフォーマンスを見ながら、「フクロウの声が聞こえる」を「魔法的」以来聴くことができた喜びや、セカオワやオザケンを初めてライブで見たときの感動などがいろいろ一気に蘇ってきて、涙が止まりませんでした。
このMステのパフォーマンス、多分もう10回ぐらいはリピートして見ています。
まさに夢のような共演です。

そもそもなんでこの2組に接点があったのか?ということは下の動画でも説明されていますが、この2組をつないだのは、スチャダラパーBoseの奥さんでありセカオワのメンバーと小学校からの友達でもあるファンタジスタさくらだ。
大物ミュージシャンとかではなくて元あやまんJAPANのファンタジスタさくらだというところが、大衆的なJ-POP感があって、なんか良いと思います。



小沢健二とSEKAI NO OWARI「フクロウの声が聞こえる」
2017年9月6日リリース
シングル
フクロウの声が聞こえる(完全生産限定盤) - 小沢健二とSEKAI NO OWARI
フクロウの声が聞こえる(完全生産限定盤) -

2017年07月30日

ヒグチアイ「猛暑です」

毎日、暑いですね。
日中、外に出ると、肌全体を包み込むような暑さにやられます。あまりにも暑いので、最近は休みの日でも、用が無い限り外に出なくなりました。家に引きこもりがちな日々。ひたすらドラマのDVDボックスとか見てます。この前は、「リバース」があまりにも面白かったので、土日で一気に全話見てしまいました。クライマックスに向けて次々に謎が明らかになっていくような衝撃的な展開。そして、教室の隅っこにいるタイプの非リア充的な役柄を見事に演じた藤原竜也の好感度が一気に上がりました。次、何見ようかなと思って、なんとなく雰囲気で「海の上の診療所」を選んだのですが、1話目だけ見てちょっとガッカリだったかも。あと、ストックは、「夜行観覧車」と「Nのために」と「11人もいる!」と「すべてがFになる」。とにかく安く買えるので、どんな話か全然知らなくても、ちょっと気になった作品は買ってます。もちろん、何度も書きますが、正規版ではありません。テレビ放送をそのままダビングしただけなので、たまに地震速報のテロップが入ったりします。

リバース DVD-BOX -
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この季節、中国の人たちは露出度高め。と言っても、若い人たちだけの話じゃありませんので。おじさんが上半身裸だったり、おばさんがショートパンツだったり。でもそれもしょうがないと思えるほどの暑さ。「猛暑です」のMVでヒグチアイが着用しているようなチャイナドレスなんて着ている人いません。やっぱり上海は日本より暑いんだな、と思っていたら、今年は上海でも特に暑いらしいです。今月21日には、観測開始145年で最高気温となる摂氏40.9度が観測されたとのこと。145年間の中で最高気温って凄くないですか。145年間の中でいちばんの暑さを上海に来て4か月目で経験してしまうという運の悪さ。どおりで暑いわけです。

「30度越えたらもう猛暑です」
とヒグチアイは歌っていますが、気象用語としては、1日の最高気温が35度以上の日のことを「猛暑日」と言うらしいです。「スーパー猛暑日」というのもあって、それは37度を超える状態なんだとか。
「猛暑」だけでもめちゃくちゃ暑い、という意味なのに、それに「スーパー」が付くって、どれだけ暑いんですか!?
みたいなことを、最近テレビで誰かが言ってました。多分、坂下千里子あたりだった気がします。坂下千里子って、池上彰の特番とか、「これでわかった! 世界のいま」とか、その系統の番組でやたら目にしますが、同じようなポジションのタレントって他にいないんでしょうか。自分が出演している番組でさんざん学んだはずのことなのに、毎回「そうなんですか!?」と初めて聞くようなリアクションを取っているのは、番組としてかえってマイナスではないかと。



最近は、最高気温が30度ぐらいなので、涼しいとさえ思えてしまいます。
どうにか7月乗り越えられそう。

ヒグチアイ「猛暑です」
2017年7月5日リリース
ミニアルバム「猛暑ですe.p」収録曲

猛暑です e.p - ヒグチアイ
猛暑です e.p - ヒグチアイ
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2017年07月10日

Rei「Tumblin’」

最近のひそかな楽しみは、ヒコさんのブログ「青春ゾンビ」の「最近のこと」を読むこと。些細な日常の風景に彩りを与えることができるヒコさんの文章に、いつも感銘を受けています。そんなわけで、本日のカゼマチメロディは、青春ゾンビにリスペクトを込めて、週末の出来事を「最近のこと」風に書いてみます。

http://hiko1985.hatenablog.com/

土曜日は昼過ぎまでゆっくり寝て、ブランチ。ブランチと言っても、オシャレなものを食べたわけではなくて、昨日同僚と行った居酒屋で食べ残したピザを温めて食べました。シメのラーメンを食べ終わって、もうお腹いっぱいという頃に、誰もが注文したことを忘れていたミックスピザがテーブルに運ばれてきたのです。中国では、レストランで食べ残した食事を持ち帰る「打包」の文化が根付いていて、これは良いことなので日本でももっと一般的になればいいと思います。無理やりタッパーに詰め込んだピザは、グチャグチャになっていて、もはや「ピザのような何か」になってしまっていましたが。

午後は髪を切りに美容室へ。400元(約6800円)は高い!と言われるのですが、ヘッドスパ付きだし、日本人が経営している安心感からここに通うことにしました。何より、髪切りに行くところを変えるのって、けっこう面倒じゃないですか?店長さんは、けっこう頻繁に日本に帰っているらしく、どこのLCCだといくらぐらいで帰ることができるとか、そんな情報をいろいろ聞いていました。でも、それは普通の平日だったりして、まとまった休みの時ぐらいしか帰れない自分にとっては、なかなか真似できない話。

夜ご飯はデリバリーにしました。デリバリー文化も、日本より中国の方が根付いている模様。専用のアプリがあって、それを使ってローカルのレストランで回鍋肉と麻婆豆腐を頼みました。アプリを使えば、中国語喋れなくてもスマホをいじれば食事が家まで届くので、これ外国人にとっても嬉しいサービスです。しかも安い!合わせて35元(約600円)でした。回鍋肉は、豚肉が少なめで野菜たっぷり。でも油もたっぷり使っているので、ヘルシーというわけではなさそう。中華料理って油が多いイメージあると思いますが、日本だと業務用かと思ってしまうほどの20Lぐらい入った食用油が普通にスーパーに並べられていて、それを一般家庭でも使っているんですよね。麻婆豆腐は比較的あっさりした味付けでした。でも香辛料は、日本人向けではないかも。

テレビで「図書館戦争」を見ました。日本人向けのネットテレビのサービスで、最新の映画も50種類ぐらいが見放題なんです。(もちろん、正規版ではないです。おそらく。)「図書館戦争」って、どんな話なのか全然知らなかったのですが、タイトルがまず良いですよね。「図書館」というフレーズと「戦争」というフレーズ。普通だったら絶対結びつかないような2つの言葉をつなぎ合わせるセンス。どんな話なんだろう?って、タイトル見ただけで想像が膨らみますよね。これは想像ですが、作者の有川浩は、「図書館戦争」というタイトルを始めに決めて、それからあらすじを考えていったのではないかと思います。

図書館戦争 スタンダード・エディション [DVD] -
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Reiの新曲「Tumblin’」がすごく良くて、YouTubeで何度も再生しているのですが、これもう2017年下半期ベストに選んでもいいんじゃないかと思えるほど大好きです。目まぐるしい日常に揉まれながらコンクリートジャングルで戦う女性が主人公。日本人でどういう環境で育ったら、こんなにかっこいい音楽が作れるんだろう。天才です。



日曜日は、中国語教室に通った後、向かいのマクドナルドで昼食。ここのマクドナルドの良いところは、タッチパネルで注文ができること。だから、中国語喋れなくても聞き取れなくても、好きな食べ物が注文できるのです。にも関わらず、今日はやけに店員が話しかけてきて、どうやらタッチパネルの使い方を教えてくれている様子。いやそういうサービス要らないから、使い方わかるから、と心の中で叫びながら、今日はダブルフィレオフィッシュのセットとバナナパイを注文しました。けっこう日本と違うメニューがあったりするので楽しいです。と言っても、日本でそんなにマクドナルド行ってたわけじゃないですが。日本には無いですよね、フィレオフィッシュのダブルサイズとか。日本ではメジャーなホットアップルパイは置いてなくて、デザートパイシリーズは、バナナパイとパイナップルパイとタロイモ(?)パイというラインナップでした。そういえば、ベーコンポテトパイってありましたよね。あれ地味に好きでした。デザートのカテゴリーでは無いですが。

マクドナルドでだらだらスマホいじりながら、上海のライブハウスのスケジュールをチェック。やっていること、日本とそんなに変わりません。Special Favorite Musicの上海ワンマン、金曜日だから無理だと思っていたのですが、よく見たら開演時刻が21時。職場にもわりと近いところなので、要検討かもしれません。来週はRADWIMPSの上海ワンマンもありますが、これは水曜日なのでさすがに行けません。他に何か無いかなと思って目に飛び込んできたのは、来週土曜日のライブハウスMAOのスケジュール。なんと、大石昌良、大柴広己、波多野裕文、mikito Pの4組が出演するライブ。これ見逃すところでした。大石昌良はアニメ関連多く手掛けているのでわかるとしても、他の3人は中国で知名度あるのでしょうか。かなり意外なラインナップです。他の予定が入らなければ、来週はこのライブを見行ってこようと思います。

帰りにカルフールで買い物。欧米系のスーパーですが、中に入れば、やっぱり中国です。店員のおばちゃんが、地面に座り込んで、棚に商品を並べていました。「Tumblin’」のMVにも、店員がスーパーの通路に座り込むシーンがありますが、あれとは程遠い光景です。レジに並んでいたら、後ろに並んでいたおばちゃんが、やたら話しかけていました。どうやら、その牛乳2本買ったら、向こうでこの保冷バッグを貰えるわよ!という情報を伝えたかったらしいです。別にそこまでその保冷バッグ欲しいわけではなかったので、曖昧に笑ってやり過ごそうとしたら、またしつこく身振り手振りに慣れない英語まで使って、私に保冷バッグを貰いに行くよう促すおばちゃん。こちらが外国人だとわかった上で、そこまでして伝えたい情報なのだろうか!いくら中国語教室の帰りだと言っても、こんなシーンの会話練習はしたことがなかったので、このおばちゃんの勢いは止めることができず。最終的に、何とか出てきた「不要(ブーヤオ)」のフレーズで、ようやく解放してくれました。中国にはいろんな人がいるなあ、と思った出来事。

家に帰って、横になっていたら、いつの間にかに2時間ぐらい寝てしまったみたい。このままじゃ日曜日がもったいない!と思って、また出掛けることにしました。ショッピングモールへ行って、まずはDVDを購入。もう既に、日本で前クールに放送されていたドラマのDVDボックスが販売されていました。言うまでもなく、正規版ではありません。TV放送をDVDに焼いただけのもの。「あなたのことはそれほど」か「貴族探偵」か「小さな巨人」か、あるいは「フランケンシュタインの恋」か、いろいろ迷った挙句、「リバース」を購入することにしました。48元(約800円)。最近ここの料金体系がわかったのですが、作品の種類に関わらず、DVD1枚あたり8元(約140円)ということみたいです。「リバース」DVDボックスは6枚組なので、48元という計算。明朗会計ですね。前クールに放送されていたドラマの情報、まったく仕入れていないので、他に何かオススメがあったら教えてください。

その後、スターバックスに行って、コーヒーを飲みながら1時間ぐらい読書。なんだかんだで朝井リョウが好きなので、日本から持ってきた「星やどりの声」を読んでいました。現代人の、モヤモヤとした繊細で複雑な人間関係を、ズバリ言語化してしまうセンスが朝井リョウの魅力だと思います。作品中に登場した水ようかんを無性に食べたくなりました。水ようかんって、自分で買おうとは思わないけれど、時々食べたくなるんですよね。

星やどりの声 -
星やどりの声 -

ユニクロでポロシャツを買った後、帰宅。1枚100元(約1700円)ぐらいで、安い!と思ったけれど、ユニクロなら日本で買っても同じぐらいかも。夜ご飯は、昨日日本人向けのスーパーで買った、豚肉と玉ねぎと茄子とブナシメジをオリーブオイルで炒めて食べました。味付けは、ポン酢とワサビ。ポン酢さえあれば、どんなに乱暴な料理方法でも、大抵のものはおいしくいただけます。ポン酢が中国でも売っていて本当に良かった。って書くと、脳内でスノースマイルの歌い出しが再生されるのは私だけでしょうか。

スノースマイル - BUMP OF CHICKEN
スノースマイル - BUMP OF CHICKEN

この週末は、雨に降られることもなかったので、比較的快適に過ごすことができました。「忙しない目まぐるしい日常に"I'm LOST"」しそうになりながらも、どうにかマイペースに過ごす上海の日常。気が向いたら、また「最近のこと」を書いてみようかと思います。

Rei「Tumblin’」
2017年7月5日リリース
シングル「CRY」収録曲

CRY [CD+MUSIC BOOK] - Rei
CRY [CD+MUSIC BOOK] - Rei
posted by なっくる at 01:42| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

グッバイフジヤマ「この胸いっぱいの愛を」

先日、玉岡かおる著「ひこばえに咲く」を読みました。
津軽で生きる画家ケンと、彼を取り巻く女性たちの生き方を描いた作品。
誰に売るでも見せるでもなく、ただひたすら描きたいからという理由で絵を描き続け、晩年まで作品を自身のアトリエに眠らせ続けていたケン。
ある画廊主が彼の作品を見つけたことをきっかけに、一気に存在が世間に知れ渡ることになります。
これ、フィクションだと思って読んでいたのですが、実は、実在した画家、常田健がモデルになっていたんですね。
実際の常田健も、89歳の時に東京のギャラリーで個展が開催されたことをきっかけに話題を集めましたが、翌年90歳で逝去。
彼自身が望んでいたかどうかはわかりませんが、最後の1年で今までの自分が世間に評価されるようになるとは、かなりドラマチックな人生ですよね。

ひこばえに咲く (PHP文芸文庫) -
ひこばえに咲く (PHP文芸文庫) -

常田健のケースは極端だとしても、何かを創る人間にとっては、それを受け取る人間の存在が重要。
音楽だってそうだと思います。
良い楽曲をたくさん作っていても、世間に知られることなく活動を終えていくミュージシャンたちの姿を見ていると、本当にもったいないなと思います。

これを読んで思い浮かんだのは、グッバイフジヤマ「この胸いっぱいの愛を」の
「君が僕をみつけてくれたから なんでもない僕じゃなくなったよ」というフレーズ。
「この胸いっぱいの愛を」というタイトルですが、男女間の愛というよりも、グッバイフジヤマからリスナーに向けての思いが込められているみたいです。
もともとは無名の状態で始めたバンド活動。
でも、CDだったりYouTubeだったりライブ会場だったり、いろいろなところで「みつけてくれた」人がいたからこそ、今の姿でバンドを続けることができている。
楽曲を通して感謝の思いをファンに向けてストレートに伝えている、そんな人間らしいところがこのバンドの魅力だと思います。

そんなグッバイフジヤマも、6月28日についにメジャーデビュー。
前バンド名時代、前メンバー時代から、このバンドの才能を信じて応援し続けてきたファンとしては、やはりとても嬉しいです。
多くの人たちがこのバンドを「みつけて」きたことがついに実ったところだと思いますが、メジャーデビューはさらに多くの人たちに楽曲が届くチャンス。
想像した以上に騒がしい未来を見せてくれると信じています。

グッバイフジヤマ「この胸いっぱいの愛を」
2016年11月2日リリース
アルバム「この胸いっぱいの愛を」収録曲
この胸いっぱいの愛を - グッバイフジヤマ
この胸いっぱいの愛を - グッバイフジヤマ
posted by なっくる at 19:49| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

岡崎体育「感情のピクセル」

歌詞の中身に真実味が感じられない。

いわゆるジャパニーズポップス&ロックを大量に聴き続けていると、中には歌詞がおざなりになっているように感じられてしまう楽曲も少なからず存在します。
メロディやテンポやノリ重視で、歌詞は適当な言葉をつなぎ合わせただけのもの。
もちろん、楽曲を作成した本人は歌詞にしっかりメッセージを込めているのかもしれないし、そもそも歌詞の中身が無くても完成している楽曲というのはたくさん存在していると思います。

最近、邦ロックに歌詞は必要なのか、ということを考えてしまうことが多いです。
サウンド面を重視しているのならそれはそれでアリだし、ライブでの盛り上がりを目的にするのも重要なこと。
邦ロックにおいて、必ずしも歌詞は重要な要素ではないケースが多いと思います。

ただ、どこかで聞いたことあるようなフレーズばかりを乱用して、見た目だけは何となくかっこよく仕上げているような楽曲というのは、どうも好きになれないです。
「もう何もかも信じたくはない」とか、
「風の色はもう見えないけど」みたいな、
またその手のフレーズを入れてきたか、と正直うんざりしてしまうこともしばしば。
自分の言葉を使っていないな、と感じてしまうんですよね。
そんな借り物のフレーズで間に合わせるぐらいなら、いっそのこと
「どうぶつさんたち だいしゅうごうだ わいわい」
ぐらい振り切った歌詞にしてくれた方がよっぽどマシなのに。

「歌詞にメッセージ性が無い」というメッセージ。
単なるパロディやコミックソングの域に留まらず、ライブ偏重主義の今の邦ロックシーンに対して、痛烈な皮肉と批判をこの楽曲に込めているのだとしたら、岡崎体育のセンスは想像以上に相当天才的なのかもしれません。



岡崎体育「感情のピクセル」
2017年6月14日リリース
アルバム「XXL」収録曲

XXL(初回生産限定盤)(DVD付) - 岡崎体育
XXL(初回生産限定盤)(DVD付) - 岡崎体育
posted by なっくる at 21:30| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする