2015年03月07日

mihoudai.tokyo'15

毎年夏に大阪で開催される街中ロックフェス、見放題。
ライブハウスを会場にして、インディーズミュージシャンを中心に、100組以上が出演する一大音楽イベントです。
前から好きだったアーティスト、気になっていたアーティスト、あるいは全然知らなかったアーティストも含めて、ジャンルもバラバラ、まさに多種多様の出演者たち。
このイベントが良いのは、ラジオ局などが主催するサーキットイベントとは違い、実行委員が本当にイイ!と思ったミュージシャンにしか出演オファーをしないこと。
つまり、どの時間どの会場に行っても良い音楽を聴くことができて、知らなかったアーティスト見に行ってもハズレはなし。
そんなわけで、1年を通して行われる音楽イベントの中で、私が最も好きなのが、この見放題なのです。
見放題は例年7月に大阪で開催されるのですが、なんと今年は3月に東京でも初開催。
見放題ファンとしては、もちろん行かないわけにはいきません。
会場は5会場、出演アーティストは全50組ということで、規模としては大阪には及びませんが、出演アーティストのラインナップの時点でもう完全にいつもの見放題の雰囲気。
「見放題」というだけで、良い音楽イベントに違いない!というブランドがすっかり確立されてますね。
今回も日帰りで東京まで行って、思いっきり楽しんできました。

POLTA

見放題東京、このバンドからスタートすることにしました。
今回の見放題では、オーディション枠のようなものがあって、POLTAはその中で出演権を獲得したバンドの一つ。
全然知らなかったのですが、今回出演するアーティストの音源を一通り試聴していた中でいちばん気になったバンドです。
女性ボーカルと男性ベースの2人組バンドで、ライブではサポートドラムを加えたスリーピース編成。
フロアライブに近い雰囲気の会場で、すぐ目の前で演奏を楽しむことができました。
このバンドの特長は、透明感に溢れた女性ボーカル。
消えてしまいそうな繊細さもありつつ、芯の力強さがしっかりあるところが魅力的な歌声ですね。
1曲目に演奏されたのが、「遠くへ行きたい」。
ローカル電車に乗りながら、車窓を流れていく地方都市の風景を眺めていくイメージ。
まさに電車に揺られているようなビートの心地良さを感じながら聴き入ることができます。



YouTubeでも何曲か試聴できるのですが、他の曲も「ロマンス」「キラーサンセット」「30」などなど、どれを聴いても良い曲ばかりです。
まだ全国流通CDはリリースされていないようですが、会場限定デモCD(「遠くへ行きたい」「さよならダイアリー」の2曲入り)を入手できたので、聴きこんでいきたいです。
後で調べて分かったことですが、ボーカルの尾苗愛さんは、元「禁断の多数決」のメンバーなんですね。
禁断の多数決は、見放題のDai-changがオススメしてて知ることができたバンドだったなあ、なんてことを思い出しましたが、こういった形で見放題出演につながったのも面白いなと思います。
ベースの福田傑さんも、詳しい経歴はわかりませんでしたが、そこそこキャリアありそうな雰囲気。
さらに調べると、POLTAはもともと5人組バンドで、ayU tokiOも元メンバーだったとか。
そんなこと全然知らない状態で見に行きましたが、見放題東京、スタートからすごく良いバンドと出会うことができて幸せでした。

水曜日のカンパネラ

本当はプププランドを見ようと思っていたのですが、入場規制中で入場待ちの列ができていたので、諦めて水カンへ。
昨年の年末に初めてライブを見て衝撃を受けて以来の水カンのステージです。

[SET LIST]
デーメーテール
千利休
桃太郎
お七
マリー・アントワネット
ミツコ

パソコンから流れてくる打ち込みトラックに合わせて歌うスタイルのライブで、独特な水カンワールドが展開されました。
今日は発表があります、と言って始めたMCでは、新しいCDの紹介。
「ナポレオン」という曲で、パソコンからその曲のトラック流し始めて、そのまま歌うのかと思いきや、イントロだけ流して止めて、後はYouTubeでとのこと。
本人曰く「ちゃんと歌っている曲」だとのことでしたが、試聴してみたら確かに水カン色が薄めな感じ。
「サブカルっぽい」とか「ラップっぽい」とかいうイメージを持っている、「水曜日のカンパネラを嫌いな人にも聴いてほしい」曲だと本人も言ってました。
この曲が収録されるCDは、ジャケットからディスク本体まで、透明にできるところは透明にして作るらしいです。
歌詞は読み取りにくくなるので、歌ネットとかで見てね、とのこと。
本人も、ライブ前などに、歌詞を確認したいときは歌ネットを利用しているらしいですよ(自分の曲なのに)。
「マリー・アントワネット」では、フロアに降りてきて、後ろの方にいたお客さんの女性にお菓子が入ったカゴ渡して、そのお菓子をまくパフォーマンスをしてました。
私も、飛んできたアルフォートをゲットしました。
こんな具合で、何が飛び出してくるのかわからないのが、この人のライブの面白さです。
曲ごとに振り付けがあるのも楽しいですね。
キラーチューンのイントロが流れた時点で、フロアから歓声が上がりますが、歌詞の中身は意味わからなかったりしてとびっきりシュール。
「千利休」の歌詞なんて、もし千利休が現代日本でお茶ビジネスをやったら、というストーリーだったりしますからね。
お茶にまつわるフレーズが連発されるのが楽しいです。
「新茶摘まないつまらないやつに!用は無い」



水カン終わってから、そのままその会場で少し残っていたら、THE イナズマ戦隊のリハが始まりました。
なんか聴いたことある曲だなと思ったら、関ジャニ∞の「ズッコケ男道」。
この曲作ったのが、ボーカル上中さんなんですよね。
一度ちゃんとライブ見ておきたいバンドです。

日食なつこ

前からよく名前は見かけていましたが、今回初めてライブ見ました。
キーボード弾き語りで、ドラムに元tricotのkomakiさんを迎えて、2人編成でのステージ。
最近はこの編成でライブすることが多いみたいです。
キーボードとドラムという組み合わせが新鮮でしたが、バンドサウンドと遜色ない迫力がありました。
この人の楽曲には、力強さがありますね。
歌い方も歌詞のフレーズも鍵盤の弾き方も、全身全霊ですべて音楽にぶつけているイメージ。
特に好きなのが、ラストに演奏された「水流のロック」。
日食なつことkomaki、2人の気合が迫ってくるロックンロール。
滝から流れ落ちる水流のような、自然が持っているパワーが伝わってくるような気がします。



余談ですが、昨年のワンマンツアーのタイトルが「視力検査ツアー」で、今年追加公演で行われるツアーのタイトルが「視力再検査ツアー」というのが面白かったです。

ぽわん

前からライブ見てみたいと思いつつも見に行くことができなかったこのバンド。
ギターボーカルとキーボードの女の子に加えて、ドラムは女装した男性という異色のガールズ?バンド。
ベースの子が脱退してしまったため、今回はぽわんのプロデューサーでもあるタカユキカトーがサポートで参加していました。
タカユキカトーは、もともとひらくドアのメンバーとして見放題には連続出演していただけに、今回は見放題に帰ってこれた!という感覚だったそうです。

