2020年11月08日

オレンジスパイニクラブ「リンス」

新型コロナの影響で日本と海外との行き来が自由にできない日々が続いて、私も2月以来9か月近く日本に帰ることができていないのですが、日本に帰れなくて地味に困るのが病院関係。眼科とか歯科とか定期的に通うかかりつけ医はやっぱり日本の方が安心なので、帰国の度に通っていたのですが、この状況ではそういうわけにもいきません。特に歯科の場合は保険が適用されにくかったりして色々面倒なのですが、以前日本で治療した歯の痛みが復活してしまいどうしようもないので、最近は上海の歯医者に通っていました。安心なのは、担当してくれる先生が日本人だということ。歯の治療は些細な痛みとか微妙なニュアンスが先生に伝わらないと安心できないので、上海でも日本と同じ感覚で日本語で診療が受けられるのは嬉しいところです。ただ、他のアシスタントのスタッフの皆さんは中国人で日本語がわからなかったりするので、たまに先生と意思の疎通が取れてないんじゃないかと思えるシーンもあったりしてヒヤヒヤするのですが。

先週もこの歯医者に行って来たのですが、その日がちょうどハロウィンだったということで、帰りにお土産を貰ってしまいました。袋の中を見てみると、ニッコリ笑ったカボチャの容器に入ったたくさんのお菓子と、箱に入ったいかにも甘そうなカップケーキ。本当に歯医者で患者に渡しているものなのかと疑ってしまうほど虫歯になりそうなものばかり!カップケーキの方は、クリームたっぷりでフルーツも入って賞味期限が早そうだったので、治療が終わってすぐ食べるのもどうかと思いつつも箱から取り出したらなんと!これカップケーキではなくて、カップケーキに似せて作られたキャンドルでした。箱から取り出して手に持ってみるまでわからなかったです。確かに、パッケージをよく見てみると、アロマキャンドル的なことが中国語で書いてありました。もっと目立つように書いてくれないと!でもそれだけ精巧に作られていて、キャンドルとして使ってしまうのももったいなかったので、思いっきりハロウィンなデザインでしたがしばらく部屋に飾っておくことにしました。正直、こういうアロマ的なものは趣味じゃないんだけどな…、と思っていたのですが、毎日その匂いを嗅いでいると、だんだん愛着が湧いてくるような感覚。寝室に置いているのですが、この匂いに包まれるとリラックスして安眠できるような、そんな気さえしてきました。今までは、こういうアロマキャンドルとかは、ヴィレバン大好きゆるふわサブカルガール(偏見)とかが使うもので自分とは無縁だと思っていたのですが、案外良いものかもしれません。今なら「愛の不時着」で北朝鮮の軍人の家でアロマキャンドルを求めるセリの気持ちもわかります。そういえば全話見たんです、「愛の不時着」。こんなに面白いドラマがあったとは!実を言うと、韓流ドラマというものを人生で初めて見ました。特に海外ドラマだと、細かい文化や習慣や言葉のニュアンスとかが日本と違って話に入り込めないんじゃないか、という思い込みがあったのですが、全然そんなことなかったです。北朝鮮の軍人と韓国のキャリアウーマンのラブストーリーという設定も素晴らしいですが、ハラハラさせる展開の連続で、全話通して多分24時間ぐらいあるのですが、まだ続きが見てみたいと思わせてくれるほど。後半は、ほぼ全話、号泣しながら見てました。余談ですが、もし「愛の不時着」を日本人キャストで撮るとしたら、ユン・セリ役は長澤まさみ、リ・ジョンヒョク役は高良健吾、ク・スンジュン役は中村倫也、ソ・ダン役は菜々緒でいこうと思いますので、よろしくお願いします。

アロマキャンドルの件もそうなのですが、以前もブログで、昔使っていたハンドソープの匂いで一気に過去に戻ったような感覚を味わった、という話も書いたことがありますが、なんか最近「嗅覚」を意識することが多くなったような気がします。「視覚」や「聴覚」や「味覚」などに比べると軽視されがちな「嗅覚」ですが、実は何か本能的なものに直結しているような、そんな気がしています。例えば何かの匂いを嗅いだらそれにまつわる思い出がフラッシュバックしてきたり。うまく説明できないのですが、例えば「視覚」の情報は先に脳内で処理されてからその後に何らかの感情が湧いてきますが、「嗅覚」だとそのままダイレクトに感情に直結しているような、そんな感じ。つまり、君のことを思い出すのは、ドルチェ&ガッバーナのその香水のせいなわけです。だからこそ、というわけでもないですが、最近は音楽作品の中でも、「匂い」とか「嗅覚」をどのように描いているのか、ということがちょっと気になってきています。以前書いたのは、青はるまき「君のシャンプー」とwaybee「Shampoo」でしたが、最近好きでよく聴いているのは「リンス」です。

恋愛能書き垂れた
腐れ縁が建前の横顔に
君は大股開いて
慣れた顔で初めての春を知るのさ
煙草吹かす手がませても
バレないように震えながら
泡も消え 揺れる浴槽に映る顔


描かれているのは、身も心も不安定な少女。まだ大人になりかけてきたぐらいの時期に、ちょっと背伸びをして慣れたふりをしながら過ごした初めての夜。周りが気になり慎重になりながらも、心のよりどころが安定しないまま、「大幅の平均台」すらフラフラと揺れ動いてしまうほど不安定な精神状態で過ごす毎日。その不安定な心のせいか、安心を求めて、多くの相手に身体を許してしまうようになってしまいます。

慌ててピアスを落として
落としきれないリンス香って
ふぬけたままで 安心したかった
泣けばいいや 傷んだ髪のままで
誰でもいいと 思えてしまった


身体を重ね合ったとしても、どうしても満たされることのない心の中。不安な気持ちを癒してくれる「優しい誰か」を探し続ける少女。そんな彼女からふと漂ってくる「リンス」の香りからは、官能的というよりも切なさや悲哀が伝わってきて、とても愛おしくも思えてくるのです。香りから直結して伝わってくる本能的な感覚。「落としきれないリンス」の香りを少女の不安定性として奥ゆかしく表現した、そんなソングライティングセンスが秀逸な楽曲だと感じました。余談ですが、オレンジスパイニクラブは、改名前のバンド名が「The ドーテーズ」でしたが、ドーテーズだったらこういう楽曲は作れなかったんじゃないかという気もします。



オレンジスパイニクラブ「リンス」
2020年11月4日リリース
アルバム「非日常」収録曲
非日常 - オレンジスパイニクラブ
非日常 - オレンジスパイニクラブ
posted by なっくる at 20:37| Comment(0) | MUSIC LIFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月12日

