2019年07月21日

OKAMOTO'S BOY CHINA TOUR 2019


今日行ってきたのはOKAMOTO'Sのワンマン。
会場は、最近毎週のように通っているおなじみのMAOでした。
個人的にOKAMOTO'Sのライブを見るのは今日が初めて。
日本での知名度のわりに中国での人気は今ひとつなのか、お客さんは300人ほどでした。
男性バンドでもお客さんの男女比が意外と半々に近いのは、日本とちょっと違うところかもしれません。
開演前にステージ上を見ると、アンプの上に太陽の塔のミニチュアが置いてあって、岡本太郎を敬愛するこのバンドらしい演出だと思いました。

開演時刻となり、いよいよライブスタートかと思いきや、見慣れない3人組の男性が登場。
現地のバンドによるオープニングアクトだったようです。
キレのいい演奏が印象的なインストバンド。
10分間ほどのステージでしたが、フロアをしっかりあたためてくれました。

OKAMOTO'Sは「Dreaming Man」でライブスタート。
OKAMOTO'Sにとって初めての上海公演でしたが、1曲目から多くの拳が上がって熱気が急上昇するフロア。
OKAMOTO'Sのライブを今回初めて見て印象に残ったのは、ボーカルオカモトショウのカリスマ的な存在感すら感じさせる圧倒的なパフォーマンス。
オールドスタイルのロックンロールだったりラウド的だったりヒップホップ的なテイストが入っていたりと、楽曲によってカラーが異なるOKAMOTO'Sの楽曲ですが、いずれの楽曲でも身体全体で表現するような渾身のパフォーマンスで楽しませてくれました。
楽曲によって、ギター片手に歌ったり、マラカスだったりブルースハープだったりと、様々な楽器を使いこなしていた姿も印象的。
タンバリンを鳴らしながらファンキーに歌い上げていた「NO MORE MUSIC」は、ソウルフルなディスコサウンドが心地良かったです。
一方、メロウに歌い上げていた「Dancing Boy」は、ジャパニーズポップス的なメロディの良さが際立っていました。
「うまくやれ」では、「one time」「two time」というオカモトショウの掛け声に合わせてオーディエンスがクラップの回数を変えて応えていて、フロアの一体感が最高潮に高まっていました。
ストレートなロックチューン「HEADHUNT」も安定の盛り上がり。
「BROTHER」は、不穏なムードを醸し出すコーラスやハマオカモトのキレのあるベースラインがゾクゾクさせてくれました。
他にも、「ハーフムーン」ではオカモトコウキがメインボーカルを務めていて、それはまたそれでちょっとドリーミーで、他の楽曲とは毛色の違う意外な良さもありました。
オカモトショウのMCはほぼ全て英語。
時折「謝謝」と言う他は中国語を話していなかったのは、上海でライブをする日本人バンドの中でも珍しかったですが、世界を標準に見据えている彼ららしいところかもしれません。
本編ラストは「90'S TOKYO BOYS」。
ちょっと懐かしい空気のあるメロディアスな楽曲が心地良かったです。
アンコールで最後に演奏された「Beautiful Days」のパフォーマンスもまた素晴らしかったです。
「Beautiful Monday」「Beautiful Tuesday」という歌詞に合わせてフロアが一体となって拳を上げていた光景が最高にピースフルでちょっと感動しました。

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2019年07月14日

ミツメ 2019年巡演上海站

今日は、ミツメのワンマンに行ってきました。
ここ最近、毎年のように中国でツアーを行ってくれているこのバンド。
上海でも相変わらずの人気かあって、今日も若い男女中心に600人ぐらいのお客さんが集まっていました。
意外と男女比は半々ぐらいだったかも。
会場はおなじみのMAO。
2年前にこのバンドをDYGLとの対バンで初めて見たときもこのライブハウスでした。

アルバム「Ghosts」リリースに伴って開催された今回の中国ツアー。
「Ghosts」収録曲を中心に、人気曲、代表曲も含めて、アンコールまで約2時間、たっぷり楽しませてくれました。
ミツメのライブって、拳を振り上げたり、コール&レスポンスしたりするタイプのライブでは決して無いですが、フロアにいるお客さんがみんな思い思いに音楽を楽しんでいる様子が伝わってきました。
心地良い音楽の連続に身体を委ねることができる贅沢な時間。
ミツメの音楽はなぜここまで心地良いのかと前から思っていて、メロディの美しさだったりボーカルの牧歌的な声質だったり、というのはもちろんですが、ライブを見て改めて感じたのは、そのグルーヴ感の良さ。
ドラムとベースが作り出すグルーヴにキレがあって、実はそれがミツメらしい音楽を作り出しているのではないかと思いました。
今日のライブ中も、ドラムとベースだけに注目して、ドラム音とベース音だけ抽出して聴き取ってみたのですが(もちろん厳密にそんなことはできないですが、感覚的な意味で)、それがまたとても心地良かったです。
このバンドをライブで見るときのオススメの楽しみ方です。
ボーカル川辺さんの声質はほんわかしていて、ゆったりした曲調に合っているのですが、そういった「やわらかさ」がある一方でキレの良いグルーヴ感があって、そのコントラストこそがこのバンドの楽曲の魅力なのかもしれません。
MCでは簡単な中国語に挑戦していたメンバー。
ナカヤーンさんが「开心吗?」(楽しいですか?)をあまりに連発するので、川辺さんから「开心吗?」禁止令が出た一場面も。
楽曲は、「なめらかな日々」「エスパー」「セダン」「エックス」など最近の人気曲ももちろんですが、結局一番盛り上がったのはアンコールで演奏された「煙突」でした。
「オイルにまみれて」という歌い出しの時点で、フロアからは割れるほどの歓声が。
もちろんこのバンドの代表曲なので日本でも人気があると思いますが、それでも想像以上の反応でした。
前に見たときも思いましたが、上海での「煙突」人気は異常レベル。
きっと、簡単な歌詞とシンプルなサウンド、そしてベース音が作り出すビートの心地良さがあるからこそ、国境を越えて受け入れられるんだと思います。

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2019年07月13日

あいみょん 愛繆上海演唱会2019

今日は、あいみょん(中国語表記:愛繆)の上海ワンマンに行ってきました。
日本でもまさに今人気絶頂の彼女ですが、このタイミングで初中国ライブが決定。
これはやっぱり今見ておきたい!と思って、チケット代はちょっと高くて1280元(約2万円!)もしたのですが、見に行ってきました。
でも、1280元もしただけあって、席の場所はとても良かったです。
会場は、上海万博の際に建てられた上海世博中心。
劇場のような豪華な大ホールでしたが、その前から10列目、ほぼセンターの位置で堪能できました。
ちなみにこの会場、席の配置ですが、端から1,2,3…という順番ではなく、1番がセンターで、その後奇数の番号は順番に1,3,5…と左側に、偶数の番号は2,4,6…と順番に右側に配置されていました。
「4番」というチケットの番号を見て端の方かと思っていたのですが、実際はほぼど真ん中だったわけです。
会場には、2階席、3階席までたくさんのお客さん。
(2階席、3階席はチケットもっと安かったのですが、先に売り切れてしまっていたのです。)
日本人もちらほらいましたが、やっぱり若い男女の姿が多かったです。
上海でも日本と同様に、若い人たち中心に人気を集めているようです。
開演前の会場には、なぜかずっとチャゲアスが流れていました。
あいみょん本人も好きなのかもしれませんが、こういうところ、中国らしいセレクトです。
 
[SET LIST]
君はロックを聴かない
ジェニファー
ふたりの世界
ハルノヒ
今夜このまま
マトリョーシカ
生きていたんだよな
恋をしたから
ひかりもの
○○ちゃん
あした世界が終わるとしても
憧れてきたんだ
満月の夜なら
愛を伝えたいだとか
夢追いベンガル
貴方解剖純愛歌〜死ね〜
漂白
en)
マリーゴールド
GOOD NIGHT BABY

今日のステージは、ギター、ベース、キーボード、ドラムのサポートメンバーとともにバンド編成で演奏されました。
大歓声とともに登場し、そのまま「君はロックを聴かない」を歌うあいみょん。
イントロと歌い出しを聴いただけでも、一気に彼女の世界に引き込まれて、ちょっとこみ上げてくるものがありました。
いきなりの代表曲のパフォーマンスに、会場全体のテンションも急上昇。
ですが、今日のライブ中は立ってはいけないというルールがあった(?)らしく、みんな椅子に座ったまま思い思いに楽しんでしました。
3曲連続で演奏した後に短い挨拶を挟んで、大ヒット曲「ハルノヒ」「今夜このまま」を連続でパフォーマンス。
今まで音源で数えきれないほど聴いてきた曲ですが、生で聴くと、彼女の「歌」が持っているパワーに圧倒されます。
あいみょんの「歌」としてのメロディーの美しさを改めて堪能できました。
メロディが美しいポップソングの印象が強い一方で、実は攻撃的でアグレッシブな楽曲も多いあいみょん。
特に、ロックバンド色の強い「マトリョーシカ」や、シリアスなメッセージがダイレクトに心に伝わってくる「生きていたんだよな」は、ライブで聴くとより一層迫力を増していました。
MCでは、中国語に終始悪戦苦闘していたあいみょん。
足元に置いたメモを見ながらなんとか発音していましたが、「これを使えばいいんだ!」と言って秘密兵器ポケトークが登場しました。
日本語で話すとそのまま中国語で発声してくれる翻訳機を使用してMCをする姿はどことなくユーモラスでした。
「ここから後半戦です!」と(ポケトークで)宣言してから展開された後半戦の流れがまた良かったです。
「憧れてきたんだ」から始まり、グルーヴィーなアレンジが心地良い「満月の夜なら」、横揺れのリズムに身体も揺らされる「愛を伝えたいだとか」。
さらにロックバンド感の強い「夢追いベンガル」、そして攻撃的なロックチューン「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」まで、ノンストップで。
徐々にBPMが上がっていくこのセットリストに、会場のボルテージも最高潮まで達しました。
本編ラストは「漂白」。
「また会いにきてね」という歌詞を歌っているときに、感極まってしまったのか、途中ちょっと歌えなくなってしまったシーンもあり、ちょっと感動してしまいました。
アンコールでは、「上海にまた来るので、皆さんもまた来てください!」との嬉しいメッセージも。
そして、次の曲は「マリーゴールド」と曲紹介したところで、今日一番の大歓声が。
やっぱりみんなこの曲を楽しみにしてきたみたいです。
今までおとなしく着席していたお客さんたちも一気に立ち上がりました。
(アンコールだからなのか、特に注意もされませんでした。)
どこでどう用意したのか、マリーゴールドの造花(?)を持参して、曲に合わせて揺らしている人も多かったです。
イントロを聴いた時点から、懐かしさとか郷愁感とかがこみ上げてくるこの楽曲。
ポップソングとして最高レベルにまで美しいこのメロディに合わせて、気持ち良く聴き入っているお客さんたちの姿が印象的でした。
PVが上海で撮影されたという縁もありますが(ライブ中は特に触れていませんでしたが)、この「マリーゴールド」は、日本人だけでなく、国境を越えて人の心に響き愛される楽曲なんだと改めて感じられて、とても幸せな気分に包まれました。

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2019年07月08日

2019年上半期 マイベストソング30

今年、音楽番組を見ていて特に印象に残ったのは、関ジャムのさだまさし特集で、さだまさし本人が自らの音楽について語った言葉。
ゲストで登場していた寺岡呼人が、さだまさしの楽曲は「マインド的なロック」だと評していたのに対して、さだまさしはこのように答えていました。
要するに武装したくないだけなんですよ。
見てくれで脅かすとかね、そういうんじゃないんですよ。
あの、なんか、素手が良いんですよ。
だって武器持ったら、最後、原爆まで行っちゃったじゃないですか。
戦争まで行くじゃないですか。
だから音楽もね、そんな気がしてね。
素手で、「私こういう者ですけど、こんなこと考えてます」でいいんじゃないか。
それが、叩かれようが受け入れられようが、それはあんまり関係ない。
自分が伝えたいことを伝えたい人にどう伝えるかだけ、考えているだけなんで。

やっぱり、心に響く音楽ってそういうことなんだと思います。
音楽自体は、歌詞もメロディもシンプルでも良い。
作り手の思いがどれだけ聴き手に伝わるかどうか。
私が好きになる音楽って、まさにそこなんじゃないかと共感してしまいました。
そして、そういうコメントを、音楽的な技法や分析を特集することが多い関ジャムという番組で発言してしまうさだまさしのスタイルも最高にロックだなと感じました。

時代が平成から令和に移り変わっても、普遍的に心を震わせてくれる音楽。
今回は、今年上半期にリリースされた楽曲の中で、そんな楽曲を30曲選んでみました。

30.ひとつになれないけものたち/グッバイフジヤマ

残念ながら「グッバイフジヤマ」としてはラストのリリースになってしまった楽曲。
「青春ロックバンド」色が強いながらも、メロディがキャッチーな「ポップソング」にしてしまっているのは、このバンドならではのセンス。

https://www.youtube.com/watch?v=_FGfC2v-3Zk

29.オニグモ/オーノキヨフミ

久々にオーノキヨフミの楽曲を聴いてみたら、ジャズテイストのサウンドがオシャレで、今までのイメージと違う楽曲に驚きました。
もうすっかりベテランだというのに新しい音楽に挑戦し続ける姿のカッコよさ。

https://www.youtube.com/watch?v=FhMkv9dKpI0

28.恋のファンファーレ/ザ・ロッカーズ

38年ぶりにオリジナルアルバムをリリースするというのが驚き。
年齢を重ねても変わることのないロックンロールへの情熱がカッコよすぎます。

https://www.youtube.com/watch?v=EL1Z4ZZrsAo

27.Free! Free! Free!/竹内アンナ

日本人離れしたギターポップのセンス。
「Free! Free! Free!」というフックのあるフレーズがクセになります。

https://www.youtube.com/watch?v=U_fjIxpF4e8

26.ハルノヒ/あいみょん

こういう普遍的なポップソングはどんな年代の人の心にも響くはず。
毎回ここまでのクオリティの楽曲を届けてくれることが本当に凄いと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=pfGI91CFtRg

25.Bloomin'/植田真梨恵

ロックテイストのドラマチックな展開のサウンド。
春を感じさせるメロディアスなサビの美しさが際立ちます。

https://www.youtube.com/watch?v=ql32v84pYlE

24.Sakuraful Palette/トップハムハット狂

「桜降る」とのダブルネーミングにもなっている「Sakuraful」というフレーズのセンス。
歌詞の語感が心地良い、新時代の「桜ソング」。

https://www.youtube.com/watch?v=cZNfFWFLp8g

23.天使のスーツケース/SIX LOUNGE

泥臭ささえ感じさせるシンプルなサウンドには、このバンドのロックンロールへの愛とリスペクトを感じさせてくれます。
メロディラインも美しくて爽快。

https://www.youtube.com/watch?v=ztqVfDkJ4G0

22.hanabi/MINT mate box

キラキラ爽快な青春ポップソング。
キュートなボーカルとどことなく懐かしさを感じさせるメロディラインが頭に残って離れなくなります。

https://www.youtube.com/watch?v=FOMARLc23AY

21.グッバイ・ヒーロー/ドラマストア

涙腺を刺激してくる美しいメロディラインに魅かれました。
時代を越えても愛される普遍的なポップソングを作ることができるバンド。

https://www.youtube.com/watch?v=bdW-L7d_c-M

20.ロマンチシズム/Mrs. GREEN APPLE

心も身体も弾ませてくれるポップチューン。
サビが終わりかな?と思った頃に登場する「愛を愛し恋に恋する僕らはそうさ人間さ」という壮大なスケールのフレーズが好きです。
ミュージカルのように目まぐるしい展開が3分36秒に凝縮されていて、一分の隙もありません。

https://www.youtube.com/watch?v=RiDCIqF0-6Y

19.ガガガガガガガ/ゴールデンボンバー

特撮物のテーマソング(ドラマですが)として、これ以上ないほどハマっているクオリティの高さ。
個人的には「女々しくて」に匹敵するほどメロディが際立っている楽曲だと思います。
一見コミカルな中にも、実は「マイノリティ」に共感してやさしく認めてくれるような歌詞にグッときました。

https://www.youtube.com/watch?v=kkgCkBLHhHU

18.メジャーボーイ/CUBERS

実は、つんく♂の楽曲は、女性アイドルよりも男性アイドルの方が向いているのでは?と思ってしまった楽曲。
シャ乱Q時代の楽曲や「LOVEマシーン」などの大ヒット曲を彷彿とさせるディスコチューン。
若干の「ダサカッコよさ」もありつつも、この懐かしさを感じさせるサウンドがとても心地良いです。

https://www.youtube.com/watch?v=C3tX7rQyN6U

17.トリコになれ/マカロニえんぴつ

「売れそうで売れないね」とか「バンド名がなダサすぎ」とか、ちょっと自虐的なフレーズ多めの自己紹介ソング。
どんなテーマでも、「マカロニえんぴつ」らしさの楽曲を作り上げてしまう、圧倒的に器用な音楽的センス。
歌詞だけでなくメロディも頭に残るインパクト。

https://www.youtube.com/watch?v=P2sIhM7kAsc

16.グッドラック/The Dragers

熱いソウルを感じさせる青春ロック&フォークソングバンド。
スッと体に馴染む心地良いメロディ。
昭和から平成を経て、令和の時代にもこういうバンドが新しく登場することはとても嬉しいです。

https://www.youtube.com/watch?v=g6bfeku9bKQ

15.フリージアン/COSMOS

このバンドには、なんて良いメロディを作るんだろう、といつも感心してしまいます。
「めちゃくちゃいい曲」をコンセプトに活動中、というキャッチコピーに偽りなし。
絶妙に琴線に触れてくるメロディラインは何度でも聴きたくなります。

https://www.youtube.com/watch?v=n1xpL3eJMdw

14.胸さわぎのシーサイド/ムノーノ=モーゼス

イントロの時点で間違いないことが確信できる安定のクオリティ。
70年代ロックをベースにしたサウンドは、新しさの中にも懐かしさを感じさせてくれます。
いつまでも聴いていられる普遍的な心地良さ。

https://www.youtube.com/watch?v=oLgQaUctZCY

13.ゴーストバスター/Saucy Dog

「夢を諦めないで」というメッセージの楽曲はジャパニーズポップスでは定番中の定番ですが、「夢を諦めた人間」を「ゴースト」に例える歌詞の独特なセンスはこのバンドならでは。
緩急の付いた展開が歌詞の内容にピッタリ合っていて、改めてこのバンドのソングライティングスキルの高さを感じました。
個人的には「どうせなら一緒にもう一回頑張ってみないか?」のところの、叫ぶようなエモーショナルな歌い方が最高に好きです(1:20あたり)。

https://www.youtube.com/watch?v=qQ4OjqALNFQ

12.ギブミーサンシーユー/tonetone

このバンドのメロディの良さを改めて感じました。
「give me sun, sea you」ではなく、あくまでも「ギブミーサンシーユー」とカタカナの発音で歌っているところが良いです。
一緒に口ずさみたくなる良質ジャパニーズポップス。

https://www.youtube.com/watch?v=0KUhjLes-f4

11.Goodbye My Love/BOYS END SWING GIRL

イントロからサビのメロディ、歌詞、ボーカルの声質に至るまで、完璧すぎるほど王道なポップソング。
失恋をテーマにした楽曲は数多くありますが、
「衣替えをした 春物のコート 音も立てずに ぽとりと落ちた 映画の半券 ああこんなところに まだ君はいたのか」
という描写が特に秀逸に感じました。

https://www.youtube.com/watch?v=TnLfc0XYcfE

10.噂のふたり/竹島宏

この「昭和アイドル歌謡」感が最高。
気がついたら頭の中でメロディが鳴り止まなくなる中毒性があります。
40歳を超えているという年齢を全く感じさせず、振り付けもバッチリでやり切っている姿が潔いです。
こういう楽曲を歌いこなせるのは、ジャニーズのアイドルグループでもバンドでもなく、もしかしたらこの人ぐらいしかいないのかもしれません。



9.ライブハウス/ザ・ラヂオカセッツ

このバンドの等身大の思いがそのまま綴られているような楽曲。
初めて聴いても前から知っていたような心地良さ。
バンド結成から様々な紆余曲折を経てきたこのバンドですが、やっぱりライブハウスが似合うバンド。
このバンドが今でも相変わらずライブハウスで音を鳴らしていてくれていることが本当に嬉しいです。



8.風を待つ/STU48

王道過ぎるほど王道とも言えるアイドルポップソング。
イントロの時点であまりにも「ナイアガラ」サウンドなので、思わずニヤニヤしていしまいました。
「風街」を連想させる「風を待つ」というタイトルのセンスも最高。
タイトルに「風」が入っている楽曲はハズレが無い説。



7.What's Gonna Be?/FIVE NEW OLD

一気にポジティブなテイストに振り切った印象。
心を踊らせてくれるゴキゲンなサウンドに身体も動き出します。
楽曲を聴いて想像できる通り、ライブでのこの楽曲のパフォーマンスも最高でした。
もはや世界に通用するクオリティのバンド。



6.FAKE ME FAKE ME OUT/Da-iCE

Official髭男dism藤原聡の楽曲と男性ダンスグループとの親和性の高さを感じさせてくれた楽曲。
ブラックでクールな楽曲と5人のキレのあるダンスとのコンビネーションが最高にカッコいいです。
藤原聡の楽曲を歌いこなす歌唱力も抜群。
藤原聡の他のアーティストへの楽曲提供もこれから増えてくるかもしれませんね。



5.Pretender/Official髭男dism

令和のジャパニーズポップスのシーンはこのバンドが牽引していくのではないかとさえ思わせてくれた楽曲。
哀愁感漂うメロディが美しいミディアムチューンは、多くの人の心を震わせてくれるはず。
普遍的でありながらも、ブラックミュージックをベースにしたスタイリッシュなサウンドには、このバンド独自のセンスを感じさせてくれます。
昨年あたりから一気に人気も広がっていたこのバンドですが、このタイミングでこういう決定的な楽曲を作ることができるのが凄いと思いました。
このバンドがここまでの人気になるとはちょっと想像できなかったです。



4.東京タワー/kobore

夢を追い求めて来た東京で、なかなか上手くいかずに挫折を繰り返す日々を過ごす若者の姿。
テーマとしてはありきたりだなと思いつつも、それでもグッと心に響いてきて涙が出そうになりました。
「頭ばっか下げて泣きべそかいては今日も電車は座れないまま」とか、「今日もご飯はコンビニでいいかな」とか、親近感のあるフレーズが、スッと心に入り込んできます。
中でも、サビの「日々は変わるのに僕は変われないままで」と歌うメロディーとフレーズの切なさ度合が秀逸。
「東京タワー」をテーマにした楽曲にもハズレはない説。



3.ばいばい/ircle

「ばいばい」というタイトルを見て、よくある失恋の歌か、と思ったのですが、それは大間違いでした。
この楽曲は、大切な音楽仲間が亡くなってしまった時に作られたんだそうです。
そんな「ばいばい」の意味に気付いてからは、聴く度に思わず涙が溢れてしまいます。
亡くなってしまった仲間に向けた永遠の友情がストレートに伝わってくる熱い歌詞。
特に、最後、メンバー全員が合唱する「幸せでありますように」というフレーズには、毎回グッときてしまいます。



2.あの頃のラヴソングは捨てて/Mr.ふぉるて

最初は、楽曲自体もタイトルも、メンバーのルックスも含めて、なんかありきたりな若手バンドだなと思っていたのですが、気付いたら思いっきりハマってしまいました。
実は、その「ありきたり」感をテーマにしたのがこの楽曲。
「あの頃のラヴソングは捨てて 今夜君を歌う」というだけの歌詞だったら、どこにでもありそうなラヴソングですが、このバンドが違うのはこれに続く歌詞。
「ぼくが言いたいのはさ そんな難しいことじゃなくて
どっかのラヴソングみたいに ありきたりな言葉なんだ
ぼくが言いたいのはさ 君が好きだってこと」
自分が作った特別な歌ではなくて、ありきたりなラブソングを届けたい、というのは、これはかなり新しい感覚。
それと同時に、今まで数多く生み出されてきたラブソングへのリスペクトのようなものも感じさせてくれます。
耳馴染みの良いボーカルやポップなメロディ、そしてメロディラインに言葉を多く詰め込み過ぎないあたりもセンスが良いなと感じました。



1.すべてのありふれた光/GRAPEVINE

原点回帰というか、最近またこのバンドの楽曲がとても好きなのです。
「光について」だったり「スロウ」だったり「風待ち」だったり。
あの頃のバインを彷彿とさせるミディアムチューンのナンバー。
どこか影のあるメロディの美しさ。
様々なテイストの楽曲を経てたどり着いた、シンプルなこのサウンドがただただ心地良いです。




最後に、次点の楽曲はこちら。

毎日がラブソング/Drop's

https://www.youtube.com/watch?v=1KgUfckkKj0

キンモクセイ/浪漫革命

https://www.youtube.com/watch?v=4ZNQFPEoORM

鰐肉紀行/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ

https://www.youtube.com/watch?v=FNdyFSYnxKg

渚をドライブ/バレーボウイズ

https://www.youtube.com/watch?v=ehj2YpIrElE

モーニン/渡會将士

https://www.youtube.com/watch?v=TQ4e38nl29w

労働なんかしないで 光合成だけで生きたい/スガシカオ

https://www.youtube.com/watch?v=rBy7ch6bDhE

ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花/鈴木雅之

https://www.youtube.com/watch?v=PmlTowdBjOk

へんてこ/DISH//

https://www.youtube.com/watch?v=HqwVGzmQ_1w

セカンドダンスの夜に/WALTZMORE

https://www.youtube.com/watch?v=dgsZZB9gSsw

ピグロンX/The Taupe

https://www.youtube.com/watch?v=sxbDVpgubUY
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2019年06月30日

Czecho No Republic 邦摇季2019 J-ROCK SEASON LIVE TOUR 2019

今日は、Czecho No Republicのワンマンライブに行ってきました。
昨日の北京公演に引き続き、中国ツアーの上海編。
チェコにとって、初めての上海ライブとなりました。
お客さんは、現地の若者中心に200人ほど。
思ったよりも少なめな印象。
いわゆる日本のインディー系のアーティストは上海でも人気があってライブも満員になることが多いですが、チェコはちょっとその括りではないのかも。
それで、日本で圧倒的な知名度があるアーティストではない場合は、これはそこそこ妥当な集客かもしれません。
もっとも、今日午前中の豪雨の影響もあったかもしれませんが。
男子比は半々ほど。
意外と男性の姿も多く見えたのは、ドラゴンボール主題歌の影響でしょうか。

[SET LIST]
Festival
Amazing Parade
Everything
テレパシー
MUSIC
Baby Baby Baby Baby
ファインデイ
Electric Girl
Oh Yeah!!!!!!!
Forever Dreaming
Firework
No Way
en)
ダイナソー

個人的に、チェコのライブを見るのは約4年ぶり。
最近の曲もあまり聴けてなかったのですが、今日は私がハマってた時期の楽曲オンパレードで聴くことができて嬉しかったです。
定刻ピッタリに登場して、オープニングから「Festival」「Amazing Parade」といきなり2曲連続でパフォーマンス。
チェコのライブではこの曲を聴くのが楽しみとも言えるほどの2曲なので、嬉しくてちょっと泣きそうになってしまったほど。
音楽の楽しさを体現したような楽曲は、このバンドならではの魅力だと思います。
特徴的な男女ツインボーカルも、このバンドらしさの一つ。
「ファインデイ」「Electric Girl」とタカハシマイをフィーチャーした楽曲に沸き立つフロア。
その透明感のある可愛らしい姿を写真に収めようとするお客さんも多く、実は今日はタカハシマイ目当ての男性ファンも多かったのかもしれません。
でも、一番盛り上がったのは、「Oh Yeah!!!!!!!」「Forever Dreaming」とドラゴンボール主題歌連発のパフォーマンス。
フロアのお客さんも、拳を上げながら大合唱していました。
MCでは、日本語も交えつつ、中国語にも挑戦するメンバー4人。
武井さんは、カンペも見つつですがけっこうスムーズに中国語を使っていて、今まで見てきた日本人ミュージシャンの中でも初中国とは思えないほど中国語を流暢に使いこなしていました。
その後も、「Firework」「No Way」とライブで盛り上がるアッパーチューンの連発でフロアを最高潮に盛り上げて本編終了。
アンコールでは、最後に大好きな曲「ダイナソー」を聴くことができました。
この曲、改めて聴くと、「カーニバルが始まるよ さぁもう行かなくちゃ」という歌詞が良いですね。
シンプルながらも、シンプルだからこそストレートに心に響くフレーズ。
ラストに「カーニバルが始まるよ」と歌うセンスも良いなと思いました。
「上海でライブをすることはこのバンドを結成した当初からの夢だった」と話していた武井さん。
アンコール含めて1時間ほどのステージでしたが、「また来ます!」という言葉を信じてまた待っていたいと思います。

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