[SET LIST]
タイムマシーン!
シャンパンチラリズム
we are the idol
ジェイポップ大崩壊
かわいいっていわないと呪う

思っていた以上に、この人たちのライブすごかったです。
インパクト抜群のパフォーマンスの連続。
まず1曲目の「タイムマシーン!」で、ドラムのマツコがドラムスティックの代わりに長ネギを持ってパフォーマンスしていた時点で、ぽわんのライブが楽しいことが確定しました。
マツコさんのキャラが、なかなか濃かったです。
お客さんのノリとしては、基本アイドルのライブみたいなイメージ。
振り付けやコール&レスポンスで楽しめるポイントが多数あります。
でも、いちばんビックリしたのが、「シャンパンチラリズム」のときに、キーボードの子が服を脱いでビキニ姿になってしまったこと。
で、そのビキニ姿のままフロアにダイブ!
そのときのフロアの熱気が凄かったですが、これはけっこう恒例のパフォーマンスのようですね。
BiSを意識しているところもあるようで、それを知ってなんか納得しました。
もちろん、過激なパフォーマンスだけでなく、バンドとしてちゃんと演奏もしていて、エンターテイメント性がとても高いライブだったと思います。
ハチャメチャなことをやっているようでも、お客さんを楽しませる、ということを第一に考えたライブの作り方が良いですね。
ただのガールズバンドでもなければただのアイドルでもない。
新たなジャンルを目指しているようにも感じられて、これからどんなことを仕掛けていってくれるのか楽しみな存在です。



ウソツキ

昨年のミナホで初めて見て以来のこのバンド。
若い女の子中心にライブハウスがパンパンになっていました。

[SET LIST]
君は宇宙
時空間旅行代理時計
金星人に恋をした
過去から届いた光の手紙
ピースする
新木場発、銀河鉄道

こういう丁寧に音楽を作っている歌モノバンドは、やっぱり聴いていて落ち着きます。
(直前に変則的なバンドを見たからというのもありますが。)
ポップな楽曲と文学的でさえある歌詞。
歌詞に宇宙とか星とかを連想させる楽曲が多いのは、このバンドの特徴です。
MCでも、
「みなさんは金星人に会ったことありますか?
僕は新宿駅の東口あたりで会ったことあります」
とか、
「今日は銀河鉄道に乗って帰ります」
とか、さらっと言えてしまうのはこのバンドならでは。
日常生活を宇宙での出来事に例えてしまうという表現方法がロマンティックですね。
(捉え方によっては、それこそ単なるウソツキですが。)
昨年のアルバム「金星人に恋をした。」も良かったですか、何と言っても、今年の「新木場発、銀河鉄道」が素晴らしかったです。
イントロの汽笛音から一気にこの曲の世界観に入り込むことができます。
サンプラーを使わずにギターリフで汽笛を表現しているのが面白いですね。
銀河鉄道のスピードに乗って、ドキドキ感が加速していくイメージ。
そのドキドキ感とシンクロして展開されていく青春の甘酸っぱいストーリー。
「何食べようか どこへ行こうか 慎重に慎重に言葉を選んでる」二人のシーンが初々しいです。
必死になって相手に気に入られようとしながらも、「時々噛み合わなくなる」ことがあって、相手はやっぱり「異星人」なのかなと思ったり。
(もしかしたらここに出てくる女の子は金星人なのかも。)
最後の別れのシーンも切なくて、でも切ないだけでない、前向きな明るさが感じられるのが良いですね。
「別れ際作ったあなたの笑顔が 下手くそで笑えてきたんだ 扉に写った僕も同じだったから」とか、ピュアな感性が胸に響いてきます。



今度エイプリルフールにワンマンライブをするそうで、そこはさすが「ウソツキ」です。

NATURE DANGER GANG

こういうサーキットタイプのイベントでは、普段絶対ライブを見に行かないようなタイプのアーティストを気軽に見に行けるのも楽しみの一つですが、
NATURE DANGER GANGこそ、まさに普段見に行くことがなさそうなアーティスト。
レイブ系の音楽をやっている大人数グループ。
メンバーは昨年夏の見放題にお客さんとして行っていたようで、実は私も目撃していました。
Shiggy Jr.の物販の列で待っているときだったのですが、横では水曜日のカンパネラの物販もやっていたんですね。
でも水カンの方はお客さんが途切れていてコムアイさんが物販に一人で座っていたのですが、そこに女の子が一人来てコムアイさんと親しげに話し始めていました。
周りにいたお客さんとも話し始めて写真撮影にも応じたりしていたのですが、その女の子がTバックでお尻丸出しだったんです。
Shiggy Jr.のお客さんたちは、あの子は何だ?みたいな感じになっていました。
それで、後で偶然わかったのですが、その女の子はNATURE DANGER GANGのユキちゃんという子でした。
そんな子がいるとは、NATURE DANGER GANGとはどんなグループなんだ?と調べたところ、なかなか強烈なグループのようで。
プロフィールがあったのですが、
「熟しすぎて腐った初期衝動。
ネイチャーデンジャーギャング結成の由来は諸説あるが、もっとも有力なものは、遥か昔、マヤの文明が繁栄の栄華を極め、宇宙へ進出し第6文明人との壮絶な椅子取りゲームの末、敗北を喫した。
その時、僅かに生き残った有識者がマヤの叡智、エネルギーを小さな石状の物体に封じ、邪馬台は卑弥呼の元に託したという。
ネイチャーデンジャーギャングとは、太古から受け継がれた、 [光る勾玉]の夢を見た選ばれた若者が来るべき第6文明人との決戦の為に集められし人類の新たな可能性の集団である。」
とのことで、まあ何のことやら、といった感じですが。
ライブで見てみたら何かがわかるかもしれない、と思い、今回見に行ってみたのですが、結論から言うと結局捉えどころがなかったです。
まず、メンバーが何人いるのかの時点で不明。
ステージ上だけでなくフロアもメンバーが行き来してダイブしたり動き回っていたので、何人のメンバーが今日出演していたのかはっきりしないのですが、多分9人ぐらいだと思います。
音楽的なことを言うと、トラックを流して歌ったりラップしたりといったスタイルですが、サックスのメンバーが一人いて、生音がアクセントになっていました。
曲が終わっても、そのまま途切れることなく次の曲へ。
ノンストップで30分間、トラックを流し続けていました。
インパクトのあるメンバーのパフォーマンスもあって、鳴り止まない音楽の中、フロアがある種のトリップ状態になったような感覚。
お客さんがいっせいにジャンプした時は、フロアが本当に揺れていました。
今日は夕方早めの時間だったし、見放題というイベントだったからということもあってか、普段よりはおとなしめのパフォーマンスになっていたっぽいです。
それでも、火花出したり、マネキンの生首持って踊ったり、テープでグルグル巻きに縛られたり、と十分過激なパフォーマンス。
ユキちゃんは、服を脱いで、Tバックの下着姿になって、そのままフロアにダイブしていました。
(女の子が服を脱いでダイブする光景を1日に2回も目撃するとは。)
そんな彼らに応えるように熱狂的に踊りまくるお客さんも多かったですが、興味本位で見に来たと思われるお客さん、さらには次のカラスは真っ白目当てと思われる何も知らずに入ってきてしまったぽいお客さんも入り交じり、フロアは相当カオスな状態になっていました。
こんなデンジャーなグループを呼んでしまうとは、見放題東京、攻めてます。



アンテナ

このバンドも、ウソツキと同じく昨年のミナホで初めて見て以来。
やっぱりウソツキと同様に若い女の子のファンが多かったです。
私の中の印象でけっこうウソツキとアンテナはカブるところがあるのですが、どちらも楽曲をしっかり作り上げている歌モノバンドです。
直前にスゴいライブを見てしまったこともあって、安心して聴き入ることができました。

[SET LIST]
ドラマ
サニーデイ
涙はいらない
サツキ
さよならの代わり
ブックメーカー

アンテナは比較的落ち着いた楽曲が多いのですが、ライブではその中でもアッパーチューンを中心に演奏している印象。
楽曲の印象と同様に、メンバーの親しみやすいキャラも魅力の一つだと思います。
何度も、
「仙台のバンドです」
と言ってアピールしているところに地元愛が感じられて良い人たちだなと思いました。
でも、今回のパンフレットのタイムテーブルで、アンテナのところにちょっとした誤植があって、
「東北のバンドだからこんな扱いにされてるんじゃないか?」
と言って、民やん殺害予告(もちろん冗談で)を出してました。
その誤植も、他のバンドはバンド名が丸で囲まれているのに、アンテナだけ四角で囲まれていた、というもので、そもそもそんなところよく気付いたな、という感じです。
今度新しいアルバムが発売されるようですが、このバンドと言えば、やっぱり「さよならの代わり」が好きです。
こういうセンチメンタルでポップな楽曲に、このバンドの持ち味が出ていると思います。
切ないんだけれども、希望を感じさせてくれるようなミディアムチューン。



ヒグチアイ

「音楽だいすきクラブ」で以前紹介されていて、気になっていた女性シンガーソングライター。
試聴した「ホームタウン」という曲がとても良くて、生でも一度聴いてみたいと思っていました。
今日は残念ながら「ホームタウン」を聴くことはできませんでしたが、疲れた心に響いてくるような楽曲の数々。
ヒグチアイの楽曲の魅力は、芯の力強さがあることかなと思いました。
今日見たアーティストでも、日食なつこの場合は、歌い方も演奏も楽曲自体も、すべてに力強さがあったような印象でしたが、ヒグチアイの場合は、パッと聴いた感じでは、そこまで力強さというものは感じさせない、しっとりとしたピアノ弾き語りといった印象。
でも、歌声がすごく良いんですよね。
歌声の中に、彼女が持っている力強さがすべて込められているような印象を受けました。
生きていく中で、失敗したり挫折したり、といったことを数多く経験しながらも、それにしっかりと立ち向かっていくことができる強さ。
そんな強さがヒグチアイの楽曲にはあると思います。
特に、「まっすぐ」という曲が良いなと思いました。
今まで来た道はまっすぐじゃなくても間違いじゃない。
そのおかげで君に出会えたんだから、というメッセージが心にストレートに響いてきて、泣きそうになってしまいました。



グッバイフジヤマ

トリの時間帯は、悩みました。
夜の本気ダンスで踊るのも良いし、ircleの爽快なロックを聴くのも良いし、ずっと気になっているみるきーうぇいも見てみたかったし、ちょっと変化球だけど絶対面白いクリトリック・リスで締めるのもアリかなと。
直前まで悩んでいたのですが、結局行ったのは、グッバイフジヤマ。
速くも今年4回目ですが、やっぱり見放題では見ておきたいバンドだなと思って。
結論から言うと、グッバイフジヤマを選んだのは大正解だったかなと思います。

[SET LIST]
戦争しましょう
This is pop!
レノンとマッカートニー
ひばりくんの憂鬱
やまぐちみかこに騙された
いつも飛んでる♪
Hello
en)
ひばりくんの憂鬱

もうすっかり4人編成のこのバンドにも慣れました。
ライブでのお客さんへの魅せ方、というものもかなり意識してきているように感じられて、何よりメンバー全員が楽しんでライブをしていることが伝わってくるのが良かったです。
セトリは、ライブでおなじみのナンバーの連続。
新曲の「やまぐちみかこに騙された」は、東京で演奏するのは初めてだったようですが、振り付けを楽しんでいるお客さんも多くて、早くもライブの定番曲になりつつある感じです。
最後の時間帯ということで、ミソッカスとか他のバンドマンの姿も見えましたが、けっこう激しめのお客さんも多くて、フロアが熱気に包まれていました。
「ひばりくんの憂鬱」では、ダイブも起こりました。
アンコールも、「最後は楽しく終わりたい!」とのことで、再び「ひばりくんの憂鬱」。
もうこの曲、今までライブで何回聴いたかわかりません。



でも、本日のハイライトは、「Hello」。
これ、昨年秋に突然亡くなった、見放題実行委員のDai-changさんへ向けて作られた曲なんですよね。
「Hello」を歌う前に、Dai-changとの思い出を語るボーカル中山さん。
グッバイフジヤマとDai-changの出会いは、2012年の秋ごろ。
Dai-changが、当時放送していたUstreamの番組で、まだ全然無名だったグッバイフジヤマ(当時は前のバンド名でしたが)を紹介していて、それで私もこのバンドを知ることができました。
代表曲「星めぐりのこどもたち」をその番組で流してくれていて、全然知らないバンドだけどすごく良いなと思ったことをよく覚えています。
ミナホ深夜に開催されている見放題イベント「見な放題」にグッバイフジヤマが出演したのが、見放題との縁の始まり。
それ以降、徐々に人気が出てきていながらも、メンバーの脱退などを経験したこのバンドですが、Dai-changは常に気にかけていて、中山さんはそれがとても嬉しかったと語っていました。
グッバイフジヤマとDai-changのこういった関係は、まさにリアルタイムで見てきたので、個人的に特に思い入れが強いです。
そんな思いの込められたMCに続いて歌われた「Hello」。
別れを惜しむ歌詞でありながらも、
「君に言えるかな Hello,goodbye.」
と思いっきり明るく歌っていたこのバンドの姿を見て、ウルッときてしまいました。
シリアスな題材であっても、ポップな楽曲にしてしまうセンスは、グッバイフジヤマならではだと思います。
「Hello」の歌詞はこちら。
http://blog.livedoor.jp/lumpenfujiyama/archives/7911392.html

今日の見放題東京では、ラブ人間など、Dai-changに向けてのメッセージを送っていたバンドも他に多かったみたいです。
主催者が本当に好きなアーティストばかりを呼んで、主催者自身もアーティストから愛されている音楽イベントって、素晴らしいなと思います。
今日行く前までは、初の東京開催である上に、Dai-changがいなくなった見放題はどうなってしまうのか正直心配な部分もあったのですが、そんな思いは吹き飛ばしてくれました。
どの時間にどの会場に行っても、初めて見るアーティストであっても、必ず楽しめることができる安心感が見放題にはあると思います。
今年はまた7月にも大阪で開催される見放題。
もう既に出演者が一組ずつ発表されていますが、なかなか面白そうなラインナップで、今から楽しみにしています。
posted by なっくる at 00:00| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月01日

GLIM SPANKY インストアライブ

今日は、GLIM SPANKYのインストアライブに行ってきました。
昨年6月にミニアルバム「焦燥」でメジャーデビューしたこの二人。
今回は、ニューシングル「褒めろよ」リリース記念のイベントでした。

[SET LIST]
ダミーロックとブルース
褒めろよ
MOVE OVER
大人になったら

今まで同じ会場でインストアイベント見てきた中で、もしかしたらいちばんお客さん集まっていたかもしれません。
かなり盛り上がっていて、こんなに人気あったんだ!と思いました。
男性、特に年齢層高めの方が多かったです。
ボーカルが若い女性だとやっぱりそういう傾向ありますが、GLIM SPANKYの場合、特に大人の男性でも楽しめる音楽を作り出しているので、ファン層が広いのかなと思います。
ロックとブルースを基調にしたサウンドは、最高にかっこいいです。
まだ20代前半とは思えない渋いセンス。
前回GLIM SPANKYのライブ見たのは1年前でしたが、この1年の間にメジャーデビューし、ドラマやCMのタイアップもあり人気拡大中。
おそらく、一般の人が、GLIM SPANKYの音楽を耳にする機会が最も多いのは、スズキのCMソングになっている「MOVE OVER」だと思います。
ジャニス・ジョプリンのカバー。
ハスキーな声質が魅力的ですね。



「褒めろよ」もドラマ主題歌になっているナンバー。
タイトルの時点で挑発的でさえありますが、この独自のスタイルを崩さずに、突き進んでいってほしいです。

posted by なっくる at 00:00| Comment(2) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする