2020年07月05日

2020年上半期 マイベストソング30

今年も上半期が終わったということで、半年に一度の恒例、マイベストソング30です。
今年は新譜をあまり聴けなかったような気がしていましたが、思い返したら好きな曲けっこういっぱいありました。

2017年上半期 マイベスト20
2017年下半期 マイベスト20
2018年上半期 マイベストソング30
2018年下半期 マイベストソング30
2019年上半期 マイベストソング30
2019年下半期 マイベストソング30


30. 透明造花/おいしくるメロンパン

スリーピースバンドならではの絶妙なバランスで構成されたサウンド。
このバンドは、イントロが好きな曲が多いのですが、今作は3:00あたりからのアウトロが最高にカッコ良いです。

https://www.youtube.com/watch?v=POR0D6EzznY

29. 今夜ステージで!/ダニーバグ

80年代90年代ジャパニーズロックあたりへのリスペクトが感じられる、普遍的な楽曲の良さ。
こんな時代だからこそ、熱く心に響いてくる「今夜ステージで!」というフレーズ。

https://www.youtube.com/watch?v=_HHHZfDdRnw

28. もううんざりだ!/OKOJO

どこかユニークな等身大の歌詞と耳馴染みの良いメロデイの親近感は、このバンドならではの魅力。
OKOJOの最近の人気の拡大具合は、もはや全盛期のさしすせそズを越えているのではと思ってしまうほど。

https://www.youtube.com/watch?v=sdR2U8M9mHQ

27. 寝た振りの君へ/ammo

ベースラインが心地良いこの曲の冒頭約20秒間は、2020年上半期ベストイントロに選びたいほどのカッコ良さ。
最大限に詰め込んだフレーズから溢れ出してくる感情。

https://www.youtube.com/watch?v=f475BHqmtJ8

26. 失恋、ありがとう/AKB48

グループサウンズ的でもあるどこか懐かしいサウンドが涙腺を刺激します。
メロディが自然に頭に入ってくるポップミュージック。

https://www.youtube.com/watch?v=uo9b-lYK97c

25. 春の風/サニーデイ・サービス

鋭いフレーズと疾走感、いつまでもフレッシュであり続ける感性。
「上海レストラン」というフレーズが個人的にお気に入り。

https://www.youtube.com/watch?v=e6k0KeR_wN8

24. 通り雨の夜を抜けて/ムノーノモーゼス

イントロのクラップの時点で自然と横揺れで楽しませてくれる心地良いサウンド。
ちょっとハスキーなボーカルがセクシーでブルージー。

https://www.youtube.com/watch?v=DwyYTvKXxx0

23. ミュージック/風男塾

「ドレミを積み重ね〜」という、自然に口ずさみたくなってしまうサビのメロディラインが秀逸。
ポップミュージックの心地良さを抽出して詰め込んだようなサウンド。

https://www.youtube.com/watch?v=2SBpgv3aTQ4

22. 山/ゆうらん船

絶妙に身体に心地良いナチュラルなサウンド。
「お茶」を飲むような日常のシーンから一気に広がっていく壮大な風景。

https://www.youtube.com/watch?v=_CCsVJdhxwo

21. 夜漁り/indigo la End

感情の揺れ動きをそのまま表現したような、「流体みたい」なメロディラインの美しさ。
歌謡曲的だとさえ感じられる、官能的なフレーズと歌詞に沿ったメロディ。

https://www.youtube.com/watch?v=ENG7KXI6Sb4

20. 紫色/ほたる日和

大人の男女の心の揺れ動きを描いた歌詞が文学的。
紫陽花の紫色が女性の目に映る様子から、感情の揺れ動きを表現した描写が美しいです。
ハイトーンボーカルが切なさをより一層際立たせます。

https://www.youtube.com/watch?v=TFxPH0rMlAI

19. 悲しみにも花束を/ヨイズ

佐藤リョウスケのシンガー及びソングライターとしての魅力を改めて感じさせてくれた楽曲。
感情の荒々しさの中にも繊細さがあって、それをそのまま表現しているようなボーカル。
赤色のグリッターも大好きなバンドでしたが、このバンドの楽曲でも、彼の魅力が存分に伝わってきました。

https://www.youtube.com/watch?v=Aht3p8vZkfc

18. グリム/majiko

壮大でドラマチックなメロディが心地良いナンバー。
躍動感のあるピアノの旋律から一気に引き込まれます。
グリム童話をテーマにした歌詞もユニーク。

https://www.youtube.com/watch?v=wyBHt0r-Zfk

17. 鏡写し/大橋ちっぽけ

途切れることなく鳴り続けているピアノリフが印象的。
切なくもキャッチーなポップソング。
ドラマチックな展開がクセになります。

https://www.youtube.com/watch?v=jAU6JB_ZJYY

16. 可愛い子にはトゲがある?/ドラマストア

パンチの効いたキャッチーなメロディーと鍵盤の音色が心地良い爽やかなサウンド。
清々しいほど「J-POP」を貫いているスタイルは、応援したくなります。
サビのクラップは、ライブで絶対楽しいはず。

https://www.youtube.com/watch?v=8mpNj0O5_dM

15. Swingin’/LOVE PSYCHEDELICO

肩の力を抜いて極限までリラックスさせてくれそうなナンバー。
身体が勝手にスイングしてしまうような心地良さ。
ベテランになっても、こういう飾らない自然体の楽曲を届けてくれるスタイルが最高に素敵だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=M5yhCSWOHSY

14. アメイジングレース/go!go!vanillas

メンバーが復帰してついに4人が揃ったバニラズが届けてくれた新曲。
伝わってくるのは、再び音楽を奏でることができることへの喜びと未来への希望。
バニラズ初期の楽曲「人間讃歌」を彷彿とさせる自然体でカントリー調のサウンドからは、原点回帰を感じさせます。

https://www.youtube.com/watch?v=Ik3qG6qIito

13. スターマーカー/KANA-BOON

語感の良いフレーズとキャッチーなメロディは、やっぱりKANA-BOONならでは。
メンバーの脱退もあって、このバンドがどうなってしまうのかと心配だったところもあったのですが、そんな思いも吹き飛ばしてくれるような、とびっきりポジティブなポップチューンを届けてくれたことが嬉しいです。
フジファブリックサウンドとの親和性の高さも意外な良さがありました。

https://www.youtube.com/watch?v=vk0iPWFxQ9w

12. ポップミュージック/Juice=Juice

キャッチーなメロディとディスコサウンドは、まさにJ-POPの王道。
古今東西あらゆるポップミュージックのテイストを詰め込んだようなサウンドとコミカルでユニークな歌詞が頭に残って何度もリピートしてしまいます。
オリジナルのKANバージョンも、ベテランとは思えないほどフレッシュな感性に衝撃を受けました。

https://www.youtube.com/watch?v=IrggLg_hGE0

11. 時計じかけのオレたち/河内REDS

コミカルなこのバンドのイメージを一掃するほどのシリアスでクールなナンバー。
ガレージロック的でありながら歌謡曲的でもあり、ほぼイエモンのイメージ。
口ずさみたくなるメロディラインが抜群に良いです。

https://www.youtube.com/watch?v=9g39cb56KTw

10. しあわせの保護色/乃木坂46

正統派すぎるほど正統派なアイドルポップス。
こんなに楽曲を量産しているのに、ここでこんなに良質なポップスを聴かせてくれるとは、正直ちょっと驚きました。
春の空気のようなやわらかなサウンドにのせた、素直で美しいメロディライン。
ポップミュージックの理想形。

https://www.youtube.com/watch?v=aXrU5zpy9Pc

9. トースター/Set Free

特に演奏が上手いとか歌唱力が抜群とか楽曲のクオリティが高いとか、そういうわけではないのですが、なぜかハマってしまい今年上半期やたらと聴いていた曲。
荒削りなような中にも、シンプルな「歌モノ」としての良さを感じさせてくれます。
ちょっと舌足らずで親近感のある男性ボーカルが魅力的。
「センチっす」というフレーズが妙に耳に残ります。

https://www.youtube.com/watch?v=3moOS8H4eWA

8. 失踪/harue

全然知らなかったバンドですが、メロディの良さに一発でハマってしまった楽曲。
意志の強さが感じられる中にもどこか漂う切ない哀愁感が魅力的。
重厚なバンドサウンドの中でもバッチリ届いてくる女性ボーカルの透明感。
力強さと繊細さを併せ持った魅力に心奪われてしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=wMbr4XrfTCQ

7. 上海ミッドナイト/ANTENA

現時点での2020年アルバムマイベストはANTENA「風吹く方へ」ですが、そのリードトラックであるこの曲もかなりヘビロテして聴いてました。
上海在住者としては、「上海」をテーマにした楽曲を作ってくれるというだけでも嬉しいのですが、この曲はまさに上海のイメージにピッタリのナンバー。
「ミッドナイト」というフレーズを組み合わせることで、「上海」が持つ神秘性や妖しさのようなイメージがより増幅されているような印象。
いつか上海までこの曲を演奏しに来てくれる日が来ることを期待して待っています。

https://www.youtube.com/watch?v=KppgphfnoQk

6. ヒラヒラ/GENERATIONS from EXILE TRIBE

サウンドだけ聴いたら、ブルーノ・マーズの新曲か?と思ってしまうほどのカッコ良さ!
思いっきりロックなバンドサウンドとGENERATIONSのクールなダンスとボーカルが融合したら最強。
韻を踏んだ語感の良いフレーズが連続する心地良さ。
サビの「ヒラヒラ」と聴こえる空耳フレーズもクセになります。

https://www.youtube.com/watch?v=iQrXo1itBx4

5. 青春日記/リュックと添い寝ごはん

正直言うと、バンド名だけ聞いて、サブカル受け狙いゆるフワ系バンドかと思って聴かず嫌いしていたのですが、この曲を聴いたらその思いが完全にガラッと変わりました。
人生の中で一瞬しかない「青春」をそのまま真空パックにして届けることができるのは、現役高校生の彼らならでは。
でも単なる若さや初期衝動だけでなく、高校生が作っているとは思えないほど「歌」としてセンスが抜群だと感じました。
希望に溢れている中にも、どこか不安や葛藤、切なさが伝わってくるメロディ。
男子ボーカル&女子ドラムのバンドにハズレは無い説。

https://www.youtube.com/watch?v=wNN-QImyzFY

4. 聞かせてwow wowを/SILENT SIREN

「2020年上半期ライブで楽しみたい楽曲部門」第1位。
なかなかライブに行けない状態が続いていますが、この曲を聴くためだけにサイサイのライブに行きたい!とさえ思わせてくれる楽曲。
ここまで「ライブで楽しむため」だけに特化した曲ってなかなか無いと思います。
フロアを上手と下手に分けたコール&レスポンスや簡単に覚えられる振り付けなど、ライブ会場で一体となって楽しめるポイントが満載。
ライブ映えするだけでなく楽曲自体のクオリティ自体も高くて、そのあたりを両立させてしまうのはさすが鬼龍院翔だなと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=8I1nB4yal4I

3. 丘シカ地下イカ坂/SAKANAMON

昨年のMONO NO AWARE「かむかもしかもにどもかも!」に引き続き、NHK「みんなのうた」から大傑作が誕生!
子どもでも楽しめる「みんなのうた」の世界観に合わせているだけでなく、SAKANAMONらしさも存分に発揮されていて、これ以上ない化学反応が生まれているような気がします。
丘の上に住むシカと地下に住むイカが一緒に遊ぶ、という内容の、ハートウォーミングなようでだいぶコミカルな歌詞。
その中で描かれているのは、「家族」や「友達」といった、大人が聴いても心の中の原風景を振り返ることができるような、普遍的な内容。
さらに、「シカ」と「イカ」が一緒に遊ぶ、というテーマは、単なる言葉遊びに留まらず、この時代ならではの「多様性」のようなメッセージも伝わってきて、ちょっと感動してしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=88mqJJQVyX4

2. 37.5℃/オレンジスパイニクラブ

一人暮らしワンルームアパートの光景が目の前に広がっていく世界観。
37.5℃の微熱が続く一人暮らしの彼の部屋を見舞いに訪れる彼女。
何気ないような生活のシーンから伝わってくる、深く強い愛で結ばれた2人の姿が心にグッと響きます。
背伸びしないありのままの生活感を描いた歌詞と、その普段の生活に寄り添ってくれるちょうど良いテンポのサウンド。
まさに令和のフォークソング。

https://www.youtube.com/watch?v=bXhaNnDN2e4

1. これでいいんだ/KALMA

今年上半期、おそらく最も多く聴いていたのはこの曲。
まだ10代の彼らの等身大の姿が溢れるほどに詰め込まれたナンバー。
青春の疾走感の中でも、ベースとなっているのは確かな楽曲の良さ。
歌い出しからブレイクせずに駆け上がるようにサビに入っていく展開がとても好きです。
「君に出会った日も〜」というサビのメロディも口ずさみたくなってしまうほどのキャッチーさ。
そして、フレーズの当てはめ方が時々andymori的。
インディーズの「-KARMA-」時代から高校生とは思えないほどのソングライティングセンスで驚かせてくれましたが、「KALMA」としてメジャーデビューしてからも変わらず良い楽曲を聴かせて続けてくれるはずと期待しています。

https://www.youtube.com/watch?v=bmsjZ7oTzTw


最後に、次点の楽曲はこちら。

恋人ごっこ/マカロニえんぴつ
https://www.youtube.com/watch?v=323j5BRFi7s

結/Saucy Dog
https://www.youtube.com/watch?v=WObVzphoLTY

エスポワール/COSMOS
https://www.youtube.com/watch?v=43e5thPZTCw

クチナシの部屋/南蛮キャメロ
https://www.youtube.com/watch?v=K4kaZBpJ0JU

スローダウン/LOVESIX
https://www.youtube.com/watch?v=JXWFzUt3jz4

ゴーストワーク/Mom
https://www.youtube.com/watch?v=HMRlnHqEGtE

もうええわ/藤井風
https://www.youtube.com/watch?v=y4FYCJRjHBg

花咲ク街/ゆず
https://www.youtube.com/watch?v=TnWiB0z_heU

水彩の日々に/アメノイロ。
https://www.youtube.com/watch?v=UdkNHbgWcOg

あの頃の君によろしく/osage
https://www.youtube.com/watch?v=a4GFqKu2zmg
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2020年06月26日

超特急「My Buddy」

私が最近、人生で初めて使ったものと言えば、ノートパソコンの内蔵カメラ。何を今さら、と思われるかもしれませんが、数年愛用し続けてきたノートパソコンに、スマホみたいに写真とかビデオを撮る機能があるとは、つい最近まで全く知りませんでした。きっかけは、中国語会話のレッスン。上海に来てからずっと毎週通い続けてきた中国語教室が近所にあって、新型コロナ騒動が若干落ち着いてようやくレッスンも再開できたかと思われた矢先、政府(?)からの通達により、今まで通りの対面でのレッスンはこれからできなくなってしまうとのこと。今後のレッスンは全てオンラインに切り替えると言われてしまいました。オンラインレッスンに使用するのは、中国のテレビ会議用ソフト。スマホでもアクセスできるだろうけれど、画面の小ささや音質が気になるので、なんとかノートパソコンでできないかと試しにログインしてみたら、いとも簡単に成功!相手の映像や音声はもちろん、こちらの映像もしっかり届いている様子。というか、そもそも、今までずっと使ってきたこのノートパソコンにそんなカメラ機能なんてあったのか!と驚いてしまいました。しかも、そこそこの高画質、高音質。オンラインで語学レッスンなんて…、と尻込みしてしまっていた部分は実はあったのですが、実際にやってみると、音声のやり取りもほとんどストレスがなく、対面と遜色ないレッスンを受けることができました。ノートパソコンの内蔵カメラなんて、使いこなしている方も多いのだとは思いますが、在宅勤務などとも縁のない私にとっては新鮮な発見でした。こういうきっかけでもなければ、気付かなかったかもしれないこと。「一人じゃ見れなかった世界」っていうのは、意外と普段の日常の中にいくらでも潜んでいるのかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=3ESS0lyTvkM


家で時間がある時は、ちょっと前のテレビドラマを全話一気見することが多いのですが、最近見ているのは「警視庁いきもの係」。2017年に放送された、渡部篤郎主演のフジテレビ系ドラマ。最近は「逃げ恥」や「野ブタ」などの再放送で過去のドラマが再び脚光を浴びることがよくありますが、この「警視庁いきもの係」は再び語られることは無いであろう、というよりそもそも放送当時も語っている人を見たことがないほどのマイナードラマですが、これが意外となかなか面白いです。渡部篤郎と橋本環奈のコンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走するミステリードラマ。いわゆる刑事ドラマのような緊迫感よりも、事件に関わる動物主体でストーリーが進んでいくユルさがあって、その加減がちょうど心地良いです。このドラマの見どころの一つは、実はエンディング。出演者一同が登場し、エンディングテーマの超特急「My Buddy」に合わせてダンスを踊る映像が毎回流れます。ちょっとオリエンタルな雰囲気の楽曲に、覚えやすそうで実は難しい印象的な振り付け。前年に放送されて社会現象になった「逃げ恥」の「恋ダンス」の「2匹目のドジョウ」感があからさまですが、これ、見れば見るほどクセになるんですよね。クールなカッコ良さ、というよりも、つっこみたくなるようなコミカルな動きがあったりして、それが超特急のキャラにもバッチリハマっているようにも思います。最近では、「うちで踊ろう」的なトレンドで、子どもたち限定でこの曲を踊る動画の募集もしていました。出来上がった動画「“超特急といっしょにおどろう!君はたいせつなバディ” キッズとコラボ編」を見てみると、多少「親に踊らされている感」も否めないですが、こういうきっかけでもこの曲が多くの人たちに広がっていくのは嬉しいことです。先日、DISH//北村匠海がMステに出演したことが話題になりましたが、Mステなどで彼らの姿を見ることができる日も近いでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=_jeRNNBM6AA


超特急「My Buddy」
2017年7月26日リリース
シングル
My Buddy - 超特急
My Buddy - 超特急
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2020年05月17日

ミラーマン「YOUTH」



なんて爽やかで心地良い楽曲なんだろう!イメージは初夏の海岸。汗ばむ身体をやさしく撫でるように吹いてくる初夏の風の絶妙な心地良さ。爽やかな風とともに、氷がゆっくり溶けるように蘇ってくる、過ぎ去った青春の日々。キラキラした爽やかな心地良さの中に漂う懐かしさ。2013年にリリースされたミラーマン初の流通音源「ニューシネマ」に収録されている楽曲「YOUTH」を初めて聴いたとき、こんなに良い楽曲を作るバンドがいたのか!と感動したあの感覚は、この曲を今改めて聴いてみてもはっきり蘇ってきます。

「大阪のスピッツ」と呼ばれ、関西のインディーズシーンから人気を集めていった男性5人組バンド、ミラーマン。徐々に人気は全国区になり、バンド名を「ボールズ」に改名し、2014年にはついにメジャーデビュー!その後も素晴らしい楽曲の数々を届けてくれたのですが、メンバーの脱退とともに活動が停滞していき、2017年2月には惜しまれつつも解散。その後メンバーは、それぞれ社会人として別々の道を歩むことに。他のバンドに参加したり、ソロで活動したりと、それぞれ細々と音楽活動を続けていたメンバーもいたのですが、フロントマンの山本さんが会社勤めをして、もうきっぱり音楽は辞めてしまったようだったので、この先ボールズが再結成することは無いんだろうなとぼんやり思っていました。

ところが!
今年の3月にビッグニュースが!
2020年5月17日に開催されるYMBのツアー大阪編のゲストになんとボールズが登場するというではないですか!
ボールズは、このライブへの参加とともに、このライブ限りというわけではなく、これから活動を再開すると発表してくれました。活動再開にあたってTwitterで発表していた文章が良いです。

【お知らせ】
2020年5月より山本、阪口、ジャスミン、池田、森重の5人で再びボールズとして活動する事となりました。
ゆっくり、楽しく自分たちのペースで
今を全力で楽しむ事を決めました。
そんな5人を楽しんでもらえたら最高です。

気にかけてくれていた人、待ってくれていた人本当にありがとう。


「ゆっくり、楽しく自分たちのペースで」っていうコンセプトの活動。メンバーの都合がいいときにライブをして、気が向いたときに新しい楽曲を制作する。そんなマイペースな活動こそがこのバンドに合っていると思うし、何よりファンにとってはそれだけで十分嬉しいものです。メジャーレーベルとかタイアップとか、収益にこだわらない、言ってみれば趣味の延長のような活動。自分たちが好きなタイミングで好きな音楽を演奏する、ということこそが、自然な音楽の楽しみ方だと思います。華々しくメジャーデビューしたものの2年ほどでインディーズに戻りほどなくして解散、みたいなパターンのバンドを今まで数多く見てきましたが、たとえ他の仕事をしながらであってもできるときに音楽を続けるぐらいでも良いのに、とそのバンドのファンとしては思ってしまいます。

残念ながら本来であれば今日行われるはずだったボールズ活動再開1発目のライブは新型コロナと緊急事態宣言の影響で中止になってしまいました。ですが、事態が収束すれば、またゆるりと活動を再開してくれるはず。それまでは、ファンとしてもマイペースに気長に待っていたいと思います。

ミラーマン「YOUTH」
2013年10月16日リリース
アルバム「ニューシネマ」収録曲
ニューシネマ by ミラーマン (2014-02-04) - ミラーマン
ニューシネマ by ミラーマン (2014-02-04) - ミラーマン

【関連リンク】
過去のミラーマン(ボールズ)ライブレポまとめ。
2013年07月06日 見放題2013
2013年11月16日 ミラーマン インストアライブ
2014年01月11日 The Keys/Orland/PANORAMA FAMILY/岩本岳士(QUATTRO)/ミラーマン Synchronized Rockers 5th Anniversary!!
2014年03月15日 GLIM SPANKY/THE 抱きしめるズ/ミラーマン/DOT HAPPENING FREAK ON THE HILL
2014年07月05日 見放題2014
2014年07月12日 TOKYO BOOTLEG CIRCUIT'14
2014年07月20日 ボールズ/シャムキャッツ/Qaijff/クウチュウ戦 音・感・色 vol.9 〜 supported by MID-FM
2014年08月24日 Re:mix 2014 2日目
2014年10月11日 MINAMI WHEEL 2014 1日目
2014年11月25日 グッバイフジヤマ/ボールズ/さよなら、また今度ね 「ひばりくんの憂鬱」ツアー
2015年07月04日 見放題2015
2015年10月12日 MINAMI WHEEL 2015 3日目

私が以前、音楽だいすきクラブに書いた文章も、もしよければ合わせてどうぞ。
もうすぐメジャーデビュー!今注目のアーティスト10組まとめ
スピッツ好きのあなたにおすすめのバンド!ボールズと花泥棒
ボールズ『スポットライト』
posted by なっくる at 18:46| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

マカロニえんぴつ「hope」

日本のGWと中国の連休が今年は重なっていたので、日本に帰って音楽まみれになろうかと思ってビバラのチケットを事前に買っていたのですが、他のイベントと同様ビバラももちろん公演中止になり、というよりそもそも日本に帰るということ自体がほぼ不可能な状態になってしまって、本来ならSaucy Dogとかマカロニえんぴつとかのライブを堪能する連休を過ごしていたのにな、と思いつつ家の中でおとなしく過ごしている連休初日です。はたして、私がSaucy Dogのライブを見ることができる日は来るのでしょうか。マカロニえんぴつはだいぶ前に何度か見ていますが、あれからライブで聴きたい楽曲が増えてきたのです。ここで突然ですが、ライブで聴きたい、私の好きなマカロニえんぴつの楽曲マイベスト10を発表してもよろしいでしょうか。

1.愛の手
2.MUSIC
3.ヤングアダルト
4.STAY with ME
5.ブルーベリー・ナイツ
6.トリコになれ
7.洗濯機と君とラヂオ
8.鳴らせ
9.MAR-Z
10.レモンパイ

こういう風に、好きなアーティストの好きな楽曲マイベストを考えることとか、自分の好きなことをいろいろ考えるのはやっぱり楽しいので、おうち時間の有意義な過ごし方として皆様にもおすすめです。



先ほど、日本に帰るということ自体がほぼ不可能、と書きましたが、航空券を買って帰ること自体なら別にできると思います。2週間隔離されるのかもしれませんが。ただ、日本に帰ることができたとしても、中国が実質的に外国人の入国を禁止している状態なので、今度はまた上海に戻ってくることができなくなってしまうのです。日本国内でもそうだと思いますが、自分の故郷にさえ自由に行き来することができなくなってしまっているこの現状。一体、この事態はいつになったら収束するのでしょうか。

相変わらずライブ公演の中止が相次いで発表されていますが、ライブハウスでライブ公演が普通に行われていた頃がもはや懐かしくなってきています。ちょっと前だと、お客さんを集めるのは問題があるから無観客ライブを配信しよう、というのが一種のトレンドになっていましたが、最近では、そもそも人が集まって演奏してそれを配信する、という行為自体が難しくなってきていて、もはや無観客ライブですら見られなくなってきてしまいました。テレビで放送されている音楽番組でも、Mステ、うたコン、CDTVなどといった音楽番組ほぼすべてが、「あなたが今聴きたい名曲特集」みたいな過去のVTRを編集して放送するという前代未聞な状態。まあこれはこれで面白かったりもするのですが。あまりにもイレギュラーなあまり、ヒゲダン藤原ばりに「イレギュラー!!」と叫びたくもなります。



悲しみのスタートライン 揃わないね
口癖まねしても君にはなれないや

たぶん、今がちょうど幸せ

手を繋いでいたい 手を繋いでいたいのだ
僕らは結局 それぞれだったよね
それでも、それでも
君が好きだ 君が好きだ
さよならばかりの日々の中で


「普通」ということの難しさ。ただ単に、「普通に生活したい」「普通に仕事したい」「普通に人に会いに行きたい」と思っても、それすら難しくなっていて、実はその「普通」だと思いこんでいたことは、「普通」どころか十分「幸せ」だった、ということに失ってから初めて気付くものです。「手を繋いでいたい」とか、ただそれだけの些細な希望なのに。当たり前の日常が崩れ去った「絶望」の中で見えてくる「希望」。



マカロニえんぴつの「hope」は失恋をテーマに作られた楽曲だとは思いますが、こんな時代だからこそなのか、もっと普遍的な「希望」を追い求めた歌のようにも聴こえてくるのです。

マカロニえんぴつ「hope」
2020年4月1日リリース
アルバム「hope」収録曲
hope 初回限定盤 - マカロニえんぴつ
hope 初回限定盤 - マカロニえんぴつ

【関連リンク】
過去のマカロニえんぴつライブレポまとめ。
2015年07月04日 見放題2015
2016年02月07日 でらロックフェスティバル 2016
2016年03月05日 見放題東京 2016
2016年04月16日 waybee/おかえりヒーローズ/The Floor/私の思い出/℃フーズ/QLTONE/ナードマグネット/はっとり(マカロニえんぴつ) ひみつの公園 vol.1
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2020年04月06日

香取慎吾「Trap」

外国人の渡航が禁止となり、事実上のロックダウン状態となっている上海市。意外と思われるかもしれませんが、上海市内での規制は次々と緩和されてきていて、むしろ事態は終息ムードに向かっています。そもそも、ロックダウンと言っても、感染者を外に拡大させないため、というよりは、感染者を外から入れないためのロックダウン状態という印象。今日を含めて土、日、月が清明節の3連休だったのですが、街中は出歩く人の姿も多く、規制前の状態に戻ったかのような平和な光景が広がりました。昨年と違うのは、ほとんどの人がマスクを着けている、ということぐらい。新規患者がゼロだとの公式発表も、あながち間違いではないかもしれません。

とは言うものの、まだまだ解けない自粛ムード。私も家にいる時間が長いので、すっかりテレビっ子になってしまっています。(いや、元からテレビっ子みたいなものですが。)今日は、ここ2週間ぐらいの中で見てきた中で、特に印象に残った番組を書き留めておきます。

水曜日のダウンタウン(3月25日放送)
番組冒頭で「この番組は2月8日に収録したものです」というテロップが出た後、司会の浜田雅功の姿がなぜか全く登場しなかったこの回。どうやら、映像も音声も丸々カットされている模様。浜田雅功に何かあったのかと気になっていたところ、番組終盤で、これは「『この番組は○月○日に収録したものです』のテロップを冒頭に出して浜田をひたすらカットしてOAしたら何かあったと思う説」だったと種明かし。VTRの中の芸能人だけでなくテレビを見ている視聴者までもドッキリにかけてしまうという斬新なこの企画。完全に騙されました。

うたコン(3月31日放送)
「ざんげの値打ちもない」を感情たっぷりに熱唱する北原ミレイにも引き込まれたし、May J.と田村芽実のコラボにも意外な良さがありましたが、何と言っても良かったのが、生田絵梨花とジェジュンがデュエットした「美女と野獣」。無観客なのを逆手にとって、NHKホールの客席を舞踏会のホールに見たててパフォーマンスする演出。ストーリーの世界を再現するかのような2人の表現力が素晴らしくてあまりにも美しいので感動してしまいました。このステージが良かっただけに、翌日のジェジュンの騒動は残念でしたが。

志村けんさん追悼特別番組〜46年間笑いをありがとう(4月1日放送)
志村けんさんが亡くなったのはとてもショックでしたが、ドリフターズのメンバーや研ナオコ、いしのようこが揃ったこの追悼特番は素晴らしかったです。追悼なのに、過去の映像なのに、オチがわかっているのに笑えるって、志村けんさんは最期まで最高のコメディアンだったと思います。過去の映像や加藤茶さんの弔辞にも感動しましたが、何と言っても良かったのがこの番組のセット。コントのキャラクターの巨大顔写真パネルの前にゲストが並んで座って志村けんさんの死を悼んでいる光景は、不謹慎かもしれませんが、まるでセットの後ろから本人が「あぁ〜良く寝た」とか言いながら登場しそうな、葬式のコントを見ているような錯覚に陥りました。

ドキュメント72時間(4月3日放送)
最近のドキュメント72時間は、新作が撮影できないからなのか、放送が休止されたり過去の再放送だったりすることばかりで、この日も今年1月に放送された「宮崎 ナゾの巨大魚を追え!」の再放送でした。放送されたのがかなり最近なので内容もだいたい覚えていたのですが、それでもまた感動してしまうほどの素晴らしい回だったと思います。「オオニベ」という巨大魚を目当てに全国から大勢の釣り人たちが集まってくる宮崎の石崎浜が舞台。釣れた魚をお裾分けしたことから交流が始まったり、一人で釣りに来た若者がオオニベを釣り上げる過程でいつの間にか周りに仲間ができていたり、年齢も住所も職業も違う見ず知らずの人たちが、自分の好きな趣味を通じて心が通い合っていく様子が、なんだかとても良いなと思いました。

SONGS(4月4日放送)
香取慎吾が、4年ぶりに地上波音楽番組で歌唱。ここ最近、地上波で姿を見ることも少しずつ増えてはきましたが、やっぱりテレビで踊りながら歌う香取慎吾が見たかったんだな、と改めて感じました。

悲しい何かを見るより
楽しい何かを Looking for Looking for
感じたまま Rolling
どこまでも 今夜は朝までいこう Oh yeah


不要不急の外出ができない状況だからこそ、家でテレビ見たり音楽聴いたり本を読んだり料理したり、ゆったりした贅沢な時間を過ごすことができています。家に居ながら楽しめることって、意外とたくさん見つかるかも。



香取慎吾「Trap」
2020年1月1日リリース
アルバム「20200101」収録曲
20200101 (通常BANG!)(特典なし) - 香取慎吾
20200101 (通常BANG!)(特典なし) - 香取慎吾
posted by なっくる at 21:13| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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