2018年06月24日

宇宙人  [我们的探险计划] 巡回演唱会 上海站

本日は、台湾のバンド、宇宙人(Cosmos People)の上海公演に行ってきました。
現在、スリーピースバンドとして活動中のこのバンド。
台湾のバンドといえばMayday(五月天)ですが、同じレーベルに所属しているようです。
日本でライブ公演を行うことも多くて、かつてはサマソニやミナホに出演していた年もありましたね。
日本語の楽曲を歌ったり、日本人のスタッフと共同で楽曲制作を行ったりと、日本とも縁の深いこのバンド。
昨年度のEテレ「テレビで中国語」のオープニングテーマ曲「那你呢」を歌っていたことでも、中国語初心者としてはおなじみの存在です。

会場は、初めて行ったModern Sky Labというライブハウス。
大規模なショッピングモールの中にありました。
わりと大きめで綺麗なライブハウスで、名古屋で言ったらボトムライン、大阪で言ったら心斎橋のMUSEぐらいの規模でしょうか。
お客さんはギッチリ入っているというわけでもなく、わりとゆったり見ることができました。
それでも500人以上はいたかも。
やっぱり若い女性の姿が多かったです。

定刻を10分ほど過ぎてメンバーがステージに登場。
メンバー3人にサポートのドラムを加えた編成でした。
「一起去跑步」など代表曲の連続に、歓声を上げたりジャンプしたり手を振ったりして応えるオーディエンスたち、というスタイルは日本のロックバンドのライブと何も変わりません。
「你以為」からの「那你呢」の流れにはテンション上がりました。
「テレビで中国語」のオープニングテーマにもなっていた「那你呢」は、鍵盤の響きがポップでキャッチーなナンバー。
どことなく中華風のテイストを感じさせるメロディーラインがクセになります。
メロディーの良さを追い求めているところは、台湾のミュージシャンらしいところであり、日本の90年代あたりに活躍したJ-POPバンドにも通じるところがあるような気がします。
サビ最後の「十字路口(十字路)」というフレーズが頭に残りますが、この曲は、日本の渋谷にあるスクランブル交差点を見て作った楽曲なんだとか。
MVのロケも実は日本で行われています。



ライブのMCはもちろん全編中国語だったので、内容はほぼ聞き取れませんでしたが、それでも十分楽しめるライブでした。
日本語の楽曲もあるのですが、今日は披露されませんでした。
宇宙人と言うと、鍵盤の存在が印象的なポップバンドというイメージが強かったですが、ロックテイストが強かったりダンサブルだったりいろいろな面を見ることができたように思いました。
メンバーそれぞれをフィーチャーしたソロコーナーがあったり、DJコーナーもあったり。
レーザー光線を多用した照明やバックスクリーンの映像も印象的。
いずれにしても、アンコール含めて2時間弱、上海のオーディエンスを盛り上げ続けてくれました。
昨年リリースされた最新アルバム「右腦RIGHT NOW」に収録されている「這就是我愛你的方法」を聴いただけでも、このバンドのライブが盛り上がることが想像できると思います。
軽快なビートと歌謡曲的でさえあるメロディーは、日本人の心さえ鷲掴みにしてくれました。

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2018年06月16日

never young beach ASIA TOUR 2018 in Shanghai

今日行ってきたのは、never young beachのアジアツアー上海編。
昨日の広州公演と合わせて2日間の中国ツアー。
ネバヤンにとって、中国でライブをするのは初めてのことだったようです。
会場は、おなじみのバンダイナムコ上海文化センターの未来劇場。
ネバヤンのライブを見るのは、個人的には2015年年末以来、かなり久々でした。

開演15分ほど前に到着。
チケットのナンバーが329だったので、最終的には500人ぐらい入っていたのでしょうか。
お客さんは、20代ぐらいの人たちが多かったです。
意外と男性のお客さんも多くて、男女比は半々ぐらいだったかも。

定刻を20分ほど過ぎて、メンバーがステージに登場。
ギター松島さんが療養中のため、残念ながら4人でのパフォーマンスとなりました。
「なんかさ」からライブスタート。
初めての土地でも、オーディエンスをしっかり踊らせてくれたネバヤンの音楽。
メロウな心地良いビートに、横揺れで楽しませてくれました。
バンド名通り南国風のサウンドは、この初夏の季節にピッタリ。
4曲連続で演奏した後、ここで本日初めてのMC。
安部さんが、メモを見ながら、中国語に挑戦。
簡単な挨拶と、次に演奏する「散歩日和に布団がぱたぱたと」の曲紹介でしたが、つっかえながら何度も言い直して、ようやくなんとか伝わった、という状況。
その直後に、どうやら今日来ているお客さんには日本語でもだいたい伝わるということが判明し、その後安部さんが中国語を使うことはありませんでした。
むしろ、ドラム鈴木さんが、今日は多くの人たちが来てくれて本当に嬉しい、という内容で話した中国語の方がだいぶ上手かったし、ちゃんと伝わっていました。
後半では、「どうでもいいけど」「あまり行かない喫茶店で」「SURELY」といった代表曲の連発に、会場もさらにヒートアップ。
そして、来年リリースするかもしれない?という新曲「春らんまん」もいち早く披露。
春のほんわかした温かい空気の中にも、どことなく別れの寂しさや不安感を漂わせたようなミディアムチューンでした。
「明るい未来」で本編終了。
最後のMCでは、初めてライブしに来た上海で、ここまで多くの人たちが優しく迎えてくれたということに感激しつつ、また必ず上海に来ます!と宣言してくれました。
全体で、アンコール含めて、約1時間のステージでした。
中国語のMCを用意していても上手く伝わらなくて結局日本語を使ってしまうというグダグダ感はやっぱりネバヤンらしかったし、その力の抜けた感じこそがネバヤンの音楽の真骨頂でもあると思います。
アンコールで最後に演奏された「お別れの歌」も別れの決意を歌った哀しい内容のはずなのに、南国風の心地良いサウンドで「陽気な歌」にしてしまっているのが、ネバヤンらしいところですね。

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2018年03月09日

Enjoy Music Club China Tour 2018

閉鎖的なイメージの強い中国の音楽業界ですが、昨年流行した音楽のジャンルがヒップホップ。
昨年、「中国有嘻哈」(直訳すると、「中国にヒップホップがある」)という番組が話題になったこともあって、中国の若者の中ではヒップホップが流行したんですね。
ただ、ミュージシャンが起こした事件をきっかけにして、今年に入ってから、中国では政府がヒップホップを禁止したなんていうニュースが流れましたが、それでもヒップホップを聴く人たちは多く人気の熱は冷めない様子。
(ヒップホップ禁止令というのは、おそらく、テレビ番組など大々的なプロモーションができなくなった、ということらしい?)

そんな中で開催されたのが、本日のEnjoy Music Clubの中国初ライブ。
会場は、前にDATSのワンマンを見に行った育音堂。
キャパ200〜300人ほどのライブハウスですが、チケットはソールドアウト。
パンパンに詰まったお客さんがライブのスタートを待ちわびていました。
やっぱり若い人たちが多かったです。
日本人の姿もちらほら見かけました。

予定時刻を30分ほど過ぎて、アコースティックギター1本を持った一人の男性が登場。
普段は漫画家として活動している、花原史樹さんでした。
EMCのメンバーと学生からの友人で、現在でも同居しているという花原さん。
今回は一緒に中国まで付いてきたそうですが、メンバーから、準備している間に先に出て歌っていてくれ、と言われたらしく、急遽オープニングアクトとして出演することに。
「下手くそですが」と言いながらも、銀杏BOYZの「BABY BABY」をギター弾き語りで披露してくれました。
さらにもう1曲、カラオケでテレサテンの名曲も。
EMCファンの中国人たちの前で、日本人漫画家が「時の流れに身をまかせ」を日本語で歌うという、かなりシュールな光景が繰り広げられましたが、あたたかい拍手に包まれて会場は良いムードになりました。

満を持して登場したEMCの3人は、いつもの赤いキャップと黄色いジャンバー姿。
1曲目の「EMCのラップ道」から、フロア中に「EMC」コールを巻き起こしていました。
「EMCトラベル」など、イントロが流れた時点で歓声が上がっていました。
現代の上海のライブハウスで、松本伊代「センチメンタルジャーニー」のイントロで歓声が上がる光景というのもなかなかシュール。
こういう歌謡曲も含めた日本のポップカルチャーへのリスペクトが、歌詞やメロディーなどところどころに感じられるEMCの楽曲。
ラップがメインでありながらも、口ずさみたくなるメロディーラインはポップミュージックとしての完成度が高いと思います。
本人たちのユルく親しみやすいキャラクターも含めて、人気が出るのもわかります。

MCでは、スマホを見ながら中国語に挑戦。
中国に来るのが初めてだったとのことで、「我愛你」(ウォーアイニー)すら知らなかったようです。
発音が難しくなかなか伝わらず、通訳に助けられる場面も多数。
どうやら、「この中で最近結婚する予定の人はいますか?」というようなことを聞きたかったらしいです。
すると、会場後方で手を挙げる一人のお客さん。
そのお客さんのもとに、メンバー自らプレゼント(ステッカー)を届けに行っていました。
フロア全体に祝福ムードが広がったところで「BIG LOVE」という流れ。
これ、日本でもやっているみたいですね。
「めでたい」って中国語で何ていうんですか?
と聞いていましたが、
「恭喜」(ゴンシー)
と聞いて、この曲の歌詞中で思いっきり歌っていることに気付いたようでした。

初中国にも関わらず見に来てくれたお客さんたちに、どうやってEMCを知ったんですか?と質問するメンバー。
どうやら、やっぱりネットで聴いて知ったという人たちが多かったみたいですね。
日本の音楽で好きなのは?という質問には、一斉に「EMC」という回答が。
それはわかってるから。
他には?
と聞いたら、
ONE OK ROCK、BUMP OF CHICKEN、RADWIMPSなどアジアでも絶大な人気のバンドの他、
小沢健二、スチャダラパーなどEMCのルーツ的なミュージシャン、
そして、シャムキャッツ、ミツメなどのインディーバンドも含めて、納得の名前が多数挙がってきました。
あまりにも次々挙がってくるので、
これ1時間ぐらい続けたいね、
と喋り合うメンバー。
その中でも一番好きなのは?
と聞いて締めようとしたら、
多くの「EMC」という声の中で、「RADWIMPS」などの名前を叫ぶお客さんもちらほらいたのが面白かったです。

アンコール最後にも再び「EMCのラップ道」のパフォーマンスで、さらに熱気を増す「EMC」コール。
1時間ほどの短いワンマン公演でしたが、会場は終始熱気と笑顔に包まれていました。

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2018年02月20日

Rei インストアライブ

春節の休みで日本に帰っていたついでに、吉祥寺のHMVで開催されたReiのインストアライブを見に行ってきました。
新作CD「FLY」のリリースを記念して、フラゲ日に開催された今回のイベント。
会場には多くのファンが集まっていました。
キュートなルックスとその音楽性もあって、わりとベテランの男性の姿が目立ちます。

[SET LIST]
MOSHI MOSHI
Route 246
Love Sick
New Days
COCOA

水玉模様のシャツに赤いベレー帽というファッションがとてもキュート。
どこにでもいそうな女の子なのに、ギターを1本持って歌い出すと、一気に一流のロックンロールミュージシャンに様変わり。
卓越したギターテクニックにブルージーなボーカル。
心を踊らせてくれるロックンロールサウンドで一気に引き込んでくれます。
今回の新作に収録されている曲だけでなく、過去の曲も多く織り交ぜたセットリスト。
大好きな「COCOA」のシャウトも聴くことができて最高でした。
歌っているときはとてもクールなのに、MCではちょっと天然な一面を見せる場面も。
ライブ告知のMCで、HMVで開催しているイベントなのに「明日は・・・」とタワーレコードでのインストアライブの告知をしかけるところでは笑いが起きました。

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2017年12月16日

LOVE PSYCHEDELICO/THE BAWDIES/GLIM SPANKY J ROCK STYLE In Shanghai 2017

今日行ってきたのは、日本を代表するロックバンド3組が集結したイベント。
上海でここまで豪華な対バンのライブを見ることができるのは、かなり嬉しいです。
この3組の対バンは日本でもなかなか見ることができないですよね。
今日のライブには、上海の人たちだけでなく、日本人のお客さんも多く集まっていました。
ただ、ラインアップの割には、そこまで集客は良くなかった雰囲気。
あまり宣伝していなかったようで、このライブが開催されることを知らなかった人も多かったみたいです。

チケットの値段設定は3種類。
VIPチケット780元(約13260円)と前方エリアチケット580元(約9860円)と後方エリアチケット180元(約3060円、安い!)。
指定席タイプなのかと思ったらオールスタンディングで、チケットによる区域分けもされていなかったので、この価格の差は単に入場順の違いだったようです。
おそらく大多数のお客さんは後方エリアチケットだったので、180元のチケットでも780元とか580元とか払った人と同じく前の方で見ることができてしまうという、いまいち釈然としないシステム。
行くのが遅かったら、もうまったく関係なくなってしまいますからね。
VIPチケットは入場順が最優先で、さらに全出演のサインが貰えるとのこと。
ただ、アーティスト本人から貰えるわけではないらしく、780元払うほとの魅力を感じない特典です。

ただ、運営はしっかりしていたと思います。
中国のライブでは、開演時刻を余裕で1時間過ぎてもライブか始まらないなんてこともしばしばあるのですが、さすがに大物アーティストの大型イベントだけあってそんなことなくて、時間ピッタリに始まって、転換もスムーズだったのは良かったです。

会場は、おなじみのバンダイナムコ上海文化センター。
大きなステージで、冬フェスの気分を味わいながら楽しむことができました。

GLIM SPANKY

トップバッターは、サポートメンバーとともにバンド編成で登場したグリムスパンキー。
短い中国語のMCも披露してくれましたが、40分ほどの時間でありながら約10曲もたっぷり曲を聴かせてくれました。
このバンドのルーツとも言えるロックとブルースで魅了してくれた「ダミーロックとブルース」や、勢いのあるロックナンバー「怒りをくれよ」、ハンドクラップで会場に一体感が生まれた「NEXT ONE」なども良かったですが、今日特に心に残ったのは、中盤で披露された「美しい棘」「大人になったら」といったバラードナンバー。
哀愁漂う美しいメロディーラインの中で、松尾レミのブルージーなボーカルが映えます。



THE BAWDIES

3月の名古屋ワンマン以来、もうしばらくこのバンドのライブを見ることはないのかと思いきや、年内にもう一度見ることができてしまいました。
白いジャケット姿でビシッと決めて登場した4人。
会場からはカッコイイ!という歓声が響きわたっていました。

[SET LIST](不完全)
IT'S TOO LATE
NO WAY
YOU GOTTA DANCE
HOT DOG
LEMONADE
THE EDGE
SING YOUR SONG
JUST BE COOL

初見のお客さんも多かったのか、若干アウェイな空気の中で始まったこのバンドのステージ。
でも、フロア全体を巻き込んで踊らせてくれる熱いパフォーマンスで、最高のロックンロールパーティーを作り上げてくれました。
魂まで振るわせてくれそうなほどのソウルフルなロックンロールの連発。
「HOT DOG」前のミニコント(?)はさすがに無くて、シンプルにROYの「Are You Hungry?」という掛け声から始まりました。
TAXMANが中国語で「チンゲイウォーピージオ(私にビールをください)」と言ったら、ステージ袖からビールが運ばれてきて、一気に飲む場面なんかも。
かっこいいパフォーマンスももちろんですが、何より4人が仲良さそうに楽しんでいるところが良いですよね。



LOVE PSYCHEDELICO

サポートメンバー含め、総勢6名のフルバンド編成でのステージ。
意外にも、上海でライブをするのは今日が初めてだったそうです。
個人的にLOVE PSYCHEDELICOのライブを見るのは3年前のZIP-FMのイベント以来で、ライブハウスでしっかり見るのは初めてでした。
爽快なロックナンバー「Free World」からスタート。
心地良いビートに乗って響いてくるKUMIのボーカルが魅力的。
やっぱり「Last Smile」など、昔よく聴いていたナンバーを生で聴けたのは嬉しかったです。
後半では、NAOKIのギターソロからの「Your Song」、ロックバンドとしての迫力を感じさせてくれた「Everybody needs somebody」、そして本編ラストで「LADY MADONNA〜憂鬱なるスパイダー〜」という最高の流れ。
アンコールでは、ライブの定番曲「Freedom」で、大盛況の中終了。
楽曲だけ聴いているとクールな印象が強いですが、間近で見ることができたKUMIさんは、年齢を感じさせないほど可愛らしかったのも印象的でした。

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