2020年8月度 マイベスト10

ちょっとまとまった時間が取れたので、久々にサブコン参加してみました。
2020年8月にシングル、アルバム、配信でリリースされた楽曲を聴いて、マイベスト10を作るこの企画。
以前参加していた頃よりも配信限定曲ゾーンが多くて、ここ数年での音楽シーンの変化を改めて感じてしまいました。
必聴曲しか聴けてないですが、マイベスト10はこんな感じになりました。

http://xn--tckd3h3e.com/hp/

10.ソーダの海 コハクの星/shannons

アコースティックな音色が身体に染み渡るような、美しく繊細な音楽。
「今日はもうおやすみ」という歌詞が印象的ですが、心地良い眠りに誘ってくれること間違いないです。
バンド名だけ見てもわからなかったのですが、元ウルトラタワー大濱さんのバンドだったんですね。



9.トニック・ラブ/ミツメ

夢見心地のような浮遊感に包まれる楽曲。
川辺さんのボーカルは、無表情の中に優しさを隠し持っているような、そんなイメージ。



8.22/the paddles

「空を飛ぶヘリコプターの群れが目に入らなくなった」
「キラキラ輝いてたゲーム機も気づけばホコリまみれ」
いつの間にか忘れてしまったあの頃の気持ちを思い起こさせてくれるような、郷愁感を誘う歌詞に一気に引き込まれてしまいました。



7.サイダー/原田珠々華

太陽の下でプールで遊びながらサイダーで休憩する時のような、日本的な夏の風景。
どこか人懐っこいようなメロディラインが心に引っ掛かります。



6.田舎の青年/SUKISHA feat. ぜったくん

「別に特別じゃない」ような田舎の日常風景もちょっと輝いて見えてくるような音楽。
洗練されたトラックの中にも親近感のある心地良さ。



5.忍び足でウンザウンザを踊る/バックドロップシンデレラ

こういう和的な要素を感じさせる中毒性ダンスナンバー、大好きです。
「こっそりと」というサビのフレーズがクセになって頭から離れなくなります。



4.さよならPeace/Mr.ふぉるて

このバンドの楽曲を改めて聴いてみると、ボーカルの声質が魅力的だなと気付かされました。
ちょっとハスキーで舌ったらずで頼りなさげなのに、それがやけにアグレッシブでロックに聴こえてくるような、そんな魅力。



3.サンキュー神様/菅田将暉×中村倫也

男どうしの友情を描いた映画のワンシーンのような美しさ。
「大丈夫だから〜」というサビのメロディがどこか切なくも心地良くて、ずっと聴いていたくなります。
楽曲がシンプルだからこそ、2人の人間としての魅力が存分に伝わってくるような、そんな気がします。



2.素敵な朝/Crispy Camera Club

どこか懐かしくて日常に違和感なく溶け込んでいきそうなポップソング。
タイトル通り、まさに「素敵な朝」にピッタリ。
口ずさみたくなるメロディラインが魅力的。



1.リナリア/Petrichor

全く知らないバンド、全く知らない楽曲だったのですが、あまりにもメロディが美しかったので1回聴いただけで一気に引き込まれました。
どこか文学的な詞、繊細さと少年性を持ち合わせたような歌声。
そしてどこか懐かしく自然体で美しいメロディライン。
こういう良質なポップソングを作り出すことができるアーティストを探していました。
バンド名の読み方すらわからなかったのですが、「ぺトリコール」と読むんですね。
今年4月に結成したばかりの現役大学生バンドだとのこと。
こういう思いがけない新しい音楽との出会いがあるのが、サブコンの醍醐味です。



次点の楽曲はこちら。

ピーターパン/優里
https://www.youtube.com/watch?v=9qfPF4fpiHE

アンダーグラウンド/MY FIRST STORY
https://www.youtube.com/watch?v=S1Sm9OiVWkE

夏涼み/Broken kangaroo
https://www.youtube.com/watch?v=PcI9YmxEtXQ

朝陽/あいみょん
https://www.youtube.com/watch?v=DSqZVdqd68o

生活/リュックと添い寝ごはん
https://www.youtube.com/watch?v=T9OVOFU6lPQ
posted by なっくる at 01:42| Comment(0) | サブコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月08日

MINAMI WHEELの思い出

最近ではすっかりオンラインでの配信ライブが主流になってきてしまった音楽ライブ業界。人数を制限して感染対策を取った有観客ライブも再開されつつありますが、やっぱりしばらく開催が難しそうなのはサーキット型のイベント。たとえばNIPPON CALLINGなど、試行錯誤してオンラインでも実施しようという動きもありますが、サーキットイベントの醍醐味って、やっぱり自分の好きな音楽を求めてライブハウス間を移動する、あの感じなんですよね。

日本のライブシーンでサーキットイベントの草分け的存在なのが、MINAMI WHEEL。通称ミナホ。大阪アメリカ村のライブハウス中心に3日間にわたって毎年開催されてきたミナホですが、今年はやはり例年通りのサーキットイベントスタイルでの開催は難しかったようです。たとえば東京や名古屋など主要都市では各種サーキットイベントが例年開催されていますが、私は大阪アメリカ村周辺で開催される、あの雰囲気が好きなんですよね。ビジネス街というわけではなくどちらかというとショッピングや観光客向けのあの街の雰囲気が、街ぐるみで非日常を感じさせてくれるのだと思います。ライブだけでなく、近所の店を覗いたり食べ歩きしたりちょっと散歩したりするだけでも楽しい、あのムード。BIG STEP前にズラッと並んでいるアーティストたちご本人からフライヤーとか無料音源とか貰うのも楽しみの一つだったりします。それに何と言っても、ライブハウスが充実しているんですよね。ちょっと歩けば別の会場も気軽に覗いていけるあの環境。堀江エリアや心斎橋エリアとも十分歩いていける距離。同じくアメリカ村周辺で開催される見放題ももちろん大好きなんですが、ミナホはやっぱり規模が違います。無名の新人インディーズアーティストからフェス常連の人気バンドまで、あらゆるジャンルのアーティストが総勢400組以上出演。関連イベントも充実しているので、3日間昼間から深夜まで音楽漬けになることも可能。ある意味商業的なショーケースイベントの要素も無いわけではないのですが、それはそれで良かったりします。

それでは、私が今までに行ったミナホのライブレポを簡単に振り返ってみたいと思います。

MINAMI WHEEL 2011 1日目
キクチユウスケ×わたなべだいすけ→チュール
http://musinacl.seesaa.net/article/230474803.html

私が初めてミナホに行ったのは2011年。その1日目は、planeのキクチユウスケとD.W.ニコルズのわたなべだいすけのコラボステージからスタートしました。近年は3連休に開催されることが多いミナホですが、当時は平日の金曜日と土日の3日間で開催されていたため、初日の金曜日は18時ごろからの開演でした。この日も、仕事帰りに直行したのをよく覚えています。

MINAMI WHEEL 2011 2日目
ココロオークション→画家→空中ループ→放ツ願い→GOOD BYE APRIL→ほたる日和→カコイミク
http://musinacl.seesaa.net/article/230863660.html

ココロオークションのライブを見たのはこの日が初めて。「蝉時雨」がもう10年近く前からある曲なんだと思うと感慨深いです。BIG CATのステージで見てインパクト抜群だったのは、画家という16人編成のバンド。近年のミナホでは、BIG CATに登場するのは入場規制必至の超人気アーティストばかりというラインナップが当たり前になってきていますが、当時はそうとは限らず、アーティスト側のキャパの問題でBIG CATじゃないとステージ上に載りきらないという大人数編成のバンドが登場することも多々ありました。画家もそんなバンドの一つで、あらゆる楽器が登場したカオスなステージは今でも忘れられません。続いて空中ループがBIG CATに登場したというのもこの当時らしいところで、ボーカル松井さんが大ステージでハジけたパフォーマンスを見せていたのが印象的でした。BIG CATだとどうしてもフロアのお客さんもまばらになってしまっていましたが、見ている側としては、ゆったりとライブを楽しめたのもまた良かったです。Soap opera classicsで着席してゆったりと楽しんだカコイミクのライブも至高のひと時でした。

MINAMI WHEEL 2011 3日目
SEKAI NO OWARI→唄人羽→bebecut.toca→e-sound speaker→ワンダフルボーイズ→井乃頭蓄音団→Nemotroubolter→寺前未来
http://musinacl.seesaa.net/article/230863797.html

3日目のBIG CATのトップバッターに登場したのはSEKAI NO OWARI。メジャーデビュー直後で、まさに人気が急上昇していた時期のセカオワ。開演の1時間以上前に会場に行って、BIG CATの階段の下の方まで行って並んだのをよく覚えています。結局、そこまで早く行かなくても会場に入ることはできたようなのですが、わりと至近距離で「花鳥風月」や「幻の命」を聴くことができたのは良い思い出です。ワンダフルボーイズ井乃頭蓄音団は、まさにライブの楽しさを体感できるようなライブで、こういう良質なライブを自分で選んで見に行けるところこそがミナホの醍醐味。ラストに見に行ったのは、当時入場規制をかけまくっていて「ミナホの女王」との異名を持っていた寺前未来。心があたたかくなるような音楽に包まれたバンド編成のステージでした。

MINAMI WHEEL 2012 1日目
ボヤケルズ→おお たけしたち→OverTheDogs→東京カランコロン
http://musinacl.seesaa.net/article/298166268.html

2012年のミナホ1日目も、仕事終わりに駆け付けました。缶バッジ目当てに行ったボヤケルズが、聴いてみたら完全に自分の好みの音楽で、一発でハマってしまいました。この年は、本編終了後になんばhatchで開催されたオールナイトイベントにもちょこっと行ってみましたが、東京カランコロンのライブがまた良かった印象があります。

MINAMI WHEEL 2012 2日目
小林太郎→LLama→小玉哲也→KANA-BOON→D.W.ニコルズ
http://musinacl.seesaa.net/article/298308190.html

この日のお目当てはD.W.ニコルズ。二コルズの前の時間帯は、同じ会場だし、楽曲もちょっと気になっていたから見に行ってみようかなぐらいのノリでKANA-BOONを見に行くことにしたのですが、会場に着いてビックリ。会場はLive Studio ZERO(当時)だったのですが、あの辺り一帯に大行列ができていて、このバンドこんなに人気あったのかと驚いてしまいました。KANA-BOONは翌年に全国流通盤をリリースしてメジャーデビューするわけですが、その直前のブレイク前夜の勢いは凄いものがありました。

見な放題2012
はいざらこうかん→アップル斎藤と愉快なヘラクレスたち→ザ・ラヂオカセッツ
http://musinacl.seesaa.net/article/298308251.html

ミナホ関連のアフターイベントは数多くありますが、私が好きでよく行っていたのが、見放題主催のイベント「見な放題」。実質ドリンク代のみで、深夜までサーキット形式で好きな音楽を楽しむことができるというのが、このイベントの素晴らしいところです。ザ・ラヂオカセッツのアンコールでいのちくの松尾さんが登場したのとか、このイベントならでは。

MINAMI WHEEL 2012 3日目
QUNCHO with THE THIRD STONE BAND→永野亮→石崎ひゅーい→ワンダフルボーイズ→KAMAMOTOMIKA→wacci→WHITE ASH
http://musinacl.seesaa.net/article/299437950.html

BIG CATのカレー、懐かしい!各会場がミナホ限定で出している飲食メニューを味わうのもミナホの楽しみの一つ。この日初めてライブを見て感動してしまったのが、石崎ひゅーい。全身全霊のパフォーマンスに一気に惹きつけられました。

MINAMI WHEEL 2013 1日目
たんこぶちん→トミタショウゴ→hotal light hill's band→吉澤嘉代子→ザ・チャレンジ→DJみそしるとMCごはん→D.W.ニコルズ→ソレカラ
http://musinacl.seesaa.net/article/378184849.html

BIG STEPに「ミナホOASIS」が登場したのがこの年。この「ミナホOASIS」にMINMIが毎日登場してオープニングアクトを務めていたのは、今考えてもやけに贅沢だったと思います。トミタショウゴhotal light hill's bandザ・チャレンジも、ライブを見たのはこの日が初めてだったんですね。どのアーティストもそれぞれのカラーで素晴らしいライブを見せてくれましたが、中でも衝撃的だったのは、DJみそしるとMCごはん。今まで数多くのライブを見てきましたが、ライブ中に実際に料理を始めるのはこの人ぐらいです。

見な放題 2013 1日目
She Her Her Hers→HAPPY→ナンデードーシテー
http://musinacl.seesaa.net/article/378282917.html

この年も、アフターイベントの見な放題までしっかり楽しんできました。HAPPYの前座にまちぶせ野々山さんが登場していたのとか懐かしいです。

MINAMI WHEEL 2013 2日目
爆弾ジョニー→カラスは真っ白→宇宙まお→GOOD BYE APRIL→ナンデードーシテー→KAMAMOTOMIKA
http://musinacl.seesaa.net/article/379241438.html

札幌バンド率高め。爆弾ジョニーからのカラスは真っ白、という流れが、我ながらセンスあると思います。ナンデードーシテーは入場規制をかけていて、本当に当時勢いがありました。

見な放題 2013 2日目
GOODWARP→グッバイフジヤマ→ENTHRALLS→感覚ピエロ→フレデリック
http://musinacl.seesaa.net/article/379313510.html

グッバイフジヤマは、メンバーの脱退が発表された時期で、ライブでもサークルモッシュとかウォールオブデスとかでかなり迷走してました。結成直後の感覚ピエロとインディーズ時代のフレデリックをお客さん少な目のフロア(確かDROPかFANJ twice)でゆったり楽しめたのも良い思い出。

MINAMI WHEEL 2013 3日目
Rihwa→the chef cooks me→PAGE→SHISHAMO→nicoten→グッバイフジヤマ→オワリカラ
http://musinacl.seesaa.net/article/379318268.html

SHISHAMOは確かSUNHALLだったと思いますが、パンパンに詰まったお客さんの熱気が感じられて、これから人気が急上昇していくブレイクの気配をまさに感じました。3日間のラストにオワリカラを見に行けたというのも、良い流れ。

MINAMI WHEEL 2014 1日目
ウソツキ→アンテナ→ボヤケルズ→ボールズ→大森靖子&THEピンクトカレフ→荒川ケンタウロス→石崎ひゅーい
http://musinacl.seesaa.net/article/408238530.html

今振り返ってみても、私の好きなアーティストばかりで、よくここまで最高の回り方を考えることができたなと自分でも感心してしまうほど。良質歌モノバンドの連続で、好きな楽曲をたっぷり聴くことができた日。ウソツキアンテナはこの日初めてライブを見ましたが、メロディの美しさに心を奪われました。

見な放題 2014 1日目
ヒラオコジョー・ザ・グループサウンズ→Bentham→夜の本気ダンス→ハウリングアンプリファー
http://musinacl.seesaa.net/article/408238826.html

深夜なのに踊れるロックバンドの連発。Benthamのライブを見たのはこの日が初めてでしたが、一気に人気が駆け上がっていきフェスの常連になってしまうのではないかという、そんな予感しかしなかったです。

MINAMI WHEEL 2014 2日目
吉田Q→激団モンゴイカ→アサミサエ→NaturaL Place→Official髭男dism→パレードパレード→CURIO
http://musinacl.seesaa.net/article/408340399.html

全組ライブを初めて見るアーティストに限定して回ってみたのがこの日。ネオ昭和歌謡なステージを展開してくれた吉田Qは、実は私はけっこう好きだったのですが、Pangeaにもかかわらずお客さん10人ぐらいしか集まってなくて、ちょっと寂しかったです。関西人らしい演芸のようなライブを展開してくれた激団モンゴイカや、エネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれたアサミサエ(当時はWienners加入前)など、インパクトの強いライブが連続。CURIOのライブで、「粉雪」「ひまわり」など、今まで何度も聴いてきたかつての大ヒット曲の数々を初めて生で聴くことができた感動は忘れられません。そんな中でも、何と言っても衝撃的だったのがOfficial髭男dism。この日が日本国内で山陰地方以外でライブをするのが初めてだったと思います(韓国?ではその前にライブをしたことがあったはず)。確か会場はCONPASSでした。それまでYouTubeで公開されていた「SWEET TWEET」「愛なんだが…」のデモ音源を聴いて、このバンドなんとなく良さそう!ぐらいのテンションでライブを見に行ったのですが、その想像をはるかに超えるほど素晴らしいステージを見せてくれました。何と言っても、曲が全部良い!それにメンバーが作り出すグルーヴ感の心地良さ。そして、お客さんを楽しませるという観点でもパフォーマンスがこの当時で既に高クオリティだったんですよね。凄いバンドが出てきた!と思いました。この後たまたま会った某フォロワーさんにこのバンドがいかに素晴らしかったか熱弁してしまったぐらい。もちろん今ではもうヒゲダンは説明不要の国民的バンドですが、そんな後の大スターを見つけ出すことができるのもミナホの楽しみだったりします。

見な放題 2014 2日目
Shiggy Jr.→GOODWARP→グッバイフジヤマ
http://musinacl.seesaa.net/article/408340626.html

この頃、ネクストブレイクを感じさせていたのがShiggy Jr.。「Saturday night to Sunday morning」では間違いない盛り上がりを見せてくれました。深夜のライブハウスで聴くGOODWARPの「真夜中のダンス」は格別。グッバイフジヤマの「ひばりくんの憂鬱」で沢チャレさんが登場したというのも最高です。

MINAMI WHEEL 2014 3日目
http://musinacl.seesaa.net/article/408580305.html

この年のミナホ3日目は、台風直撃のため残念ながら中止になってしまいました。そのため、ブログは、もし開催されていたらこう回っていた!という妄想で書いています。特に残念だったのが、内村イタル & musasaviband。このバンド編成でリリースされたアルバムが素晴らしすぎたのでライブも是非見たいところでしたが、結局この後もこの編成でのライブを見る機会は訪れず、今後開催される可能性に期待しています。そして、この年のミナホ3日目の出演者の中でも特に謎の存在だったのが、「」というバンド。パンフレット見ても10代の4人組ロックバンドということしかわからないし、アー写もメンバー4人の目が映っているだけ。おそらく正体は九分九厘DISH//だったと思うのですが、その後明かされることもなく、今となっては謎のままです。

MINAMI WHEEL 2015 1日目
nero project→Anly→尾崎裕哉→PELICAN FANCLUB→ヒグチアイ→GAKU-MC→THE BOYS&GIRLS→Official髭男dism
http://musinacl.seesaa.net/article/428900737.html

今見ると、かなり豪華なラインナップ。アコースティックギター1本でもループペダルを駆使して圧巻のパフォーマンスを見せてくれたのはAnly尾崎裕哉はこの日が初ライブだったとのことで、各媒体の取材が入っていて、会場はDROPでしたがいつものミナホとは違う雰囲気でした。私もNHKからコメントを求められたのですが、急だったので驚いて思わず断ってしまいました。PELICAN FANCLUBヒグチアイなど、後にメジャーデビューするフレッシュなアーティストも良かったですが、ベテランでありながら初めて見るお客さんにもアウェイのムードを感じさせない心遣いを感じさせたGAKU-MCのライブも素晴らしかったです。

見な放題2015 1日目
Mrs.GREEN APPLE→さしすせそズ→サイダーガール
http://musinacl.seesaa.net/article/428960934.html

この日は、本編終了後の見な放題も豪華ラインナップ。ドリンク代のみでメジャーデビュー直後のMrs.GREEN APPLEをFANJ twiceを見ることができた(しかも入場規制もかからず)のも良い思い出。もう既にライブパフォーマンスは完成されていると思えるほどの素晴らしさでしたが、ライブ終了後はメンバー自身も物販に気さくに登場する一面もありました。現在はOKOJOとして活動する松下さんのバンドさしすせそズも、メジャーデビュー前のサイダーガールも、深夜まで良い歌の数々を届けてくれました。

MINAMI WHEEL 2015 2日目
OH!!マイキーズ→2gMONKEYZ→my letter→polly→カトキット→そこに鳴る→加速するラブズ→金木和也
http://musinacl.seesaa.net/article/429248133.html

この年のミナホ2日目も、全組ライブ初見のアーティストで回ってみました。カトキットにキットカット貰ったのとか懐かしい!バンド編成で聴いた金木和也の「ラッキー」が想像以上に最高でした。

見な放題2015 2日目
THE BOY MEETS GIRLS→NECOKICKS→LILI LIMIT→ぐみちょこれいとぱいん☆
http://musinacl.seesaa.net/article/429257717.html

THE BOY MEETS GIRLSのライブは、名古屋以外で見ても安定の盛り上がりと間違いない楽しさ。ぐみちょこれいとぱいん☆は、グッバイフジヤマのメンバーで結成された自称アイドルユニット。見放題関連のイベントに最も多くの別名義で出演しているのは中山さんじゃないかと思います。

MINAMI WHEEL 2015 3日目
THE BOHEMIANS→Jin-Machine→最終少女ひかさ→Helsinki Lambda Club→岡崎体育→DAISY LOO→The fin.→ボールズ→ナンデードーシテー→グッバイフジヤマ
http://musinacl.seesaa.net/article/429837350.html

ライブ初見のバンドとおなじみの大好きなバンドを織り交ぜて回ってみたのがこの日。Helsinki Lambda Clubも入場規制かかってましたが、その後同じ会場に登場したのが、岡崎体育、BiSHという凄い並び。まさに話題沸騰中だった時期の岡崎体育は、FANJ twiceにあまりに人が集まりすぎて、入場待ちの列に並ぶことすらできない状態だったらしいです。初めてライブを見たDAISY LOOも、想像以上にカッコ良かったです。

MINAMI WHEEL 2016
植田真梨恵→Rei→中島孝→Bluems→The Folkees→め組→Easycome→エドガー・サリヴァン→ラブリーサマーちゃん→関取花
http://musinacl.seesaa.net/article/465778854.html

この年は、所用により3日目だけの参加。ブログもメモしか書いてないですが、植田真梨恵ReiはJanus diningで開催された関連イベントでのアコースティックライブ。ミナホ本編では初見アーティストのみで回ってみました。中島孝はキレのあるシティポップでカッコ良いライブを見せてくれましたが、会場がknaveで、お客さんの入りがちょっと悪かったのが残念なところ。め組Easycomeも、想像していた通り、自分好みの音楽を聴くことができました。関取花のトークがあまりにも面白くて驚きました。

自分が好きなように自分が好きな音楽をたっぷり聴いて回ることができる夢のような3日間。もともと大好きだったアーティストのライブをたっぷり見ることができるのはもちろんのこと、新しいアーティストとの出会いの場にもなるのがミナホの魅力です。1日でも早く、例年通りのミナホが開催されるような日常が戻ってくることを願っています。
posted by なっくる at 23:30| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月02日

YMB/ボールズ/スーパーノア YMB「ラララ」レコ発大阪編[プレミアムリベンジ公演]

今日は、YouTubeで配信されたYMBのレコ発ライブを視聴しました。
本来は5月に予定されていた公演でしたが、新型コロナの影響で延期に。
このまま流れてしまうのかとも思ってましたが、9月27日にようやく振替公演が実現されました。
人数がかなり限定された有観客ライブでしたが、無料配信してくれたのが嬉しいところです。

スーパーノア

1組目に登場したのは、関西を中心に活動するロックバンド、スーパーノア。
結成が2004年ごろなので、そこそこベテランなバンドですが、個人的にはライブ(映像)を見たのは今回が初めてでした。
ドラムレスの4人編成で登場。
全体的にアコースティックでしっとりした印象でしたが、打ち込みを使用した曲もあったりして、音楽性の幅の広さを感じました。
ミディアムテンポのナンバーも軽快なアッパーチューンも、このバンドの楽曲に共通しているのは、メロディそのものの良さ。
今回の編成だったからこそメロディの良さが際立っていた、ということもあったと思います。
身体に染みわたっていくような、ちょうど良い波長の音楽。
「スクールガールバイバイ」というフレーズが印象的な「なつかしい気持ち」は、心地良すぎて、いつまでも身を委ねたくなってしまいました。
ラストに演奏された「リリー」は、スキップするような軽快なビートが心地良いナンバー。
バンド編成の音源で聴いてみたら雰囲気がまたガラッと変わっていてちょっと驚いてしまいましたが、これはまたこれでかなり好きです。



ボールズ

今回のライブのお目当ては、何と言ってもこのバンド!
今年になって活動再開を発表したボールズにとって、今回が活動再開後初のライブとなりました。
ブランクを全く感じさせないほど自然な流れでステージに登場した5人。
解散直前にバンドに加入したドラムの森重さんの演奏を見るのは、個人的には初めてでした。

[SET LIST]
unicorn in the groove
SING A SONG GIRL
ばんねん
(新曲)
退屈な遊び
君はまぼろし
スポットライト
YOUTH

おなじみの楽曲をいきなり3曲連続で演奏。
「unicorn in the groove」の歌い出しの「カウントは6で止まって」の時点で、かつてのボールズのライブの空気感に一気に戻ったような感覚。
前曲の余韻を残しながら「SING A SONG GIRL」のイントロが始まる感じとか、「ばんねん」のイントロで阪口さんが身体を上下にリズムを取って演奏する感じとか、これこそボールズのライブ!と思ってしまう場面が多々あって、思わずニヤニヤしてしまいました。
メンバーのムードも、奏でる音の雰囲気も、あの頃のボールズと何も変わっていないのが画面越しからも伝わってきて、それが本当に嬉しかったです。
3曲演奏が終わって、山本さんの「お久しぶりです!」という挨拶の後、MCのコーナー。

山本)5年ぶり?4年半?5年ぐらいぶりで。まず、呼んでくれたYMBの皆様、ありがとうございます。なんかまあ、思ったよりも、時間過ぎるのは早いなと思って。(ジャスミンに)まあちょいちょいね、会ったりはしてたし。
ジャスミン)そうね。
山本)あんまり、バンドやってない感は無かったんけど。(阪口に)バンドやってたもんね。
阪口)やってました。
山本)「やってました」?(笑)会社?(笑)やってたしね、組織ね(笑)。池ちゃんもね、自分で弾き語りやったり、星野君もやってたよね、
ジャスミン)そうね、まあ今もやってるっちゃ、やってるのか。
山本)なんかね、紙袋被ってね。
ジャスミン)あぁ、まあそんな時期もありましたね(笑)。
山本)いやいやいや、けったいなバンドやってるなと思って(笑)。
ジャスミン)ぐうの音も出ない(笑)。
山本)森重君もやってたでしょ、バンドやってるよね?森重君もやってるし。僕何やってたかって言うと、スイッチ?Nintendo Switch出て、毎晩、イタリア人とかあとロシアの人とかと、ひたすらマリオカート、オンラインで対戦してて、まあ尋常じゃないレート、レートってあるんですよ、ゲームの強さによって。で、これ以上レートが上がらん、ってところまで上がったんですよね。でまあ、これをもとに、ゲーム配信でもやろうかなとか、そういう大きい夢を描いてたんですけど、いったんそれは後回しにして、まあ楽しく5人でバンドがやれたらいいなと思ってます。どれぐらいのペースでやるとかね、それはわからないんですよね、全然。阪口がね、ちょっと、気持ちに波があるから(笑)、その僕ばっかやりたいって言っても、またエラいことになるんですよ。だから、阪口のペースに合わせてやろうよ。
阪口)全部俺のせいみたいな。
山本)違う違う。そうじゃない、そうじゃないよ(笑)。だから、楽しくやるのが一番やな。
阪口)またライブ、こんな状況やから、いつできるかわからないけれど。
山本)でも配信とかだったらできるんじゃない?
阪口)そっか。
山本)再来週ぐらいやる?
阪口)(スタッフに)いいんですか?
山本)いいの?(阪口に)やりたい?再来週?
阪口)ちょっと、あの、新曲とか用意して…。
山本)そうね、そんないっぱいは、やりたくないんや(笑)。自分たちのペースでゆっくりやりながら、また新しい曲とかも、出していけたらいいなと思っています。ちょっと早速新曲作ってきたんで、聴いてください。

MCでは「5年ぶり」と言ってましたが、解散ライブは2017年2月だったので、実際は約3年半ぶり。
ですが、実際は、その前からメンバーの脱退があったり、メジャーレーベルとの契約が切れたり、ほぼライブも行っていないような状態が続いたりしていたので、感覚的には5年ぶりぐらいだったんだと思います。
でも、解散後もメンバーどうしの交流は続いていたようで、今回の再結成も自然な延長線上だったんだなと感じることができました。
今後も自分たちのペースで活動を続けていってくれるようで、そのマイペースなところとかは、まさにこのバンドの楽曲のイメージ通りだなと思います。
新曲を披露してくれたのは、再結成が今回のライブ限りではないということを証明してくれたように感じて、それがとても嬉しかったです。
代表曲「通り雨」を彷彿とさせる「土砂降り」というフレーズが印象的な新曲は、ボールズらしい心地良いサウンドのミディアムチューンでした。
メンバーの息の合ったグルーヴが軽快で心地良い「退屈な遊び」も、ラストで山本さんがタンバリンを持って歌う「スポットライト」も好きですが、やっぱり大好きな曲が「YOUTH」。
イントロの時点から、メンバーの息の合ったコーラスが爽快で、ずっと聴いていたくなります。
今思えば、この曲の「思いのまま好きなようにやれよ」という歌詞こそが、このバンドのスタイルを端的に表現しているような気もします。
またいつか、生でライブを見に行ける日が来ることを、楽しみにしています。



YMB

今回ミニアルバム「ラララ」をリリースしたYMB。
もっとも、実際にリリースしたのは3月だったので、レコ発と言ってもだいぶ時間が経ってしまいましたが。

[SET LIST]
flashback
crossfade
A Summer Day
君が一番
フィルム
若いふたり
city
思い出の庭
ラララ
en)
きのうのこと
人生は

男女ツインボーカルが心地良いポップミュージックの連続。
前回このバンドを見たのはインストアライブでしたが、ライブハウスでのバンド編成のライブを見てみると、シティポップ的だったり、ブラックミュージック的なグルーヴが感じられたり、また違った魅力に気づくことができたような気がします。
MCでは、いとっちさんが、心が迷ったときにいつも聴いている「バイブル」にしている曲があるという話。
ぼやかして言ってましたが、どうやら東京ディズニーシーのアトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」の楽曲「コンパス・オブ・ユア・ハート」のようです。
この曲の歌詞のように、自分の心のコンパスに従って進んできて、見つけた今日と言う日は本当に宝物です、と語っていた姿が印象的でした。
そんな、やさしくてほんわかした人柄が表れているかのようなYMBの楽曲。
YMBもそうですが、今回の3バンドに共通しているのは、時代に左右されずに自分たちが良いと思った音楽を追及しているところ。
3バンドとも、これからもマイペースでも、ずっと活動を続けていってほしいなと思いました。



【関連リンク】
ミラーマン「YOUTH」
YMB インストアライブ
posted by なっくる at 22:16| Comment(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月05日

2020年上半期 マイベストソング30

今年も上半期が終わったということで、半年に一度の恒例、マイベストソング30です。
今年は新譜をあまり聴けなかったような気がしていましたが、思い返したら好きな曲けっこういっぱいありました。

2017年上半期 マイベスト20
2017年下半期 マイベスト20
2018年上半期 マイベストソング30
2018年下半期 マイベストソング30
2019年上半期 マイベストソング30
2019年下半期 マイベストソング30


30. 透明造花/おいしくるメロンパン

スリーピースバンドならではの絶妙なバランスで構成されたサウンド。
このバンドは、イントロが好きな曲が多いのですが、今作は3:00あたりからのアウトロが最高にカッコ良いです。

https://www.youtube.com/watch?v=POR0D6EzznY

29. 今夜ステージで!/ダニーバグ

80年代90年代ジャパニーズロックあたりへのリスペクトが感じられる、普遍的な楽曲の良さ。
こんな時代だからこそ、熱く心に響いてくる「今夜ステージで!」というフレーズ。

https://www.youtube.com/watch?v=_HHHZfDdRnw

28. もううんざりだ!/OKOJO

どこかユニークな等身大の歌詞と耳馴染みの良いメロデイの親近感は、このバンドならではの魅力。
OKOJOの最近の人気の拡大具合は、もはや全盛期のさしすせそズを越えているのではと思ってしまうほど。

https://www.youtube.com/watch?v=sdR2U8M9mHQ

27. 寝た振りの君へ/ammo

ベースラインが心地良いこの曲の冒頭約20秒間は、2020年上半期ベストイントロに選びたいほどのカッコ良さ。
最大限に詰め込んだフレーズから溢れ出してくる感情。

https://www.youtube.com/watch?v=f475BHqmtJ8

26. 失恋、ありがとう/AKB48

グループサウンズ的でもあるどこか懐かしいサウンドが涙腺を刺激します。
メロディが自然に頭に入ってくるポップミュージック。

https://www.youtube.com/watch?v=uo9b-lYK97c

25. 春の風/サニーデイ・サービス

鋭いフレーズと疾走感、いつまでもフレッシュであり続ける感性。
「上海レストラン」というフレーズが個人的にお気に入り。

https://www.youtube.com/watch?v=e6k0KeR_wN8

24. 通り雨の夜を抜けて/ムノーノモーゼス

イントロのクラップの時点で自然と横揺れで楽しませてくれる心地良いサウンド。
ちょっとハスキーなボーカルがセクシーでブルージー。

https://www.youtube.com/watch?v=DwyYTvKXxx0

23. ミュージック/風男塾

「ドレミを積み重ね〜」という、自然に口ずさみたくなってしまうサビのメロディラインが秀逸。
ポップミュージックの心地良さを抽出して詰め込んだようなサウンド。

https://www.youtube.com/watch?v=2SBpgv3aTQ4

22. 山/ゆうらん船

絶妙に身体に心地良いナチュラルなサウンド。
「お茶」を飲むような日常のシーンから一気に広がっていく壮大な風景。

https://www.youtube.com/watch?v=_CCsVJdhxwo

21. 夜漁り/indigo la End

感情の揺れ動きをそのまま表現したような、「流体みたい」なメロディラインの美しさ。
歌謡曲的だとさえ感じられる、官能的なフレーズと歌詞に沿ったメロディ。

https://www.youtube.com/watch?v=ENG7KXI6Sb4

20. 紫色/ほたる日和

大人の男女の心の揺れ動きを描いた歌詞が文学的。
紫陽花の紫色が女性の目に映る様子から、感情の揺れ動きを表現した描写が美しいです。
ハイトーンボーカルが切なさをより一層際立たせます。

https://www.youtube.com/watch?v=TFxPH0rMlAI

19. 悲しみにも花束を/ヨイズ

佐藤リョウスケのシンガー及びソングライターとしての魅力を改めて感じさせてくれた楽曲。
感情の荒々しさの中にも繊細さがあって、それをそのまま表現しているようなボーカル。
赤色のグリッターも大好きなバンドでしたが、このバンドの楽曲でも、彼の魅力が存分に伝わってきました。

https://www.youtube.com/watch?v=Aht3p8vZkfc

18. グリム/majiko

壮大でドラマチックなメロディが心地良いナンバー。
躍動感のあるピアノの旋律から一気に引き込まれます。
グリム童話をテーマにした歌詞もユニーク。

https://www.youtube.com/watch?v=wyBHt0r-Zfk

17. 鏡写し/大橋ちっぽけ

途切れることなく鳴り続けているピアノリフが印象的。
切なくもキャッチーなポップソング。
ドラマチックな展開がクセになります。

https://www.youtube.com/watch?v=jAU6JB_ZJYY

16. 可愛い子にはトゲがある?/ドラマストア

パンチの効いたキャッチーなメロディーと鍵盤の音色が心地良い爽やかなサウンド。
清々しいほど「J-POP」を貫いているスタイルは、応援したくなります。
サビのクラップは、ライブで絶対楽しいはず。

https://www.youtube.com/watch?v=8mpNj0O5_dM

15. Swingin’/LOVE PSYCHEDELICO

肩の力を抜いて極限までリラックスさせてくれそうなナンバー。
身体が勝手にスイングしてしまうような心地良さ。
ベテランになっても、こういう飾らない自然体の楽曲を届けてくれるスタイルが最高に素敵だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=M5yhCSWOHSY

14. アメイジングレース/go!go!vanillas

メンバーが復帰してついに4人が揃ったバニラズが届けてくれた新曲。
伝わってくるのは、再び音楽を奏でることができることへの喜びと未来への希望。
バニラズ初期の楽曲「人間讃歌」を彷彿とさせる自然体でカントリー調のサウンドからは、原点回帰を感じさせます。

https://www.youtube.com/watch?v=Ik3qG6qIito

13. スターマーカー/KANA-BOON

語感の良いフレーズとキャッチーなメロディは、やっぱりKANA-BOONならでは。
メンバーの脱退もあって、このバンドがどうなってしまうのかと心配だったところもあったのですが、そんな思いも吹き飛ばしてくれるような、とびっきりポジティブなポップチューンを届けてくれたことが嬉しいです。
フジファブリックサウンドとの親和性の高さも意外な良さがありました。

https://www.youtube.com/watch?v=vk0iPWFxQ9w

12. ポップミュージック/Juice=Juice

キャッチーなメロディとディスコサウンドは、まさにJ-POPの王道。
古今東西あらゆるポップミュージックのテイストを詰め込んだようなサウンドとコミカルでユニークな歌詞が頭に残って何度もリピートしてしまいます。
オリジナルのKANバージョンも、ベテランとは思えないほどフレッシュな感性に衝撃を受けました。

https://www.youtube.com/watch?v=IrggLg_hGE0

11. 時計じかけのオレたち/河内REDS

コミカルなこのバンドのイメージを一掃するほどのシリアスでクールなナンバー。
ガレージロック的でありながら歌謡曲的でもあり、ほぼイエモンのイメージ。
口ずさみたくなるメロディラインが抜群に良いです。

https://www.youtube.com/watch?v=9g39cb56KTw

10. しあわせの保護色/乃木坂46

正統派すぎるほど正統派なアイドルポップス。
こんなに楽曲を量産しているのに、ここでこんなに良質なポップスを聴かせてくれるとは、正直ちょっと驚きました。
春の空気のようなやわらかなサウンドにのせた、素直で美しいメロディライン。
ポップミュージックの理想形。

https://www.youtube.com/watch?v=aXrU5zpy9Pc

9. トースター/Set Free

特に演奏が上手いとか歌唱力が抜群とか楽曲のクオリティが高いとか、そういうわけではないのですが、なぜかハマってしまい今年上半期やたらと聴いていた曲。
荒削りなような中にも、シンプルな「歌モノ」としての良さを感じさせてくれます。
ちょっと舌足らずで親近感のある男性ボーカルが魅力的。
「センチっす」というフレーズが妙に耳に残ります。

https://www.youtube.com/watch?v=3moOS8H4eWA

8. 失踪/harue

全然知らなかったバンドですが、メロディの良さに一発でハマってしまった楽曲。
意志の強さが感じられる中にもどこか漂う切ない哀愁感が魅力的。
重厚なバンドサウンドの中でもバッチリ届いてくる女性ボーカルの透明感。
力強さと繊細さを併せ持った魅力に心奪われてしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=wMbr4XrfTCQ

7. 上海ミッドナイト/ANTENA

現時点での2020年アルバムマイベストはANTENA「風吹く方へ」ですが、そのリードトラックであるこの曲もかなりヘビロテして聴いてました。
上海在住者としては、「上海」をテーマにした楽曲を作ってくれるというだけでも嬉しいのですが、この曲はまさに上海のイメージにピッタリのナンバー。
「ミッドナイト」というフレーズを組み合わせることで、「上海」が持つ神秘性や妖しさのようなイメージがより増幅されているような印象。
いつか上海までこの曲を演奏しに来てくれる日が来ることを期待して待っています。

https://www.youtube.com/watch?v=KppgphfnoQk

6. ヒラヒラ/GENERATIONS from EXILE TRIBE

サウンドだけ聴いたら、ブルーノ・マーズの新曲か?と思ってしまうほどのカッコ良さ!
思いっきりロックなバンドサウンドとGENERATIONSのクールなダンスとボーカルが融合したら最強。
韻を踏んだ語感の良いフレーズが連続する心地良さ。
サビの「ヒラヒラ」と聴こえる空耳フレーズもクセになります。

https://www.youtube.com/watch?v=iQrXo1itBx4

5. 青春日記/リュックと添い寝ごはん

正直言うと、バンド名だけ聞いて、サブカル受け狙いゆるフワ系バンドかと思って聴かず嫌いしていたのですが、この曲を聴いたらその思いが完全にガラッと変わりました。
人生の中で一瞬しかない「青春」をそのまま真空パックにして届けることができるのは、現役高校生の彼らならでは。
でも単なる若さや初期衝動だけでなく、高校生が作っているとは思えないほど「歌」としてセンスが抜群だと感じました。
希望に溢れている中にも、どこか不安や葛藤、切なさが伝わってくるメロディ。
男子ボーカル&女子ドラムのバンドにハズレは無い説。

https://www.youtube.com/watch?v=wNN-QImyzFY

4. 聞かせてwow wowを/SILENT SIREN

「2020年上半期ライブで楽しみたい楽曲部門」第1位。
なかなかライブに行けない状態が続いていますが、この曲を聴くためだけにサイサイのライブに行きたい!とさえ思わせてくれる楽曲。
ここまで「ライブで楽しむため」だけに特化した曲ってなかなか無いと思います。
フロアを上手と下手に分けたコール&レスポンスや簡単に覚えられる振り付けなど、ライブ会場で一体となって楽しめるポイントが満載。
ライブ映えするだけでなく楽曲自体のクオリティ自体も高くて、そのあたりを両立させてしまうのはさすが鬼龍院翔だなと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=8I1nB4yal4I

3. 丘シカ地下イカ坂/SAKANAMON

昨年のMONO NO AWARE「かむかもしかもにどもかも!」に引き続き、NHK「みんなのうた」から大傑作が誕生!
子どもでも楽しめる「みんなのうた」の世界観に合わせているだけでなく、SAKANAMONらしさも存分に発揮されていて、これ以上ない化学反応が生まれているような気がします。
丘の上に住むシカと地下に住むイカが一緒に遊ぶ、という内容の、ハートウォーミングなようでだいぶコミカルな歌詞。
その中で描かれているのは、「家族」や「友達」といった、大人が聴いても心の中の原風景を振り返ることができるような、普遍的な内容。
さらに、「シカ」と「イカ」が一緒に遊ぶ、というテーマは、単なる言葉遊びに留まらず、この時代ならではの「多様性」のようなメッセージも伝わってきて、ちょっと感動してしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=88mqJJQVyX4

2. 37.5℃/オレンジスパイニクラブ

一人暮らしワンルームアパートの光景が目の前に広がっていく世界観。
37.5℃の微熱が続く一人暮らしの彼の部屋を見舞いに訪れる彼女。
何気ないような生活のシーンから伝わってくる、深く強い愛で結ばれた2人の姿が心にグッと響きます。
背伸びしないありのままの生活感を描いた歌詞と、その普段の生活に寄り添ってくれるちょうど良いテンポのサウンド。
まさに令和のフォークソング。

https://www.youtube.com/watch?v=bXhaNnDN2e4

1. これでいいんだ/KALMA

今年上半期、おそらく最も多く聴いていたのはこの曲。
まだ10代の彼らの等身大の姿が溢れるほどに詰め込まれたナンバー。
青春の疾走感の中でも、ベースとなっているのは確かな楽曲の良さ。
歌い出しからブレイクせずに駆け上がるようにサビに入っていく展開がとても好きです。
「君に出会った日も〜」というサビのメロディも口ずさみたくなってしまうほどのキャッチーさ。
そして、フレーズの当てはめ方が時々andymori的。
インディーズの「-KARMA-」時代から高校生とは思えないほどのソングライティングセンスで驚かせてくれましたが、「KALMA」としてメジャーデビューしてからも変わらず良い楽曲を聴かせて続けてくれるはずと期待しています。

https://www.youtube.com/watch?v=bmsjZ7oTzTw


最後に、次点の楽曲はこちら。

恋人ごっこ/マカロニえんぴつ
https://www.youtube.com/watch?v=323j5BRFi7s

結/Saucy Dog
https://www.youtube.com/watch?v=WObVzphoLTY

エスポワール/COSMOS
https://www.youtube.com/watch?v=43e5thPZTCw

クチナシの部屋/南蛮キャメロ
https://www.youtube.com/watch?v=K4kaZBpJ0JU

スローダウン/LOVESIX
https://www.youtube.com/watch?v=JXWFzUt3jz4

ゴーストワーク/Mom
https://www.youtube.com/watch?v=HMRlnHqEGtE

もうええわ/藤井風
https://www.youtube.com/watch?v=y4FYCJRjHBg

花咲ク街/ゆず
https://www.youtube.com/watch?v=TnWiB0z_heU

水彩の日々に/アメノイロ。
https://www.youtube.com/watch?v=UdkNHbgWcOg

あの頃の君によろしく/osage
https://www.youtube.com/watch?v=a4GFqKu2zmg
posted by なっくる at 21:35| Comment(0) | お気に入り音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする