2015年06月27日

2015年4月度 マイベスト10

今回から、当ブログでもサブコンの記事を毎月書いてみようかなと思います。
http://www31.atwiki.jp/welovejpop/pages/1.html
http://サブコン.com/hp/

サブコンとは、みんなで「いい曲」を発見するための音楽投票サイト。
シングル・アルバム・配信限定曲、あるいはメジャー・インディーズも関係なく、毎月リリースされるJ-POPの楽曲を(ほぼ)すべて試聴して、その中から各自マイベスト10を作ってしまおう!という非常に楽しい企画です。
参加者の票を集計して、毎月トップ20のランキングを発表しています。
CDが楽曲ではなく単なる商品としての性格を持つようになってから、オリコンのセールスランキングの価値が急速に失われつつありますが、サブコンのランキングはあくまでも楽曲のランキングを表しているという意味で、非常に貴重で面白いものになっていると思います。
もともとは「Japanese Dream」というラジオ番組があって(私は知らなかったのですが)、番組終了後もコンセプトを受け継いで、有志により続けられている企画がこのサブコンです。
私も2年前ぐらいから毎月参加させてもらっています。
私にとってサブコンの魅力は、何と言っても、新たな音楽との出会いの場であるということ。
サブコンをきっかけにして知ったアーティスト、楽曲もたくさんあって、たとえばこの前のサカスプでライブ見に行ったroom free fall、CICADA、grassbirdあたりは、サブコンに参加していなければ絶対見に行こうとは思わなかったです。
でも毎月リリースされる楽曲すべてを聴くとか大変すぎないか?
と最初は思っていましたが、実際のところ必聴曲は100曲ほどで、あとの曲を聴くかどうかは任意なので、やってみると意外と簡単に聴けてしまいます。
人によって聴き方は様々だと思いますが、私の場合は、何か別の作業をしながら、BGMとしてエントリー曲を聴いていく、というスタイルです。
しかも、これは1次投票の時の話で、1次投票で票を集めた楽曲でさらに2次投票を行うのですが、この2次投票では20曲ちょっとを聴けばいいだけ。
20曲だったら、全部フルで聴いても、2時間ぐらいあれば全部聴けてしまいます。
というわけで、意外と誰でも簡単に参加できるサブコン。
これを読んで興味を持ってくれた方がもしいらっしゃったら、是非参加してみてください!
やってみるとけっこう楽しいですよ!

というわけで、今回から、私がサブコンで作成したマイベスト10をここで紹介していこうと思います。
今回は、2015年4月度。
もともと好きだった楽曲が多めになってしまいましたが、今まで自分があまり聴いていなかった意外なアーティストの新曲が良かったり、初めて知ったアーティストもいたりと、収穫も多かったです。
マイベスト10には入れられなかったけれど大好きな曲も他にもたくさんあって、全体的にハイレベルだった印象。
では、10位からカウントダウン。

10.明日のYesterday/もるつオーケストラ

4月22日リリースのミニアルバム「みにくいアヒルでゴー」収録曲。
もるつオーケストラと言うと、「休肝日」や「四国アイランド講座」など、ファンキーでコミカルな楽曲のイメージが強かったのですが、この楽曲は聴かせるバラードナンバー。
「明日のYesterdayは今日だけだから」と、何気ない日常の中で懸命に今日を生きる人たちへのエール。
この「みにくいアヒルでゴー」は、他の収録曲もまた良いんです。
「迷惑メール」や「児童販売機」など、独自の視点で社会を切り取り、それをまたファンキーなナンバーに昇華させてしまっているセンスはこのバンドならでは。
関係ないですが、ライブスケジュールに現在でも記載されている、4月5日に開催されたこのアルバムのレコ発ライブで、
「※当日の入場は¥80,000相当の家電製品を各自持参して頂きます。」
という注意書きがあるのがすごく気になるのですが、これは何なんでしょう。



9.ラピスラズリ/藍井エイル

4月22日リリースのシングル曲。
正直言うと、アニソンってあまり聴かない(というよりむしろちょっと苦手)ですが、この曲は音楽番組などで何回か聴くうちに好きになってしまいました。
和のムードを感じさせるメロディラインが良いですね。
パワフルでありながら、その中に切なさが潜んでいるようなところが、ツボにハマりました。
この曲きっかけで、藍井エイルというシンガーにも興味持ちました。
ニューアルバムもチェックしてみたいと思います。



8.前髪切りすぎた/三戸なつめ

4月8日リリースのメジャーデビューシングル曲。
モデルで中田ヤスタカプロデュースと言えば、きゃりーを連想してしまいますが、三戸なつめの場合はかなり庶民派な楽曲の印象。
自身のトレードマークでもある、短く切りそろえた髪型について、ひたすら「前髪切りすぎた」と連呼してアピールしていく自己紹介ソング。
サビの「チョキチョキ」のフレーズがとにかく頭に残ります。
あとこの曲は、異様なほど多くMVが製作されていて、しかもそれがどれも一癖あってインパクト大きいです。
MVも含めて中毒性がかなり高い楽曲ですね。
インストアライブを見に行ったときは、ギターを持って歌っていて(演奏していたかどうかはわかりませんが)、「ギター女子」の要素まで詰め込んできたか、と思いました。



7.LIFE/D.W.ニコルズ

4月15日リリースのベストアルバム「LIFE」に収録されている新曲。
「果てしなくまっすぐで 限りなくまっ平ら そんな道などどこにもない」
と、バンド結成から紆余曲折を経て10周年を向かえたこのバンドだからこそ説得力のある歌詞が心に響きます。
プロデュースは亀田誠治が行っており、ニコルズの良さを最大限引き出してくれているような気がします。
私の場合、このベストアルバムに収録されている他の楽曲はすべて持っていたのですが、この新曲「LIFE」1曲のためだけでも買った価値はあったかなと思います。
このベストアルバムは購入特典として、ライブ会場に行くと非売品CD「LIFE RADIO」が貰える引換券が入っていて、実際のところそのCDの方が目当てだったりするのですが。
「LIFE RADIO」には、今までなぜか音源化されていなかった「帰り道、流れ星。」※なども収録されていて、なかなかレアです。
もちろん、「LIFE」自体も、今までのニコルズの楽曲を時系列に沿って聴いていくことができるのでオススメです。
Mrs. GREEN APPLEのボーカル大森さんが、今一番気に入っているCDの中でこの「LIFE」を挙げていて、ミセスの音楽性を考えてなんか納得してしまいました。



※「帰り道、流れ星。」は、ACのCMソングとして、震災後大量OAされていたので、聴いたことある人も多いはず。
http://www.youtube.com/watch?v=NzpJmypvDFk

6.大切な笑顔/MORISHIN

4月15日リリースのシングル曲。
完全にノーマークでしたが、一聴して、そのメロディの美しさに心が奪われました。
涙腺を刺激するメロディラインは、日本人のツボですよね。
MORISHINさんってどんな人なのかと調べてみたのですが、SMAPの「ありがとう」を作詞作曲した方なんですね。
ちなみに本名は盛田真吾(モリタシンゴ)で、それでMORISHINのようです。



5.ぱらぱらり/SAKANAMON

4月15日リリースのアルバム「あくたもくた」収録曲。
アルバム通して聴きましたが、このバンドは歌詞が面白いなといつも思います。
「ぱらぱらり」は、「我が学び舎 門出の時」と卒業式をテーマにした楽曲。
「誰も彼も筒を鳴らした」なんかは卒業式あるあるですよね。
卒業式で卒業生が読み上げるフレーズのパロディで、
「スティックシュガーを舐めて 凌いだ修学旅行」
「テントの中待ちぼうけ 出番が無い運動会」
など、非リア充な黒歴史的な内容が連発されているところは、親近感持てます。
でも、桜の花びらが舞い落ちる「ぱらぱらり」というフレーズで、美しくまとめている言葉選びのセンス。



4.ジャスタジスイ/DJみそしるとMCごはん

4月22日リリースのアルバム「ジャスタジスイ」収録曲。
片想いのメンバーが参加したこの楽曲は、ホーンセクションが印象的。
テーマは、新しく始めた一人暮らしの自炊。
個人的に私も最近ちょっと自炊を頑張ってみようかなと思っていたところで、肩の力を抜いて自炊を楽しもう!というこの曲もメッセージが心に響きました。
自炊するのはちょっと面倒くさいなと思っているときには、「米だけ炊いても ジャスタジスイ」というフレーズに救われます。
あと、この曲から伝わってくるのは、新しい街で新たに一人暮らしを始める感覚。
「リサイクルショップ ハシゴしたり
夕方まで寝ちゃってもそんな日は、歩道橋で夕日を見た」
という歌詞は、なんだか郷愁に駆られました。
正直なところ、おみそはんに関しては、アーティストとしては色モノ的な印象を持っていましたが、この曲にはちょっと感動してしまいました。



3.ゴマサバと夕顔と空心菜/HARCO

4月22日リリースのアルバム「ゴマサバと夕顔と空心菜」収録曲。
HARCOは以前好きだったのですが、最近ちょっと離れていて、今回改めて聴いてみたらやっぱり良い!ってなりました。
5年ぶりのオリジナルフルアルバムだったんですね。
MVの雰囲気も含めて、トロピカルでオリエンタルなムードのサウンド。
いつまでも変わらない、少年らしさを残したイノセンスなボーカルも魅力的です。
同じアルバムに収録されている「カメラは嘘をつかない」もHARCOのポップなセンスが堪能できます。



2.ピース/RIP SLYME

4月29日リリースのシングル曲。
RIP SLYMEに関しては、好きな曲も何曲かあるのですが、そこまで気にすることもなかった存在でした。
だから、今回新曲がリリースになったということも完全にスルーしていたのですが、サブコンきっかけで改めて聴いてみたら、そのかっこよさに圧倒されてしまいました。
まず、イントロの時点から、体に響いてくるベースラインのかっこよさ。
自分の好きな曲って、たいていイントロ数秒聴けばわかるのですが、今回もその法則どおりでした。
そして、曲全体を包み込む、肩の力を抜いたピースフルなムード。
メンバー全員がアラフォーという現在のRIP SLYMEの姿を、そのまま等身大で感じることができるような気がします。
いくつになっても自然体で音楽を楽しむことができる大人って良いですね。



1.恋の前ならえ/Official髭男dism

4月22日リリースのミニアルバム「ラブとピースは君の中」収録曲。
昨年10月のミナホで初めてライブを見て以来、ずっとハマり続けているこのバンドの初流通音源です。
鍵盤の入っている男性ボーカルバンドって基本的に好きなのですが、このバンドはまさに好みにストライクでした。
楽曲自体も、とにかくポップなんですよね。
ブラックミュージックをベースとしながらも、ここまでキャッチーな楽曲に仕上げてしまうセンスが素晴らしいです。
Official髭男dismに関しては、こちらでもちょっとした文章を書かせてもらったので、合わせてよろしくお願いします。
http://ongakudaisukiclub.hateblo.jp/entry/2015/05/04/213653
4月度はかなり接戦でしたが、1位はやっぱりこの曲に落ち着きました。



最後に、次点の楽曲。
次点は何曲選んでもいいのですが、自分の中で勝手にルール決めて、毎月5曲選んでいます。
こちらはリンクのみ。

フェニックス/DAISY LOO
http://www.youtube.com/watch?v=-RBvEFwqy0g

バイリンガール/go!go!vanillas
http://www.youtube.com/watch?v=tL-aYiLDG_U

FIGHT LIKE A GIRL/Saku
http://www.youtube.com/watch?v=8ShTIXdbcSg

右往左往/NECOKICKS
http://www.youtube.com/watch?v=DkKzEwu2xiU

Let's Dance!!/ONIGAWARA
http://www.youtube.com/watch?v=l918GOnLBN8

その他、サブコンで気になった曲は、「今日の1曲NEO」(@best_tuneo)の方でも気まぐれに書いていきますので、よかったら合わせてチェックしてみてください。
posted by なっくる at 18:05| Comment(0) | サブコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Qaijff インストアライブ

今日は、Qaijffのインストアライブに行ってきました。
名古屋バンドなので、特に意識しなくても対バンなどで見る機会が多かったバンドですが、今年に入ってからは初めてでちょっと久々でした。
アルバム「organism」リリース記念のイベント。
さすが地元バンドなだけあって、お客さんもたくさん(男性中心ですが)集まっていました。

[SET LIST]
meaning of me
along the coast
after rain
organism

このバンドの魅力と言えば、ダイナミックなピアノロックサウンド。
インストア用セットでも、ライブで聴くと迫力が伝わってきますね。
そんな中でも良かったのが、「after rain」。
雨の歌ですが、ちょうど翌日が野外フェス「FREEDOM NAGOYA」出演で、当日は雨が降ってほしくないので、明日は歌わずに今日歌います、という選曲。
ミドルテンポのナンバーですが、アッパーチューンが多い中でかえって楽曲の良さが際立っていたような気がします。
美しいメロディラインもこのバンドの魅力だなと認識させてくれます。
今作のリードトラックは、「organism」。
生命の誕生を感じさせる歌詞が神秘的。
「生きる」ということに向き合った、力強さが感じられます。

posted by なっくる at 00:00| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月08日

アンダーグラフ LIVE at U.G.A. tour 2015 梅雨 〜恵みの雨、のち、晴れ。〜

サカスプが終わったばかりですが、今日もライブへ行ってきました。
アンダーグラフのワンマンです。
以前はツアーの度に行っていたのですが、昨年はタイミングが合わずに行けず、ちょっと久々になってしまいました。
7月8日に発売されるニューアルバム「1977年生まれの僕らは」収録曲や、この季節にピッタリな曲をセレクトしたという構成になっていました。

[SET LIST]
五色の虹
風を呼べ
白い雨
フリージア
アンブレラ

スローライフ
ティアラ
1977年生まれの僕らは
パラダイム
アカルキミライ
ジャパニーズ ロック ファイター
パラドックス
こころ

en)
モルモット
ビューティフルニッポン
ケ・セラ・セラ
手と手

ツアータイトルが「梅雨 〜恵みの雨、のち、晴れ。〜」だったのですが、名古屋はまさに今日が梅雨入り。
まさにピッタリなタイミングで、この季節に合った楽曲をたっぷり聴かせてくれました。
「五色の虹」で爽やかに始まり、「風を呼べ」で勢いを付けた後は、聴かせる系の楽曲を連続で。
「聴きながら寝そうになりませんか?」
なんてことを真戸原さん言ってましたが、全体的に音楽をじっくり聴くということにこだわったライブになっていたと思います。
最近若手バンドのライブばかりに行っていたこともあって、かなり大人向けの落ち着いたライブという印象。
アンダーグラフの楽曲の魅力の一つはやっぱり歌詞だと思うので、歌詞の内容を伝えるためにも、こういうスタイルのライブがこのバンドには合っているのかもしれません。
今日改めて聴いて歌詞が良いなと思ったのが、「アンブレラ」。
たとえ明るく振る舞っていても、実は誰もが悲しさや寂しさを抱えて生きていて、幸せな日々と死にたい日々が代わる代わる訪れてくるものであったり。
そんな相手に対して、「君にそっと降る雨避けてあげれる僕でいたいから」と声をかけてあげられる優しさ。
でも、ファンにとっては、アンダーグラフの楽曲自体が、そんな「アンブレラ」の存在になっているんじゃないかと思います。
まっすぐに生きる真戸原さんの作る歌詞は、フレーズの一つ一つが心に響いてきます。
真戸原さんと中原さんは1977年生まれということで、今度リリースされるアルバムタイトルにもなっている新曲は「1977年生まれの僕らは」。
かつて時代を彩ったフレーズが次々に登場していて、1977年生まれの方にとっては、懐かしく楽しめるんじゃないかと思います。
ここからは、「パラダイム」「アカルキミライ」「ジャパニーズ ロック ファイター」と、ライブで盛り上がるアッパーチューンの連続。
ライブの定番曲でもある「Sekai-no-Kibou」も「スカイホール」も「やっぱり地球は青かった」あたりがこの辺で演奏されるかなと期待していましたが、結局どの曲も無かったですね。
それより「ツバサ」を演奏しないとは!
アンダーグラフのライブに通い続けて、「ツバサ」を聴けなかったのは、今日が初めてかもしれません。
最近のワンマンはこんな感じなんですかね。
けっこう通好みのセトリだったと思います。
そんな中で、新たなライブの定番曲になってほしいと思ったのが、昨年リリースのアルバムに収録されている「パラドックス」。
「ウォーオーオーオオー」というフレーズの力強いコーラスが、体に響いてきます。
歌詞も「最善の舵を取れ」と、強いメッセージが含まれていて、それを全身全霊で演奏するパフォーマンスは、ライブならではの見応えがあります。
本編最後に演奏されたのが、「こころ」。
なんとNHK「みんなのうた」で現在放送されているんですよね。
こういう日本語を大切にした和テイストのナンバーというのも、アンダーグラフらしさが出ています。
しっかりしたメッセージのある良い曲は、相手が子どもでも大人でも老若男女問わず、すべての人の心に伝わっていくはず。



アンコールでは、ニューアルバムから新曲「モルモット」。
「最低ラインが最初の目標さ」と歌い上げる、現代の若者に対するメッセージ性の強い楽曲でした。
「ビューティフルニッポン」の後は、本来演奏する予定の曲があったようですが、
「何聴きたい?」
とフロアに問いかける真戸原さん。
すかさず、
「ケ・セラ・セラ!」
と返すお客さんが何人かいて、急遽「ケ・セラ・セラ」を演奏してくれました。
これはもはや、名古屋ワンマンでの恒例の風景になりつつあります。
そして、ラストは、「手と手」。
アイリッシュなサウンドが特徴的なピースフルなナンバーで、あたたかい雰囲気の中ライブが終わりました。
ニューアルバム「1977年生まれの僕らは」収録曲で演奏してくれたのは、「1977年生まれの僕らは」「こころ」「モルモット」の3曲。
3曲ともタイプが違っていて、アルバムを聴くのがより楽しみになってきました。
posted by なっくる at 00:00| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月07日

SAKAE SP-RING 2015 2日目

全組ライブ初見のアーティストで回ってみたサカスプ2日目。

DATS

2日目トップバッターはこのバンドにしました。
ドラムとベースの重低音が体に鳴り響く骨太ロックサウンド。
その中で浮遊感のあるギターリフがポップな印象で心地良い感じでした。
MCはほとんど無し。
楽曲は全英語詞で、ロックンロールに対してまっすぐに向き合ったスタイルが良いなと思いました。
四つ打ち主体でフロアを踊らせるところは今の時代に合っている部分もありますね。
とてもクールなステージを堪能できました。



愛はズボーン

会場がお客さんでパンパンで、入場規制かかっていたっぽいです。

[SET LIST]
愛はズボーン
RIKACO
ひっぱられる
ニャロメ!
まさかのイマジネイション

1曲目は、セルフタイトルの楽曲「愛はズボーン」。
「1,2,3,4」ではなくて「5,6,7,8」というカウントから始まる時点で、独自のセンスが感じられるロックンロール。
「ボン!ボン!ズボボーン!愛はズボーン!」のフレーズが中毒性高いです。
意味はよくわからなくても、本能に直接訴えかけるような、そんなパワーがあるような気がします。
大阪バンドならではのユーモアセンスにも溢れていて、楽曲だけ聴くとそれがシュールであったりもするのですが、ライブで見るとお客さんを楽しませようというサービス精神満点だなと感じられました。
曲中にいろいろ小ネタを仕込んでいたりして、7割方打ち合わせ無しで、本番でいきなりアドリブでやっているらしいです。
ラストの「まさかのイマジネイション」では、風船を大量に持ってきて、フロアの中に投げ入れていました。
一気に広がるフェス感。
またライブを見たいと思わせてくれるインパクトがあって、それがこのバンドの人気につながっているのかなと思いました。



THE Roll&McCARTNEY

スーツ姿でピシッと決めた4人組男性ロックバンド。
意外と男性のお客さんが多かったです。
バンド名から想像できる通り、THE BEATLESをリスペクトし、ルーツにしているようですが、型にはまることなく自らのスタイルを作り上げている印象です。
安心して楽しむことができるような心地良さのあるロックサウンド。
後半、ミラーボールが回る中でのダンスナンバーの連続は爽快でした。
「ハッピーエンド」は、本当は本編で聴きたかったのですが、リハのみで演奏していました。



CICADA

途中からでしたが、最近気になっていたCICADA(シケイダ)へ。
女性ボーカルの5人組バンド。
想像していた通り、男性のお客さんが多かったです。
夜のムードに溢れたオシャレなサウンドに、キュートな女性ボーカルが絡み合っていてセクシー。
ポップな心地良さ。



ビーチ・バージョン

ずっと前から気になっていたこのバンド。
以前ここで書いた、今年個人的に注目していきたいアーティスト10組の中でも取り上げましたが、ライブを見るのは今日がようやく初めてでした。
最初のMCで、
「昭和歌謡をぶっ壊します」
ということを言っていましたが、まさに昭和歌謡を今風に解釈したようなサウンド。
ここまではっきりと昭和歌謡をベースにしていると発言するバンドも珍しいなと思いました。
一緒に口ずさみたくなる歌モノは昭和歌謡的で、踊れるサウンドはグループサウンズ的。
日本人のDNAを呼び覚ましてきますね。
でも決して古臭くはなくてスタイリッシュな印象を受けました。



関係ないですが、GOODWARP吉崎さんが、ビーチ・バージョン「sekirara21」をカバーして歌っている動画を見つけて、それがまた最高だったので貼り付けておきます。



grassbird

スリーピースのピアノロックバンド。
男性ボーカルで鍵盤の入っているバンドって大好きです。
スーツ姿で登場して、オシャレなナイトクラブのムード。
都会派ポップチューンな楽曲の連続で、ライブではハンドクラップで盛り上がりました。
中にはファンキーなナンバーもあったりして、楽曲によっていろいろな表情を持っているという印象です。
来年のサカスプではダイアモンドホールに出たいという野望を語っていましたが、そんな熱い思いを持っているところが良いですよね。



fifi

8月に活動休止することを発表したこのバンド。
前からよく名前は見かけていたのですが、ライブを見るのは今回が初めてで、今まで見に行っていなかったことを後悔してしまうほど良いライブをしていました。

[SET LIST]
スタート
Changeless Song
メランコリック・キラーステップ
約束
voice of wonder
向日葵の種
思い出を絵に描いて
さよなら少年
en)
Tequila Shout

まず曲が良いですね。
メロディがキャッチーで、少しセンチメンタル。
ハイトーンボーカルが爽快に響いてきます。
ライブでは手を上げながら踊ることができるポイントが多数あって楽しめます。
何と言っても強烈なのが、中村コロスケのキャラ。
前から、バンドマンでキリスト風の神様コスプレしている人いるよな、とは思っていたのですが、このバンドのギターだったんですね。
グドモで言うところのたなしんのポジションですね。
ハイテンションなMCで畳みかけていました。
(ハイテンション過ぎて何言っているのかわからないところも…。)
今さらになってこのバンドの良さがわかったような気がしますが、活動休止までにまたライブ見に行けたら行きたいところです。



SpecialThanks

トリは、このバンドにしました。
大トリの時間帯で、他の会場からもお客さんが流れ込んでいたんだと思いますが、ライブハウス内がビックリするほど多くの人で溢れていました。
(最後だったので規制かけずにお客さん入れていたのかも。)
ステージがあまり見えない位置にいたのですが、とにかくステージ上からの熱気が伝わってきました。
ミサキさんキュートなのに、パンキッシュなボーカルがパワフル。
フロアもかなり盛り上がっていて、小さめのライブハウスなのに、何度もダイブが起こって、サークルも発生していました。
7月にニューアルバム「missa」が発売されるとのことで、その中からも何曲か披露していましたが、「summer★sufer」が良いなと思いました。



という感じで、今年も2日間回り切ったサカエスプリング。
ライブハウスが点在している栄の街の性質上、東京や大阪で開催される他のサーキットイベントに比べて、どうしても移動距離が多くなってしまって、回り方にも限定されてしまう部分ができてしまうんですよね。
その中でも自分で納得できるベストな回り方ができたような気がします。
実は、1箇所だけ、地下鉄移動も取り入れました。
(1日目のroom free fall→Mrs. GREEN APPLE)
今年は2日目のダイアモンドホールに特に人が集中していて、入場制限の列に並ぶことも制限されていた模様。
1日中ダイアモンドホールに籠って人気バンドのステージを楽しむのも良いですが、今まで知らなかった新たな音楽とたくさん出会うチャンスがあるというのも、こういうイベントの大きな魅力ですよね。
posted by なっくる at 00:00| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月06日

SAKAE SP-RING 2015 1日目

今年も栄の街が音楽に包まれる一大イベント、SAKAE SP-RINGの季節がやってきました。
今年は2日間で全299組が出演。
サカスプは今年で10周年なんだそうです。
公式サイトで過去のタイテを見ることができるのですが、これけっこう面白いです。
かつては、SuperflyもONE OK ROCKもTHE BAWDIESも西野カナもナオト・インティライミも出ていたんですね。
club JB'Sでサカナクションとか、今じゃ絶対あり得ない。

http://sakaespring.com/special.html

今年小さな会場に出演していても、数年後はビッグネームに成長してしまうバンドもいるかもしれない、ということで、そういう意味でも注目ポイントが多いです。
毎年、好きなバンドのライブを見れるのはもちろんですが、初めて見たアーティストとの新たな出会いもたくさんあるのが楽しみなところ。
そこで今年は、そんな出会いがたくさんあることを期待して、2日間ほぼ全組、初見のアーティストで回ってみることにしました。

Emerald

ボーカル中野さんの
「こんばんは、Emeraldです」
という挨拶で始まった今年のサカスプ。
(※まだ昼の12時)
すぐに、「こんにちは」と言い直していましたが。
でも夜の雰囲気満点なジャズテイストの音楽がオシャレでした。
まさにエメラルドのような輝きのあるサウンド。
心地良い音楽に包まれた空間を作り出していましたが、MCでは一転して日常感出しすぎ。
メンバー内では最近、セブンイレブンのサラダチキンが流行っているらしくて、音楽の話そっちのけで、どの味がいちばん好きかという話題で盛り上がっていました。
(ちなみに、やっぱりプレーンだよね、とのこと)
そんな親近感を持てるキャラの5人組。
楽曲は、口笛で始まる「ふれたい光」も良かったですが、
「名曲をやります」
という曲紹介で始まった「Summer Youth」は、まさに名曲。
一気に目の前に広がるキラキラした夏の風景。



ジョゼ

以前から気になっていたスリーピースバンド、ジョゼ。
若い女性ファン中心にライブハウスがパンパンになっていました。
ピュアなボーカルと美しいメロディが魅力的。
ほんわかした抽象画的なムードなのかなと勝手に思っていましたが、ライブで見るとけっこうしっかりロックバンドですね。
新曲だというディスコナンバー「Friday」がライブで楽しかったです。
ラストに演奏されたのが、「Gravity Sky」。
今日ジョゼを見に行ったのは、実はこの曲が目当て。
重力に逆らって徐々に上昇していくかのようなサウンドが心地良かったです。
サビが「ねえ」というフレーズで始まるので、やさしくて甘い言葉なのかと思いきや、「つまんない理由でやめんなよ」などという強いフレーズが続くというギャップが良いなと思います。
歌詞のメッセージが、より印象に残りますね。



PELICAN FANCLUB

タワレコ限定シングルとしてリリースされていた「Capsule Hotel」が良かったので、ずっと気になっていたこのバンド。
このバンドに関しても、ほんわかしたイメージを勝手に持っていましたが、ライブが始まると意外と激しいロックサウンド。
シャウトするようなタイプの曲があるとは思いませんでした。
ファルセットの美しいボーカルが印象的。
でもやっぱり、「Capsule Hotel」が飛び抜けて良かった気がします。
繊細な輝きのあるイントロ。



藤原さくら

3月にメジャーデビューしたばかりのシンガーソングライター。
サポートのキーボードと自身のギター弾き語りというアコースティックセットで。

[SET LIST]
We are You are
Cigarette butts
Panic cord
愛の街
Just one girl
Walking on the clouds

「スモーキー」と形容されるボーカルが魅力的。
アコースティックサウンドが心地良い楽曲の連続。
まだ19歳の日本人女性とは思えないほどのセンスを感じさせます。
でも、MCでは、飾らない等身大のキャラが垣間見えました。
今回、ずっと行ってみたかった喫茶マウンテンに行くことができて、甘口メロンスパを食べたそうですが、本人曰く「喉が拒絶」したらしいです。
でも、泣きそうになりながらも、なんとか「登頂」できたんだとか。



Emu sickS

今勢いのある大阪の4人組バンド。

[SET LIST]
ピオニー
惑星
Screw Driver
踊るグリモア
辞書にもない
ジングル
Black Out

「浪速のBloc Party」という異名を持つんだそうですが、次々に繰り出されるダンスロックサウンドに合わせてフロア全体が踊っていました。
ハイトーンボーカルが印象的で心地良いです。
この先、さらに人気が出ていきそうな気がします。
「Screw Driver」は、メロディーが思いっきりポップでキャッチー。
「グルグルグル スクリュードライバー」というサビが頭に残りますね。
MVでボーカルの人がオワリカラのTシャツ着ているのが気になってしまいました。



room free fall

東京で活動するスリーピースバンド。
本来のベースの方が怪我をしたらしくて、サポートベースを加えた編成でのライブでした。

[SET LIST]
スーパースター
さようなら
Rock'N'Roll?
103日後
また明日
ありがとうの気持ち

このバンドは、以前「スーパースター」を試聴してライブが良いはずだと確信したのですが、期待通りのステージを見せてくれました。
会場の音の響き具合もちょうど良かったような気がしますが、体に響いてくるグルーブが心地良かったです。
スタイリッシュな都会派サウンド。



Mrs. GREEN APPLE

7月にメジャーデビューすることも決まっており、今最も勢いにのっている5人組バンド。
今日見て回った中で、お客さんがいちばん多く集まっていました。
メンバーは、まだ二十歳前後という若さ。
正直言うとそこまで期待していなかったのですが、想像していたよりもはるかに素晴らしいライブを見せてくれました。

[SET LIST]
我逢人
ナニヲナニヲ
リスキーゲーム
アンゼンパイ
愛情と矛先
HeLLo
StaRt

単なるロックバンドとは一線を画すオリジナリティを持っているバンドだという印象。
ロックバンドとしてエモーショナルな部分も大きいのですが、基本的にはポップなんですね。
口ずさみたくなるほどメロディーがキャッチー。
緩急をつけた曲の展開が鮮やかで、この若さでここまでやってしまうのかと思ってしまうほど、圧倒的なソングライティングセンスを感じました。
そして、ライブパフォーマンス自体もとても良かったです。
ただ演奏するだけでなく、見て楽しんでもらうということを念頭に置いた、見せ方にこだわりを感じさせるパフォーマンス。
初々しさがありつつも、ベテランバンドなのかと思ってしまうほどの盛り上げ方をしていて、フロア全体が後ろの方まで熱狂に包まれていました。
楽曲もライブも良いので、この先、間違いなく人気が急上昇していきそうな気がします。
この若さでメジャーデビューが決まるのもわかります。
代表曲は「ナニヲナニヲ」ですが、弾けるようにポップな「アンゼンパイ」が個人的には好きです。



踊る!ディスコ室町

京都出身のファンクバンド。
個性的なバンド名は、メンバーが住んでいたアパート名「ディスコ室町」に由来するみたいです。
6人組で、メンバーはみんな服装バラバラで個性強そうなイメージ。
ステージ上のメンバーからも、とにかく楽しそうな雰囲気が伝わってきますが、ライブ自体も飛びっきりファンキーなパーティーになっていて、まさにバンド名通り、フロア全体が踊っていました。
ラストに演奏された「ちょうだいFUNK!」での盛り上がり方はハンパなかったです。
コール&レスポンスで会場全体に一体感が生まれていました。
ここまでしっかりファンクで楽しませてくれるバンドって、なかなかいないなと思います。



岡崎体育

昨年ライブを初めて見て衝撃を受けた岡崎体育。
今年のサカスプはライブ初見のアーティストのみで回っていましたが、この人だけはまた見に行きたかったので、1日目のトリにしました。

[SET LIST]
Don't you 甲冑
チャイマネ(サカスプVer.)
Voice of heart
Who?(新曲)
FRIENDS(サカスプVer.)
家族構成

お笑い芸人かと思ってしまうほどのライブは、口コミでじわじわと話題を集め続けていますが、今日もかなり多くの人が集まっていました。
「シンバル冷たくて気持ちいい〜」の「Don't you 甲冑」に、
子ども番組のお兄さん風になりきりつつ最後にオチが待っている「チャイマネ」に、
「バンドざまあみろ」の「FRIENDS」と、
前回ライブで見た曲でも、何度でも楽しめてしまいます。
「Voice of heart」は、前半は「中島美嘉ばりに」歌い上げていて、普通の歌なのかと思いきや、…というナンバー。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
「それを言うなら、『m-flo loves 瀬戸内寂聴』だろ」
というツッコミが秀逸でした。
「Who?」は出来立てだと言う新曲。
途中から、このジェスチャーは何か?というクイズ形式になっていて、正解者には2代目「岡崎体育」を襲名していました。
そんな感じで、今回もフロアを爆笑に包んだ岡崎体育のステージ。
アンコールも起こりましたが、用意していなかったらしくて、盛り上がるけれど「JASRAC的にアウトな曲」をセレクトしていました。
1日中歩き回っていたお客さんの膝をいたわったというその曲は、
「グルグルグルグル グルコサ○ン」
という、どこかのCMで聞いたことあるようなメロディで、お客さんも爆笑でした。
でもやっぱり、岡崎体育と言えば、「家族構成」。
なんかもうキラーチューンと化していて、「父 母 兄 俺」のコール&レスポンスが起きるほど。
必要以上にキレのあるダンスもツボです。

posted by なっくる at 00:00| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする