2017年04月09日

ゴールデンボンバー「#CDが売れないこんな世の中じゃ」

今日は、中国のCDショップ事情を。
上海には、日本人向けのCD・DVDショップがたくさんあります。
CDも売っていますが、店の商品の大部分を占めるのはDVD。
洋画の日本語吹き替え版DVDや邦画DVDが所狭しと並ぶ店内に入ると、ここは日本なのかと錯覚してしまいます。
特に、ドラマやバラエティー番組のDVDボックスの品ぞろえは圧巻。
「どっちの料理ショー」DVDボックスなどという、日本ではあまり見かけないようなレア盤も見かけたり。
しかも安いんです。
「それでも、生きてゆく」と「Nのために」と「きょうは会社休みます。」のDVDボックスを買っても合わせて80元(約1300円)。
新作が店に並ぶスピードも速くて、まだ発売されていないはずの「ラ・ラ・ランド」DVDと「カルテット」DVD BOXを合わせても63元(約1000円)でした。

当然のことながら、これ全部正規版ではありません。
見かけは一見立派なDVDボックスだったりしても、よく見ると印刷が雑だったり。
テレビドラマのDVDは、おそらく放送されたものをそのまま焼いただけなので、提供クレジットも入るし、特典映像なんて気の利いたものももちろん収録されていません。
そういう著作権完全無視のDVDが、あたかも正規版かのように平然と店に並べられているんですね。
アンダーグラウンドな香りを漂わせる路上販売の屋台もありますが、けっこうちゃんとしたショッピングモールのようなところにもそういうDVDショップがテナントで入っていることもあったりします。
店の雰囲気は、日本でいう所のツタヤとかタワレコみたいなもんです。
それでも、売っている物は海賊版なので、日本に持って帰ろうとするのがバレたら税関に止められますのでご注意を。
そういえば、昨日は、上海に渋谷タワレコがあるのを発見しました。
「渋谷タワレコ」という店名の違法DVDショップ。
もちろん、日本にある渋谷タワレコとは何の関係もありません。
店名までパクるのかという。

上海に来て、街を色々散策しましたが、CDやDVDを扱っている店は、たいていこういう海賊版ショップ。
というより、正規のCDやDVDを売っている店をまだ見つけていません。
おそらく、地元の人たちにとっては、海賊版DVDこそが正規のDVD。
そもそも著作権の概念なんて持ちあわせていないのかもしれません。
国民全体がそういう感じだとしたら、音楽業界や映画業界が成長しなくなってしまうのは明らか。
日本でも、CDが売れない音楽業界不況は違法ダウンロードが原因なんじゃないかなどという議論が盛んに行われていて、問題提起するアーティストも多いですが、中国に比べたらまだずっとマシなんじゃないか、と思えてしまいました。
「CDが売れない」どころか、そもそも「CDが売ってない」国なので。


ゴールデンボンバー「#CDが売れないこんな世の中じゃ」
2017年4月5日リリース
シングル

#CDが売れないこんな世の中じゃ - ゴールデンボンバー
#CDが売れないこんな世の中じゃ - ゴールデンボンバー
posted by なっくる at 23:59| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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