2015年02月28日

ザ・ラヂオカセッツ/グッバイフジヤマ/明日、照らす/THE BOY MEETS GIRLS キラーチューンオンパレード!!

今日は、かなり好きなバンドばかりが集まったライブに行ってきました。
イベントタイトルが「キラーチューンオンパレード!!」というのですが、まさにどのバンドもキラーチューン揃いで、最初から最後までずっと良い音楽ばかりが流れていました。
最後の「明日、照らす」は見ずに帰ってしまったので、それ以外の3組を。

THE BOY MEETS GIRLS

トップバッターは、先日ツアーファイナルがあったばかりのボーイミーツ。
早くも今年3回目です。

[SET LIST]
動物ディスコフィーバー
やさしい金髪
サマーパラソル
雨の模様
#262810
ナイトライダー
ミラーボール

「誰も一人ぼっちにしない音楽」というキャッチフレーズ通り、聴く人すべての心にやさしく響く楽曲ばかり。
初めからいきなり「動物ディスコフィーバー」で、フロアの熱量が最高潮に。
「やさしい金髪」では、フロアの中に金髪の人がいるかどうか探して、その人に向けて歌うというパフォーマンスをいつも行っているのですが、今日は該当する人がいなかったようで、全員に向けて歌っていました。
金髪の方は、是非ボーイミーツのライブに行ってみることをおすすめします。
「#262810」では、コール&レスポンスで、
「難しいですよ」
という前振りの後、またもや、
「あったかいんだからぁ」
が飛び出しましたが、今回のお客さんもバッチリでした。
でもやっぱり、このバンドのキラーチューンは、「ミラーボール」。
イントロのコーラスの時点から、心をやさしく包んでくれそうなポップチューン。
余談ですが、もともと今日のライブでは、「ザ・ミラーボールに照らされてズ」というバンドが出演されるというアナウンスがあったのですが、出演キャンセルになり、代わりにボーイミーツが出演という経緯がありました。
「ミラーボール」の歌詞は、「ミラーボールに照らされて」というものなので、最初からボーイミーツが別のバンドとして出演する計画だったのかもしれません。



ザ・ラヂオカセッツ

大好きなバンドですが、あまり見に行けてなくて、昨年のサカスプ以来となてしまったラヂカセ。
アルバム「抱きしめたい」リリース以降に見るのは初めてでした。
ラヂカセとボーイミーツは本日初対バン。
ボーカル山下さんが昨年いちばん聴いたCDは、たまたまもらったボーイミーツのCDだったそうです。

[SET LIST]
ようこ
東京
SLP!
ハロ
one more time
ミュージシャンになりたい
夜伽
問題ないさ

今日ライブで見て思ったのは、ボーカル山下さんはもちろん、コーラス(特にドラムの大谷さん)の歌唱力が抜群だということ。
若手バンドのライブを見ていると、けっこうコーラスってないがしろにされているなと感じることが多いのですが、こういうところ重要ですよね。
若手と言っても、実はそこそこのキャリアがあるバンドなので、安心して聴き入ることができます。
特にライブで、ハンドクラップしながら盛り上がるナンバーは、「SLP!」。
この曲中に、ベース中村さんが、
ちょっと待ってお兄さん、「SLP!」って何ですの?
と「ラッスンゴレライ」ネタをアドリブで突っ込んできましたが、「SLP!」は「魔法の言葉」なんだそうです。
結局どういう意味なのか分かりませんが、魔法にかかったように楽しい気分になれる曲ですね。
このバンドのキラーチューンを1曲選ぶとしたら、やっぱり「東京」だと思います。
私がラヂカセを知ったきっかけの曲です。
夢を追い続けている人たちが集まる街、東京での情景を歌ったナンバー。
でも故郷を思い起こさせてくれるような懐かしさがあってセンチメンタル。
メロディラインがちょうど涙腺を刺激してきます。
「何も変わらない毎日」であっても、一歩ずつ確実に前に進んでいくような、たのもしさが伝わってきます。



グッバイフジヤマ

このバンドも、早くも今年3回目ですね。

[SET LIST]
This is pop!
レノンとマッカートニー
Boys In The Band(新曲)
ひばりくんの憂鬱
やまぐちみかこに騙された(新曲)
きるみべいび
いつも飛んでる♪
あの日の僕等に会いに行く
Hello

ボーイミーツの「あったかいんだからぁ」、ラヂカセの「ラッスンゴレライ」と続き、ラヂカセ山下さんに、
「次はどぶろっくです」
と前振りされたグッバイフジヤマ。
それに応えて、即興で、
もしかしてだけど〜
もしかしてだけど〜
新曲いっぱいやっちゃうんじゃないの〜
と歌ってくれました。
というわけで今日は新曲3曲。
「Boys In The Band」は、銀杏BOYZ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」を連想させる、青春ロックソング。
「でっかい声で歌うのさ」と、バンドにかけた思いを歌い上げたナンバーでした。
「やまぐちみかこに騙された」は、「やまぐちみかこ」って誰?と思ったのですが、後で調べたところ、大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン」に登場するヒロインの名前だったんですね。
サブカルバンド、グッバイフジヤマらしい曲作りです。
「Hello」は前回のライブでも聴けましたが、もうすっかりお気に入りです。
歌詞の中身はちょっと悲しい別れを歌ったものですが、そこに思いっきりポップなメロディを付けてポジティブなムードを作り出してしまうセンスはこのバンドらしいなと思います。
その他は定番曲が多かったですが、「あの日の僕等に会いに行く」というちょっとレアな選曲も。
このバンドの中では目立たないタイプの曲ですが、けっこう好きなんですよね。
夏休みの甘酸っぱさが感じられてセンチメンタルなポップチューンです。
グッバイフジヤマのキラーチューンといえば、やっぱり「ひばりくんの憂鬱」でしょうか。
「ひばりくんの憂鬱」というタイトルですが、憂鬱が吹き飛んでしまうほどポップなアッパーチューン。
ライブでの振り付けはもうすっかり定番です。

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2015年02月25日

荒川ケンタウロス/パンパンの塔/muuka/Bob is Sick 『音景』 vol.1 〜supported by MID-FM〜 荒川ケンタウロス「玉子の王様」リリースツアー

今日は、平日ですがライブへ。
荒川ケンタウロスのリリースツアーに行ってきました。

muuka

「ムッカ」と読みます。
今日初めて見た名古屋バンド。
ボーカル&ギターにベース、カホン、バイオリンというアコースティックな編成。
今日は、本来のベースの方が仕事で来れなかったそうで、サポートで別のベース&キーボードの方が入っていました。
どんなバンドなのか全く知らない状態で見たのですが、紅一点のバイオリンの方がバイオリンの弓を持って登場した時点で良さそうな予感しかしなかったです。

[SET LIST]
太陽
怪人何十面相
いなくなる
岬にて
背中の出来事

後で調べたところ、名古屋で活動中の「輝輝輝」(きらきらひかる、と読みます)というバンドのメンバーが中心になっていて、アコースティックスタイルの楽曲を演奏するのがmuukaという感じみたいです。
こういう静かなアコースティックライブをライブハウスで見ることはなかなか無いですが、とても心地良かったです。
照明は、ステージ上に置いてあったキャンドルのようなライトを使っていて、あたたかいムードを作り出していました。
夕暮れ時の美しさと切なさを詰め込んだような音楽。
彼ら自身もお客さんとして荒川ケンタウロスのライブに行っているようで、共通した良質ポップな部分を感じました。
すごく良いライブだったと思います。



パンパンの塔

ちょっと久々に見るこのバンド。
文学的でもある詞を早口で畳み掛けるように歌い上げるスタイルが独特です。
昨年リリースされたアルバム「アルミニウム」収録曲の「さっきおきたばかり」は、軽快で疾走感溢れるサウンドに一気に引き込まれるナンバー。
ボーカルまめさんの歌うフレーズが、次々に体の中に飛び込んでくる感覚。



もちろんステージ上で音楽を演奏するのですが、バンドと言うよりは小劇団と言った方がしっくりくるようなムードがあります。
時にポエトリーリーディング的だったり。
一曲ごとのストーリーが伝わってくるんですよね。
新曲と言って演奏された楽曲が、アングラなムード漂うスリリングなナンバーで、なかなか面白かったです。
ラストに演奏された定番曲「骨」は圧巻。
「パンパンの塔」というバンド名は、この楽曲が先にあって、そこから付けられたようです。
「さっきおきたばかり」のようなキャッチーな楽曲のイメージで聴くと、ちょっと衝撃を受けるかもしれません。
異色の存在ですね。



Bob is Sick

名古屋バンドの中でも注目している存在のこのバンド。

[SET LIST]
診療録
音沙汰
Di
(?)
その先へ
ここからはじめよう

少年のような面影も残しつつ、突き抜けるようなハイトーンボーカルが爽快。
「ここからはじめよう」のサビのロングトーンの部分は、いつ聴いても圧倒的です。
思いっきり笑顔で演奏しているのも良いですよね。
楽曲自体ももちろん良くて、メロディラインが涙腺直撃系。
今日の出演者の中では、いちばんエモーショナルで激しめのパフォーマンスでしたが、聴き入ることができるタイプ音楽を作っているところが良いバンドだなと思います。



荒川ケンタウロス

2月4日に、ミニアルバム「玉子の王様」でついにメジャーデビューした荒川ケンタウロス。

[SET LIST]
天文学的少年
冬の星座
つぶて
コイン
鳩のお嬢さん
迷いの森
君の季節
ハンプティダンプティ
en)
スーパースター

「玉子の王様」収録曲に、「天文学的少年」「つぶて」「迷いの森」「スーパースター」といった過去の代表曲、人気曲を織り交ぜたセトリで、たっぷり聴かせてくれました。
正統派ポップスを追求し続けている、このバンドの魅力がしっかり伝わってきました。
「コイン」のようなアッパーチューンも楽しいですが、「君の季節」のような切なくて美しいバラードナンバーも良いですね。
そんな荒ケンの中でもちょっと異色のナンバーが、「鳩のお嬢さん」(タイトルもインパクトありますが)。
過去に出した曲で「猫のおじさん」というタイトルの楽曲があるのですが、キーボード場前さんに、そのアンサーソングを作って!と無茶振りした結果できた曲なんだそうです。
荒ケン史上最速とも言えるロックチューン。
ドラム尾越さんは、演奏していて疲れたと言ってましたが、ライブでは盛り上がりますね。
それでも、歌詞の中身が文学的であったりするのは、このバンドらしいところ。
荒ケンは、一気に人気を集めて、爆発的に売れるようなタイプのバンドではないかもしれませんが、メジャーに活動の場を移しても変わることなく良質な音楽を届けてくれるバンドだとこれからも期待しています。

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2015年02月22日

THE BOY MEETS GIRLS/カルメラ/ココロオークション/GOODWARP/リトルネロ ONSEN POP WAVE ツアーファイナル〜君と僕だけの別天地〜

今日は、THE BOY MEETS GIRLSの「ONSEN POP WAVE」リリースツアーファイナルに行ってきました。
思っていた以上にお客さんが入ってて、パンパンのライブハウス。
個々で人気のあるバンドも多かったですが、何より名古屋でのボーイミーツの人気ぶりを実感できた気がします。

リトルネロ

トップバッターは、今日初めて見る名古屋バンド、リトルネロ。
女性ボーカルのスリーピース編成。
現役大学生なんだそうです。
今日のメンツの中では、ボーイミーツの後輩的なポジションですね。
なんとなくイメージでゆるフワ系な感じかと思っていたのですが、パンチの効いたボーカルが響いてきて、印象に残りました。
静けさややわらかさの中にも力強さが感じられる音楽。



カルメラ

昨年のShimokitazawa SOUND CRUISINGで見て、衝撃を受けてしまうほどライブが楽しかったインストバンド、カルメラ。
なかなか見に行ける機会がなくて、今日はその時以来となりました。
ボーイミーツ企画のイベントで見ることができるとは、少し意外。
今日は、このバンド目当てと思われる、年齢層高めの大人のお客さんも多く見えました。
今日も揃って真っ赤な衣装で登場して、繰り広げられた約30分間のショータイム。
カルメラのライブは、もちろん耳で聴いていても良いのですが、振り付けなどのパフォーマンスの部分で、目で見ても楽しめるステージを作り上げているところが良いなと思います。
一緒に踊ったりハンドクラップしたりするポイントが多数あり、お客さんも一体となって楽しめるライブ。
大阪のノリのMCも含めて、本当にライブが楽しめるバンドだなと改めて感じることができました。
一つのエンターテイメントですね。
時折フロアから歓声が上がっており、熱狂に包まれていました。
ラストに演奏されたのは、「ロックンロール キャバレー」。
カルメラらしい、テンションの高さが伝わってきます。
ライブでは、サビ部分の「ギンギン」の振り付けで盛り上がりました。
先日の「R-1ぐらんぷり」の放送でも使用されていたようです。



GOODWARP

昨年の見な放題以来、ちょっと久々となるこのバンド。
ボーイミーツとGOODWARPは合うと思っていたので、こうやってボーイミーツ企画のイベントでGOODWARPを見ることができて幸せです。

[SET LIST]
Lucky
サーチライト
(新曲)
真夜中のダンス〜恋する爪先〜
STAR SIGNAL
大人になれば

基本的にはポップでありながら、夜のライブハウスのムードにピッタリな大人のロックサウンド。
ボーカルの声質が思いっきり甘いんですよね。
少年っぽさを残した、ピュアな歌声。
だから、パッと聴いた感じでは、草食系的なやわらかいイメージを持ちがちなのですが、ライブで見るとけっこうロックバンドのノリで肉食系なイメージ。
草食系かと思いきや実は肉食系な男子のことを「ロールキャベツ男子」などと呼ぶことがあるそうですが、それで言うとGOODWARPはまさに「ロールキャベツバンド」だと思います。
ポップで甘いボーカルに魅かれてライブを見てみると、けっこうグイグイ来るタイプのロックバンド。
若い女子ファンが多いのはそのギャップにハマってしまう人が多いのかもしれません。
いや、もちろん、ファンは若い女子に限らず、男性のファンも多い印象。
GOODWARPのライブを見るたびに、初めて見たと思われるお客さんが、「GOODWARP良かった!」なんて話している場面を見かける気がします。
GOODWARPは、バンドとしては若くても、メンバーそれぞれはキャリアがそこそこ長いバンド。
フレッシュな雰囲気がありつつも、思いっきりキレのある演奏を聴かせてくれるのは、このバンドならではだと思います。
ライブや演奏の面だけでなく、もちろん楽曲自体も良いバンド。
ノリのいい明るい曲でも、どこかセンチメンタルな部分があるんですよね。
どの曲聴いても涙腺を刺激してきて、このバンドのライブ見るたびに何度も泣きそうになってしまいます。
今回シングルとしてリリースされた楽曲「STAR SIGNAL」は、GOODWARPの真骨頂とも言える、夜の景色がピッタリ似合うナンバー。
星が輝く夜空の下で走り抜けていくイメージ。
夜道を駆け抜けたくなるほどの胸が裂けそうな思いが伝わってきて、切なくなります。



ココロオークション

なんかしょっちゅう見に行っているような気がしていましたが、実は見放題でのBIG CAT以来ちょっと久々となるこのバンド。

[SET LIST]
ナゾノクサ
夢の在り処
(新曲)
ヘッドフォントリガー
蝉時雨
シャバ・アーサナ

音楽一曲ごとに全身全霊でパフォーマンスするような、音楽に対して真面目に取り組んでいる姿勢がいつも素晴らしいなと思います。
ライブで盛り上がるアッパーチューンでも、一音一音丁寧に演奏している印象。
その分だけ、歌詞に込められた思いがしっかり伝わってきているような気がします。
「大切な曲を」
という短いMCの後に演奏したのが、「蝉時雨」。
このバンドを知ったきっかけの曲でもあり、このバンドでいちばん好きな曲でもあります。
なんと言っても、日本の夏の原風景をここまで感じさせてくれるのが素晴らしいですね。
夏休みの、楽しくもどこか切ないあの感じ。
2月のライブハウスで聴いても、一気に夏の風景が目の前に広がってくるようです。



THE BOY MEETS GIRLS

トリは、今日のイベントの主催者、ボーイミーツ。
今年注目していきたい名古屋バンドです。

[SET LIST]
動物ディスコフィーバー
SPA NOVA
サマーパラソル
LIVE SIMPLY
ナイトライダー
ミラーボール
#262810

en)
やさしい金髪

いきなりキラーチューンの「動物ディスコフィーバー」で、盛り上がりが最高潮に達したフロア。
今回はミニアルバム「ONSEN POP WAVE」のリリースツアーファイナルということですが、そもそもこのアルバムがリリースされたのは半年ほど前。
かなり長い期間でのリリースツアーで、その間にGOODWARPは2本ツアー回ってたらしいです。
ツアーの初期にやっていたという、
「僕らの夏は」
「終わらない!」
のコール&レスポンスに続いて「サマーパラソル」が演奏されましたが、思いっきり夏の終わり頃にやりそうな流れですね。
キラーチューン「ミラーボール」に続いて、
「まだお風呂入ってない!」
と言って演奏された、本編ラストの「#262810」(フロニハイレと読みます)。
曲中にコール&レスポンスがあるのですが、
「ちょっと難しいですよ」
という前置きで歌い始めたのが、
「特別なお風呂に あなたと入る」
というフレーズ。
何の練習もしていないのに、フロア全体から、
「あったかいんだからぁ」
の合唱が聴こえたのはスゴかったです。
最高に盛り上がり、ボーカル高島さんが、
「お風呂に入ります!」
と言って、フロアにダイブ。
ボーイミーツのライブでダイブが見れるとは思いませんでした。
改めて、ボーイミーツは多くの人に愛されているな、と感じることができたライブでしたが、それもやっぱり楽曲自体が良いからこそ。
口ずさみたくなるポップな楽曲。
地元に帰ってきたような、どこか懐かしい雰囲気。
でも、歌詞の中身は、「ぬるま湯に浸かるのは止めて」だったりして、そういった意味ではこのバンドも「ロールキャベツ」的な部分があるのかもしれません。
GOODWARPと同様に、夜の風景が似合うバンド。
でも、夜の風景と言っても、GOODWARPの楽曲は都会の夜が似合うのに対して、ボーイミーツはまさに温泉街などちょっと田舎の夜の風景が似合うような気がします。
温泉に入ったように、ほっこりした気分になれたライブでした。

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カラスは真っ白 インストアライブ

今日は、カラスは真っ白のインストアライブに行ってきました。
ニューミニアルバム「"HIMITSU"」リリース記念のイベント。

[SET LIST]
9番目の「?」
ハイスピード無鉄砲
HIMITSUスパーク
革命前夜

インストアイベントであっても、一瞬にして会場をカラスは真っ白ワールドに空気を変えてしまう独自の存在感。
このバンドの魅力といったら、ジャズやファンクをベースにしたサウンドと、ヤギヌマカナの思いっきりポップなボーカルとのコントラストだと思います。
重低音がクールなサウンドにのっかってくるキュートなハイトーンボーカルが、独特な浮遊感を作り出していて、幻想的でシュールでさえある感じ。
「ハイスピード無鉄砲」は以前のアルバムに収録されていたナンバーですが、今回は「オシャレバージョン」ということで、テンポを落としてジャジーな印象が強くなっていてかっこよかったです。
「革命前夜」でのサビ部分の振り付けはもう既にすっかりおなじみになっていたようで、1発で踊ってるお客さん多かったです。
ベースのヨシヤマ・グルービー・ジュンによるコール&レスポンスもあり、ライブで盛り上がるにはピッタリのキラーチューンですね。
リードトラックは、「HIMITSUスパーク」。
駆け抜けていくようなスピード感。



MCでは、ギターのシミズさんが三重県出身ということで、地元トークを展開。
名古屋のお客さんには大ウケでしたが、他のメンバー3人との温度差が面白かったです。
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2015年02月11日

プラグラムハッチ/井乃頭蓄音団/BAND A/オワリカラ 「バスタブカーブ」レコ発企画「江戸・湯めぐり祭」

本日は、下北沢まで来て、プラグラムハッチのレコ発企画。
いろいろ他の予定と組み合わせてのライブ、という東京遠征のいつものパターンですが、このライブ見に来るためだけに東京まで来る価値も十分あるラインナップでした。

BAND A

トップバッターは、先日解散が発表されたBAND A。
今日を入れて残り3回のライブで解散してしまうこのバンド。
前からずっとライブ見たいと思いつつ一度も見れていなかったのですが、最後の最後にようやく見ることができました。
ハイテンションで絶叫して気合を入れながら登場。
その勢いのまま、熱いライブが展開されました。
BAND Aの楽曲と言えば、ちょっとひとクセあるような、中毒性高いロックサウンドが持ち味だと思います。
最後に発表された新曲は、「素晴らしい才能」。
(今のところ、YouTubeでの公開のみで、CDリリースの予定は発表されていません。)
「アーアア、アアアーアアアーアアアー」というイントロがインパクト抜群で、一気に引き込まれます。
爽快感のあるサビのメロディライン。
まさに、他のバンドにはないような、「素晴らしい才能」を持ったバンドです。



MCでは解散のことは一言も触れていませんでした。
最初のMCでは、プラグラムハッチ、レコ発おめでとう、というコメント。
人見知りだというボーカル原さんですが、プラグラムハッチのボーカル相澤さんとは、初めて会った時からすぐ友達になれたとのこと。
「素晴らしい才能」が終わってからのMCでは、物販の紹介。
3月のワンマンライブ(これがラストライブになるわけですが)のチケットの売れ行きが良いという話。
「BAND Aってこんなに人気あったっけ?
バンドって、突然人気出たりすることがあるけど。
バンド続けてきて良かったと思います」
というMCにお客さんも失笑。
タオルとかのグッズも安くしているみたいです。
終始、和やかなムードで、もうすぐ解散するバンドとは思えないほど。
紅一点のギター岡さんの脱退が解散につながったようですが、解散することへの迷いのようなものも全く感じさせないような、清々しさを感じました。
本当に人気が急上昇しているところだったので、解散してしまうのは残念ですが、今後のメンバーそれぞれの活躍に期待していたいと思います。
オフィシャルサイトに掲載されている、解散についてのボーカル原さんのコメント、
「BAND A は素晴らしいバンドです。なので素晴らしいまま終わります!」
というコメントが素晴らしいなと思いました。
ラストに演奏されたのは、代表曲でもある「七隈線」。
福岡出身の彼らが、地元を走る地下鉄をタイトルにした楽曲。
「七隈線」のフレーズの連発は、クセになります。
最後、ステージが終わってもSEがなかなか流れないので、アカペラでなぜか「大きな栗の木の下で」を歌ってくれるというハプニングで終了しました。



オワリカラ

年明けのワンマン後初のライブだったというオワリカラ。
ボーカルのタカハシヒョウリは、気合を入れてネクタイを持ってきたものの、締め方がわからず、井乃頭蓄音団のヒロヒサカトーに結んでもらったらしいです。

[SET LIST]
踊るロールシャッハ
sign! sign! sign! sign!
夜戦ちゃん
GO
new music from big pink

プラグラムハッチとの対バンは初めてだったようですが、以前からオワリカラのライブにはよくプラグラムハッチのメンバーが遊びに来ていたとのこと。
相澤さんは「ゴジラが好きな青年」で、ヒョウリも「ゴジラが好きな青年」なので、今日は「ゴジライベント」なんだとか。
イントロがちょっと違ったので最初わからなかったのですが、1曲目からライブのキラーチューン「踊るロールシャッハ」で盛り上がるフロア。
「GO」では、白熱するあまり、キーボードスタンドが崩壊するというハプニングも。
ほぼ毎回、ヒョウリがジャンプしてキーボードの上に乗っかるというパフォーマンスをしているので、壊れるはずです。
キーボードのカメダさんの家には、壊れたキーボードスタンドが6台あって、思い出が詰まっているから捨てられないらしいです。
最後に演奏された「new music from big pink」は、新曲。
曲前のMCで、
「終わるバンドがあれば始まるバンドもあるし、続いていくバンドもある。
でも、ステージに立っているミュージシャンは、みんな音楽を聴いて欲しいんだ」
ということを語っており、BAND Aへのエールを送りつつ(だと受け取りましたが)、ミュージシャンとしての音楽に対する思いをストレートに伝えていました。
今日特に良いと思ったのが、「夜戦ちゃん」。
「今日こうやってライブに来ている人たちは、非日常を求めているんだと思います」
というMCに続いて演奏された、非日常感満点のパフォーマンス。
戦闘機が飛び交うような、緊張感と妖しさに溢れた特撮的な世界観は、「ゴジライベント」にピッタリだったのかもしれません。
この「非日常」であるということが、まさにオワリカラの最大の魅力であるということを改めて実感できた気がします。



井乃頭蓄音団

いのちくのステージをちゃんと見るのはわりと久々。
このバンドは、下北沢という地がよく似合う気がします。
人間の体温がそのまま伝わってくるような、人情味に溢れた音楽。
真面目なナンバーでしっとり聴かせてくれたかと思うと、おふざけモードに入ってフロアを爆笑の渦に巻き込むステージは、一度見たらクセになります。
「親が泣く」は、30歳を超えてもバンドマンを続けている彼ら自身の、リアルな思いが綴られたナンバー。
ですが、歌の途中でいったん歌うのを止めて、ここぞとばかりにMCを始める松尾さん。
他のメンバーが演奏再開させようとしているにも関わらず。
「私たちのことを見たことある人はわかると思いますが、私はいっぱい喋ります。
見たことない人も、私、喋りそうな顔してるでしょ」
って。
歌の途中ですが、この喋っているところも歌詞だからいいんだとか言ってました。
そんないのちくの真骨頂と言うべきナンバーが、「アンゴルモア」。
ノストラダムスの予言に登場する恐怖の大王、アンゴルモアがモチーフになっていますが、アクの強すぎるいのちくワールドが全開。
歌い出しから、
「1999年の7の付く月の日に 鳩が集まってくる 1 2 3 4 5羽」
とかもう既に意味がわからなくて最高です。
「地球最後の日じゃないのかしら それは明日じゃないのかな」のところは、コール&レスポンス用に作られているとしか思えないし、
間奏の松尾さんのギターソロ(?)も、本人の真剣さが面白いです。
ライブでは、サビのところで、松尾さんがジャケットの裾を手でなびかせる演出も見どころ。
普通に曲自体もメロディーは良いし、ライブで盛り上がる四つ打ちトラックですが、それ以上に個性が強くて、このバンドの魅力がこれでもかと詰め込まれています。
MVもわけわからなくて楽しいですね。
動画のコメント欄にある、彼らの
「ありがとうございます!撮影は熱くて大変でした!」
というコメントも秀逸。
そんなわけのわからない曲をやりつつも、最後は大作「カントリーロード」で、ウルッとさせてくれるのも、このバンドの魅力です。



プラグラムハッチ

トリは、1月のライブで初めて見てハマったこのバンド。
ちょうど今日がニューシングル「バスタブカーブ」の発売日で、今回はそのレコ発イベントでした。
ということで、このバンドのライブレポを書きたいところですが、実は、前のいのちくが終わった時点で新幹線の終電が近づいていたので、このバンド見る前に帰らなければいけなかったのです。
残念でしたが、また次に見れる日を期待しています。
今回のイベントは、正統派ロック、正統派ポップス、というよりは、ひとクセもふたクセもあるようなバンドばかりが4組集まったイベントだったと思います。
プラグラムハッチも、基本的にはポップスですが、ストレートなポップスではなくて、ちょっと引っかかる部分がある感じ。
それがまた中毒性あって、何度も聴きたくなってしまうんですけどね。
「バスタブカーブ」は、単にバスタブのカーブしてる部分の名称かと思っていたのですが、工業分野で使われている専門用語だったんですね。
別の言い方だと、「故障率曲線」と言って、機械や装置の故障率が時間経過とともにどう変化するかを示したグラフのこと。
その形が、バスタブの形に似ていることから、「バスタブカーブ」とも呼ばれるんだとか。
人間の中にも、故障品のように修理したいなと思う部分は誰にでもそれぞれあるはず。
上手に笑いながら器用に何でもこなす他人を見て、羨ましく思うことがあっても、結局は、その他人も不完全で同じように修理を求めているのかも、と指摘されているような気がします。

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