2017年09月10日

小沢健二とSEKAI NO OWARI「フクロウの声が聞こえる」

私が今まで聴いてきたアルバムの中でマイベストを決めるとしたら、おそらくベスト3に入ってくるのが、小沢健二「LIFE」と世界の終わり「EARTH」。
(ちなみにもう1枚はMY LITTLE LOVER「evergreen」。)
「EARTH」を聴いてセカオワを初めて知ったときの衝撃は忘れられません。
初めてライブを見に行って(2011年のミナホ!)「幻の命」を生で聴いたときの感動は今でも鮮明に覚えています。
オザケンの「LIFE」も、もちろん説明不要の名盤。
今まで何回聴いたかわからないほどリピートして聴いてきました。
「LIFE」発売から22年が経った昨年、「魔法的」ツアーで初めて生でオザケンのパフォーマンスを見ることができた感動もまた、昨日のことのように思い返すことができます。
その昨年のツアーで発表された新曲が「フクロウの声が聞こえる」。
本編とアンコールで2回も演奏されたということもあって、このツアーの新曲の中でも特に印象的だった楽曲です。
普通、ライブで新曲を初めて聴いても、音源化されていなければどんな曲だったかすぐ忘れてしまうのに、「フクロウの声が聞こえる」の「導くよ! 宇宙の力」というサビのフレーズはライブから1年以上経っても頭の中で流れ続けていました。
「流動体について」が先に音源化されたので、「フクロウの声が聞こえる」の音源化はまだ先になってしまうのかな、と思っていたところに、シングルリリースの告知。
しかも大物ミュージシャンとのコラボとのこと。
コラボ相手はおそらくオザケンと同世代ぐらいのミュージシャンなんだろうと思っていたのですが、それがまさかのSEKAI NO OWARIだったわけです。
90年代と10年代のJ-POPシーンを代表する2組。
個人的にも思い入れの強い2組だっただけに期待感が高かったですが、そのハードルを越えてしまうほどに良いコラボレーションだと思います。
先日のMステで、30人のオーケストラとともに、この曲をフルコーラスで生パフォーマンスしてくれたのですが、これもまたとても良かったです。

導くよ! 宇宙の力 何も嘘はつかずに
ありのままを与えてほしい
震えることなんてないから
泣いたらクマさんを持って寝るから

自身が父親になった今だからこそ綴ることができる、子どもに向けての最大限の愛情。
子どものことを思っているからこそ、良いところだけを見せるのではなく、「本当」と「虚構」も「混沌」と「秩序」も「絶望」と「希望」も、すべてをありのままに感じてほしい。
扉が「はじまり、はじまり」と開くとともに広がる新しい世界への一歩。
それは、SEKAI NO OWARI「RPG」の世界観にも通じるものであるし、レコーディング時期にSaoriの妊娠が判明したということも、もはや必然的だったように感じられてしまいます。
この2組のコラボパフォーマンスを見ながら、「フクロウの声が聞こえる」を「魔法的」以来聴くことができた喜びや、セカオワやオザケンを初めてライブで見たときの感動などがいろいろ一気に蘇ってきて、涙が止まりませんでした。
このMステのパフォーマンス、多分もう10回ぐらいはリピートして見ています。
まさに夢のような共演です。

そもそもなんでこの2組に接点があったのか?ということは下の動画でも説明されていますが、この2組をつないだのは、スチャダラパーBoseの奥さんでありセカオワのメンバーと小学校からの友達でもあるファンタジスタさくらだ。
大物ミュージシャンとかではなくて元あやまんJAPANのファンタジスタさくらだというところが、大衆的なJ-POP感があって、なんか良いと思います。



小沢健二とSEKAI NO OWARI「フクロウの声が聞こえる」
2017年9月6日リリース
シングル
フクロウの声が聞こえる(完全生産限定盤) - 小沢健二とSEKAI NO OWARI
フクロウの声が聞こえる(完全生産限定盤) -
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2017年08月27日

SUMMER SONIC SHANGHAI 2017

日本では、4大夏フェスの一つとしてもうすっかりおなじみのイベント、サマーソニック。
日本国内だけでなく中国など海外の音楽ファンにとっても人気のフェスでしたが、今年ついに上海でも初開催。
今まで幕張のサマソニにも大阪のサマソニにも行ったことなかったのですが、記念すべき上海サマソニの第1回は見ておかないと、と思い行ってきました。
サマソニ初体験が上海になるとは!

チケットは、2日通し券で1280元。
約22000円と、日本よりは安い価格設定。
チケット専用アプリを通してネットで購入し、自宅まで配達してくれるシステムだったのですが、これ受け取るのが実はちょっと大変でした。
最初に家に配達してくれた日が平日の昼間だったので受け取ることができず、日本の宅配便の不在票みたいな気の利いたものを入れてくれるわけでもないので、再配達を頼む方法もわからない状況。
配達してくれた時に配達員の方(多分)が電話をかけてきたのですが、私の中国語力ではまったく聞きとることができず、どうしようかと思っていたところに、数日後、配達業者の日本語ができるスタッフが電話をかけてきてくれたので、無事受け取ることができました。
こういうところ、意外としっかり対応してくれるので、安心できます。

会場は、上海ディズニーランドの近くにある公園。
ディズニーランド駅から歩いて10分ぐらいのところにある会場でした。
自然公園の大きな広場のようなところが会場になっていて、都会でありながらも自然の中で音楽を楽しめるような環境は良かったと思います。
開演10分前ぐらいに着いたのですが、まったく並ぶことなくすんなりと入れてしまいました。
雨が心配でしたが、晴天に恵まれて、というか若干曇っていましたが、暑すぎることなく涼しくてちょうど過ごしやすい気候でした。

お客さんの入りはあまりよくなかったかも。
イベント自体の知名度がまだまだだからか、ラインアップのインパクトにやや欠けたからか、チケットが高いからか。
上海では他にも音楽フェスが多く開催されていて、日本の音楽への注目度が高いという土壌を考えると、もっと集客力あってもおかしくないのに。
でも、公園ののどかなムードが広がる中、のんびりと楽しむことができたのは良かったです。
大物アーティストのステージでも、入場規制とは完全に無縁でしたからね。
お客さんは、若い人が多いかと思いきや、意外と老若男女様々。
日本人の姿も見られましたが、欧米系のお客さんの姿の方が多かったかも。
日本人は、サマソニ上海のためにわざわざ来たという観光客というよりは、現地に住んでいる日本人と言った感じの方が大半でした。

会場は、メインステージのMARINE STAGEとサブステージのBRAVO STAGE、DJメインのGARDEN STAGEという構成。
タイムテーブルが当日になっても公式サイトにアップされていなかったのが若干不安でしたが、検索してみたら何か別のサイト(?)で公開されていた模様。
オフィシャルグッズの売り場はありましたが、アーティストの物販がほとんど無かったのが残念。
CDぐらい売っていてくれてもいいのに。 

入場時の荷物検査は厳重な体制。
ライターとか危険物の持ち込みのチェックはわかるとしても、飲食物も持ち込み禁止とのことで、ペットボトルの水とかも没収されてしまいました。
ちょっと厳し過ぎのような気も。
会場の中の飲料の販売はそこまで充実していたわけではなく、ビールなどアルコール類と、ソフトドリンクはアイスティーぐらい。
水は、ペットボトルからカップに移し替えただけのミネラルウォーターが1杯10元(約170円)。
5元ぐらいで普通に買えそうなペットボトルの水だったので、かなり割高感あります。
しかも支払いはスマホの電子マネーのみ。
上海ではコンビニとか飲食店での支払いで現金を使うことは少なくて、電子マネーを使うことが一般的になりつつありますが、中国の銀行の口座を持っていない外国人観光客にとっては、あまり優しくないシステムではないかと。
ただ、カップは出演者ラインアップなども書いてあるサマソニ上海専用のデザインだったので、お土産にしてしまいました。
フード類は、けっこう種類あったと思います。
中華系の屋台中心に。
私はソフトクリーム(18元)しか食べてないですが。
シンプルながらも美味しくて、2日とも食べてしまいました。
飲食ブースの他に企業ブースも多かったです。
やけにおでこに冷えピタを貼っているお客さんを見かけるなと思ったら、小林製薬が熱さまシートを配布するブースを出展していたようです。
それと、カラオケのブースまで設置されていました。
中国だと大型のショッピングセンターの片隅に2〜3室ぐらいカラオケボックスが設置されていることがよくあるのですが、こういう音楽フェスにも進出しているとは。
でもライブで聴いた曲をすぐ歌いたくなった時には良いシステムかも。
あと、スタッフの数が異様なほど多かったです。
しかも普通にライブを見ていたというユルさ。
おそらく、来場者が想定よりも少なかったので、仕事が少なかったのでは。
スタッフが観客になることでステージが少しでも盛り上がっていたのなら良いのかも。

GENERATIONS from EXILE TRIBE

記念すべき上海サマソニ第1回のトップバッターを務めたのは、GENERATIONS。
メンバーの紹介VTRが流れた後、女性ファンたちの歓声に迎えられて登場。
今日が初上海ライブだったようです。
「AGEHA」からスタート。
この曲、サビの「I GET HIGH!!」のところで、手を左右に上げる振り付けがけっこう好きです。
「Evergreen」、「NEVER LET YOU GO」とヒット曲を連発。
「NEVER LET YOU GO」は、実はかなり好きな曲だったので、生で聴ける日が来るとは、とちょっと感動してしまいました。
美しいメロディーに綺麗なファルセットボーカル。
激しく踊りながらもここまで綺麗なハーモニーを届けてくれるパフォーマンスは、生で見ると圧巻です。
中盤はミドルテンポのナンバーを連続で。
フロントのボーカル2人でORANGE RANGE「花」のカバーも歌ってくれました。
最後は「Hard Knock Days」で会場の熱気を上げるパフォーマンス。
どちらかと言うとメンバー各自の人気はあってもグループとしての上海での知名度はまだまだかもしれないですが、それでも熱狂的なファン達に支えられている様子が感じられました。



→Pia-no-jaC←

もはや、上海ではおなじみになりつつあるピアノジャック。
鍵盤とパーカッションのみという最小限の編成でありながら、ここまで厚みのある音楽を作り上げるのは、いつも凄いと思います。
シンプルな編成の枠を飛び越えたロックなステージ。
アグレッシブなパフォーマンスでオーディエンスを沸かせてくれました。



朱婧汐

中国で活躍する女性シンガー。
バックバンドとのステージ。
ちょこっとだけ見ましたが、スタイリッシュでダンサブルなサウンドは、いかにも若者受けしそうな音楽。
日本で言うところの、西野カナとかのポジションなんでしょうか。



DIRTY LOOPS

スウェーデン出身のバンド。
ソウルフルなハイトーンボーカルの爽快感。
もともとYouTubeでのカバー動画が人気を集めていたというバンドですが、今日もジャスティン・ビーバー「Baby」のスタイリッシュなカバーで魅了してくれました。
ラストに演奏されたのは「Hit Me」。
抜群のシティポップなセンスで心も踊らせてくれる音楽。



八三夭

台湾の男性5人組ロックバンド、バーサンヤオ。
バンド名は「八月三十一日」、つまり夏休みの終わりを意味するとのことですが、時期的にまさにピッタリですね。
台湾のバンドって、五月天(Mayday)ぐらいしか思いつかないですが、その弟分的存在のバンドみたいです。
「小心肝」は、ポップスの王道進行が心地良いナンバー。
日本人の耳にも馴染みやすいと思います。
コミカルな一面も見せてくれるのがこのバンドの魅力。
次の会場に移動してしまったため最後まで見れなかったのが残念ですが、注目していきたい存在です。
既に日本デビューも果たしているバンドですが、もっと日本での人気が上がってもおかしくないと思います。



INABA/SALAS

夕暮れ時の、日が落ちるちょうど良い時間帯に登場したのは、INABA/SALAS。
B'zの稲葉浩志とギタリストのスティーヴィー・サラスによるユニット。
ステージでは、B'zとはまた違う、バンドサウンドを聴かせてくれました。
赤いTシャツにサングラス姿で登場した稲葉さん。
やっばり、大物のカリスマ的オーラがありました。
1曲目の「SAYONARA RIVER」から会場のボルテージを一気に上げるステージ。
次の「苦悩の果てのそれも答えのひとつ」の途中でサングラスを取り外して、魂を振り絞るようなパワフルなボーカルとパフォーマンスを届けてくれましたが、それはまさに今までテレビでしか見たことがなかった稲葉浩志の姿そのものでした。
稲葉さんをここまで至近距離で見ることができるのも、このイベントならでは。
B'zの楽曲の知名度は高くても、INABA/SALASとしての楽曲の知名度は低いというのが実際のところだと思いますが、オーディエンスを煽って会場の熱気を上げるパフォーマンスはさすがでした。



The Fratellis

スコットランドのロックバンド。
実は曲もほとんど知らない状態で見に行ったのですが、あまりにも素晴らしくて感動してしまいました。
とびきりポップで踊りだしたくなる音楽。
鍵盤も加わったバンドサウンドのワクワク感。
また機会があれば、曲を聴き込んでからライブ見に行きたいです。



LUNA SEA

1日目のヘッドライナーはLUNA SEA。
上海でのライブは18年ぶりだったんだそうです。
別に今まで特に好きだったわけでもないですが、演奏する曲ほとんど知っているんですよね。
「DESIRE」「END OF SORROW」「TRUE BLUE」という前半のアッパーチューン3連発も懐かしさに震えましたが、個人的に一番感動したのは「gravity」かも。
「さよなら 揺れていた」というサビの歌詞に合わせて、暗闇に包まれた会場全体が手を左右にゆらゆら揺らす光景は幻想的でさえありました。
そこからの「I for You」というのも最高の流れ。
河村隆一の甘いボーカルに酔わされて、もうすっかりSLAVEになった気分です。
後半の「STORM」「ROSIER」「BELIEVE」という怒涛の3連発も最高。
年月が過ぎても色褪せることのないヒット曲のパワーを感じました。



2日目。

Aldious

5人組ガールズロックバンド。
アイドル的でさえあるゴスロリ系ルックスからは想像つかない本格的なヘヴィメタル。
女性版ヴィジュアル系バンドみたいなことでしょうか。
爽快感のあるロックナンバー「die for you 」、ドラマチックな展開のミディアムチューン「I Don’t Like Me」が良かったです。



柯智棠

台湾の男性シンガー。
中国では人気の歌手なのかと思ったら、そこまで有名ではなさそう。
アコースティックギター1本にサポートのエレキギターというシンプルな編成でした。
星野源的な自然体で甘いルックスは、女性受けしそう。
ちょっとハスキーで芯の通った歌声が魅力的。
初夏の透き通った風のような爽快感。
日本で言うところの秦基博的なポジションでしょうか。 
全編バラードナンバーばかりのパフォーマンスだったのは若干物足りなかったです。



和楽器バンド

和楽器とロックバンドを融合させた、日本人ならではのエンターテイメントは、上海の人たちにも人気が絶大なようです。
「千本桜」のようなアッパーチューンも良いですが、「オキノタユウ」のようなバラードナンバーもまた、それぞれの楽器の良さが引き立っていたような気がします。
中国語を喋ることができるということて、MCはドラムの山葵さんが担当。
中国出身なんだそうです。
流暢な中国語で、時折お客さんの笑いも誘っていました。
日本だけてなく海外での活動を視野に入れて考えるときに、こういうメンバーの存在は貴重ですね。
ラストは「起死回生」。
イントロの3本締めと、サビ部分のジャンプを合わせるところがライブで楽しいナンバー。



NOTHING BUT THIEVES

UKロックバンド。
ベースラインのかっこよさが際立つナンバーがけっこう好みかも。
ラストの「Amsterdam」では、会場全体が踊っていました。
甘くも鋭さを感じさせるボーカルが魅力的。
大ステージが似合う堂々としたパフォーマンスからは想像できないほどの若さ。
まだ20代前半だと知って驚きました。



THE KOOKS

アークティックモンキーズの同期的な存在のロックバンド。
おなじみのナンバーの連発に、会場ではシンガロングが起こっていました。
口ずさみたくなるメロディが魅力的な、普遍的なロックサウンド。
ちょっとハスキーなボーカルが心地良く響いてきます。
「Junk Of The Heart (Happy) 」は、1回聴いて一発でお気に入りになりました。



ということで、タイムテーブルが乱れることなく、大きなトラブルも無く順調に終演したサマソニ上海。
集客面が若干の不安要素ですが、是非とも来年も開催してほしいところです。
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2017年08月11日

DYGL/ミツメ 2017夏日联合巡演

DYGLとミツメが、合わせて7日間、中国の各都市を回るライブツアー。
今日はその初日の上海公演でした。
会場は、もうすっかりおなじみのライブハウスMAO。
金曜日の20時30分スタートということで、仕事帰りに行ってきました。
(中国にはお盆休みなど無いので、普通の平日です。)
日本だとライブの開演時刻は19時とか18時とかが定番ですが、上海だと20時とか21時とかから開演というパターンが多くて、仕事が終わってからも行きやすいのがありがたいです。
定刻を少し過ぎて会場に到着したら、キャパ500〜600人の会場にパンパンのお客さん。
ソールドアウトしそうなレベルでした。
上海でもこの2組がここまで人気があるということに驚いてしまいました。
20時30分開演ということでしたが、実際ライブが始まったのは21時から。
1組約1時間のステージでした。

DYGL

今、注目度が急上昇しているDYGL(デイグロー)。
Ykiki Beatのメンバーを含む構成の4人組バンド。
今年発表されたアルバム「Say Goodbye to Memory Den」は、先日発表されたCDショップ大賞にノミネートされました。
日本だけに留まらず、アメリカでも活動しているこのバンド。
楽曲は全編英語詞で、ジャパニーズロックシーンの枠を完全に飛び越えた存在感。
今日は、そんな彼らの初の上海公演を待ち望んでいた多くのファンたちが詰めかけてきていました。
ほとんどが現地の中国人のお客さんでしたが、日本人や欧米系のお客さんの姿もチラホラ。
ワールドワイドな活動を続けるこのバンドならではの光景だと思います。
ベース音とドラムが作り出す心地良いグルーヴとポップで軽快なメロディは、リスナーの国籍を問いませんね。
音源だけ聴くと、かなり玄人なこだわりが伝わってきますが、本人たちを実際に見ると、ここまでの音楽を作ってしまうことが信じられないほど若いんですよね。
メンバーみんな20代前半という若さ。
今後、どこまで活躍してくれるのか、楽しみな存在です。
日本でのライブがどうなのかわからないですが、MCではボーカル秋山さんだけが話すスタイル。
日本語を使わず、ほぼ全編英語。
時折交えていた慣れない中国語が、ちょっと可愛らしかったです。



ミツメ

前から好きだったバンドですが、ライブを見るのは今日が初めて。
ミツメが上海でライブをするのは、昨年の6月以来2回目だったそうです。
「こんなにあたたかく迎えてくれて、ありがとうございます」
と感謝の思いを日本語で伝えるボーカル川辺さん。
国内と同じような感覚で、上海にもツアーで回ってきてくれるのは、嬉しいですね。
ミツメの楽曲は、DYGLとは対照的に、ほぼ全編日本語。
でも、日本語の歌詞の意味というよりも、日本語の音の響きを重視したような楽曲だからこそ、海外でもファンが多いのかもしれません。
シンプルで心地良いメロディと抜群のコーラスワークであたたかく包み込んでくれるような音楽。
個人的には「うつろ」をライブで聴くことができたのが嬉しかったですが、一番盛り上がったのは「煙突」かも。
歌い出しの時点で大歓声が上がり、会場のテンションが一気に上がったのが肌で感じられました。
ミディアムテンポの楽曲でありながらこんなに盛り上がるのは、日本とはちょっと違うところかも。
アンコールが終わったのは23時過ぎとちょっと遅めの時間でしたが、最後まで多くのお客さんが残って、熱気に溢れたライブでした。

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2017年07月30日

ヒグチアイ「猛暑です」

毎日、暑いですね。
日中、外に出ると、肌全体を包み込むような暑さにやられます。あまりにも暑いので、最近は休みの日でも、用が無い限り外に出なくなりました。家に引きこもりがちな日々。ひたすらドラマのDVDボックスとか見てます。この前は、「リバース」があまりにも面白かったので、土日で一気に全話見てしまいました。クライマックスに向けて次々に謎が明らかになっていくような衝撃的な展開。そして、教室の隅っこにいるタイプの非リア充的な役柄を見事に演じた藤原竜也の好感度が一気に上がりました。次、何見ようかなと思って、なんとなく雰囲気で「海の上の診療所」を選んだのですが、1話目だけ見てちょっとガッカリだったかも。あと、ストックは、「夜行観覧車」と「Nのために」と「11人もいる!」と「すべてがFになる」。とにかく安く買えるので、どんな話か全然知らなくても、ちょっと気になった作品は買ってます。もちろん、何度も書きますが、正規版ではありません。テレビ放送をそのままダビングしただけなので、たまに地震速報のテロップが入ったりします。

リバース DVD-BOX -
リバース DVD-BOX -

この季節、中国の人たちは露出度高め。と言っても、若い人たちだけの話じゃありませんので。おじさんが上半身裸だったり、おばさんがショートパンツだったり。でもそれもしょうがないと思えるほどの暑さ。「猛暑です」のMVでヒグチアイが着用しているようなチャイナドレスなんて着ている人いません。やっぱり上海は日本より暑いんだな、と思っていたら、今年は上海でも特に暑いらしいです。今月21日には、観測開始145年で最高気温となる摂氏40.9度が観測されたとのこと。145年間の中で最高気温って凄くないですか。145年間の中でいちばんの暑さを上海に来て4か月目で経験してしまうという運の悪さ。どおりで暑いわけです。

「30度越えたらもう猛暑です」
とヒグチアイは歌っていますが、気象用語としては、1日の最高気温が35度以上の日のことを「猛暑日」と言うらしいです。「スーパー猛暑日」というのもあって、それは37度を超える状態なんだとか。
「猛暑」だけでもめちゃくちゃ暑い、という意味なのに、それに「スーパー」が付くって、どれだけ暑いんですか!?
みたいなことを、最近テレビで誰かが言ってました。多分、坂下千里子あたりだった気がします。坂下千里子って、池上彰の特番とか、「これでわかった! 世界のいま」とか、その系統の番組でやたら目にしますが、同じようなポジションのタレントって他にいないんでしょうか。自分が出演している番組でさんざん学んだはずのことなのに、毎回「そうなんですか!?」と初めて聞くようなリアクションを取っているのは、番組としてかえってマイナスではないかと。



最近は、最高気温が30度ぐらいなので、涼しいとさえ思えてしまいます。
どうにか7月乗り越えられそう。

ヒグチアイ「猛暑です」
2017年7月5日リリース
ミニアルバム「猛暑ですe.p」収録曲

猛暑です e.p - ヒグチアイ
猛暑です e.p - ヒグチアイ
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2017年07月15日

大柴広己/大石昌良/波多野裕文/みきとP CONNECT SERIES special Guitars

大柴広己が主催する、ギター弾き語りのミュージシャン4組が集まったイベントに行ってきました。
今年の1月にも上海で開催されたイベントで、今日はその第2弾だったようです。
日本国内でもSSWたちにスポットライトを当てたイベントを開催することの多い大柴広己ですが、海外でもこういう活動を行っていたんですね。

この4組、上海でそこまで知名度無いだろうと勝手に思っていましたが、会場に着いたら想像以上の数のお客さん。
200人ぐらいは集まっていたと思います。
意外と男性のお客さんも多くて、男女比は4:6ぐらい。
アイドルとかが好きそうな人も多かったです。

司会の男性の方が登場して、次の出演者の紹介をしたりして、ステージを繋いでいく構成。
まずは、オープニングアクトとして、男性が2人ギターを持って登場。
地元の高校生らしいです。
大柴さんが「QQ」で見つけて誘ったんだとか。
「前前前世」のカバーなどで会場をあたためていました。

大柴広己

この人のライブを見るのは、実は今日が初めて。
「さよならミッドナイト」「ドナーソング」など。
時には力強くロックな一面を見せ、時には詞に思いを込めて切々と歌い上げる一面を見せてくれるステージ。
トランペットの音色を口で真似ながらパフォーマンスした「ムーンリバー」の日本語カバーが絶品でした。



波多野裕文

People In The Boxのボーカルがソロで登場。
中国でのライブは今日が初めてだったようです。
ゆったりとした幻想的な楽曲のステージ。
静かな雰囲気の中でゆらゆらとリラックスした時間を届けてくれました。



みきとP

今日は、この人目当てのお客さんも多かったみたいです。
上海でも既に何回かライブを行っているようですが、登場するやいなや大歓声が上がり、総立ちのお客さん。
ボカロ人気は、中国にも浸透している様子です。
「小夜子」「心臓デモクラシー」など、バックトラックを流しながらのパフォーマンス。
「いーあるふぁんくらぶ」のように楽曲に中国的な要素が含まれているのが、人気につながっているのかもしれません。
客席のお客さんからヒマワリの花束をプレゼントされていました。



大石昌良

トリは、最近はソロでアニメソングも多く手掛けている大石昌良。
上海初ライブだったようですが、彼の登場を待ち望んでいたお客さんも多かったようです。

[SET LIST]
ピエロ
ファイヤー!
トライアングル
Go EXCEED!!
ようこそジャパリパークへ
君じゃなきゃダメみたい

大石昌良のライブはかなり久々に見ましたが、こんなに良いライブをするアーティストだったのか、という大発見でした。
これから楽しいショータイムが始まることを予感させる「ピエロ」のエンターテイメント性溢れるステージで、1曲目から圧倒されました。
ポップやロックの幅に捉われない、様々なジャンルの音楽性を感じさせるパフォーマンス。
ギター1本でドラムやベースのような音を出したり、スキャットや口トランペットを披露したり。
国の違いも関係なく、音楽が好きなすべての人の心を揺さぶったのではないかと思います。
初めて聴く曲でも一気に引き込んでくれる、圧巻のステージでした。
でも、やっぱり、今日のフロアのボルテージを最高潮まで上げたのは、後半のアニメソング3連発。
タイトルを口にした時点で大歓声が上がりました。
曲中の掛け声もバッチリ。
「ようこそジャパリパークへ」はセルフカバーですが、大石昌良が歌うとまた新たな魅力が発見できるような気がします。



アンコールは、4組が登場してスペシャルセッション。
「日本でとても有名な、愛に溢れた曲を」
ということで「ハナミズキ」をカバーしてくれました。
このイベント、次回の開催も期待しています。
posted by なっくる at 00:00| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする