2016年05月30日

2016年4月度 マイベスト10

今回は、2016年4月リリース分のマイベスト10です。
最近ちょっとアイドル多めかも。
http://xn--tckd3h3e.com/hp/

10.ゴーギャン/ラッキーオールドサン

4月20日リリースのアルバム「Caballero」収録曲。
ラッキーオールドサンは、エバーグリーンなポップソングを作り上げてしまうセンスが素晴らしいですね。
カントリーやフォークのテイストが入ったサウンドは、新しいのにどこか懐かしい雰囲気。
親しみやすく耳馴染みの良い女声ボーカルも含めて、すんなりと身体に入り込んでいくような心地良さに包まれます。



9.INAZUMA/中島孝

4月27日リリースのアルバム「TAXIS」収録曲。
どこか無機質なサウンドの中であたたかみのあるボーカルが際立つシティポップチューン。
ちょうどいいテンポで身体を揺らしながら楽しみたくなるダンサブルなビートの心地良さ。
1930年代あたりのアメリカのカートゥーンアニメを模したようなモノクロのMVにも心を奪われてしまいました。



8.サイレントマジョリティー/欅坂46

4月6日リリースのシングル曲。
「坂道シリーズ第2弾」となる欅坂46のデビュー曲にして大ヒット中のナンバー。
アイドルのデビュー曲とは思えないほど、シリアスなムードでドラマチックな展開。
サビ部分で、センターの平手友梨奈が他のメンバーをかき分けて突き進んでいく姿が印象的ですね。
歌詞の中身も、「物言わぬ多数派」をテーマにしていて、かなり社会派です。
「似たような服を着て 似たような表情」の現代の若者たちを奮い立たせるようなメッセージ。
まさに時代を映すヒット曲ですね。



7.フワフワSugar Love/ふわふわ

4月13日リリースのシングル曲。
「原宿駅前ステージ」で活動するアイドルグループのデビュー曲。
欅坂46とは対照的に、アイドルらしさ全開の、爽やかなラブソング。
気持ち良いぐらい王道なJ-POPだなと思って聴いていましたが、作詞作曲が伊秩弘将で編曲が元ペパーランドオレンジの佐久間誠だと知って納得。



6.I'll do my best/三戸なつめ

4月6日リリースのシングル曲。
本作もプロデュースは中田ヤスタカ。
前2作は、わりとクセのあるアッパーチューンでしたが、今回の曲はしっとりとしたミディアムチューン。
新生活が始まるワクワク感と不安や別れの悲しみが入り混じったような、この時期特有の感情をテーマにした歌詞。
哀愁の漂う日本的なメロディラインも涙腺を緩ませてきます。



5.みなと/スピッツ

4月27日リリースのシングル曲。
CDシングルとしては約3年ぶりとなるスピッツ待望の新曲。
「みなと」というタイトル通り、別れと新たな出発を予感させるようなミディアムチューン。
リスナーが様々な解釈で楽しめる歌詞と普遍的なメロディは、このバンドならではですよね。
草野さんのあたたかくやさしいボーカルを聴くと、家に帰ってきたような安心感に包まれるような気がします。
スピッツは、いつまでも変わらないスピッツでいてくれて、それがとても嬉しいです。



4.ただひとつの太陽/中田裕二

4月13日リリースのシングル曲。
都会の夜景が似合うスタンダードなラブソング。
どうやったらここまで大人の男の色気が出てくるのだろうと思ってしまうほど、艶のあるボーカルに引き込まれます。
中田裕二さんは熊本出身ということで、熊本地震のチャリティーライブなどの活動も行っているようです。



3.夜にダンス/フレンズ

4月13日リリースの配信曲。
今注目の5人組バンド。
おかもとえみ(科楽特奏隊、ex.THEラブ人間)、ひろせひろせ(nicoten)、三浦太郎(ex.HOLIDAYS OF SEVENTEEN)、長島涼平(ex.the telephones)、SEKIGUCHI LOUIE(ex.The Mirraz)という夢のような編成。
編成の時点で期待値が高くなっている中、そのハードルを楽々飛び越えてしまうほど素晴らしい楽曲を届けてくれました。
「夜にダンス」というタイトル通り、夜の街が似合うダンサブルなミディアムチューン。
心地良く身体を揺らし続けていたくなるシティポップ。



2.UP<UPBEAT/PrizmaX

4月6日リリースのシングル曲。
ミラーボールの似合う、ファンキーでソウルフルなディスコチューン。
キレのあるダンスビートに、心も身体も踊り出します。
シャウトやラップやコーラスワークで聴かせてくれるボーカルも本格的。
男性アイドルユニットだと思って侮れません。



1.恋文/近藤晃央

4月27日リリースのアルバム「アイリー」収録曲。
近藤晃央の楽曲は、やっぱり歌詞が良いですね。
特に、ラブソングの歌詞を書くセンスは、若手男性シンガーソングライターの中でも断トツなんじゃないかと思います。
「恋文」は、なかなか実らない切ない片想いを続ける、繊細な男心を絶妙に表現していますね。
本当は告白したいのに、なかなか思いを打ち明けることができずに、友達の関係を引きずったまま、夜にかけた何気ない電話。
サビのフレーズは「「おやすみ」なんてさ 言わないで欲しいよ」から始まるのですが、なぜ「おやすみ」と言われたくないのかというと、電話の途中で「君」がうっかり寝てしまえば、また明日「ごめん、昨日寝ちゃったよ」から会話を始められるから。
なんか、すごく微笑ましいシーンだなと思ってしまいました。
そして、相手に聞こえないように小さくつぶやく「すきだよ」という言葉。
好きな人に片思いをする感情を、女々しい部分もかっこつけることなく、素直に丁寧に表現しているからこそ、共感されやすい歌詞になっているんだと思います。



最後に、次点の楽曲はこちら。

HELLO WONDERLAND/KEYTALK
http://www.youtube.com/watch?v=G3PKBwt02lE

SANGOKU RUMBLE/The Chorizo Vibes
http://www.youtube.com/watch?v=3om7NIXPLWI

トライ・エヴリシング/Dream Ami
http://www.youtube.com/watch?v=EIunkyaaRII

花束/AL
http://www.youtube.com/watch?v=X9vkisNS_yQ

花束を君に/宇多田ヒカル
http://www.youtube.com/watch?v=0VyKWWb46oQ
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2016年05月05日

2016年3月度 マイベスト10

今回も、サブコンの企画で作成した2016年3月リリース分のマイベスト10を紹介していきます。
サブコンでは、現在2015年度スーパーグランプリの投票を受け付け中なので、是非ご参加ください。
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10.五月七日、メランコリック/キツネアザミ

3月23日リリースのアルバム「schizophrenia」収録曲。
キツネアザミは、名古屋を中心に活動中の男女混成4人組バンド。
「新感覚変拍子ギターロックバンド」というキャッチフレーズどおり、一癖あるサウンドが妙に頭に残ります。
ダイナミックな展開の中に漂う日本的な情緒。
どこにでもいそうな若者4人組といった感じのルックスからは想像できない、インパクトのある楽曲のギャップが良いですね。



9.水玉のアンブレラ/chairmans

3月16日リリースのシングル曲。
chairmans(チャーマンズ)は、岩手を中心に活動するアイドルユニット。
「水玉のアンブレラ」というタイトルのイメージどおり、爽やかさに溢れたポップソング。
流れるような美しいメロディラインは、正統派アイドルソングにピッタリです。



8.これから/タルトタタン

3月2日リリースのアルバム「Re:10 tartetatin」収録曲。
今回のアルバムでは、元ふぇのたすのヤマモトショウが作詞作曲を手掛けているそうです。
何度も繰り返し聴きたくなる中毒性のある楽曲。
和の要素を含むメロディとどこか無機質なボーカルが、やけにクセになります。
タルトタタンは、メンバーの脱退と加入が激しいグループですが、今回のアルバムリリース後にメンバーが全員卒業したため、現在は活動休止状態になっているみたいです。
「これからどうしよう」というこの曲の歌詞が、この展開を予想していたかのようですね。



7.チェリボム/Silent Siren

3月2日リリースのアルバム「S」収録曲。
「チェリチェリボム」というフレーズが、とびっきりキュートでキャッチー。
サビの振り付けも可愛いですね。
ライブで盛り上がりそうです。
バンド的な要素とアイドル的な要素を併せ持っているのが、Silent Sirenの強みだと思います。
3月2日は、Silent Siren以外にも、SCANDALとSHISHAMOもアルバムをリリースしていました。
それぞれ独自のカラーを確立している、現在の音楽シーンを代表するガールズバンド3組が同じ日にアルバムをリリースしたという現象は興味深いですね。



6.CITY DANCER/Often Mofun

3月16日リリースのアルバム「Tiny Boxes 〜タイニー・ボックス〜」収録曲。
Often Mofun(オーフンモーフン)は、東京を中心に活動する、女性ボーカルの男女混成4人組バンド。
このバンド、全く知らなかったのですが、スタイリッシュなシティポップサウンドに、イントロの時点から引き込まれてしまいました。
ブラスの音色が、ジャジーでオシャレ。
誘惑するような甘いボーカルとダンサブルなグルーヴは、眠らない夜の街のBGMにピッタリです。



5.帰り道/anderlust

3月30日リリースのシングル曲。
anderlustは、男女2人組ユニット。
今作では小林武史がプロデュースを手掛けています。
「帰り道」というタイトルですが、切ないメロディラインが、夕暮れ時のどこか物悲しい空気を醸し出しています。
新しいのにどこか懐かしいサウンド。
かつての90年代小林武史プロデュース作品を彷彿させるような、王道J-POP感が最強ですね。
メジャーデビュー作にして映画主題歌という大型タイアップを獲得した今作。
かなりプロモーションに力を入れている印象ですが、セールスにはなかなか結び付いていない様子。
今後の展開に期待したいですね。



4.ブラックベリー・ジャム/NONA REEVES

3月23日リリースのアルバム「BLACKBERRY JAM」収録曲。
近未来感のあるダンストラックがとにかくクール。
キレのある演奏は、ライブで体感したいですね。
結成から20年を超えるベテランバンドですが、瑞々しい感性で楽曲を作り続けていることが凄いなと思いました。



3.Lovers/sumika

3月9日リリースのシングル曲。
踊るような鍵盤の音色が印象的なアッパーチューン。
「最後の最期に あなた朽ち果てるまで 愛し抜いていきたいと思うのです。」と強い愛を歌い上げる、プロポーズをテーマにしたラブソング。
ハッピーなムードに溢れていて、結婚式にピッタリですね。
様々な音楽のバックグラウンドを感じさせつつも、一つの曲として鮮やかに仕上げるセンスはこのバンドならでは。
sumikaは、活動再開後、以前にも増してパワーアップした活動を続けていますが、人気も急激に拡大しているので、今後どんな展開を見せてくれるのかが楽しみです。



2.ヒトミシリ/カノエラナ

3月9日リリースのアルバム「ヒトミシリ。」収録曲。
1stアルバム収録曲の自己紹介ソング「カノエラナです。」も相当印象的な楽曲でしたが、今作はそれ以上にも増したインパクトにやられました。
何と言っても、ユニークな歌詞のセンスが抜群。
自身の「ヒトミシリ」エピソードを並べた歌詞は共感度高いですね。
歌詞だけでなく、キャッチーで歌詞にピッタリとハマるメロディを作り上げるセンスも秀逸だと思います。
サビ最後の「そんなにあたしが知りたいならば 3回まわってワン!と鳴け」というフレーズが最高。



1.Grave of Music/セカイイチ

3月30日リリースのアルバム「Round Table」収録曲。
このバンドって、こんなにかっこよかったんですね。
何度もループして聴きたくなる心地良さ。
この楽曲でセカイイチの魅力を再発見できたような気がします。
「踊れるFunk Rock」というテーマのようですが、80年代の懐かしさも感じさせつつ、決して古臭くはないスタイリッシュなサウンド。
この手のディスコミュージック、大好きです。
このバンドに今まであまりハマらなかったのが不思議なぐらいのレベル。
近いうちにライブで体感したいなと思います。



最後に、次点の楽曲はこちら。

僕とどうぞ/GOODWARP
http://www.youtube.com/watch?v=FMLyMAzqJsg

あっちむいて/Swimy
http://www.youtube.com/watch?v=vx6617KPbUI

君とフュージョン/テジナ
http://www.youtube.com/watch?v=T30dphkbK8k

ワナワナ!/フジロッ久(仮)
http://www.youtube.com/watch?v=TTOiu-fRrdE

MOON/矢井田瞳
http://www.youtube.com/watch?v=3fycj4d8NQc
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2016年03月27日

2016年2月度 マイベスト10

今回は、2016年2月リリース分のマイベスト10。
1位の楽曲は、2016年の年間ベストになってしまいそう。
http://xn--tckd3h3e.com/hp/

10.旅立ちの花/Goodbye holiday

2月10日リリースのアルバム「with YOU」収録曲。
旅立ちの季節に、昔の恋を思い出しつつ、前を向いて進ませてくれるメッセージ。。
学生時代の恋愛の甘酸っぱさを蘇らせてくれるような歌詞には、誰もが懐かしさを感じるはず。
楽曲自体も、どことなく懐かしい香りがしてくる、普遍性のあるポップソング。
つい口ずさんでしまいたくなる爽やかなメロディでJ-POPを極めているバンドというのは、今の時代なかなか貴重な存在だと思います。



9.500マイルメートル/め組

2月10日リリースのシングル曲。
め組は、元「さよなら、また今度ね」の菅原達也を中心に結成されたバンド。
さよ今は、活動休止期間を経て今年1月に解散してしまいましたが、独特な世界観をもったバンドだったので、新たな楽曲を聴けなくなるのは残念でした。
でも、め組の楽曲を聴いてみたら、さよ今の新曲と言ってもおかしくないほど、菅原達也らしさが全開になっていて、笑ってしまいそうになってしまいました。
今作は、さよ今時代の楽曲よりも、ポップなテイストが強い印象。
独特なフレーズのチョイスと歌い方は、相変わらずクセになりますね。
今後の展開が気になるバンドです。



8.友達と呼べる君へ/風男塾

2月24日リリースのシングル曲。
この季節にピッタリな卒業ソング。
みんなで合唱できるようなシンプルなメロディが良いですね。
風男塾は男装アイドルというちょっと異端なコンセプトのアイドルグループですが、楽曲は正統派なアイドルポップソング。



7.明日への手紙/手嶌葵

2月10日リリースのシングル曲。
月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」主題歌としてもおなじみなナンバー。
もともとは2014年リリースのアルバム「Ren'dez-vous」に収録された楽曲ですが、今回のドラマタイアップに合わせて、ドラマバージョンとしてシングルカットされました。
故郷を離れて、東京の街の中で、「明日を描こうともがきながら」必死で生きる人たちの姿を描いた歌詞は、ドラマの内容ともリンクしていて、感動が高まります。
囁くようにやさしい歌声も魅力的ですね。
作詞作曲は池田綾子。



6.「かわいい」/藤原さくら

2月17日リリースのアルバム「good morning」収録曲。
次の月9はこの人ですね。
4月スタートの福山雅治主演の月9「ラヴソング」でヒロインを演じることが話題になっています。
藤原さくらと言えば、フォーク調のしっとりした英語詞の楽曲のイメージが強かったですが、今作ではかなりポップな雰囲気に振り切ったという印象。
ジャズテイストのサウンドがカラフルで鮮やか。
楽曲のムードはとても大人っぽいのですが、歌詞では、好きな人に「かわいい」と言ってほしいと願う、20歳の女の子の等身大の思いが綴られていて、そこが可愛らしくて良いですね。
心を踊らせてくれる、春にピッタリのナンバーです。
楽曲でも新たな一面を見せてくれましたが、これからは俳優という新たなジャンルにも挑戦していくということで、今後の活躍が楽しみですね。



5.鍋奉行パエリアに挑戦/四星球

2月17日リリースのアルバム「出世作」収録曲。
コミックバンド四星球の真骨頂とも言える、インパクト抜群のパーティーソング。
何も考えずに楽しめるようなファンキーなディスコサウンドは、ライブで踊りながら聴くのが絶対楽しいですね。
「鍋奉行パエリアに挑戦」というタイトルの時点でもうおかしいのですが、わけのわからない歌詞の連続は、妙にクセになって何度もリピートしてしまいます。
でも、「面倒なのに単純にできてる」とか、ところどころに実は哲学的なのでは、と思わせる歌詞が散りばめられていて、油断していたらドキッとさせられます。



4.NO.2/サイダーガール

2月3日リリースのアルバム「サイダーの街まで」収録曲。
このバンドは、何と言ってもメロディのセンスが抜群だと思います。
どことなく懐かしくて、切ない気分にさせてくれるメロディラインはJ-POP的。
サイダーガールの他の曲にも共通していることですが、爽やかで、青春の甘酸っぱさが蘇ってくるようなサウンドは、まさにサイダーのよう。
今のところ、ライブ以外では顔出しを解禁しておらず素性が不明なところも多いバンドですが、ライブハウスシーンだけではなくネット上でも人気が拡大してきているバンドなので、今後の展開が楽しみなところです。



3.リップサービス/The Floor

2月10日リリースのシングル曲。
札幌を中心に活動するThe Floorの、初の全国流通盤。
前から名前はよく聞いていたバンドでしたが、こんなにクオリティの高い楽曲を作っていたとはビックリしてしまいました。
軽快でポップなダンスロックチューン。
流れるようなメロディラインが印象的。
鮮やかすぎるほどキャッチーで洗練されているので、最初聴いたときは他のバンドのコピーかと思ってしまったぐらいです。
先日の見放題東京で初めてライブを見ましたが、音源化されていない楽曲も、ビックリしてしまうほどキラーチューン揃い。
見に来ていたお客さんは8割方女性でしたが、KEYTALKとかKANA-BOONとか好きな男性の人気も獲得していくのは時間の問題かもしれません。
まだまだ知名度が低いバンドですが、もっと知られるようになれば、今のライブシーンで人気を集めることは間違いないですね。
ルックスも含めて、売れるための条件を兼ね揃えたバンドなので、これからの活躍が本当に楽しみです。



2.ダンシャリーナ/金木和也

2月3日リリースのアルバム「最終兵器」収録曲。
前作「LUCKY」から1年以上経ってリリースされた待望の新作は、メレンゲのクボケンジがプロデュースを手掛けています。
カントリーテイストの軽快なサウンドがポップで鮮やか。
金木和也と言えば、オリジナリティ溢れるユーモラスな歌詞も魅力的ですが、今作でもそのセンスが発揮されています。
「ダンシャリーナ」とは、「断捨離」をもとに作られた造語。
生きていく中で、知らず知らずのうちに身についてきた、知識や習慣や考え方。
でも、そういったものに縛られ過ぎると、辛くなってきたり悩みが多くなってしまったり、自然な生き方ができなくなってしまう。
それならば、いっそ捨ててしまえば楽になれるはず、という何気ないようで実は深いメッセージ。
「重たい心 軽くする魔法 ダンシャリーナ」
という、ユーモラスな中にも優しさが感じられるフレーズが、心に響きます。
「ラッキー」も相当なスルメソングでしたが、この曲もまた聴けば聴くほどクセになっていきます。



1.人間ロック/ドラマチックアラスカ

2月10日リリースのシングル曲。
2月度の1位というより、もう2016年の1位と言ってもいいんじゃないかと思えるほど大好きな曲です。
このバンドらしい、スリリングな展開のロックチューン。
ライブで体を思いっきり動かしながら聴くのが爽快。
日本語の響きを活かした日本的なメロディラインは中毒性高いです。
サウンド自体ももちろん大好きなのですが、特に好きなのは歌詞。
このバンドの楽曲の登場人物は、どこか頼りなさげで生きることに不器用な人たちだったりするのですが、今作でもそんな「ろくでなし」が主人公になっています。
何事も器用にこなすことができず、社会の枠組みという「螺旋階段」から「転がり落ちても」懸命に生きる人たち。
でも、そんな不器用な「ろくでなし」でも、「等身大」で鳴らしていいと生き方を肯定してくれるのがロックンロール。
「何かを変えられるんだ」と、不器用な人間に対しても全力で応援してくれるところに、このバンドの人間としての優しさが感じられて感動してしまいました。
インディーズバンドのバンドマンって、世間からは真っ当な生き方でないと見られることも多いのではないかと思うので、この楽曲に登場する「ろくでなし」には、ヒジカタさん自身の思いが率直に歌詞に表現されているのかもしれませんね。
だからこそ、リスナーの心を震わせることができるんだと思います。
これから先の人生の中でも、大切に聴き続けたいと思える楽曲。
何か上手くいかないことがあったとしても、この曲がいつも背中を押してくれるような気がします。



次点の楽曲はこちら。

C.S.L./ナードマグネット
http://www.youtube.com/watch?v=Hds51lPdY74

ワレワレハ地球人デアル/URCHIN FARM
http://www.youtube.com/watch?v=UJ1LrbJ_jBo

KANPAI/モルグモルマルモ
http://www.youtube.com/watch?v=JKTgT6Tw6MA

WA・DO・NA/Dr.FOOL
http://www.youtube.com/watch?v=5FMw57MJAYY

復活LOVE/嵐
http://www.youtube.com/watch?v=pMDvKlB73hE

最後に、番外編として、エントリーリストの中に入ってなかった楽曲を。

番外編. おさるのジョニー/THE BOY MEETS GIRLS

2月13日リリースのライブ会場限定シングル曲。
このバンドと言えば、サウンド的にはJ-POP的なディスコサウンドが特徴的ですが、今作ではそこに童謡的なテイストの歌詞を見事に融合させています。
ジョニーという名前のサルが主人公のストーリー。
振り付けも含めて、とびっきり楽しいエッセンスがたっぷり詰め込まれたポップソングに仕上がっています。
子ども目線で楽しむ楽曲を作り出すことができるのは、現役で保育園の先生をやっているこのバンドならでは。
でも、子ども向けというわけではなく、ライブハウスに集まる大人たちの耳も十分満足させてくれるのがすごいと思います。
子どもから大人まで楽しむことができるポップソングを作ることができるバンドって、なかなかいないですよね。

posted by なっくる at 20:08| Comment(0) | サブコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月04日

2016年1月度 マイベスト10

今回から2016年リリース分に突入。
今回は特に順位付けるのを迷いましたが、実質10曲同率ぐらいの感覚です。
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10.恋のヒットパレード/LIFriends

1月27日リリースのシングル曲。
パーティーロックバンドとして独特な立ち位置にいるLIFriends。
今作は、このバンドらしさが存分に発揮されたパーティーチューンで、ライブで盛り上がること間違いないですね。
こういう90年代バブルの香りも漂うディスコチューン、けっこう好きです。
「恋のヒットパレード」というタイトルの時点で王道J-POP感が強いですが、日本人でも親しみやすいメロディラインはクセになります。



9.虹を編めたら/fhana

1月27日リリースのシングル曲。
なんて鮮やかな曲なんだろう、と思いました。
キラキラと光に満ち溢れているようなサウンド。
虹のようにカラフルな光が未来へと導いてくれるようなイメージが浮かんできます。
実は曲の展開はわりと複雑なのに、自然に耳に入ってくるところが凄いですね。



8.ハートソルジャー/ジョゼ

1月13日リリースのアルバム「YOUNGSTER」収録曲。
このバンドと言えば、叙情的で繊細なサウンドのイメージが強かったですが、この曲を聴いて印象に残ったのは「強さ」。
「YOUNGSTER(少年)」たちに向かって、「さあ、立ち上がれ」と前へ進むことを訴える強いメッセージ。
でも、それが決して押しつけがましく聞こえてこないのは、やさしいボーカルと美しいメロディを持ったこのバンドならではなのかもしれません。



7.MUSIC/macico

1月13日リリースのアルバム「papa」収録曲。
macicoは、2015年に結成された男女2人デュオ。
今回初めて知ったアーティストですが、2人のあたたかいアットホームな雰囲気が曲に反映されていて良いなと思いました。
「MUSIC」は、アコースティックな音色が心地良い、カントリーテイストのナンバー。
自然体で奏でられる音楽は、日々の生活の中にも馴染んできますね。



6.Memories/MAN WITH A MISSION

1月27日リリースのシングル曲。
マンウィズと言えば、どちらかというとアグレッシブなタイプの曲のイメージが強かったですが、今作はメロウなミディアムチューン。
日本語詞メインでメロディアスなナンバーは、マンウィズの新境地というか、新しい魅力を見せてくれたような気がします。
サビに向かってスケールが広がっていく壮大なサウンドが爽快。
サビの「snow snow snow」というところが好きです。



5.まわる/The nonnon

1月13日リリースのアルバム「OPeN」収録曲。
The nonnonは、2012年に結成された女性2人組デュオ。
ミラーボールがまわるライブハウスの中で聴きたいダンスポップチューン。
「まわる」というフレーズの連発が、非日常な幻想空間にトリップさせてくれるような感覚があって、中毒性高いですね。
キュートで表情豊かなボーカルも魅力的。



4.アウェイ/SCOOBIE DO

1月27日リリースのアルバム「AWAY」収録曲。
もう今年で結成21周年となるスクービードゥー。
イントロの一瞬で一気に引き込んでしまうファンクミュージック。
MVに登場する都会の夜景にピッタリで、ただただかっこいいとしか言いようがないです。
SCOOBIE DOは、ライブハウスシーンではもちろん根強い人気を誇っているバンドですが、決定的なブレイクというものが今まで無かったバンドとも言えるかもしれません。
確かに、ファンクバンドって、一般受けするのが難しいのかも。
ライブを一回体験してしまえば、一気に好きになってしまう人も多いと思いますが。
でも、そんな「アウェイ」なシーンの中でも21年間も活動を続けてきたのは凄いなと思います。



3.STAY TUNE/Suchmos

1月27日リリースのシングル「LOVE&VICE」収録曲。
最近はブラックミュージック系の音楽というのが一種のトレンドになってきていて、実はSCOOBIE DOのようなバンドにとっては「ホーム」な状況に変わってきているのかなとは思います。
そんなシーンの中で、今最も勢いがあるバンドと言えば、Suchmos。
グルーヴィーでメロディアス。
重低音が響く洗練されたサウンドが心地良くて、何度でもリピートして聴きたくなります。
リスナーに媚びずに、自分たちがかっこいいと感じる音楽を極めていくようなスタイルも良いですね。
ブラックミュージックのエッセンスが強いバンドが、ここまで注目されて人気が急上昇することになるとは思いませんでした。
日本の音楽シーンに新たな風を吹き込む存在のバンドとして、期待しています。



2.Serendipity feat. Sensation/倉木麻衣

1月7日リリースの配信曲。
この曲は、メロディラインの美しさに魅かれました。
倉木麻衣の曲と言えば、「風のららら」が特に好きなのですが、今作もそれに通じるものがあるような気がします。
とにかく爽やか。
クールなR&Bやバキバキのダンストラックも良いですが、こういうメロディアスなミディアムチューンこそ、倉木麻衣の伸びやかなボーカルの魅力を存分に引き出してくれると思います。
「Serendipit(セレンディピティ)」とは、「素敵な偶然や予想外の発見に出会うこと」という意味ですが、まさに何気なく聴いたこの曲との出会いがセレンディピティだったような気がします。



1.今日を取り戻せ!/koma'n

1月20日リリースのシングル曲。
koma'nと言えば、以前にも「らくがきチェリー」をマイベスト1位にしていました。
「らくがきチェリー」は直球J-POPというイメージがありましたが、今作はジャズテイストなサウンドがオシャレなポップチューン。
他の曲もいろいろ聴いてみると、それぞれテイストが異なっていたりするので、しっかり聴いてみると面白そう。
ニコ動出身というとイロモノ的な見方をしてしまいがちですが、実はルーツが豊かで音楽的な引き出しが多いアーティストなのかもしれません。
「気付いたときから今日は始まる」という歌詞も良いですね。



最後に次点の楽曲。

Tokyo/雨のパレード
http://www.youtube.com/watch?v=csiHQtnbJTI

Hello,New Kicks/Keishi Tanaka
http://www.youtube.com/watch?v=Sgtbvt51zo4

ヴァルプルギスの夜/NOVELS
http://www.youtube.com/watch?v=AN3XWTMu_14

ローリングストーン/鶴
http://www.youtube.com/watch?v=UtmxUfWr-aM

舞いジェネ!/夢みるアドレセンス
http://www.youtube.com/watch?v=AosMUH_8T4Q
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2016年02月14日

2015年12月度 マイベスト10

今回は、2015年12月リリース分のマイベスト10です。
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10.真夜中の虹/スガシカオ

12月25日リリースの配信曲。
闘病中の友人に向けて書いたという詞が印象的なナンバー。
自分の弱さにも向きあって思いを正直に綴っているからこそ、スガシカオの楽曲は心に響いてきますね。
「ナメクジ色の心」という独特な表現はスガシカオらしいところ。



9.マトリョーシカさん/ハラフロムヘル

12月2日リリースのシングル曲。
5人組バンド、ハラフロムヘルがリリースした初の全国流通盤。
伸びのあるあたたかい女声ボーカルが印象的ですが、何と言ってもインパクトがあるのは歌詞の内容。
「ともだちの おともだちは 私の友達ではない」
「おかあさんの おかあさんは 私のお母さんじゃないよ」
当たり前のことを淡々と綴っているだけに、その裏にどんなメッセージを込めているのか、とても気になります。
本人がどういう意図でこの曲を作ったのかはわかりませんが、「固定概念や思い込みからの脱却」のようなものが一つのテーマになっているのかなと感じました。
マトリョーシカ人形が、中から同じ形の人形が次々と出てくるように、当たり前だと思っている固定概念。
でも、たとえば、「女の子はこうあるべきだ」「男の子はこうあるべきだ」という固定概念は、性差別を生み出すことにもつながってきてしまう。
「ともだちの おともだち」が「私の友達」になる可能性だってあるわけだし、人間どうしの繋がりはそういった固定概念に捉われないものであるはず。
シンプルな歌詞だからこそ、いろいろなことを考えさせてくれます。



8.時よ/星野源

12月2日リリースのアルバム「YELLOW DANCER」収録曲。
「YELLOW DANCER」は期待通り、というより期待以上にポップで心が躍り出すアルバムでしたが、そのアルバム1曲目を飾るのがこの「時よ」。
「動き出せ 針を回せ 次の君に繋がれ」という歌い出しで始まるポジティブなアッパーチューン。
MVで見せる、キレの良すぎるダンスにも注目です。



7.I WANT YOU TO BE MY BABY/LEARNERS

12月16日リリースのアルバム「LEARNERS」収録曲。
LEARNERSは、松田”CHABE”岳二と紗羅マリーが中心となって結成された5人組バンド。
聴いているだけで心のワクワク感が高まっていくパーティーチューン。
スタンダードナンバーのカバーでありながら、新鮮な輝きが感じられます。
このバンド、今まで全く知らなかったのですが、気になる存在ですね。
ライブが楽しそう。



6.嘘をつく唇/東京スカパラダイスオーケストラ

12月9日リリースのシングル曲。
今回フィーチャリングしたゲストボーカルは、片平里菜。
歌謡テイストのノスタルジックなサウンドと、妖艶でどこか気怠いボーカルが、絶妙にマッチしています。
片平里菜と言えば、独特な言葉遣いと耳に残るメロディーのセンスが秀逸ですが、純粋にボーカリストとしても魅力的なシンガーソングライターであるということを再発見できたような気がします。



5.Like Sixteen Candles/Yogee New Waves

12月2日リリースのシングル「SUNSET TOWN e.p.」収録曲。
このバンドは、まさに波のようにユラユラ心地良く揺れることができるサウンドが良いですよね。
はっぴいえんど、松任谷由実、山下達郎、サニーデイサービスといった日本のポップミュージックシーンのルーツを感じさせて、さらに新たな感性を加えて受け継いでいってくれる存在として期待しています。
最近ではメディア露出が少しずつ増え始めているこのバンド。
ずっとインディーズシーンで活躍していくタイプのバンドだと思っていましたが、意外と今年あたりメジャーデビューしてしまうかもしれませんね。



4.聖なる夜の贈り物/秦基博

12月16日リリースのアルバム「青の光景」収録曲。
真っ白な雪が降り積もる街を舞台にしたクリスマスソング。
「聖なる夜になんて ちょっとベタすぎるけれど」という歌詞が登場しますが、最初聴いたときはこの曲自体「冬の名曲」感が強すぎて、まさにベタすぎるかなと思っていました。
でも、つい口ずさみたくなるメロディは、安心して聴き入ることができますよね。
こういう曲こそが、これから先も歌い継がれる普遍的なポップソングなんだと思います。



3.この街のどこかで/セットラウンドリー

12月10日リリースのアルバム「セットラウンドリー」収録曲。
セットラウンドリーは、千葉を中心に活動する、男性ボーカルのスリーピースバンド。
このバンド、今まで全く知らなかったのですが、なんて綺麗なメロディを作るバンドなんだろう、とちょっと感動してしまいました。
何と言っても、サビのメロディの爽快感。
爽やかな風が通り抜けるように、耳に心地良く届いてきます。
毎週千葉駅で路上ライブを行っているそうですが、「高架橋の上を黄色い電車が滑る」(総武線でしょうか?)で始まる街の風景を切り取った歌詞は、路上ライブで聴くのにピッタリ。
ストリートミュージシャンの演奏を立ち止まって聴くことってなかなか無いですが、こんな良いバンドを見つけることもできるんですね。



2.川べりの家/松崎ナオ

12月9日リリースのアルバム「39」収録曲。
NHKでやっている「ドキュメント72時間」という番組が大好きなのですが、この曲はそのエンディングテーマになっています。
もともとは2006年に発表されたシングル曲。
番組ディレクターがCDショップで流れているのを偶然聴いたことがきっかけで、番組のテーマ曲に起用されたんだそうです。
この曲は歌詞が素晴らしいなと思います。
「大人になってゆくほど 涙がよく出てしまうのは
1人で生きて行けるからだと信じて止まない」
どんな人でも、何らかの辛いことや不安なことを抱えながら生きているはず。
この曲は、頑張って生きているすべての人たちを、「あたたかい場所へ行こうよ」「幸せを守るのではなく分けてあげる」とやさしく包み込んでくれます。
人間関係が希薄になってきている現代社会の中で、心をそっとあたたかくしてくれる存在。
ドキュメント番組が取り上げる普通の人々のそれぞれのドラマと相まって、感動を深めてくれます。



1.365日の紙飛行機/AKB48

12月9日リリースのシングル「唇にBe My Baby」収録曲。
最近は音楽シーンの変化に伴って「国民的なヒット曲」というものが無くなってきていているのがちょっと寂しいですが、そんな中で「365日の紙飛行機」は2015年唯一の国民的ヒット曲と言ってもいいのではないかと思います。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌として、毎朝テレビから流れてくるこの曲。
秋元康は、「あさが来た」の舞台になっている大阪のおじさんやおばさんでも口ずさめるような曲を、というコンセプトでこの曲を作ったそうです。
「朝の空を見上げて 今日という一日が 笑顔でいられるように そっとお願いした」という歌い出しで始まる、朝にピッタリな爽やかなナンバー。
ちょっと懐かしいフォーク調のサウンドは、子どもから大人まで簡単に口ずさむことができて、これこそが歌い継がれるポップソングだなと思います。
シンプルでありながら人生を描いた歌詞は、共感しながら聴き入ることができます。



次点の楽曲はこちら。

sub/objective/ぼくのりりっくのぼうよみ
http://www.youtube.com/watch?v=HKThn7Phxkk

Ki・mi・ni・mu・chu/EXILE
http://www.youtube.com/watch?v=bzhER32wO_U

The sound of swells/タグチハナ
http://www.youtube.com/watch?v=oGxzQY1tgXs

炎天下で/踏み絵サンダルス
http://www.youtube.com/watch?v=uUhVppPa07M

道/東京パピーズ
http://www.youtube.com/watch?v=9_SM5L3vbSs
posted by なっくる at 00:20| Comment(0) | サブコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする