2017年04月15日

空気公団/HARCO Good Things 〜一起去旅行吗〜

日本にいた頃は毎週のようにライブハウスに通っていましたが、中国に行くともうライブハウスに行くこと自体なくなってしまうんだろうな…、
と思っていましたが、行ってきちゃいました。
中国に来てからの初ライブ。
本日行われたのは、空気公団の上海公演。
オープニングアクトはHARCOでした。
会場は、上海の観光スポット田子坊の近くにあるライブハウス、MAO Livehouse Shanghai。
そこそこ新しめで綺麗なライブハウスでした。
そこまで広くはないですが、天井が高くて開放感のある会場。
日本で言うところのクアトロをちょっと狭くした感じだと想像してもらえばいいと思います。
雑居ビルの3階まで階段を登らないといけないのは、日本のライブハウスと近いところあります。
前売りチケットの買い方がわからなかったので、当日券230元を購入。
日本円で約4000円弱。
このあたりの物価は日本とあまり変わらないですね。
今回の公演がそうだっただけなのかもしれませんが、チケットには1ドリンク込み。
ドリンクチケットで引き換えるシステムも、日本と一緒でした。
前売りチケットは180元。
見ていると、前売りのお客さんたちは、何やらスマホの画面を見せながら入っていました。
お金はその場で支払っていなかったので、何らかの方法で振り込み済みだったんだと思います。
このあたりは、今後調べておきたいところ。
日本みたいな取り置きシステムは無いかもしれませんね。
お目当てのバンドを聞かれることもなかったです。
チケットカウンターのすぐ先がエントランス。
入って左手側には物販コーナーもありました。
今回の公演がそうだっただけかもしれませんが、椅子が並べられていて自由席のスタイル。
200名分弱の座席がほぼ埋まっていて、立ち見の人もいたと思います。
私が見た限りでは、日本人のお客さんの姿はいませんでした。
お客さんは年齢も性別もバラバラで、若い女性からおじさんの姿まで様々。
どういった経緯で空気公団を知ってライブに来ようと思ったのか、非常に気になります。

HARCO

本日のオープニングアクトとして登場したのはHARCO。
中国に来たこと自体は20年近く前にあったそうですが、海外でライブをするのは初めてだったようです。
今日は、どちらかと言うと実は空気公団よりもHARCOが目当てでした。
HARCOのライブを見るのはかなり久々。
上海で見ることになるとは思いませんでした。
ソロで鍵盤弾き語りのスタイル。

[SET LIST]
Lamp&Stool
親子のシルエット
文房具の音
南三陸ミシン工房のうた
カメラは嘘をつかない
ゴマサバと夕顔と空心菜
世界でいちばん頑張ってる君に

ソロ弾き語りでありながらも、曲ごとに流されるバックトラックによる音の広がりが満足させてくれました。
特に圧巻だったのが、「文房具の音」。
楽器としてクリップとセロテープとホッチキスを使用するのですが、それぞれの文房具から発する音をループマシンに録音して1つのトラックを作り上げるプロセスは、日本語が通じなかったとしても伝わったのではないかと思いました。
MCでは、曲紹介ごとに中国語を使ってみようと奮闘するHARCO。
中国語特有のイントネーション(四声)に苦労している様子に、会場からは笑いが漏れていました。
どれだけ日本語の歌詞が伝わっていたのかはわかりませんが、透明で心地良いHARCOサウンドは、国籍問わず人々を魅了できていたはず。
「ゴマサバと夕顔と空心菜」の異国情緒漂うサウンドは、上海の空気にも馴染んでいたと思います。
もともとHARCOを知っていて今日のライブに来たお客さんはおそらくほとんどいなかったと思いますが、ライブ終了後の物販では、彼の甘いボーカルに魅了された女性のお客さん中心にサインを求める列ができていました。
その様子を見ていてビックリしたのが、お客さんけっこうみんな普通に日本語喋っているんですね。
日本と変わらないライブ終演後の風景に、中国にいることを一瞬忘れそうでした。



空気公団

本日のメインアクト。
海外公演を行うことも多いこのバンドですが、上海でのライブは今日が初めてだったそうです。
メンバー3人にサポートドラムでオータコージを迎えた編成でのパフォーマンス。
空気公団は、昔ちょっと聴いていた時期はありましたが、ライブを見るのは今日が初めてでした。
メンバー全員椅子に座って、ゆったりと音楽を奏でるムードの心地良さ。
ボーカル山崎ゆかりの、まさに空気のように溶けていく透明なボーカル。
力強いベースとドラムが作るグルーヴに、さらに彩りを加える鍵盤の音色が心を踊らせてくれます。
お客さんもみんな派手なリアクションをすることはなかったですが、曲が終われば盛大な拍手が起こり、曲によってはハンドクラップをしたり、思い思いに音楽を楽しんでいたように思います。
中盤には、HARCOとのコラボステージもありました。
HARCOとは違い、MCでも普通に日本語を使って話す空気公団のメンバー。
でもけっこうお客さんにも日本語通じていたっぽいです。
こういうライブに来るお客さんだけあって、ある程度日本語わかる人多いんですね。
中国語でのMCにチャレンジしていた場面もありましたが、会話に困って結局「ニーハオ」でごまかす姿には、会場からも笑いが起きていました。
ライブMCと言えば、次回ライブの告知が定番ですが、上海でも東京と大阪で行われるワンマンライブの告知が行われるとは思いませんでした。
でも、
「私たちも旅をして上海までやってきたので、今度は皆さんも『旅をしませんか』」
という綺麗なまとめ方はさすがでした。
今回のライブタイトルは、まさに「旅をしませんか」の中国語訳なんですね。
ラストの中国語でのパフォーマンスには、拍手喝采でした。
本編終了後にアンコールを求める手拍子が起こる様子が日本と一緒で、思わず笑ってしまいましたが。
日本では4月26日に結成20周年記念アルバム「Anthology vol.0」をリリースする空気公団。
でも今日はなんと、日本での発売に先駆けて、物販でこのアルバムを全世界初リリースしてくれました。
これまでの空気公団の歩みを閉じ込めた3枚組アルバム。
ゆったりと聴き込んでいきたいです。



このライブハウス、日本のアーティストがライブすることも多いみたいで、再来週にはLampの出演が発表されていました。
(平日なので、多分行けないですが。)
先月はThe fin.が来ていたり、昨年来たアーティストを見ても、DEPAPEPE、ハンバート ハンバート、advantage Lucyなど、なかなか音楽通好みのラインアップ。
上海の他の会場では、中孝介のライブが決まっていたりするので、また都合が合えば中国でもいろいろライブに行ってみたいと思います。
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2017年02月16日

GOODWARP/緑黄色社会/CRAZY VODKA TONIC/The Cheserasera ベラボーにブラボー!ツアー

今日は、GOODWARPのツアー名古屋編に行ってきました。
ゲストバンドには、新進気鋭の若手バンド3組を迎えていました。

The Cheserasera

トップバッターは、今日も「ケセラセラ」が流れる中登場した男性スリーピースバンド、The Cheserasera。
時に荒々しいほどの感情を見せるエモーショナルなボーカルが魅力的。
でもメロディ自体は繊細でセンチメンタルなところがあって、そこが涙腺を刺激してくるんですよね。
「月と太陽の日々」のゾクゾクする疾走感が好きです。



CRAZY VODKA TONIC

広島を中心に活動する4人組バンド、クレイジーウオッカトニック。
今日唯一の初見バンドでした。
男性4人組だと勝手に思っていたのですが、ドラムが女性だったんですね。
曲に込めた思いを丁寧に伝えるような熱いMCが印象的。
まだ全国流通もしていない中で、遠征ライブを一つ一つ大切にパフォーマンスしようという熱量が感じられました。
典型的なギターロックですが、どんなタイプの楽曲でも器用に演奏してしまうスキルを持ったバンド。
女性コーラスが加わったメロディが繊細なミディアムチューン「ラブソング」が良かったです。
1曲目に演奏された「刹那の一節」は、ライブでは「ハローハロー」の合唱で楽しめる曲。



緑黄色社会

地元名古屋を中心に活動している男女混成バンド。
今日は、このバンド目当ての人も多かったみたいです。
人気が徐々に上がってきている中、先月初の全国流通盤「Nice To Meet You??」をリリース。
リリース後、名古屋でのライブハウスのライブは初めてだったそうです。

[SET LIST]
またね
Bitter
regret
丘と小さなパラダイム
アウトサイダー
Alice

GOODWARPは、以前誘ったことがあったもののタイミングが合わず、今日が初対バンということで、本人たちもかなり楽しみにしていたみたいです。
特に、ボーカルの長屋さんは、「ベラボーにブラボー!」というツアータイトルのフレーズが気に入ったみたいで、ライブ中何度も連呼していました。
このバンド、個人的に前回見たのがメンバーほぼ高校生ぐらいのときだったので、すっかり大人になって、バンドとしても一気に成長したなという印象。
楽曲ごとに、カラフルだったりドリーミーだったり、アグレッシブに思いっきりロックだったり、表情を変えるパフォーマンスを堪能させてくれました。
中でも特に好きなのは、「Bitter」という楽曲。
ビターチョコレートのように、ほろ苦くクールな大人の魅力。
キュートでちょっとセクシーなボーカル。
今後の活躍が楽しみになってきました。



GOODWARP

ドラムの有安さんが療養中のため、メンバー3人にサポートドラムを加えた編成で回っていた今回のツアー。

[SET LIST]
直線距離
Answer
bravo!bravo!bravo!
真夜中のダンス〜恋する爪先〜
Sweet Darwin
Tonight is the night
大人になれば
en)
レイニー白書

ニューシングル収録の4曲に定番曲を加えたセトリ、かと思いきや、1曲目がわりとレアな「直線距離」。
この曲好きだったので、最近振り返られる傾向なのが嬉しいですね。
親しみやすいメロディとキレのあるグルーヴで心まで踊らせてくれるGOODWARPの音楽。
夜のライブハウスに集まる「night wanders」たちを虜にしてしまうブラボーなダンスミュージック。
盛り上がりのあまり、ダブルアンコールを求める拍手まで起きました。
(時間の関係で演奏はできませんでしたが。)

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2017年02月05日

でらロックフェスティバル2017 2日目

2日目は途中から。

yEAN

千葉を中心に活動する男女混成6人組バンド。

[SET LIST]
会えたらいいね
シャッターチャンス
太陽の下で
風に吹かれて
京葉ハイウェイ

男女ツインボーカルのポップな楽曲の印象が強いバンドですが、ライブで聴くと力強いベースが作り出すグルーヴが心地良く身体に響いてきます。
ボーカルの二人が注目されがちかと思いきや、ライブで一番目立っているのはギターのイイズカさんかも。
こういったイベントではライブの出演時間や場所を手書きしたTシャツを着てくるのが恒例のようですが、出演前に着て宣伝しないと意味がないとボーカルのキャッチー師匠につっこまれていました。
このTシャツ、背中側に「京葉ハイウェイ」の歌詞が書いてあって、お客さんみんながその歌詞を見て合唱できるような仕掛けになっていました。
ライブ終了後にはこのTシャツをお客さんにあげているとのことですが、けっこう好評らしいです。
イイズカさん、「太陽の下で」でフロアに降りてきて、お客さんと手を取って踊り出すシーンも。
メンバー全員の個性でライブハウス全体をかき回すようにしてハッピーな空気を作り上げてしまうyEANのライブ。
1回見たらまた見に行きたくなります。



phatmans after school

先日メディアでの顔出しを解禁したことでも話題になった、北海道出身の男性3人組バンド。
このバンドのライブを見るのは実は今日が初めて。

[SET LIST]
東京少年
正常性バイアス
無重力少年
FRYDAY/NIGHT
あいまいみー
過去現在未来進行形

ちょっと意外だったのは、ライブではアップテンポのダンスロックナンバーがメインだということ。
このバンドと言えば「ツキヨミ」のイメージが強かったのですが、リハーサルで少しだけ演奏されたものの本編では披露されず。
しっとりと歌い上げる楽曲よりも、ひたすら踊らせてくれるアッパーチューンの連続でフロアを盛り上げてくれるタイプのライブでした。
その真骨頂的な存在の楽曲が「FRYDAY/NIGHT」。
この曲初めて聴いたときは「ツキヨミ」とのイメージのギャップに驚きましたが、ライブの流れを体感すると納得できます。
バブル期の花金ディスコを思わせるような、打ち込み系ダンストラック。
ボーカルのヨシダさんもフロアに降りてきて、盛り上がりは最高潮。
これはどう考えても盛り上がりますね。



め組

菅原達也を中心に結成された、男女混成5人組バンド。
本日は、ギターの富山さんが体調不良のため、サポートメンバーが加わってのパフォーマンスでした。
登場時のSEは「め組の人」。

[SET LIST]
マイ・パルプフィクション
ジュゴンの背中に乗って
余所見
放課後色
悪魔の証明
500マイルメートル

言葉選びとメロディの感性が独特でクセになるのがこのバンドの楽曲。
かなり個性的なのに、全体的な印象は軽快で爽やかなところが良いなと思います。
特にライブで体感しておきたいのが「悪魔の証明」。
「合言葉は ちゅるりらら」って一緒に叫んで作り上げる一体感。
楽曲はクセが強いのにメンバーは低姿勢なところがあって好印象。
ちなみに、菅原さんはこの後おいしくるメロンパンを見に行くと言ってましたが、この2バンドなんとなく通じるところがあるような気もします。



オワリカラ

ベースのツダさんの体調不良のため、急遽ボーカルタカハシヒョウリと鍵盤カメダタクの2人編成での出演となったオワリカラ。
これはこれでかなりレアなライブだと思います。

[SET LIST]
サイハテソング
ロング・グッドバイ
はなとゆめ
new music from big pink
Q&A

リハーサルでは「マーキュリー」なども。
アコースティックギター弾き語りで、静かにかつ力強く歌い続けるタカハシヒョウリ。
いつものオワリカラのサイケデリックなロックサウンドの要素はほとんどなくなり、むしろ昭和のフォークシンガーのようなオーラを感じさせてくれました。



ホタルライトヒルズバンド

まさにホタルライトのような電飾が彩るステージの中でのライブ。

[SET LIST]
ビューティフル
飛行船ミミ
ping-pong-pang
蛍ヶ丘
何千回でも何万回でも

このバンドのライブを見るのはかなり久々でしたが、見ていなかった期間がもったいないと思わせてしまうほどの素晴らしいステージを届けてくれました。
会場を終始包んでいたのはアットホーム感。
弾き語り系のライブのように、お客さんもステージの上のアーティストも、みんなが一体となってライブを作るような雰囲気が素敵でした。
さらに、バンドとしてかっこよく決めるポイントは押さえてくれているので、バンドのライブが好きな人もしっかり満足させてくれるステージです。
楽曲のベースはポップスだったりフォークだったりするので、老若男女問わず親しみやすく口ずさみたくなるところが良いですね。
全体的にはメルヘンチックな印象がありつつも、どこか毒があってシリアスな部分を見せてくれるのは、このバンドとも親交のある小山田壮平と通じるところがあるような気がします。
「ping-pong-pang」という曲がライブで楽しかったので、ライブ終了後に物販で会場限定シングルを購入。
カップリングが唄人羽「花火」のカバーというのも嬉しいところです。
物販でも、メンバー全員で、家族のように対応してくれる人柄の良さ。
また会いに行きたくなってしまいますね。
そんな人柄の良さが音楽にも現れているんだと思います。



T/ssue

名古屋を中心に活動する男性4人組バンド。
メロコア系が主流の名古屋のバンドシーンの中で、やや歌モノ色が強い存在。
大学の軽音部で結成したバンドだということですが、今回の会場は彼らの軽音部時代に出たことがあったライブハウスで、当時はここまで活動を続けることができるとは思っていなかったそうです。
強い意志を感じさせる芯のある歌声が魅力的。



Half time Old

トリは、名古屋を中心に活動するこのバンドにしました。

[SET LIST]
アンチヒーロー
幸福病
ミズワリ
ミス・サンデー
シューティングスター
en)
前略、8月2日より

このバンド、初めてライブを見たときは正直あまりピンとこなかったのですが、見るたびにハマっていく気がします。
キャッチーでポップな楽曲の親しみやすさ。
ポップス色の強いロックバンドって、名古屋のシーンでは貴重な存在ですね。

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2017年02月04日

でらロックフェスティバル2017 1日目

昨年の第1回に引き続き、今年も開催されたでらロックフェスティバル。
今年も2日間行ってきました。
昨年に比べると運営面、特にリストバンド引き換えが改善されてました。
RAD系のイベントだとサーキットイベントでもお目当てのバンドを聞くという風習があって、昨年はリストバンド引き換え時に一人一人にお目当てのバンドを聞いていたのでそれが長蛇の列を作る原因に。
今年はお目当てカードが配布されて、それをそのアーティストが出演する会場のボックスに投函するという形になったので、リストバンド引き換え時の混乱が無くなりました。
さらにリストバンド引き換え場所が増えたため、列に並ぶことなくスムーズにリストバンド引き換えができた人が多かったのではないでしょうか。
もっとも、このお目当てカードもシステムがわかりづらくて、最初間違えて控えの券の方を投函してしまったのですが。

Dr.FOOL

大阪を中心に活動する5人組バンド。
以前、ミナホの時に無料音源をいただいたことがあったのですが、それがまさにダイレクトで自分の好みなライブで踊りたくなるディスコミュージックだったので、それ以来ずっと注目していました。
想像していた通り、ファンキーにひたすら踊りまくるライブステージ。
時にはユーモラスな仕草を見せてくれるのは大阪人らしくて親しみやすいところ。
「Tonight」のようなクールでソウルフルな楽曲も良かったです。
暑苦しいほど濃いキャラのアフロのボーカルがインパクト大。
この手のバンドとしては、紅一点の鍵盤の存在が珍しいです。
個人的には、さらにライブ数を重ねてからの成熟したステージを見てみたいなと思いました。
BRADIOが好きな人は注目しておいたほうがいいかも。



The Folkees

このバンドを見るのはミナホ以来。
今日も博多から長い時間かけて車でやってきたとのこと。
今ブレイク中のSIX LOUNGEは九州バンドとして後輩にあたるそうです。
自分たちのことを自らセンスが良いと言ってましたが、オールドスタイルなロックンロールをベースとした楽曲はどれも口ずさみたくなるほどの親しみやすさがあります。
勢いのある青春ソングも、ミディアムテンポのラブソングも、等身大の心地良さが魅力。
ボーカル糸永さんの、投げキッスを連発させる暑苦しいほどのパフォーマンスも印象的。



さしすせそズ

サーキットイベントの時に見に行くことがやけに多い気がするこのバンド。

[SET LIST]
TAIWAN CALLING
悪意はない
O.P.P.
チリ〜南アメリカの細長い国〜
どす恋物語〜あなたの笑顔にごっつぁんです〜
WEEKEND

1曲目から「TAIWAN CALLING」で盛り上がるフロア。
「台湾台湾行きたいわん」というフレーズのコール&レスポンスを
「松下くんはかっこいい」に替えて満足するボーカル松下さん。
ドラム山田さんの、
「でら!」「ロック!」かと思いきや、
「でら!」「でら!」という斜め上のコール&レスポンスにも笑いが起こっていました。
メンバー全員のキャラが立っていてMCで活躍してくれるのは、大阪人バンドらしいところ。
ただ、大阪人だからというだけで笑いのハードルが高くなってしまうと愚痴をこぼすギターのイケダーマンさんに対してベース勝瀬さんが謎かけ披露。
「イケダーマンの話」とかけまして「平地」とときます、
その心は、「山も谷もないでしょう」。
「イケダーマン」とかけまして「トイレットペーパー」とときます、
その心は、「どちらもつまらないでしょう」という2本立て。
若干「おー!」という声も上がりましたが、ややウケでした。
もちろん、ユーモラスなテーマ選びをするユニークな楽曲もこのバンドの魅力。
フロア前方が若い女性で埋め尽くされていましたが、等身大のポップミュージックは老若男女問わず受け入れられるはず。



HOWL BE QUIET

このバンドのライブをしっかり見るのは、実はちょっと久々。

[SET LIST](不完全)
(?)
Higher Climber
ライブオアライブ
レジスタンス
MONSTER WORLD
サネカズラ

ライブ向けのアッパーチューンの連発で上がりまくるフロアの温度。
合唱できる「ライブオアライブ」はライブで盛り上がりますね。
「MONSTER WORLD」は、ロックサウンドの中で響くカラフルな鍵盤の音色が鮮やか。
その流れで最後に演奏されたのが、「サネカズラ」。
ボーカル竹縄さんが自分自身のことを歌ったという、男の女々しさをテーマにしたバラードナンバー。
別れても忘れられない人への思いを綴った歌詞が切なく胸に響きます。
彼女の誕生日の花がサネカズラで、その花言葉が「再会」だということに微かな希望を捨てきれない男の女々しさ。
このバンドの楽曲、どちらかというと、こういうラブバラードの方が好きかも。
髪の色が赤だったり金髪だったりするので見た目で判断されがちなんてネタにしてましたが、クオリティの高い楽曲を作ってくれるセンスは確かです。



モノブライト

前からちょこちょこ聴いてましたが、実はライブ見るのは今日が初めて。
奇抜なセンスが光るディスコミュージックは、ライブで体験するのが楽しいですね。
特にライブで聴きたかった「空中YOU WAY」を聴くことができて満足。
でもいちばん嬉しかったのは、大好きな「冬、今日、タワー」を歌ってくれたこと。
人々のそれぞれの毎日の中でもいつもそこで見守ってくれるタワーの存在を歌った、冬にピッタリなバラードナンバー。
短い時間のステージでも、こういうしっとりした面も見せてくれるのは嬉しいですね。



INKT

KOKIこと元KAT-TUNの田中聖がボーカルを担当するバンドということで、完全に興味本位で見に行ってきました。
教えていただいて初めて知ったのですが、ベースとドラムは元HIGH and MIGHTY COLORなんですね。
フロア前方はやっぱり女性のお客さんが多くて、「聖!」という黄色い歓声が上がっていたのは、アイドルのコンサート的。
ただ、KOKIは、そんな女性ファンのことを「メスども」と呼んでいて、ジャニーズ時代ではとても考えられないほどロックでした。
男性のお客さんも多かったのが意外。
(その後に出るアーティスト目当てだったのかもしれませんが。)
バンドとしては新人でも、スケール感の大きなパフォーマンスができるのは、これまで数々のビッグステージを経験してきた田中聖だからこそ。



The Floor

今日もライブハウスがパンパンになるほどお客さんが詰まっていて、このバンドの人気を感じました。
セトリは、「Wannabe」、「Toward Word World」、「ハイ&ロー」、「リップサービス」など。
身体が踊り出す軽快なダンスロックを作るセンスは秀逸。
ライブハウスシーンで、確実に人気を拡大しつつあります。



音速ライン

結成15周年を迎えるというベテランバンド。
かなり久々にライブ見ましたが、キャリアの長さを感じさせる息の合ったパフォーマンスは安心感があります。
感情を振り絞るかのような切ない高音ボーカルがこのバンドの楽曲の魅力。
1stシングル曲の「スワロー」は久々の披露だったようです。
新曲「ウーロンハイ」は、「ウーロンハイ」というフレーズの連発が頭に残る中毒性ソング。
「炭酸はもうきついからウーロンハイ」という、ユルいながらも恋の駆け引きと重ね合わせた歌詞がユニーク。



パノラマパナマタウン

神戸を中心に活動する男性4人組バンド。
ルックスもスラッとした長身イケメン4人組ですが、作る音楽もスタイリッシュでかっこいいです。
1曲目の「世界最後になる歌は」からフロアに降りてきてその場の温度を一気に上げてくれたボーカル岩渕さん。
ロックサウンドをベースとしたヒップホップが最高にクール。
Suchmosよりはブラックミュージックの要素が弱めかもしれませんが、今の時代に合った音楽だなと思いました。
掛け声で一体になって盛り上がることができる、新曲の「リバティーリバティー」が特に良かったです。
正直、こんなに良いバンドだとは思ってなかったですね。
純粋に自分たちがかっこいいと思う音楽を追求しているような姿勢が伝わってきて、好感度高いです。
音楽オーディションで賞を勝ち取っている理由がわかったような気がします。

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2017年01月21日

磯貝サイモン インストアライブ

今日は、磯貝サイモンのアルバム「sponge-like」リリース記念のインストアライブに行ってきました。

[SET LIST]
CRAZY FOR YOU
告白のうた
後戻り出来ないあみだくじ
ほくろときみのラブストーリー
重々承知のハイジャンプ

Kyleeに提供した楽曲「CRAZY FOR YOU」のセルフカバーからスタート。
他アーティストへの楽曲提供も多い磯貝サイモンですが、今回のアルバムではさまざまなアーティストとの共作も多く収録されているとのこと。
「後戻り出来ないあみだくじ」は、元SURFACE椎名慶治との共作で、椎名慶治が作ってきた詞が先にあって、そこに磯貝サイモンが曲を付けたそうです。
詞の雰囲気に合わせたアグレッシブな作風は、磯貝サイモンにはちょっと珍しいかも。
「ほくろときみのラブストーリー」は、ほくろフェチをテーマにしたユニークなラブソング。
ビッケブランカの迷曲「肩歌」を連想してしまいました。
「ほくろときみのラブストーリー
今からぼくが話す通り
この世界中でただひとり」
と、語尾で韻を踏むサビが心地良かったです。
磯貝サイモンらしい爽やかなポップソングが「重々承知のハイジャンプ」。
「もう何度目のスタートライン? 笑われるのも重々承知です」と、今の年齢だからこそ歌える応援歌。
磯貝サイモンは、東海地方では、メ〜テレのキャラクター「ウルフィ」くんのテーマソングも手掛けているということで、その一節をパフォーマンスするという場面もあり、終始和やかなムードに包まれていました。

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